曇りの日
楽器屋さんに月謝の引き落とし依頼書をもっていくとそこで契約締結みたいな話となる。
「入会者には記念品を・・おとなに渡すようなのはぁ・・」と困ったような様子を見せ始めた。機械的に何か渡されるよりかえって人間味があっていいよね。
不安そうにこういうの使いますか?と聞かれたけれどなんのことかわからない。でもはいと言って笑顔で受け取ってきた。
気持ちは十分もらったよ。
可愛い花柄の包装紙に入っている何かだけどまだ開けてみてない。
その後行く先も思いつかないままたまたま乗っていた道を走る。
この道にはいくつかの記憶があるけれどどれもネガティブなものだ。
ポジティブな記憶なんか一つもない。
年齢はもうすぐあの頃の3倍に到達か。

その道は山道となり、ところどころに素晴らしい紅葉・・なんだろうけど今日は曇り。
ちょっと残念。

富士山が素晴らしい・・はずだけど。
でもなにがなんでも青い絶景が見えなきゃいけないわけでもないよね。
それより寒い。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=280&v=K9yRCTeGz1M
24の前奏曲とフーガはだいたい作曲順に並んでいるらしいのだけど、聞き進むほど自由なやりたい放題感がさく裂していくように聞こえる。
この人もすぐれたピアニストでもあった作曲家なわけだけれど、オーケストラの響きを念頭に置いて書かれたような曲が結構ある気もする。
オケ曲の前にこれらを聴いていたら彼の作品に対する印象もまた違っていたかもしれません。
おしまいの方にあるこの曲は若干おとなしいけれどでもショスタコだなと感じます。
峠を越えて山を下りてみたところで何があるわけでもない。

電車の車庫を覗いてみたりして。
なんにもないけど当たり前か。
ここに車両基地があるのを知ったのは中学生になったばかりのころ。
国鉄最後の日とかいって特別な切符があったような記憶が・・でもそんなの買える訳ないから普通列車を乗り継いだんだろう一日列車を乗り継ぐ旅をしたのは間違いない。
最寄駅からのってきた電車はこの基地のすぐ近くの駅での終点となり乗り換えだ。
ヘッドマークの付いた電車の写真を撮っていると運転手さんから強い口調で「お前自分を写さないと意味がないだろ!」みたいなことを言われた覚えが。
自分なんか写してどうすんだろう?なんて思ったのも覚えている。
それまでもその後もずっと、記憶、記録しておきたい対象のなかに自分はいなかった。
阿保みたいな顔した子供が電車と並んで立っている写真がどこかにあったと思う。
そのアルバムを引っ張り出して懐かしいと思ったのだってもう20年前。
その後知り合った嫁さんは写真を撮るのが好きなので自分の写真が存在するようになる。
今でも自分の写真なんか見たいとは思わないけれど、嫁さんのおかげで自分にも思い出というものができた。
いつか見に行ってみようと思っていたここにくるのに30年かかってんだな。
30年来の念願がかなったところで何も感じなかった。
行ったことのないお店を探すのも面倒くさい。
そうだあのカフェにでも行こうか。
小さな平野に何本か鉄道路線がはしっていて・・

右から来たと思ったら左からも来たりして・・
まぁ、まだ閉店まで時間はあるから。

お寺のカフェにまた来た。
前に来た時とてもいい印象だった。

予想に反して今日はお客さん全然いない。
じゃ今日は奥の方の席に・・
モダンって感じですよね。
多人数が集うみたいな椅子の沢山あるテーブルに中年の男女がいた。

コーヒーはライトというやつ。
メニューの写真ではレギュラーよりカップが大きく量も多いように見える。
水が多いってこと?
しらないけれど飲みやすい。
今日はケーキじゃなくてホッとサンドにしてみた。
おいしいピクルスがついてきて・・
ニンジンみたいな謎の物体は食べてみたら柿だった。
断片的に聞こえてくる中年男女の会話は夫婦のものじゃない。
でも肩寄せちゃってエロ中年である。
そういえば駐車場には気取ったような外車が停まってたような気もする。
ふと声の方を見ると二人でにやっと笑ってこっちを見てた。
んだそりゃ・・
まあでもいいよね楽しそうで。
誰かとどっかで語るとか全くないから俺は。
またいい時間になりました。
曇ってってさえない一日も終わりよければすべてよし。

