壊れてく

ニュースを見ていたら強風で飛行機が着陸できず・・みたいな話が流れていました。

いつだったか、北海道に行くのにたまには違う空港へと紋別行きに乗った。
地元の方には失礼かもしれないけれど、こんなとこに空港があって経営的に成り立つのかというような場所で・・実際成り立っていないと思う。
一日一往復、確か通年の運航はしていないんじゃなかったっけ?
紋別自体はとても良いところ。好き。夏涼しいし、冬は流氷か・・流氷見に行きたいなぁ・・

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それよりその時、この小さな飛行機はオホーツクの強い海風にあおられてジェットコースターのすげーやつみたいに上下にゆすられながら滑走路へ向かって落ちていった・・・
外から見ればそんなにめちゃくちゃに見えないくらいなのかもしれない。
しかしあまりの大きく上下するその動きに私は恐怖を超えた苦痛で気絶したかった。
気絶して何も感じなくなってしまいたかったが意識はさえわたりどこにも逃げられなかった。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=68&v=MSecxDuu7Eg
またプーランクですが2台のピアノのための協奏曲、
第3楽章にヒュー!とか言って落っこちてくようなフレーズがあります。
それだけ。
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私はこれが結構面白くて好き。

社会人となったばかりの20年くらい前、仕事でよく飛行機に乗りました。
ブラック企業の命によるもので楽しさみたいなものはなかったけれど、乗っている間は休めるし、寝ることもできた。
言いたいのはそこじゃなくて、乱気流に突入しエアポケットみたいなのでスーッとしたに落っこちていくような感覚と同時にエンジンの出力が急に上がる音・・みたいな状況で
わっ!?おちてる?
なんてへっちゃらでいられたのを覚えている。
ちょうど後輩の彼女が同乗していて降りたところで涙目で平気だったんですか?なんて言われたのも覚えている・・
つまりこの時点で私は飛行機というものが少しも怖くなかった。
それからしばらく乗る機会がなく10年くらいたったある日、北海道に旅行に行こうと羽田から飛行機に乗った。
離陸の瞬間、飛行機が機首を上げると後ろの方は逆に下へふっと下がる。
後方の席に乗っていた私はその下へ向けたGを感じ、
恐怖を感じてしまった・・
その後風で結構揺れたのだけどなぜか怖い・・どうにも怖い・・なんで怖いんだろう・・どうしたんだろう・・・
アテンダントが私の方を見ているのに気づいた。
1人だけ変な顔をしているのがいたという事だろう。
私は飛行機恐怖症になっていたのだ。
北海道にハマりどうしても行きたい。
土日に行ってくるみたいなことを繰り返したのだけど、陸路では時間がかかりすぎて付いた瞬間に帰らなければならないためやむを得ず飛行機に乗った。
恐怖症はどんどん悪化してゆく・・恐怖症というかGみたいなものを感じるところが悪い意味で研ぎ澄まされていった。
空港に近づき飛行機が減速すると動いていたものが停まってしまったように体が感じてしまう。
おい!飛行機前に進まないと落ちるぞ!とかひとりでやっているのである・・
その間何度も乱気流に遭遇し落ちる揺れるも体験した。
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飛行機が着陸すると命拾いをしたようなとても幸せな気持ちになった。
しかしまた・・
ある時空港から街までのバスに乗っているとき自分の異変に気付いた。
バスだから路面が悪ければ揺れる。
当たり前だそんなの。
その揺れに恐怖を感じている自分に気付いた。
あー、俺壊れてるわ・・・

そして今、私はさらに壊れている。
幼いころから鉄道が好きなので新幹線なんかも乗るのは嫌いじゃない。
何度も乗ってきた当たり前だけど怖いなんて感じることはないし感じるわけがない・・
はずだった。
高速で走行する新幹線が下り勾配に差し掛かると下へ向かうGが発生する。
普通はそんなの気づかないものだろう。
今、私はそれが怖い。
先日大阪へ行ったとき米原ー京都くらいだったと思うけれど結構揺れた。
誰もなんとも思っていなかったと思うけれどひじ掛けをつかんで苦痛に耐えていた。

自分で思うけれど私は今異常だ。異常というかなんかこう・・
なんでこんな風になっちゃっうんだろう?
なんでこうなんでもこんななんだろう?

この頭この体この人生・・・

私は私本人だからいいけれど。

今勤務先から海外出張というかとにかくお前行って来いと言われている。
立場的に当然なうえ、チャンスと捉えて行くべきだ。
行かないのはおかしい。
今このネタ的には飛行機が怖いみたいな話だけど。
まあそれはひじ掛けにしがみついて歯を食いしばってればいい。

本当に怖いのは・・と書いてあったけれどやっぱり書いていいことではないと思ったのでこの部分は削除。

今日も整体に行って力が入りまくり。
ビビッて力が入っていると矯正しても入らず意味がない・・焦りを抑え関係ない話で気を紛らわそうとする先生の気持ちが伝わってまた力が入り・・
全くどうしようもない。
幼いころから何に対しても異常に怖がりで何もできなかったのは、何とかして自分を守り生かそうとする何かが沁みついちゃっているから?
人を全然信用できないのかもしれない。
前世で撲殺でもされたのかな。
まあいいや、ここのところシラケる感じも多かったけど今日は整体の先生とちょっとポジティブな話ができた。

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帰り、旅行が終わっちゃうのが悲しくて朝から腐っていたうえに飛行機乗りたくない・・
機内放送で何度も何度も今日は揺れますよ覚悟してくださいみたいなことをいってた・・・
・・が、嘘のように揺れず、幸せなフライトだった。

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親子、仲間

少し前に古民家とかじゃなくて普通のセキスイハイムみたいなのを改装したごはん屋にまた行きました。
母子二人で超絶おもてなしみたいなの。
お任せランチは肉か魚を選ぶことになっている。前回肉を選んだので今度は魚をと。
駐車場はいっぱい・・あ、一台停められる。
並んだ車の車種と装備から中にいるであろうお客が予想され・・
玄関の戸に手をかけると大声が。
ここまで来てやめるというのもないだろう入ろう。
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カウンター席へどうぞ。
カウンターには誰もいなかった。
2組くらいいるらしいグループが大音響で発音中。
バブル経験世代、地味は敵だみたいな奥さん6人の会みたいなの・・
あんな派手な車のってんのか・・・
大きなお世話か。
一生接点もな‥まいいや。
昼間のこういうお店に行くと女性の会みたいなのによく遭遇します。
友達がいるっていいよね。

