勝鬨橋
勝鬨橋にいってみたかった。
築地本願寺からちょっと歩けば見えてくるその橋は

美しいだけでなく大きいだけでなく、古いだけでもなく・・
この橋の大きな特徴は可動橋であることだ。
もう固定されてしまって50年弱くらいになるかもしれない。
でも可動橋として設計、制作されたそれは今もそのままここにあるんだと思う。
可動橋というのは色々だけど、勝鬨橋の場合は

大きな船を通すため、真ん中のあたりが起き上がる跳ね上げ橋。
完成は昭和14年くらいだったか・・
この後分かったのだけどこれはただ動くというだけではない。
様々な機構を装備しており、当時東洋一とか言ったらしいけれど世界最先端を行こうとした技術者たちの気概と誇りと実力を感じて感動した。
近づいてみれば

でかいねやっぱり。
こうみるとリベットだって美しい造詣の一つみたいな話ですよね。

4つあるお城の塔みたいなのは、操作室、倉庫、控室・・あとなんだっけ・・
この信号機は開閉時赤を点灯すると言いたいんだろうけど保存のために移設された物じゃないかな。
車用の信号機が歩道側にあったって意味ないもんね。

可動部分にたくさん設置されているあのアーチは都電の架線を吊っていたものだと思う。
渋谷・新宿へ向かう系統がここを走っていたそうだ。

曇り空でも絵になるんだな。
渡り切って・・
どこかに資料館があるはずだけど見当たらない・・
なんかこう、タワーマンションに住んで素敵な人生を実行中ですみたいな綺麗な人が自転車で通り過ぎてゆく・・
こんなこと書くと変態みたいか。
調べると資料館は戻って反対側だ・・

あれが築地市場か・・・なんだかわかんないな。
昔はあそこへ線路が敷かれて全国から貨物列車が到着していた・・
子供の頃に見た図鑑にはまだその写真があった。
実物は見られなかったなぁ・・
https://www.youtube.com/watch?v=ltZ_Mv7wpKU
この日の朝はラジオでブラームスのハンガリー舞曲が流れていました。
オーケストラ音楽のイメージがありますがピアノ連弾がオリジナルというか・・オケ版てみんな他人の編曲なんですね。
小学校のころ、なぜかは忘れたけれどブラームスといえばハンガリー舞曲第5番と覚えていました。
あの髭の肖像画と合わせあんまりいいイメージではなかった。
中学生になって彼のピアノ協奏曲第1番を聴き、そのイメージはぶっ飛んだ。
騙された。ブラームスはあんなのじゃない!ブラームスってすごい!とかなんとか感動してときめいた・・
その思いは30年たった今でも同じ。
そんな感じで超有名曲のハンガリー舞曲はずっと聴いてきませんでした。
CDも持ていないと思う。
ピアノ連弾版で聴いたも驚きの初めてくらいかも。

1番なんか旋律の合いの手でフルートかなんかがひょこひょこ言っている部分、ピアノで聴けばああそうねと思う。
そんなに嫌わないでたまには聞いてもいいのかな・・
エジソンの会社が企画して作った・・はいいけれど劣化によってもうほとんど聴き取ることのできないブラームス自身のピアノ演奏もハンガリー舞曲第1番だったような気がする。
とりあえず出せば売れる見込みがある人気曲だったし、本人もまんざらじゃなかったということでしょう。
橋のたもとにあった勝鬨橋の資料館は

この架道橋のための電源室をそのまま活かしたものらしかった。
入ると係員みたいな方がいてパンフレットをくれた。
人が一人いて説明のビデオみたいな物を見ていたので自分も座ってみてみるとかなり興味深く面白い。
途中から見たので始めの部分も見ようと待っていても始まらない・・・よくあるエンドレス再生じゃなくて係員の人に見たいと申告する仕組みだそうだ・・で、じゃまあいいやということにしてしまい・・
速度調整もできたらしい稼働の動力源は直流電動機。
今はインバーターと誘導電動機の組み合わせで制御ができるわけでしょうけど、まだそんなもんない時代だから・・
電車だってインバータなんて言い出したのは30年くらい前でしたよね。
その前にサイリスタとかチョッパとか少し言ってってさらにその前はみんな抵抗制御の直流機だったんでしょう?
そこへ直流電力を送るための
整流器ではなくて機械的に連結された誘導電動機と直流発電機。
ブラシとかまじかで見れて面白い。

当時の配電盤がきれいな形で保存されていました。
今だって動きそうなくらい綺麗ですよね。
一応私も電気屋の端くれなのでそりゃ見ますよ。
端くれ過ぎて恥ずかしいからあんまり書かないけれど。

