御前崎で
台風が通り過ぎてもまだ荒れた海。

ここは御前崎。
すっごい風。
砂だか塩だかわからないものが吹き付けて・・
気のせいか口の中がしょっぱい。
ちょっとだけ砂浜があったりしてほっとくと嫁さんはそういうところへ行こうとする。
波って見てると何十回に一回くらい他と全然違うスケールのが来ることがありますよね。
やばいよニュース出ちゃうよ。
本当はこのもっと先にある砂丘を見に行こうと考えていた。
でも風の強い日に砂浜へ行き、人間サンドブラストみたいになったことを思い出し
やめたもうここでいいやと思う。
振り向けば、Cafeと書いてある建物。
こういう観光施設的なお店は普段敬遠するんだけど、なんかもうお店を探すのもめんどくさいしあそこでいいよ行ってみようか・・

と思ったけれど窓から見える店内は満席。
隅の方の暗い席が空いてたって・・食うことが目的じゃないもんね。
こんなとこ来てんだもん海を見ながらなんか食いたいよなぁ。
じゃ灯台でも見てくるか。

階段を上り・・・
ここ来たのもう10年・・もっと前だよなぁ・・
あの時はカフェなんかなかったよな。
あってもそういうのいかなかったし。
あの時も嫁さんといっしょだった。
私は長くカメラで写真を撮るという事を全くしませんでした。
俺がカメラなんて持つのはおかしいとか、写真撮って何の意味があるんだと腐ってて・・
嫁さんと知り合って、いつ終わるかわからないこの奇跡の時間をせめて写真でだけでも残しとこうと小さなカメラを買った。
何年か分の大量の写真はそんな悲しい思い出となることもなく手元に残ってくれた。
写真を探してみるとここに来たのは12年前。
記憶にある夕日が海に沈むと同時に月が海から登ってきた・・も写ってた。
その時嫁さんとは結婚前。
結婚はしたけれど子供ができなかったためいまいち変化がないというか何かの自覚みたいなものもないまま今に至る。
何かが成長変化していく様子というのも庭のあさがおくらいしかない為時間の経過を意識することもなく、つい最近のような記憶が10年以上前の出来事だったりする。
二人とも何の成長もないかもしれない。
いいけどね。
この数年また自分の人生はどうしようもないものだみたいな思いがいつもちらついているんだけど、大量の写真を見れば全然そんなことないと知ることができる。
いちいち見ないと確認できないのか・・・そう、常に自分で自分を否定するようなロジックが埋め込まれていることはわかっているんだけれど、どう取り除いてくのかはまだ検討中。
でも私は幸せです。
今ここに書いて確認、意識するから。
https://www.youtube.com/watch?v=E5IMqhHgq_M
海だからってドビュッシーの交響詩「海」とか貼ったら負けっぽいですよね。
これも負けっぽいけどまあいいじゃない。
弾けない素人は音がいっぱいあって速い曲が難しいんじゃないかと単純に思っちゃいますよね。
いいなぁと自分が弾いてるところ妄想して喜んだりしましたよ昔は・・
でも実際演奏する人にとっての難しさは多分そんなところでは全然なくって・・
いろんなことを教えてくださった人がいて・・私は驚いてうれしくて感動しましたよ。

参観寄付金1人200円・・でいちいちうろたえる。
ここまできてケチって入らないとかないだろう。
螺旋階段をくるくる回りながら登っていく・・・
外から見ると全くわからないけれど、この灯台はかなり古いものでレンガ積みでできているみたいだ。一部そのレンガを見られるよう保護パネルに窓が作ってあった。
後で調べると明治5年の着工で明治7年完成。最初の鉄道が明治4年だったっけ。
日本がちょんまげでござるをやめて、近代国家としてやってくんだと決めたそこからずっと仕事をしてきた灯台だった。
その重さにこの時は全く気付いていなかった。