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紫陽花と・・なんだあのぐるぐる。
音楽はモダンジャス。
おしゃれ系店はどこ行ってもジャズがかかってますね。
なんとなくそれっぽいしいい感じですね。
BGMは聴くためにあるんじゃなくて周りの会話がストレートに見えないようにするレースのカーテンみたいなものだと先日気づいた。


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お任せランチの魚。
相変わらず丁寧に作られたちっちゃいものがいろいろ・・
がつがつ食って腹いっぱいになるとかそういう世界じゃない。
私も大人だしこういう世界を楽しめなくちゃ・・と背伸びする。
ゆっくり食べて、満腹にはならないけれど満足する。

マダムの会はもう孫がいるのかもしれないし全然別なところの話かもしれないけれど、
赤ちゃんとか幼児の育て方みたいな話をしている。
昔と違うんだから今風に育てさせてやんないとその後子供が生きづらいよみたいな話・・


https://www.youtube.com/watch?v=q2v1VWVp9Ao

ドビュッシーは不倫してずいぶん友達をなくしたという話があります。
たくさん失えるほど友達いたのね。
じゃあいいじゃない。
今はその話じゃないか、40過ぎて子供ができてたいそう喜んだんだっけ。
子供の領分という曲は大変有名ですが子供向けの曲というコンセプトのパロディーなのであって大人のための曲ですね。

聞きたくない話ほど聞こえる物だと思う。
でもお店も公共の場というか世間だから誰が何を話していようが自由だし、そんなの当たり前だ。
何の文句もありません。
そうなりたかったわけじゃない子なし夫婦の私たちにもいろいろあります。
心配したけれどこの時は大丈夫らしかった。

狭い民家だからかでっかい声が壁天上に反響して大音響化して丁寧に作られた料理を丁寧に味わう・・みたいな私の勝手な欲求はつぶれていた。
けどまあそれはそういうものだよね。
それは私のわがまま。
お店はすこしも悪くなく、うるせーおばさんも悪くない。
色々僻みとかゆがみが入っちゃっててごめんね。

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遅れて梅のシロップも出てきた。
甘さ控えめで梅感を強く出した感じ。
おいしかった。
味噌とか納豆とかいろんなものが自家製らしい。
その手間を考えると結構高めの価格も納得できるかな。

初めて来たときは感動したすごいもてなしのあいさつ・・・
お母さん、この前と全く同じ定型文を繰り返されると・・分かっちゃいるけど
手作りだと思ってたものが型物の量産品だったみたいな。
何か大事なものが崩れていくような。
多分お母さんは悪くなくてこちらの期待が変なんでしょう。
はい。とか答えてたけどそれもおかしいと思って私2度目ですよ2度目・・というとはぁ?みたいな反応・・
出てきた娘さんにこの方2度目なんだって・・
ああそうですね!
娘さんのその一言でちょっと救われる。
お母さんいい人なのは伝わってきたし・・
前回来たときは娘さんの接客経験不足みたいなのをお母さんがフォローして色々教えてあげている感じが読み取れていた。
親子で補い合いいながら進んでいくっていいですね。

いいね、親子って。
色々大変だろうけど。

すっごい笑顔で山でとれたという
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これをくれた。
なんだっけこれ?
ありがとう。

別に少しも嫌な思いもしていないし気に入らないこともなかったけれど、もしかするともう来ないかなと思っていた。
でも娘さんの何の裏もないような笑顔を見て、そういうこと言っちゃいけないかなと思った。
書いちゃってるけど。
いろんな人がいろんなことを考えさせたり、教えてくれる。
ありがとう。


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最後の歌

大井川の河口で鶏や猫たちの穏やかな世界を見たあと、大井川の堤防にのった道路を地図上に見つけて走っていく。
途中で長い橋を渡って台地の上に上がると一面の茶畑・・霜よけの扇風機・・・向こうに見えるのは空港の管制塔だろう・・
なんとなく心を惹かれ写真を撮ろうという場面もなく・・一度着て見覚えのある地帯へ。
覚えた路地に入って奥へ進んで・・
大代側線。
こういうものに興味のある人ならここがどこだか知っているだろうし知らない人はもともと興味もないはず。
そんな場所だから詳細は省略。

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あっ、いた。

夕日に輝くボイラー。あれは蒸気機関車。
公園で眠る機関車とは違う、現役営業線へつながるレールの上に乗った・・生きた・・はずの・・
今乗っているのは自分のボイラーじゃない。
ボイラーの他使える部品を稼働中の別機へ差し出し、ここで静かに休んでいる。
前回来たときは明確な立ち入り禁止の表示時事もなかったのですぐそばで隅々まで観察させてもらった。
外した部品の代わりか添木を番線で固定し・・・戦場で骨折した人が木の枝を括り付けて応急処置したような・・・何とかここまで運ばれてきたという瀕死の様相には泣けた。
しかし、どれだけ雨ざらしになっていても腐るでもなくしっかりと形を維持した削りだしの部品みたいなものに感動したりもした。
この先、何をどう間違っても奇跡の復活というのはありえないんだろう。

数か月前に来た時にはここで2両の電車も静かに最後の時を待っていたんだけど・・



https://www.youtube.com/watch?time_continue=500&v=E4jZ21bLB_c
リヒャルトシュトラウス、4つの最後の歌から。
私はこの曲集がとても好きなのであるけれどその中でこの曲も忘れられません。
最後の眠りにつこうとする人の歌。

私はドイツ語をリアルタイムに理解することはできないのでどうしても歌詞は補助的なものというか言葉も音色の一つとして受け止めてます。
言葉がわからなければ意味不明となってしまうような音楽もある代わりに、言葉がなくても大きなものが伝わってくる音楽というのもあります。
この曲を初めて聴いたのは二十歳くらい。学生の頃。
終曲で夕景と死にゆく人が重なる世界に大きな衝撃を受けたけれど、この曲についてはあまり深いことは考えずただ聴くいていただだった気もする。
まだ死というものは遥か遠くにあってリアリティーはなかった。

どこまで書いていいものか・・
その時、誰もいない可能性の高い私はこの曲のように穏やかな気持ちでいけるんだろうか。
いつかその為に具体的な策を講しなければならないだろう。
いつかじゃなくてもう今なのかもしれない。
最後まで手も打てないかもしれない。

