思い出と仲直り

しかしいろんなことが次々に押し寄せてきますよね。
そんなのあたりまえなうえにみんなそこを押し倒して乗り越えて行くんでしょう。
記事は書き駄目するので1週間程度の時差があります。今の自分からするともう懐かしい平和な日々だったりして。
先週。
犬はどうも不調で長距離の散歩を敬遠するようになり、歳のせいかなぁなんて思っていた。
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落ち葉の上を歩くのが楽しくて
でもやっぱり途中で引き返しちゃった。
嫁さんもいて3人だと結構歩くんだけど。

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富士山の見える丘でパンでも食おうよ。

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空もきれいだ。

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さっきまでの飛行機雲はこんな筆で塗ったみたいな雲に代わって・・
気持ちのいい世界。

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中途半端な紅葉も・・気持ちいいから何を見ても美しく見える。

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飲み会とか、一生いけない私の珠玉の時間はこういうの。

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小学生の頃、遠くに見えるあの山の稜線から自分の家を眺めてみたいと弁当を持ち自転車を引いてこの道を登った。
かなり歩いたはずなんだけれどいつまでたっても変化のない森の景色に負けかけたところで雪もちらついたため断念した思い出。
自分の車を持ち地元に帰って来た時には真っ先にこの道を登った。
あの時あとどのくらい頑張れば頂上だったのか・・知りたかったそれはもうわからなかった。
不法投棄等対策か今はもう道は閉鎖されもう頂上まで行くことはできない。

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にんじんの葉っぱってなんか鑑賞に堪える形してますよね。色も鮮やか。

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あそこから森に入る。
おぼえているよ。
一緒に登ってくれた子がいた。彼は数年前同窓会を企画実行する会の中心人物になっていた。
当時から活発で目立つ存在だった彼がなぜ俺と行動を共にしてくれたのかはもう思い出せない。
同窓会の後も彼は私をたびたび集まりに誘ってくれたけれど、私は煮え切らない返事を繰り返すことしかできなかった。
最後のやり取りは山登ったの覚えてる?の問いに
「覚えてるよ、自転車で登ったよね」


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北海道行くとこんな写真を撮ろうとしますよね。
ちょっと違うけどここもいいところじゃない。

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戻ると少し日が陰って富士山がかえってくっきり見えていた。
雄大な富士山を見ていたら聞こえてきたのは


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1011&v=cYPWjsMqJxo

ブラームスのヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲の2楽章。冒頭のホルンと木管が吠えてるあたりがこんな景色っぽいでしょ?
ブラームスの人生について知ろうとするとヨーゼフ・ヨアヒムという天才ヴァイオリニストの名前がたびたび出てきます。
ブラームスを発見し世に送り出したシューマンへの紹介状を書いてくれたのは彼じゃなかったか?その後もヨアヒムがいなければ私たちの知るブラームスはなかっただろう。
その友情みたいなものは長年にわたって続いたけれど、妥協しない芸術家同士なのと、性格的なものもあってか必ずしもいつも良好だったわけでもないようだ。
ヨアヒムが嫁ともめた時ブラームスは嫁さん側についた(と思われないよう細心の注意と配慮をしたんんだろうけれど結果的にそのように誤解されるような事態に陥ったとかじゃないか?)ため関係は最悪な状態になったらしい。
あるチェリストからチェロ協奏曲を依頼された時、ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲とすることでヨアヒムとの和解をねらう・・
みたいなエピソードが超絶有名。
でも実際その後もしっくりこなかったみたいだ。
彼のエピソードや晩年の作品などから私が勝手に感じるところでは、一度壊れたものに心を完全に開けるような男じゃなかった気がする。
強がりも吐いただろうけど、内心傷つき、寂しかったんじゃないかな?
大きなお世話だし、全然違うのかもしれないけど。
最後の交響曲となってしまった第4番の次として書き始められていたらしいこの曲、彼のそれまでの作品にあった何かがなくなってしまっているような印象を受ける。
そしてそれは彼自身の何かを反映しているのかなとも思う。

中学生の頃、仲の良い友達のようなものができた・・がふとしたことで絶好状態となりそのままに。
同窓会に行くと誰だかわかんない人間がうれしそうに私の名を呼んで話しかけてきたので驚いているとそれは彼だった。
ほとんど二人同時に、あれは俺が悪かったんだ・・
30年来の雪解け。
感動的な出来事で。普通なら飲みに行くようになるみたいな話でしょう。
ほんの一言二言の会話の中に彼は何か挫折したらしいこと、今人が恋しいらしいことなどが透けて見えた。
そんな話を聞いてとか・・
その後送られてきたLINEにはこれからよろしくとあった。
私はそういうのができない欠陥品みたいな構造の人間なのでそれきりとなってしまっている。
ブラームスとは全然次元が違うけれど、寂しいとは思うよ。
久しぶりにLINEのやり取り覗いてみて・・手が自動的に閉じちゃった。
晩年のブラームスをみたマーラーがまるで死神に取りつかれているようだったと言っていた。禁断の恋の相手が死去すると彼はすぐ後を追うように逝ったんじゃなかったっけ?寂しかっただろうね。
でも彼には世話人もいただろうし何より不滅の作品があり、世界中の人間の心の中に何百年も生き続けるだろうことは間違いなかった。

まだ私は死ぬつもりはないので、なにか建設的な考えを訴えられる日も来ると思ってる。
そのためにわずかながらなんか動いてみたりもしてる。
これでいいじゃない。

それより今、具体的な問題や不安材料が急にたくさん押し寄せてきちゃってなんだこりゃ。
でもわかるよ、どれも一つ一つ冷静に考えれば大したことじゃない。
いつもの不安が先行してダメなことになっちゃってる病を発症しかけているだけ。
乗り越えられるような気持ちを持ったところを見計らって襲ってきているのかと考えてみれば、よしやってやるわとか何とかと思えるかな?

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:0 

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結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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