過電流継電器・・ここを通る信号回路の接点を動作させて過電流を検知したらどこかの遮断器が落ちるように・・とかでしょう?
いろんなパラメータを可変できるみたいだ。
何だか昨日作ったみたいに綺麗だけど磨いたのかな?
1937年なんて書いてある銘板には感動する。
何しろ一番感じたことは
古い時代のもの=チープでは全くないんだということですね。
それぞれの時代で志と能力を持った人が持てるものをすべてつぎ込み持ってないものまでつかみ取って誰も見たことのない世界を切り開いていった。
その心意気と出来上がった成果に当たる光は、その後技術そのものが陳腐化したとしても一切陰ることない。
ちょっと芸術と似てますよね。同じなんですよね。
古いといえば私の好きなこの音楽のジャンルをクラシック音楽なんて呼びますが・・
一般ににクラシック=古い音楽という認識になちゃってますよね?
確かに事実としてクラシック=昔のもの(が多い)はまちがいではないんだけれど、古いからクラシック音楽なんじゃないんですよ。長々説明してもあれですが、今日作られても再来年作られてもクラシック音楽なんです。
聴いてる私も古い音楽を聞こうとか、古いからいいとかそういうつもりは全然ないんですね。
様式感とかどこがどう革新的なのかというのを感じるために時代感覚をもって聴くことは必要不可欠なんですが、古いとか昔というのはたまたまある結果でしかなくて目的でも魅力でも何でもないんですね。
萌えてるのはそんなところじゃない。
ロマン派に対して一つ前の様式を古典派と呼ぶのはいいと思うけど、ジャンル全体をクラシック音楽と呼んじゃうのは変な誤解につながっている気がして私は違和感を感じます。
お前がどう思うかなんか知らねーよという話でしょうね。
でもそこで書くの止めてたらブログなんかみんななくなっちまう訳だ。
こんな話より友だちがいっぱいいるとかなんかに参加してるとか何かに取り組んで少しずつ前進して・・とかそっちの方がよっぽど重要ですよね。
そういうの何にもないコンプレックスで何書いても恥ずかしくなっちゃうんだけど。
雨が降ってきたのでもう帰ろうか。
お昼過ぎ、築地はもう仕事が終わって後片付けもすんだよみたいな空気。
せっかくだからとまた築地場外へ戻って・・・まだ人がいっぱいだ。

この辺りはそうでもないようだけど・・
鰹節専門のお店・・調理系道具や・・卵焼きの・・テレビによく出てくるのこの辺りなんですかね。
でもこの時点で私の頭の中のブレーカーが落ちてしまい、足が止まり引き返そうとする。
この人間拒否症も、人がなんか言ったことにいちいち過剰反応するのも、みんなコンプレックスの現れなんでしょう。
死ぬまでに少しでも改善できるよう頑張りましょう。
こんなことばっかり書いているのに嫌にならずに読みに来てくれる皆様本当にありがとうございます。

ここは市場が移転しても残るんでしたっけ?
また、楽しいと思える日が来るかもしれないし、
そのとき来てみよう。
築地本願寺からちょっと歩けば見えてくるその橋は

美しいだけでなく大きいだけでなく、古いだけでもなく・・
この橋の大きな特徴は可動橋であることだ。
もう固定されてしまって50年弱くらいになるかもしれない。
でも可動橋として設計、制作されたそれは今もそのままここにあるんだと思う。
可動橋というのは色々だけど、勝鬨橋の場合は

大きな船を通すため、真ん中のあたりが起き上がる跳ね上げ橋。
完成は昭和14年くらいだったか・・
この後分かったのだけどこれはただ動くというだけではない。
様々な機構を装備しており、当時東洋一とか言ったらしいけれど世界最先端を行こうとした技術者たちの気概と誇りと実力を感じて感動した。
近づいてみれば

でかいねやっぱり。
こうみるとリベットだって美しい造詣の一つみたいな話ですよね。

4つあるお城の塔みたいなのは、操作室、倉庫、控室・・あとなんだっけ・・
この信号機は開閉時赤を点灯すると言いたいんだろうけど保存のために移設された物じゃないかな。
車用の信号機が歩道側にあったって意味ないもんね。

可動部分にたくさん設置されているあのアーチは都電の架線を吊っていたものだと思う。
渋谷・新宿へ向かう系統がここを走っていたそうだ。

曇り空でも絵になるんだな。
渡り切って・・
どこかに資料館があるはずだけど見当たらない・・
なんかこう、タワーマンションに住んで素敵な人生を実行中ですみたいな綺麗な人が自転車で通り過ぎてゆく・・
こんなこと書くと変態みたいか。
調べると資料館は戻って反対側だ・・

あれが築地市場か・・・なんだかわかんないな。
昔はあそこへ線路が敷かれて全国から貨物列車が到着していた・・
子供の頃に見た図鑑にはまだその写真があった。
実物は見られなかったなぁ・・
https://www.youtube.com/watch?v=ltZ_Mv7wpKU
この日の朝はラジオでブラームスのハンガリー舞曲が流れていました。
オーケストラ音楽のイメージがありますがピアノ連弾がオリジナルというか・・オケ版てみんな他人の編曲なんですね。
小学校のころ、なぜかは忘れたけれどブラームスといえばハンガリー舞曲第5番と覚えていました。
あの髭の肖像画と合わせあんまりいいイメージではなかった。
中学生になって彼のピアノ協奏曲第1番を聴き、そのイメージはぶっ飛んだ。
騙された。ブラームスはあんなのじゃない!ブラームスってすごい!とかなんとか感動してときめいた・・
その思いは30年たった今でも同じ。
そんな感じで超有名曲のハンガリー舞曲はずっと聴いてきませんでした。
CDも持ていないと思う。
ピアノ連弾版で聴いたも驚きの初めてくらいかも。