SLもすごいけれど隣の貨車もすごい・・ねじ式連結器のバッファの跡がある・・大正時代から走ってた証なわけで、そんなものは図鑑か博物館にしかないはずだろう・・
あっ!?
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向こうに屋根付き建屋が立っている。
架線を受け止めるように見える金具・・なんだあれ!?
近づくと

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先日解体待ちの車両が眠っていた辺りは綺麗に片付けられてこんなものが・・
複線のピット完備・・レールはまだ仮置き・・
これなんだろう?
あの朽ちていくSLと古典貨車を救ってくれる?
ネットで検索してもほとんど情報がなく、正式なアナウンスみたいなものはないんだと思う。
一瞬観光展示用施設か!?とも思ったけれどそれなら千頭の駅構内に作ったほうが人目につくしうまくやれば集客に一役買ってくれるかもしれない。
じゃちがう?


検車区みたいなところの裏へいってみる。
17時を過ぎて誰もいない。
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2両で解体待ちをしていた京阪テレビカーは1両だけあそこにいる・・やっぱり保存?命拾いできるのかな?

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あれはあれでしょ、トーマスってやつだ。
子供に大人気で予約はいっぱいだと聞いた。
稼ぎ頭なんだね。
草むらの中で眠るC11のボイラーやいろんな部品は今あそこにあるあれらしい。

生きていれば楽しいこともあるし、楽しいことがあるのは生きていられる間なはずだよね。
思春期に、あっ俺あの子が好きなのかな?
というのががあった・・書いたはいいけど本当はもう忘れてしまった。
クラシック音楽に対しては間違いなくそんな感じだった。
あっ?俺もしかしてクラシックが好きなんじゃないのか?
なんて目の前の世界の色が変わった瞬間があった。
聴くしかできないんだから片思いみたいなもんなのかもな。
30年もやってるとストーカーみたいか。
その時同時に幼いころから続いてきた鉄道趣味はここで終了するのだと思ったのも覚えている。
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なんでこんなとこ来てんだろ?

今日はカフェはいけないね・・
嫁さんがコンビニで菓子でも買って食べられればそれでいいという。
近くのコンビニによってまたあの場所に戻り、チーかまを食いながら夕焼けに沈んでいくC11を眺めたりして。

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帰ろう。
また来よう。

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不安

徳川家康が隠居所に選んだ静岡は前は海、背後は超絶深い山、左右も海まで迫った山とでっかい川に守られています。
海辺のレストランで気分よく飯を食った後、海岸線沿いに車を走らせると山にぶつかる。

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ここはその山の一つを新幹線が貫く新日本坂トンネル入り口付近。
普通新幹線の線路は周りより一段高い盛土の上にあったりして別格感を出している事が多いと思うんだけど、ここは平地というかその辺にレールを敷いちゃっている感じ。
このあたりは新幹線よりはるか前、戦前の弾丸列車という計画に基づき昭和の初めに着工されたことの名残を見ているんじゃないかと思う。
弾丸列車自体は戦争で計画が中止となってしまいましたが、ここと新丹那トンネルは早期に着工されていました。
あそこはやばいぜ難工事になる・・とみんな思っていたという事でしょう・・
一時は在来線がこのトンネルを使ったりしていた。
そして
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あの岸辺に転がった赤いものは明治に開通し大正時代に改築されたレンガ積みトンネルの残骸
あの奥には海岸線に沿って複線の線路が敷かれていたはず。
けどもう擁壁の残骸が波に洗われているのみである。
この海岸の名前は大崩海岸。
そのままじゃないか。
トンネルを掘っても海が攻めてきて山ごと削っちまうんだから・・・

この山を越える国道は今長大なトンネルを通過している。
旧道はまだ生きていて面白い。
この部分、
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道は山に取りつくことをあきらめて海に逃げている。
時々見ますけどねこういうの。
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橋の下から見るとさらにわかりやすい。
山にへばりついた旧道は廃道となっているだけでなくその覆道はあの向こうで山に押しつぶされがれきの下に消えている。
人の命も巻き込む大規模な崩壊のあと、放棄されたようだ。
ネット上には廃道マニアみたいな人がたくさんいてここは結構有名。
なんて考えながらふらふら歩きまわっていると・・
!?・・・
背後で音がする。
石の転がる音・・
一度じゃない・・・・なんどもなんども・・・
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みると小石が止まることなく山の上から落ちてくる・・・
土砂崩れの前には前兆現象がある・・みたいな話が頭をよぎる・・
先日大きな地震があったばかりだ・・・
いや、ここは年中こんなかんじなんだろう・・・と頭の中で考えながらも
不安な気持ちが広がってゆく・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=269&v=niF6Y7ZNqys
ニールセンというデンマークの作曲家による交響曲第4番
この30年くらいで有名曲になっちゃったんじゃないでしょうか。
日本人には理解しにくいですが地続きのヨーロッパ、小国は常に大国にのっとられて自分たちの文化やアイゼンティや家族の命・・築きあげてきたすべてのものが失われるかもしれないという危機感を持っていたんじゃないかと思います。作曲当時ソ連かどこか知らないけどリアルやばい時期だったと思う。
曲は冒頭から何だかバカ騒ぎみたいで聴き始めた当初理解できませんでしたが、
活気のある街、行きかう人々、生き生きとした人の暮らし・・なんかそんなものじゃないかと思う。
その後落ち着いてクラリネットで歌われる第2主題こそがこの曲のコアで、彼らのアイゼンティティを表しているんだと思う。
それがその後金管で輝かしく、力強く歌われるのは彼らの誇り万歳!・・永遠に!・・みたいな話でしょう。
その輝かしい光が落ち着くと
フルートとホルンあたりがなんだか余計なことを言い出す・・
ヴィオラに吹き込む不穏な風・・・
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不安はどんどんエスカレートして、何かを切り裂く狂気のようになってゆく・・・
ちょっとホラー音楽的なこのあたりが実にい印象的だ。
不滅というとティンパニ2台というのにばかり注目しがちだけど、ベートーベンの第九で合唱しか聴かないのと同じくそれはちょっとどうかと思う。(私がですよ。他の人がどう聞くかは勝手で文句も何もありません)
この不安の動機みたいなものと、祖国愛みたいな旋律はフィナーレのクライマックスみたいな場面で再び出てきて象徴的にならされる。