最後だけこんな梯子みたいなのとこんなハッチみたいになっていて結構大変・・
すれ違いなんか不能
人が多いと渋滞する。

半周まわってあの狭い入り口から外へ出ると

ものすごい強風・・音・・
体も持ってかれちゃいそうな勢いの風だよこれ。
ちょっと怖いよ。

海は果てしなく続く・・・地球は丸い。
そして私は高所恐怖症だ・・
送電線路や鉄道電力設備関係の建設会社の説明会に行ったことがあります。
入社したらまず高さ100mの送電鉄塔に登ってもらうとか言ってた。
聞いた瞬間あきらめた。

灯台といえば回転することで決まった周期で明かりを届ける・・
ランプの乗った回転台とベースとの間の電源の接続は・・あっちがうか
ランプは固定されてて周りのレンズだけが回転するのね。
見にくいけれど、レンズを回転させるモーターが見える。
意外に小さくて驚いた。
ベースは最近つくりかえられたみたいで免振構造を持っているような名の銘版があった。
やっぱり今時光源はLED化されていたりするんだろうか?
・・・ちょっと調べて多分違うみたい。
気が済んだからカフェいこう。
階段を下りて・・
なんだあれ?
女の子が変なかっこしてるのをでっかいカメラを持ったおっさんたちが囲んで・・
あー、時々写真ブログでみる女の子がいっぱい写ってるのはこういうやつなのね?
お店は・・
今度は空いてる。

ハワイなBGMがかかっていてまあ、そういうお店かぁ。
沖縄もあれだけど、ハワイも精神的に遠いなぁ私から・・
そしてたのんだのは

灯台シフォンケーキ。
あの傘ちゃんと動いてたためるのね。
ドラゴンフルーツと、何だっけなんか南国な名前のものが・・
何だかわかんないけどあの赤いソースはおいしかった。
四角いこんにゃくみたいに切ってあるフルーツは凍らせてあった。
冷たくておいしい。これがドラゴンフルーツ?
シフォン塔は・・シフォンケーキというより蒸しパンだけど、
まぁアイディアの勝利だなこれは。
倒さないで立てたまま食ってやろうと思ったけど無理だった。
この日、いらんこと考えちゃて気分下降気味なうえいまいちぱっとしない印象の中にいた。
でも楽しい思い出ができたよ。
ありがとう。

ここは御前崎。
すっごい風。
砂だか塩だかわからないものが吹き付けて・・
気のせいか口の中がしょっぱい。
ちょっとだけ砂浜があったりしてほっとくと嫁さんはそういうところへ行こうとする。
波って見てると何十回に一回くらい他と全然違うスケールのが来ることがありますよね。
やばいよニュース出ちゃうよ。
本当はこのもっと先にある砂丘を見に行こうと考えていた。
でも風の強い日に砂浜へ行き、人間サンドブラストみたいになったことを思い出し
やめたもうここでいいやと思う。
振り向けば、Cafeと書いてある建物。
こういう観光施設的なお店は普段敬遠するんだけど、なんかもうお店を探すのもめんどくさいしあそこでいいよ行ってみようか・・

と思ったけれど窓から見える店内は満席。
隅の方の暗い席が空いてたって・・食うことが目的じゃないもんね。
こんなとこ来てんだもん海を見ながらなんか食いたいよなぁ。
じゃ灯台でも見てくるか。