1番なんか旋律の合いの手でフルートかなんかがひょこひょこ言っている部分、ピアノで聴けばああそうねと思う。
そんなに嫌わないでたまには聞いてもいいのかな・・
エジソンの会社が企画して作った・・はいいけれど劣化によってもうほとんど聴き取ることのできないブラームス自身のピアノ演奏もハンガリー舞曲第1番だったような気がする。
とりあえず出せば売れる見込みがある人気曲だったし、本人もまんざらじゃなかったということでしょう。
橋のたもとにあった勝鬨橋の資料館は

この架道橋のための電源室をそのまま活かしたものらしかった。
入ると係員みたいな方がいてパンフレットをくれた。
人が一人いて説明のビデオみたいな物を見ていたので自分も座ってみてみるとかなり興味深く面白い。
途中から見たので始めの部分も見ようと待っていても始まらない・・・よくあるエンドレス再生じゃなくて係員の人に見たいと申告する仕組みだそうだ・・で、じゃまあいいやということにしてしまい・・
速度調整もできたらしい稼働の動力源は直流電動機。
今はインバーターと誘導電動機の組み合わせで制御ができるわけでしょうけど、まだそんなもんない時代だから・・
電車だってインバータなんて言い出したのは30年くらい前でしたよね。
その前にサイリスタとかチョッパとか少し言ってってさらにその前はみんな抵抗制御の直流機だったんでしょう?
そこへ直流電力を送るための
整流器ではなくて機械的に連結された誘導電動機と直流発電機。
ブラシとかまじかで見れて面白い。

当時の配電盤がきれいな形で保存されていました。
今だって動きそうなくらい綺麗ですよね。
一応私も電気屋の端くれなのでそりゃ見ますよ。
端くれ過ぎて恥ずかしいからあんまり書かないけれど。

過電流継電器・・ここを通る信号回路の接点を動作させて過電流を検知したらどこかの遮断器が落ちるように・・とかでしょう?
いろんなパラメータを可変できるみたいだ。
何だか昨日作ったみたいに綺麗だけど磨いたのかな?
1937年なんて書いてある銘板には感動する。
何しろ一番感じたことは
古い時代のもの=チープでは全くないんだということですね。
それぞれの時代で志と能力を持った人が持てるものをすべてつぎ込み持ってないものまでつかみ取って誰も見たことのない世界を切り開いていった。
その心意気と出来上がった成果に当たる光は、その後技術そのものが陳腐化したとしても一切陰ることない。
ちょっと芸術と似てますよね。同じなんですよね。
古いといえば私の好きなこの音楽のジャンルをクラシック音楽なんて呼びますが・・
一般ににクラシック=古い音楽という認識になちゃってますよね?
確かに事実としてクラシック=昔のもの(が多い)はまちがいではないんだけれど、古いからクラシック音楽なんじゃないんですよ。長々説明してもあれですが、今日作られても再来年作られてもクラシック音楽なんです。
聴いてる私も古い音楽を聞こうとか、古いからいいとかそういうつもりは全然ないんですね。
様式感とかどこがどう革新的なのかというのを感じるために時代感覚をもって聴くことは必要不可欠なんですが、古いとか昔というのはたまたまある結果でしかなくて目的でも魅力でも何でもないんですね。
萌えてるのはそんなところじゃない。
ロマン派に対して一つ前の様式を古典派と呼ぶのはいいと思うけど、ジャンル全体をクラシック音楽と呼んじゃうのは変な誤解につながっている気がして私は違和感を感じます。
お前がどう思うかなんか知らねーよという話でしょうね。
でもそこで書くの止めてたらブログなんかみんななくなっちまう訳だ。
こんな話より友だちがいっぱいいるとかなんかに参加してるとか何かに取り組んで少しずつ前進して・・とかそっちの方がよっぽど重要ですよね。
そういうの何にもないコンプレックスで何書いても恥ずかしくなっちゃうんだけど。
雨が降ってきたのでもう帰ろうか。
お昼過ぎ、築地はもう仕事が終わって後片付けもすんだよみたいな空気。
せっかくだからとまた築地場外へ戻って・・・まだ人がいっぱいだ。

この辺りはそうでもないようだけど・・
鰹節専門のお店・・調理系道具や・・卵焼きの・・テレビによく出てくるのこの辺りなんですかね。
でもこの時点で私の頭の中のブレーカーが落ちてしまい、足が止まり引き返そうとする。
この人間拒否症も、人がなんか言ったことにいちいち過剰反応するのも、みんなコンプレックスの現れなんでしょう。
死ぬまでに少しでも改善できるよう頑張りましょう。
こんなことばっかり書いているのに嫌にならずに読みに来てくれる皆様本当にありがとうございます。

ここは市場が移転しても残るんでしたっけ?
また、楽しいと思える日が来るかもしれないし、
そのとき来てみよう。