山が崩壊しやがったらもう助からないななんて大げさに考えたけどそんなことなかった。
みんなに迷惑をかけているんだから辞めなくちゃいけないんだ・・
なんて思ってつぶされそうになり・・つぶれたこともあった。
あれも勝手な勘違いらしいことはわかってる・・・
いや、やっぱり勘違いじゃないだろう。
まあつぶれたというか自分が弱くて逃げたんだけど。

現代社会は生きづらい・・
じゃあ昔は生きやすかったのか・・
昔は村社会で周りになじめず孤立すればすぐ死に直面していたはず。
上司や部下とうまくいかず・・とかいうけど武士の世界でそんなこと言ってたら命もなかったりしたんじゃないのかな・・
隣の国がいつ攻めてきて何もかも踏みにじられる可能性を常に感じながら・・
昔は生きづらいどころか生きていられるかもわかんないような超絶ストレス社会だったんじゃないかなぁ・・
でもまあ、だから何だという話で。
もっとつらい人がいるんだからあなたは幸せでしょう?みたいな話は意味がない。
時にはそれは野蛮な暴力だと思うこともある。
今自分で書きそうになったけど。


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海っていいですよね。
何がってこともないけれど。

Tag:ニールセン  Trackback:0 comment:0 

海辺のレストランで

雨の合間に一日だけ晴れる予報。
どっかいこう・・海辺の‥あのお店・・
調べると以前いってよかった店・・のとなりにもお店があってそっちも評判が良かった。
ちょっと高速に乗ってしばらく走り・・ついてみるとあ駐車場いっぱい混んでる?
でも裏の方へ回り込むと停めるスペースもあったので行ってみよう。
いったんつぶれた店を買い取って改修したらしく、ドアを開けて狭い階段を上っていく怪しいとこみたいな入り口を封鎖して木製の階段とテラスを新設、2階に出入り口を付けたみたいだ。
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階段を上がるとドアの前にお名前を書いてお待ちくださいというよくあるやつ・・
満席なんて書いてあるから帰ろうかと思うと人が出てきて10分ほどお待ちいただけば・・
じゃ待つか。
座ってぼーっと・・目の前は海。あーいいねぇ。でも戸を開けて中へ入っちゃったら見えないじゃんかこれ・・
ふと見ると
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テラスの空きスペースみたいなところにテーブルを置いて席にしてあった。
あーあそこいいなぁ・・店外みたいだけどでもいいなぁ・・

unagiさまぁ・・テラス席でもよろしかったらすぐにご案内が・・
~でもじゃなくてむしろそこがいいです。
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海が見えて風に吹かれながら飯の食える席につけた。急に盛り上がる。
水は出てこなくていきなり冷えた紅茶。
後で冷静になってみるとお得感を感じさせる演出がいろいろうまい。
そういう野暮なことを言っちゃいけないんだけどね、ほめる方向だからいいじゃない。
そんなことより店員さんの対応が気持ちよかった。
どんなに店の外観や内装が良くても、立地や景色が良くても、料理が珍しくても、ネットのレビューが大盛況でも・・人の態度が台無しにしている店がかなりたくさんあると思う。
でも最近思うんですよね、そんなのいちいち気にする自分が寂しいひとなのかと・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=84&v=2E5Ma2STGas

これはプーランクの組曲ナポリの2曲目
ノクターンだからこんな真昼間の海じゃないんだろうけれど・・

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これもまた変ニ長調で・・
月が水槽の中に入ってきて輝いてるような音楽ですよね。
こういうの一歩間違うと素人の即興とか整体で流れてるようなリラクゼーションBGMみたいになっちゃうと思うんだけど、聴かせる音楽にするにはなんかあれなんでしょうね・・あれってとこは知らない。
それでこの壊れた中間部は何だろう?調号はロ短調にも見えるけどロ短調じゃないですよねこれ。
よく聴けば呪文みたいにおんなじことを繰り返し唱えてる・・
でもまたすぐ夢のような世界が返ってきてくれるから。

お店のBGMは海辺っぽい洋楽がずっと流れてた。
いいなーという感じ。
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冷えたボウルのでっかいサラダ。
卵焼きの断片が入ってた。

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オススメ!みたいなマークのあった・・なんだっけ・・骨付きのソーセージがのったボロネーゼ。
大盛無料!
後で考えると大盛にして普通の量くらいだと思う。
他に自分で取ってくるコーヒーや紅茶が飲み放題。
あと100円でこれもつく・・みたいなのがいっぱいあって
こんなにサービスしちゃって大丈夫なの?なんて妙なお得感に沸き立つ。
・・・でも後で冷静に考えるそこそこのセット料金を払っているわけで、出てきた内容がそんなに超絶大サービスだったかといえばそういうわけでもない。
でもね、そこ良かった得したと思わせるのも芸だと思うんだよね。
飯屋までザッハリヒじゃなくていいでしょう。
そうでもなかったかなと気付いても別にがっかりするわけでもない。
なんていうか私はそう思わせてくれる・・というのが好きなのかなぁ・・
原価計算書を提示されて論理的にいかに効率のいいものを提供されているかを説明・・されても嫌だろうなぁ。

私が音楽を聴いてその中にある世界をとか心の光がとか言ってるのは他人から見れば妄想世界馬鹿というか大げさに虚像を見てよろこんでいるように見えるのかもなと思うことがあります。
私は私本人なので妄想世界だなんて思わず、それが音楽を聴くことだという認識しかないんだけれど。
色々な人がいて色々なことを感じるのが世の中だからそんな私を馬鹿じゃないのかと思う人がいてもいいし、いて当然だろうと思う。それでいいとも思う。
一方音楽は夢の中で鳴っているわけではなく実際に人間が音を出し演奏して成り立っているのでリアルにテクニック的、スポーツ的な世界というか要素も存在します。
当たり前ですが音楽にとってそれが必要不可欠、需要な要素だということはもちろん認識しています。
演奏をしない私も音楽を聴くためにもある程度知っていた方がより幅広く楽しめると思う。
そこに青春や人生を燃やしている人がいるのは知っているし、素晴らしいことなんだろうと思う。
でも私にはその素養がないというかやりたくてできない妬みから、音楽を聴くのにある程度必要な話をのぞいてそんな話は興味もないし聴きたくない。
コンクールで金賞とったとか芸大卒と知り合いだみたいな話を連呼されてもどうでもいいというか・・あんまり続くとその人を嫌になったりする。まあもうそういうところへは行かないからいいのだけど。
もっとも許せないのはこれこそが音楽なのであって、妄想世界なんかいってるのはお前だけみたいな話をする人・・しつこいか。
個人的な嫌な思い出のため、今私はコンクール萌えみたいな話が大嫌い。
しかし、コンサートに行くとステージに乗っている人間はみんなそのコンクールの先にいる人らしいことに気付いて、コンサートとか演奏者が映るYoutubeを見ることができないでいる。
なんだこの変態。
そんなだからいつでも一人になっちゃうんだろ。
童貞の頭の中みたいでしょ。
女の子に異常な幻想を懐いたりして・・やがて幻滅する・・
怒られちゃうか。
なんだこれ何かいてんだ。
端から見れば、頭のおかしくいじけたおっさんであろう。
もうそれはわかったから、それでこの先どうすんだよというところなんだけど。
いまだ何も変われず。毎日ブログ書いてるだけ。

