海の交響曲

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青いねぇ‥太陽の光も・・
いいねぇ・・
ここは
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東名の由比パーキングエリア。
機能的にはトイレがあるだけで普段は素通り。
駐車場もこんな路肩の延長みたいな感じでその外はもう海。
なんとなくここから海が見たくなって。
私のすぐ後ろにつけた車からは30代くらいの営業風な男が一人おりてきた・・・営業にしてはラフか・・なんだか知らないけれどすごい笑顔だ。
家族でも連れてるかと思ったけど車にはほかに誰も乗って内容で本当の1人だ。
この気持ちいい海の光景と空気にやられちゃって?
きっとあの人心のベースに幸せがあるんでしょうね。
帰れば小さな子と嫁さんと最愛の家族がいるとか・・
そんなところ知らないしどうでもいいけれど、いい景色を見ていい気持になれるってすごく得難い大事なことだよね。
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あの小さな建物はトイレだろうけれど二階というか屋上に上がれるみたいだ。
階段を上ると
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こんな小さな花壇が作ってあり、小さな花を見たらほっとした・・
俺も歳食ったなぁ・・じゃなくて、なんか分かりやすいイベント施設とか行かなくていいの。
これでいいの。
こんなちょっとしたいい時間があればいいの俺は。
昔はかなりモテた的なおじさんもやってきて海の写真撮ってた。
いい人生ですか?なんて聞いてみたいけど悲しい結果になりそうだから黙っとく。
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左端にちょっとだけ富士山。真ん中は愛鷹山。右に見えるのは箱根の駒ケ岳?違うかも。でも箱根。


そのさきは
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こんな感じ。
何にもないけれどいい感じ。
ここの机おいて飲み物だしてくれたら変に気取ったカフェなんかよりずっといいんじゃないか。
いいなぁ・・赤ちゃんを連れた幸せ家族がやってきたので退散する。


https://www.youtube.com/watch?v=_WsW5UPNIxM

ヴォーン・ウィリアムズというイギリスの作曲家の交響曲第1番は「海の交響曲」と呼ばれる曲。ジョン・ウィリアムズじゃなくて。
テューバという楽器にかかわる人にとっては、ほとんど唯一のテューバ協奏曲の作者として有名でしょう。
付き合いで「いい曲ですね」なんて言ってみたこともあるけれど、聴き手としては正直あんまり・・
テューバ協奏曲はラヴェルとかプロコフィエフみたいな人に書いてほしかった。

いろんな作曲家について読んでいるとイギリスから呼ばれたので行って音楽活動してきたという話がよく出てきます。
ブリテンとかエルガーやホルストなど近代には有名な作曲家もいるイギリスだけど古典からロマン派の黄金期にベートーヴェンみたいな超絶大作曲家がいないのは偶然じゃなくて訳があるらしい。
でも訳を知ったところでないものを聴くことはできないんだからいいけど。

昔、マーラーの交響曲を一通り覚えるともっとそんな曲はないかと探したことがあった。今考えると内容じゃなく外面的な面でだな。
ショスタコは家いける曲もあるのだけど鉛のインゴットみたいな印象の曲が多く閉口した。
そこにヴォーン・ウイリアムズという作曲家がかなり後の時代に大編成オケのロマンティックな交響曲を書いているらしいという情報を得た。どうやって調べたかは忘れたけれどオケに合唱とオルガンも加わる1番と7番のCDをとりあえず買って来た・・
しかしちょっと聴いてそれっきり。

このネタを書くに当たり25年ぶりにこの交響曲を聴いてみた・・もう25年だもんなぁ・・
さわりだけちょっと聴いてやめるつもりで聴き始める・・
冒頭、
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きらびやかな巨大オケの向こうでオルガンが響き、合唱がのってくる。
おいしい感じのメロディーとハーモニー・・ああいいねぇ・・
でもマラ8のパクリみてーだな・・遅れてきたロマン派とかいわれてんだっけ?過去のいろんな名作の2番煎じじゃないの?
いやいや・・・すぐそういうこといっちゃうのは生い立ちとひねくれて腐った性格のせいだけど、それでずいぶん人生損してきたでしょう・・・
ここ素直に聴いときましょうよ・・なんだっていいじゃない・・
そう思えば聴けないことはない・・これもスコアでも見ながら何度も聞けば大好きな曲になる可能性があるかなぁ・・なんて思いながら2楽章までは聴きとおせた。
非情に口当たりがよく嫌なところが全くないためすんなり聞ける分、どうしてもどっかで聴いたようなアイディアじゃねーかとかこの人しか聴かせてくれない何かってのがここにあるのかな?みたいないじわる考えが走ってしまいながら・・・
スケルツォが始まったところでストップを押してしまった。
でもきっといい曲ですよ。
と書いた次の日また聴いた。
今は大好きなマーラーの8番だって始めは訳の分かんねーうるせー曲だと思っていたのを何度も聴いて色々と気付いて行ったんだった・・きっとこれも・・

イギリスではこの人大作曲家という事になっていてきっとこの曲も大人気なんでしょうね。
日本で武満徹とか言ってる感じ?もっとすごいんでしょうね。
日本にも好きな人はいっぱいいるのかもしれない。
しかし、25年たっても覚えている部分は昨日聞いたかのように覚えてるもんなんだね。
ほんとに25年もたっちゃってるのかな?その間何もしなさ過ぎ宝記憶が埋まってないのかな?

音楽はみんなこうやって大嫌いだったり意味不明だったものを無理に何度も聞き続けることで好きになっていく。
でも人と知り合い会って話せば話すほど相手が遠ざかってゆく・・
それは俺の自信のなさと稚拙さとなんかの狭さと・・
またこういう思考になっちゃうんだけど、まあいいや。

高速を降りて海沿いを走っていると
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海がすごいことになっていた。
台風来るからね。
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車を止めて眺めてみたりして。
この日この後場所を変えながら本当に長い間波の様子を見ていた。
だまし討ちみたいに忘れたころに今までと全然違うでかいのが来るんだよね。
こんななのに水の中に入ってふざけている人も見た。
先日若い人が流されて亡くなったのはこのあたりじゃないかと思う。
死んじゃったら終わりだ。
振り向けば
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久能山東照宮。
一昨年だったか階段を登って・・・
おみくじを引いた。
不妊治療をやっていたので「待ち人来ず」にはがっかりしたし、「己の身の程を知れ」は楽器をやろうとしていることかななんて思って。
徳川家康を祭った神社なんだからあれは家康からのメッセージなんだろうか?
両方とも今その通りになった。
先日某所でひいたおみくじにもろくなことが書いてなかったからまだしばらく碌なことがないんだろうか?
でも、お前は無駄だからもう死ねとは書いてなかったから。
聴かなかった曲の一曲でも好きになれたら生きてるかいがあったという事だし、まだやることはあるはず。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:8 

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