いつもは温泉街を通って裏道みたいなので山越えをして帰るのだけど、この日は国道でまっすぐ峠越えすることにした。
連休、紅葉、温泉街には笑顔があふれていたりする。
それを見たくないような気がして。
でも失敗。国道は山の中盤から峠の信号まで大渋滞してた。
3連休だもんね。
「入会者には記念品を・・おとなに渡すようなのはぁ・・」と困ったような様子を見せ始めた。機械的に何か渡されるよりかえって人間味があっていいよね。
不安そうにこういうの使いますか?と聞かれたけれどなんのことかわからない。でもはいと言って笑顔で受け取ってきた。
気持ちは十分もらったよ。
可愛い花柄の包装紙に入っている何かだけどまだ開けてみてない。
その後行く先も思いつかないままたまたま乗っていた道を走る。
この道にはいくつかの記憶があるけれどどれもネガティブなものだ。
ポジティブな記憶なんか一つもない。
年齢はもうすぐあの頃の3倍に到達か。

その道は山道となり、ところどころに素晴らしい紅葉・・なんだろうけど今日は曇り。
ちょっと残念。

富士山が素晴らしい・・はずだけど。
でもなにがなんでも青い絶景が見えなきゃいけないわけでもないよね。
それより寒い。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=280&v=K9yRCTeGz1M
24の前奏曲とフーガはだいたい作曲順に並んでいるらしいのだけど、聞き進むほど自由なやりたい放題感がさく裂していくように聞こえる。
この人もすぐれたピアニストでもあった作曲家なわけだけれど、オーケストラの響きを念頭に置いて書かれたような曲が結構ある気もする。
オケ曲の前にこれらを聴いていたら彼の作品に対する印象もまた違っていたかもしれません。
おしまいの方にあるこの曲は若干おとなしいけれどでもショスタコだなと感じます。
峠を越えて山を下りてみたところで何があるわけでもない。

電車の車庫を覗いてみたりして。
なんにもないけど当たり前か。
ここに車両基地があるのを知ったのは中学生になったばかりのころ。
国鉄最後の日とかいって特別な切符があったような記憶が・・でもそんなの買える訳ないから普通列車を乗り継いだんだろう一日列車を乗り継ぐ旅をしたのは間違いない。
最寄駅からのってきた電車はこの基地のすぐ近くの駅での終点となり乗り換えだ。
ヘッドマークの付いた電車の写真を撮っていると運転手さんから強い口調で「お前自分を写さないと意味がないだろ!」みたいなことを言われた覚えが。
自分なんか写してどうすんだろう?なんて思ったのも覚えている。
それまでもその後もずっと、記憶、記録しておきたい対象のなかに自分はいなかった。
阿保みたいな顔した子供が電車と並んで立っている写真がどこかにあったと思う。
そのアルバムを引っ張り出して懐かしいと思ったのだってもう20年前。
その後知り合った嫁さんは写真を撮るのが好きなので自分の写真が存在するようになる。
今でも自分の写真なんか見たいとは思わないけれど、嫁さんのおかげで自分にも思い出というものができた。
いつか見に行ってみようと思っていたここにくるのに30年かかってんだな。
30年来の念願がかなったところで何も感じなかった。
行ったことのないお店を探すのも面倒くさい。
そうだあのカフェにでも行こうか。
小さな平野に何本か鉄道路線がはしっていて・・

右から来たと思ったら左からも来たりして・・
まぁ、まだ閉店まで時間はあるから。

お寺のカフェにまた来た。
前に来た時とてもいい印象だった。

予想に反して今日はお客さん全然いない。
じゃ今日は奥の方の席に・・
モダンって感じですよね。
多人数が集うみたいな椅子の沢山あるテーブルに中年の男女がいた。

コーヒーはライトというやつ。
メニューの写真ではレギュラーよりカップが大きく量も多いように見える。
水が多いってこと?
しらないけれど飲みやすい。
今日はケーキじゃなくてホッとサンドにしてみた。
おいしいピクルスがついてきて・・
ニンジンみたいな謎の物体は食べてみたら柿だった。
断片的に聞こえてくる中年男女の会話は夫婦のものじゃない。
でも肩寄せちゃってエロ中年である。
そういえば駐車場には気取ったような外車が停まってたような気もする。
ふと声の方を見ると二人でにやっと笑ってこっちを見てた。
んだそりゃ・・
まあでもいいよね楽しそうで。
誰かとどっかで語るとか全くないから俺は。
またいい時間になりました。
曇ってってさえない一日も終わりよければすべてよし。

いつもは温泉街を通って裏道みたいなので山越えをして帰るのだけど、この日は国道でまっすぐ峠越えすることにした。
連休、紅葉、温泉街には笑顔があふれていたりする。
それを見たくないような気がして。
でも失敗。国道は山の中盤から峠の信号まで大渋滞してた。
3連休だもんね。