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食ってたら雲が少しどいてくれた。
風に吹かれて気持ちいいなぁ・・
ここ数日暗い気持ちだったから・・なんて思ってた。

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成長

最近、朝の散歩は超絶やる気なし・・・
でもこの日は久しぶりに日が出て・・お散歩行く?
あっ反応いいね・・

なんとなくいっぱい咲いているのを毎日見ていたのに写真を撮る気もしなかった紫陽花。
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紫陽花の花って長く持つんですね。
でももう終わりかけ。
毎年どこかで鴨の親子を見かけるんだけれど今年は見ないなぁ・・
どこかにはいるんだろうけど。
自分に問題があるから見ることができないのかななんて本当に考えちゃうのがHSP


https://www.youtube.com/watch?v=WuVQF-JpnkE

プーランクもいいですね。
誰でもそうだけどこの人もいろんな面を持った人だったと思う。
どぎつい嬢がたばこふかしてしてみたいな曲も多いいけれど、子供の心みたいな曲もある。
2曲目はこの人のダブルコンチェルトを思い出させます。
作曲家はみんなそうだけど自分節を持っているんだよね。
そういうのは皆幼いころに刷り込まれたものが根底にあるんじゃないかと思う。
人間て、良くも悪くも幼いころの体験がその後の自分に影響し続けるだと思うんですよね。

すごくいい感じの3曲目は前の2曲の30年後くらいに書かれたそうです。
親友だったらしいファリャの作品から旋律がとられていて、楽譜の冒頭にもそのことが書かれていました。
あなたとあなたの作品を尊敬してますよ・・と言うメッセージでもあるんだと思う。
何でもいいけどいいですねこの曲。

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おしまいに魔法をかけやがったのかという響きが聞こえるところがある。
ここ和音の音の選び方にもタネがあると思うんですよね。
怪しく響くチェレスタみたいですよね。
私は音符を見て頭の中で音を鳴らす能力はないので楽譜の風景的には特別なものは見えなかった。
あちがうか2pedの指示がここだけちがうよーっという景色になってるかな。
弾けない人はもう楽譜眺めて喜ぶくらいしかできないからね。

この何か月か、音楽部屋にこもってしかめっ面で音楽にかじりつき・・というのから遠ざかって・・だからブログもちょっと手抜き。
もっとも音楽の細かいところを・・・みたいなことを書いてだれかに伝わってるんだろうか?
まあいいや。
今日久しぶりの音楽部屋で音楽を聴いてみたら
ああいいなぁ・・もっと聴きたいなぁ・・と思えた。
良かった。
まだ大丈夫。

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日が出すぎると暑いよね。
でも帰るって言わないね。楽しいのかな。
リードがついてると写真とりにくいね。
外した写真を載せてるけれど絶対人の来ない畦道か山道だけね。
犬もわかってて道路へ出るときにつけるポーズで待ってる。
外してもどっかいっちゃったりもしないけど、こんな犬でも嫌いな人から見れば脅威なんでしょう?
そう思うと、私がいろいろと嫌だと思うものもほんとはちっちゃくてかわいいものだったりして。
なんて奇麗ごとを書くのは簡単だけどそんな簡単に発想の転換なんかできないよね。

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田んぼの稲も伸びてきた。
今年は蛍を一匹しか見ることができなかった・・
一時はあんなにいたのに・・
ちょっと寂しい。

数年前に巻いた朝顔がその後毎年勝手に出てくるんだけど、
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今年はこんなところにもいた。
なんかこの子にはシンパシーを感じる。
見守っていきたいと思う。
写真撮ってたら犬が勝手にやってきてそばに座ってくれた。
あなたブログというのを通していろんな人に人気があるんだよ・・しってる?

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ボンタンの実もどんどん成長中。
毎年できた実は食べずに捨ててたんだけど今年はいつの間にかなくなってた。
聞いたら嫁さんが食ったらしい。
結構おいしいんだって。
そっか・・よかったそれは。
あんなにたくさん咲いた花の実、もう大きいもの小さいもの、落っこちちゃったもの、そもそも実にならなかったもの・・いろいろだ。
厳しい世界ですよね。
教室の中に40人くらいいるとやっぱりいろんなのがいた。
今は相当気を使っていくみたいだけど昔は先生も露骨にできる子をほめできない子を罵ったもんだ。
でもそれでいいと思う。
そっから這い上がれってことでしょう。
俺はずり落ちてそのままだけど。
そんなことより天気もいいしどっかでかけよう。
犬は暑くて死んじゃうからお留守番ね。

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友達

今日は別な記事を公開の予定でしたが加筆してたらいろんな人が見てくれるブログに公開していい内容かわからなくなってしまったためこれに差し替え。

https://www.youtube.com/watch?v=jdSa6oHSzj0
またシューマン。
シューマンは作品や残った文書やエピソードからポエム世界に生きた人みたいな印象がちょっとあるけれど、実際はちゃんと普通の人として普通に対人関係を築き、喧嘩もし、遊びもし、恋愛もし・・だったようです。
当たり前か。
病気のせいで後半辛い人生になっちゃったけどね。
驚くべき作品が書けたのはその反動・・みたいな話は説得力もある反面他人事、浅いきれいごと・・なんて思う日もあったりして。