階段を上り・・・
ここ来たのもう10年・・もっと前だよなぁ・・
あの時はカフェなんかなかったよな。
あってもそういうのいかなかったし。
あの時も嫁さんといっしょだった。
私は長くカメラで写真を撮るという事を全くしませんでした。
俺がカメラなんて持つのはおかしいとか、写真撮って何の意味があるんだと腐ってて・・
嫁さんと知り合って、いつ終わるかわからないこの奇跡の時間をせめて写真でだけでも残しとこうと小さなカメラを買った。
何年か分の大量の写真はそんな悲しい思い出となることもなく手元に残ってくれた。
写真を探してみるとここに来たのは12年前。
記憶にある夕日が海に沈むと同時に月が海から登ってきた・・も写ってた。
その時嫁さんとは結婚前。
結婚はしたけれど子供ができなかったためいまいち変化がないというか何かの自覚みたいなものもないまま今に至る。
何かが成長変化していく様子というのも庭のあさがおくらいしかない為時間の経過を意識することもなく、つい最近のような記憶が10年以上前の出来事だったりする。
二人とも何の成長もないかもしれない。
いいけどね。
この数年また自分の人生はどうしようもないものだみたいな思いがいつもちらついているんだけど、大量の写真を見れば全然そんなことないと知ることができる。
いちいち見ないと確認できないのか・・・そう、常に自分で自分を否定するようなロジックが埋め込まれていることはわかっているんだけれど、どう取り除いてくのかはまだ検討中。
でも私は幸せです。
今ここに書いて確認、意識するから。
https://www.youtube.com/watch?v=E5IMqhHgq_M
海だからってドビュッシーの交響詩「海」とか貼ったら負けっぽいですよね。
これも負けっぽいけどまあいいじゃない。
弾けない素人は音がいっぱいあって速い曲が難しいんじゃないかと単純に思っちゃいますよね。
いいなぁと自分が弾いてるところ妄想して喜んだりしましたよ昔は・・
でも実際演奏する人にとっての難しさは多分そんなところでは全然なくって・・
いろんなことを教えてくださった人がいて・・私は驚いてうれしくて感動しましたよ。

参観寄付金1人200円・・でいちいちうろたえる。
ここまできてケチって入らないとかないだろう。
螺旋階段をくるくる回りながら登っていく・・・
外から見ると全くわからないけれど、この灯台はかなり古いものでレンガ積みでできているみたいだ。一部そのレンガを見られるよう保護パネルに窓が作ってあった。
後で調べると明治5年の着工で明治7年完成。最初の鉄道が明治4年だったっけ。
日本がちょんまげでござるをやめて、近代国家としてやってくんだと決めたそこからずっと仕事をしてきた灯台だった。
その重さにこの時は全く気付いていなかった。

最後だけこんな梯子みたいなのとこんなハッチみたいになっていて結構大変・・
すれ違いなんか不能
人が多いと渋滞する。

半周まわってあの狭い入り口から外へ出ると

ものすごい強風・・音・・
体も持ってかれちゃいそうな勢いの風だよこれ。
ちょっと怖いよ。

海は果てしなく続く・・・地球は丸い。
そして私は高所恐怖症だ・・
送電線路や鉄道電力設備関係の建設会社の説明会に行ったことがあります。
入社したらまず高さ100mの送電鉄塔に登ってもらうとか言ってた。
聞いた瞬間あきらめた。

灯台といえば回転することで決まった周期で明かりを届ける・・
ランプの乗った回転台とベースとの間の電源の接続は・・あっちがうか
ランプは固定されてて周りのレンズだけが回転するのね。
見にくいけれど、レンズを回転させるモーターが見える。
意外に小さくて驚いた。
ベースは最近つくりかえられたみたいで免振構造を持っているような名の銘版があった。
やっぱり今時光源はLED化されていたりするんだろうか?
・・・ちょっと調べて多分違うみたい。
気が済んだからカフェいこう。
階段を下りて・・
なんだあれ?
女の子が変なかっこしてるのをでっかいカメラを持ったおっさんたちが囲んで・・
あー、時々写真ブログでみる女の子がいっぱい写ってるのはこういうやつなのね?
お店は・・
今度は空いてる。

ハワイなBGMがかかっていてまあ、そういうお店かぁ。
沖縄もあれだけど、ハワイも精神的に遠いなぁ私から・・
そしてたのんだのは

灯台シフォンケーキ。
あの傘ちゃんと動いてたためるのね。
ドラゴンフルーツと、何だっけなんか南国な名前のものが・・
何だかわかんないけどあの赤いソースはおいしかった。
四角いこんにゃくみたいに切ってあるフルーツは凍らせてあった。
冷たくておいしい。これがドラゴンフルーツ?
シフォン塔は・・シフォンケーキというより蒸しパンだけど、
まぁアイディアの勝利だなこれは。
倒さないで立てたまま食ってやろうと思ったけど無理だった。
この日、いらんこと考えちゃて気分下降気味なうえいまいちぱっとしない印象の中にいた。
でも楽しい思い出ができたよ。
ありがとう。