折角雨も止んだしどこでもいいから遠くへ行こうと車を走らせる。
だんだんめげてきてもうこの辺で・・と思ったところで
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大井川の河口・・
相変わらず川がでかすぎ、遠くてなんだかわからない。
いつかあの海と川の境のあたりまで歩いて行こう。今日はもうかったるい。
でも昼食に入ったお店がいい感じで久しぶりにいい気分だった。
振り向けば
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トイレ・・じゃなくてその奥にある小屋は野鳥の観察小屋らしい。
ちょっと行ってみようか。
近づくと・・
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舞台のそでみたいなところからなんか出てきた・・・

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鶏のおっさん?
後ろでは魔法使いの猫みたいなのが呼んだ?とか言って顔を出したり・・
柵の上には影絵みたいな2羽のカラス。
何だこれ劇場か?
白い猫はカラスを狙って

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わっ・・でも本気でとらえる気はなし・・
カラスもわかってんのかとりあえず逃げていく・・
そんな出来事と無関係に前進中の鶏のおやじ・・行く手には

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眠り猫。
いや、普通鳥って猫から逃げるもんじゃないのか?
おいおっさん、食われちまうよ・・

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zzz・・・
おっさんも素通りすると見せかけて・・

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気になるのね・・・
猫は目を開けて目の前にいるものを・・・あまた寝ちゃった。
特に会話もないけど・・明らかにお互いを意識して・・
これね、ずーっとこんなことやってた・・
友達みたいだな・・なんて思いながら俺には友達なんか1人もいねーみたいなネタをブログに書こうかと頭の中で・・
でもふと、どんなにそういうの書いたところで誰にも伝わらないし、誰も興味もないし、仮に伝わったところでどうにもならないし・・
あーあーもうよそう今日はそういうの・・
奥の野鳥観察小屋の登ってみると
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あーこういうのね。
ここから双眼鏡とかカメラで覗くんでしょう?
手作りの鳥の解説みたいなのを読んでみたり・・
そして期待の野鳥世界をいよいよのぞいてみると・・
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何にもいない・・
いないように見えるだけでその筋の人にはいっぱいいるのが見えるのか?
でもなんとなくいい景色だよねこれ。
これ見て
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ここを思い出した。
北海道、北の方ペンケ沼。
パンケ沼というのもつながってた気がする・・あれどっちだっけここ。
もう10年前か。後ろは海を挟んで利尻。
もう一つ思い出した。
この時大好きな北海道にはもうこれないだろう、これが最後だなという時だった。
いまSNSというのになじめないのと同じく当時ブログというものを毛嫌いしていたんだけれど、このあたりの写真を毎日とっている人のブログを毎日見ていました。行けないからせめて写真だけでも・・
写真にもトーンというか人がらみたいなのがあって自分との相性がありますよね。
ああいいなぁーと思える写真を連載してくれるのでハマってた。
もちろん私だからコメントなんか書こうという発想もなかったけど・・
この写真を撮ったとき、車に戻るとちょっと変わった形の車が停まっていて中におっさんがいた。
車内からこちらを見るおっさんと目が合った記憶もあります。
えっ?なんで?なんて思ったりして。
後日分かったけどあの人は私の気に入ったブログの人だったと思う。
特徴のある車と掲載される写真の場所や時刻などからわかることがありますよね・・・
ブログの向こうの人というのもずいぶん遠い存在だけど、あんな遠いところで話しかけることもできそうなところで会っていたのかぁ・・なんて思った。
美しい景色の写真に特化していたけどふと家族のことに触れていたのを見たときははっとした。
心の許容量を超えて思わずブログに書いちゃったんだと思う。
その方も転勤か何かでどこかへ行ってしまいブログもほどなく終わってしまったと思う。
ありがとうくらい言ってみたかった。
あの時、その人だと気づいたら話しかけられただろうか?・・・いまなら・・
今また、私は元の人間苦手引きこもりへ逆走中。

もう一人、この近くの無人駅でよく見ていたブログ主にも遭遇していた。
でっかいカメラをもって・・ちょっと人見知り的な・・それはこっちか
旅好きで中途半端な鉄道マニアという感じの人。
他がうまくいってなくてそっちへ逃げているようにも見えていたけどそれは俺か。
あのルックスだったらそんなのよりもっと遊び人になったほうがいいんじゃないのか・・
何日の何時ごろどの駅に行ったと書くのではっきりあの人がその人だったのだとわかって意外に世間は狭いななんて思った。
他には誰もいなかったので間違いない。
気持ちわりー奴がいたとか書いてあったらどうしようと思ったけど何も触れられてなかった。
もう10年か、あっというまだな。
あの人その後どうなったのかな・・典型的な幸せ家族のおとうさんかなんかになってんのかな。
俺の人生もうだうだしてればあっという間に終わっちまうんだろうな。
まあいいや振り向けば
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船か・・・
いいとこだねここも。
もどると
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鶏のおっさんも猫もまだいてそのままだった。
しゃがむとおっさんは近づいてくる。
ある程度近づくと止まり、物を見せてもらおうか・・
逃げるでもなく、毛づくろいというか羽根づくろいをずっとやっている。
やけにつやつやでダンディーである。
誰か餌をあげてるんでしょうね。
俺は持ってないよ。

猫は正直やばいくらいボロボロだった。
周辺には猫を捨てに来るなという趣旨の張り紙、看板が多数。
そういうわけなんだね。
目の前に鳥がいても襲わない猫さん、逃げないおっさん、心に傷を負った似た者同士心が通じているんじゃないのか・・

家の近所にも鶏が野生化して・・みたいなところがあったけれどすぐに誰もいなくなった。
皆猫にやられたんだろう。
保護と称して餌付けすることにはいろいろな意見があると思う。
どうかと思うこともある。
それはおいとくとして、
この穏やかな楽園が一日でも長く続きますように。

Tag:シューマン  Trackback:0 comment:5 

あめあがり

いつも楽しみにみているブログの中に大阪の方のものがいくつかあるのですが、平常運転に戻っているのを見てよかったなというか・・本当はまだよくないのかもしれませんけれど。


雨が上がって、もう夕方なのに
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空が見たこともないような明るさで光っていた。
夕方だからなのか。
空気はひんやりと冷たく、湿度の高さも感じない。


https://www.youtube.com/watch?v=PNSq5utKIq4
俺がポエムみたいなことを書いてるとなんだかあほみたいだ。自己陶酔癖があってはずかしい。
シューマンくらいでしょう、そんなことしていいのは。


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虹だ。
気持ちのいい世界。
嫌なことが頭かすめたりしないし、何の不安もない。
ずーっとこのままいければいいのに。

ある朝、目が覚めると前の日ブログに腐ったようなことを書いたのが頭に浮かんで何やってんだ恥ずかしい・・なんて思った。
でもすぐにいろいろ思い出していつもの自分にもどる。
寝ぼけりゃ忘れちまうんだもん、不安や劣等感やなんて寝言みたいなものなのかもな。
もうずっと寝てるけど。

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ちょっとだけ富士山。

昔、原因不明根拠不明でいきなり幸せな気持ちが充満したことがありました。
いつもの本屋で本がたくさんあるのを見て「こんなにたくさんの本が選べるなんてなんてしあわせなんだろう!」なんて思って一人笑いが止まらなくなった・・実際はそんなに読みたい本があったわけでもない。
その時はよかったけれど今思うとあれは少し壊れてる気もする。
何かの拍子に頭の中で嬉しい感情に対して分泌される物質か何かが出ちゃったんじゃないか・・
逆に不必要に不安物質が出ているときもあるのかもしれません。
そういうのを人工的にコントロールできたりするんだろうか?
変な薬はその辺に作用するんだろうか?
別にそんな事したくない。

風呂場に置いてあるとあるプラスチックな物体にカビが生えてた。
梅雨だからな。
どうせまた真っ暗になって雨が降るんだろう。
気持ちのいい時間は続いてくれない。
なんか自分にもカビが生えてると思う。
ちゃんと換気して時々洗えばいいんだろうけど。

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え?いきたくない?
そうだね、じゃよそう。
ブログ書くくらいしかやることのない私の近くにずっと寝そべっていてくれてありがとう。

Tag:シューマン  Trackback:0 comment:0 

地下鉄

表参道から新宿に向かうのに半蔵門線の青山一丁目で大江戸線に乗り換えることにした。
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鉄道車両としてこの車高の低さは異様で印象的。
こんなところで写真撮ってると通報されるかな?とか思いながら・・

地下鉄といえば世界で最初にやったのは鉄道発祥の国のロンドンであった。
ヨーロッパ大陸で最初に本格的なものができたのはブタペストだったと思う。
ハンガリーというとなんとなくなじみがないというかパッとしないイメージがあったけれど、クラシックを聴くようになるとその名をよく聞くようになります。
若き日のグスタフ・マーラーもブタペストの国立歌劇場みたいなところで音楽監督を務め名を挙げていたんだと思う。
ブラームスが本物のドン・ジョヴァンニを聴くにはブダペストに行くべきだっといったのは彼のことを指している。
きっと繁栄して文化的にも最高水準、最先端を行く街だったんでしょう。
今でも素敵な街らしいけれど、多分死ぬまで行くこともないだろうな。
地下鉄ができたころにはマーラーはこの世界の頂点みたいなウィーン宮廷歌劇場の芸術監督の座を手に入れており、もういなかった。
クレンペラーが言っていたけどマーラーは鉄道みたいなものには興味を示さなかったようだ。
日本最初の地下鉄は銀座線でその30年後くらい。
30年遅れているともいえるけれど、ヨーロッパに鉄道網が張り巡らされた当初日本はまだちょんまげでござるだったわけで、短期間にものすごい速さで追いついたんだなという気もする。
開業の古い銀座線は浅草のあたりなんか道路から階段を一つ降りるとすぐホームで驚く。
地下鉄は新しいものほど下へ逃げていくので大江戸線なんかは結構深いとこを走ってるんじゃないか?
副都心線の小さな駅とか秘密基地みたいに深かった。

表参道で新宿までの切符を買い、特に何も考えないまま乗り換えの青山一丁目で降り通路を歩いていくと連絡改札がある。
?とか思いながら切符を機械入れると戸が閉まってでっかい音で警告音が・・
あーあ、俺全面否定。
まあ結構慣れてます・・うそです。
先日、家電量販店に入ろうとしたら自動ドアが開かなかった。
休み?と思ったが中には人がたくさんいる・・
あ俺だけ開かない?俺だと開かない?いよいよ始まったのか?
アホなこと書いてるみたいだけどこういう人間もいたりして。

切符は間違いないはずなのになんだこれと思ったらそういう人は係員に相談してみたいな張り紙・・見るとすぐ横にロビーみたいなのがあり・・どうすればいいですか?というとこれを使ってくださいとすかさず別な券をくれる。
そうかメトロから都営、違う会社だからこんなことになるのか・・・
こんだけIT時代とか言ってるのにこんなところがまだこんな手動式なのか・・
まあいいか、駅員さんが気持ちよく対応してくれて救われような気になる。

大江戸線といえばリニアモーター方式だ。
リニアモーターというとJR東海が建設中の時速500kmでぶっ飛ぶ超電導リニア新幹線みたいなのが頭に浮かぶけれど、これは原理もちょっと違うタイプだと思う。
ちゃんと調べもせずに適当に書くと時速500kmな超電導リニアは同期電動機を軌道上に展開したものじゃないかと思う。
そして大江戸線のやつは誘導電動機を軌道上に展開したものじゃないか?

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このリアクションプレートと呼ばれるものは多分かご型誘導電動機のかごに相当するものじゃないかな?
渦電流によって磁束が作られて、1次コイルとの間にスベリというものがあって・・みたいなの。
電磁鋼板が貼ってあるんじゃないかな・・何ににしろ電源とか回路とかは持たないただの板なんでしょう。
そうするとこの方式は大容量を扱えるインバーターが出てきたから生きてきた技術なのかな。
回転するモーターを持たない分、足回りの高さを劇的に抑えることができ、トンネル断面を小さく取って建設費を大幅に下げられるメリットがあるんだと思う。まさに地下鉄向きな技術だ。
まだクラシック音楽に出会う前に読んだ雑誌の中でこの方式の試験が行われているような話を読んだ覚えがあります。
あれから30年。

ほとんどの人が興味がない話だろうなと思いながら適当なことを書いています。
興味がある人は良く知っている人だからもしかすると全然違うよそこはとか思っているかもしれない。
そういう人は優しく見守ってください。
昔大阪で同じ仕組みの地下鉄に乗った記憶があります。
今、横浜や仙台にもあるんじゃなかったけか・・・

興味深いのはうなり音で、モーターとしては回転部分を持たないはずなのに結構な音が聞こえる。
回転式のモーターでも聞こえるあの音は回転に伴う機械的な音ではなくて電機磁気学的なうなりなんですね。
よくわかんないけどリアクションプレートと、車体側のどこかにあるのかもしれないコアがうなっているんじゃないだろうか・・コアないのかな?
意外に低くて重い、昔のモーターみたいな音だった。

それがどうしたという話ですが


https://www.youtube.com/watch?v=5rfle8wSwJM
プロコフィエフのピアノソナタ第7番の第3楽章。
とても有名で、この楽章だけアンコールに弾いたりもするんだそうです。

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8分の7拍子なんて言われてもねぇ・・
私は弾くわけじゃないからいいけど。
聴いているとそんな拍子感を意識せず自然に聴こえちゃいますよね。え?俺だけ?
左手の単純なパターンが繰り返される感じとかテクノを御先取りしてるみたいだと思ったりして。

途中ちょっと鼻歌っぽいものが聞こえたりしなくもないけれど機械文明音楽というか、心で泣く音楽とはちょっと違う系で。
でもテクニックだけですみたいな人が弾いたらつまんないんでしょうね。

何かすごいスピードで走り続けている・・
唐突な場面転換も面白い。
無調的になんか叫んでるなと思っていたら急に場面は変わっていて
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この連打されるAの音は横方向に連続して流れ去ってゆく街灯の明かりというかトンネルの蛍光灯の明かりみたいにも聞こえる・・

プロコフィエフのほかにストラヴィンスキーにも7拍子の音楽が出てくるのを見ます。
ロシアの民謡なんかには7拍子の音楽があるんだろう。
踊るんだったら奇数で不安定になってる方がいいんでしょ?
ちがうか。

大江戸線はいろんな道路の直下を選んで走っていくため車輪をきしませながら急カーブを曲がってゆく。
プロコフィエフのこの曲みたいにすごい速さで走ったりはしていなかった。
外の景色も見えないんだからゆっくりでもいいよ。
やっぱり詰まんないから早くついてくれた方がいいか。
まだ17時にならないけど混んでいて人でいっぱいだ。
みんなどこ行くんだろ?
どこでもいいか。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 comment:0 

ピアノ

岡本太郎像のあるこの部屋は元リビングなのかな?・・
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古いステレオが・・
マネージャーで実質奥さんだったひと・・テレビで話してるのを見たのつい最近だと思ったけどもう10年以上前に亡くなってたんですね。
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あの外にある半鐘みたいなものをタモリか誰かがふざけて鳴らしているようなのをテレビで見た記憶が・・ちがったかな?
本人もわかって狙った気もするけどテレビが奇人変人みたいなところを面白おかしく強調したんでしょう?
なんかそれだけが独り歩きしてしまっていたようなイメージが・・
そういうのまだ清算されてないような気が。

ブログもあれですねこれ書くとあんな風に思われるとかこんな鍵コメントが来るかもとか、意識しすぎると何にも書けなくなっちゃうのね。
リアル私が芸術なんて口に出せばみんな馬鹿にして笑いだすと思いますが、音楽聴きますから時にそんなことも考えますよ。
芸術とはなにか・・みたいなのは受け手が色々見て聴いて触って感じてきた事柄の積み重ねから自分で自分の中に理論構築すればいいと思う。
他人が何を言っているかは関係ない。


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このポットいいですよね。
たまたまそういう作品を集めてあるのか、みんなこうポジティブな生きてるが感満載ですよね。

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その奥はアトリエだ。
いよいよアトリエ・・
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なんかあの絵見たようなテレビでか・・
2階まで吹き抜けの大きな空間。
チェーンブロックもあった。
でっかい彫刻とかをやるのに使ったのかな?
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筆の類・・絵を描く人には興味深いところじゃないんでしょうか?
ゴルフもしたみたいですね。
机の下の箱には鱒の寿司の文字・・
そして・・
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ピアノ。
昔テレビで岡本がこのピアノを弾いているのを見た。
ちょっと意外な気もしたけどベートーベンの熱情ソナタかなんかを弾いてた。
別な人と記憶が混在していて違う曲だったかもしれない。
おっさんの余興レベルでは全然なかったような気もする。
こういう話を聞くとムキになって熱情なんて小学生でも弾けますとか言わないと気が済まないタイプの人がいる。
そんな人はこんなブログなんか見に来ないと思うけれど、今そういう話じゃないですよ。
色々問題だらけであったようだけどこんなところに家があるような人はそれなりの教育を幼児期から受けたんだろうななんて思ったりして。



https://www.youtube.com/watch?v=l7lg5B9iJIw
今は知らないけれど昔はベートーベンのピアノソナタ「悲愴」、「月光」、「熱情」がお得なランチセット・・みたいな感じでCD1枚になって売られていました。
私が最初に聴いたはホロヴィッツがCBSに入れたもの。
今はあれが標準じゃないのはわかります。
でも、毎日あれを聴いて刷り込まれてしまいました。

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1楽章、コーダのカデンツァみたいな部分。
3段目の頭で低いCを打ち込むところ・・ホロヴィッツの演奏を聞いてるとどう考えても楽譜のあの音だけのように聴こえない。
オクターブ下も鳴らしているのか・・なんなのか・・
いまこんなことやると何やってんだといわれると思う。
しかしこれも芸だと思う。

ピアノ、リビングじゃなくてアトリエにあるんだなぁ‥


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やっぱり太陽の塔が代表作で避けられないんですね。
あの太陽の塔の原型を作る岡本像は展示のために誰かが作ったものなのかもしれないけれど、近くで見ると何かこう色々伝わってきてよかった。

2階のバルコニーにいた太陽の塔には会えなかった。
多分あそこは寝室かな?立ち入り禁止だった。
美術館ではなくて自宅兼アトリエなのでそんなの広くはないのだけれど、かつてここの岡本太郎がいて、ここで考えここで作品を作っていた・・そこに自分が今いる・・と感じられたことがとてもよかった。

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カフェも併設されてたけどそんな気にはならず・・
またおしゃれ地帯を逆行する。
さあ帰ろう。
渋谷とか近寄りたくない・・大江戸線で新宿に出てそれから・・

Tag:ベートーベン  Trackback:0 comment:8 

プロフィール

unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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