クリスマスプレゼント

私の住んでいる辺りは雪が降ることも希で積もることは滅多にありません。
9752.png
雪自体が珍しいのですが、北海道に行ったときはシッカロールみたいなのが一面に積もっていることに感動しました。
感動ったってたまに見に行く人間の気楽な発言で地吹雪とか命懸けだし雪かきも大変だし面白がってたら怒られそうですかね。
美瑛行きたいけど、バスからでっかいカメラ持った人がわらわら降りてきたりするんでしょう?したっていいのか。
このお店、マップ上ではないことになってるけど今もやってるのかな?
この時は私ら夫婦の他に誰もいなくて素敵な時間だった。

クリスマスイブですね。
子も孫もいないのでもうなにということもないのだけど。
私の好きなクラシック音楽は貴族の娯楽とか村の伝統音楽とかいろんなものをルーツに持っているんだと思いますが、でかい要素としてキリスト教の宗教行事のための音楽というものがあるわけでクリスマスとも綿密に結びついていそうです。
ですがそんなにクリスマス!なんて言う曲はあんまりありませんよね。
あるのかもしれないけれど私が嫌いで知らないだけなのかもしれない。

9753.png
知らないけれどクリスマスってのはまじめに静かにしてるもんじゃないのか?
今年はどこにもいかなかったからかあまり耳につかなかったよく聞くクリスマスBGMみたいなのはなんかアメリカっぽい?
アメリカ人は七面鳥食って騒いだりすんのかな?
どうでもいいけど。
そもそもクリスマスって何なんだっけ?

クリスマスな音楽といえばチャイコフスキーのくるみ割り人形とかオネゲルのクリスマス・カンタータとか・・
オネゲルのやつは一度聞いて感動し面白そうだと思ったきり聞いてないのでなにか書きようもない。
バッハにクリスマスカンタータというのがあったと思うしCDも買ったような気がするけれど何故か聞いてないし聞く気も盛り上がらない。


バッハの時代・・富士山が宝永の大噴火とか言ってる頃・・は
音楽家は芸術家ではなく教会か貴族に雇われた職人みたいなものであったわけで、バッハも教会で仕事をしたときにパイプオルガンのための曲を沢山書きました・・いいかそんな話は。


https://www.youtube.com/watch?v=8UJMxj2R45M
それで私はコラール前奏曲「装え、おお愛する魂よ」BWV654という曲が昔からとても好き。
音楽に興味を持ったのと同時くらいにこの曲を知り、それからずっと頭の隅で鳴らせばなってくれる。
この動画の演奏はあんまりいいとは思えないけれど、いいと思える演奏が見つけられないので。
いいと思える演奏は私の頭の中で勝手になってるこの演奏。

バッハを再発見し、自ら優れたオルガニストでもあったらしいメンデルスゾーンもこの曲を大変好んだという。
シューマンがだっけ?シューマンもだっけ?なんでもいいけれどこれ以上ないと思われる誉め言葉が並んだ手紙が残っているはず。
まあしかし誰かが気に入っていたから自分も気に入るわけじゃない。メンデルスゾーンはどうでもよくて私はこの曲が好き。
世の中が私のことを嫌っても私は私が好き。

1226.png
ハ音記号なんか読めないけど弾くわけじゃなく眺めるだけだから問題ない。
2段鍵盤の想定される楽譜で上段に現れるのがコラールの旋律。
音楽を知ったばかりの中学生の頃、途中片手で上下2段を同時に弾く場面・・見たのか想像したのか忘れたけれど萌えたおぼえがある。
家に古いお古のエレクトーンがあり真似をしようとしたけれど上下の鍵盤が遠すぎてできなかった。
楽器もできなかったしできるわけがないと思っていた私にとっての音楽は部活で練習に明け暮れコンクールに向かってとかそういうのじゃなかった。傍から見ればアホのように見えるかもしれない壮大な妄想空間の中に人知を超えた巨大で素晴らしい音楽の世界があるような気がしていた。それは今でも続いている。
ちょっとおかしいのかもしれないがそのおかげでここまで楽しく生きてこれた。

嫁さんはエレクトーンをずっと習っていたようだ。
ペダルの音域がどの程度あるのか知らないけれどこの曲エレクトーンでも弾けたりするのかな?
エレクトーンほしい?なんて聞いてみたらいらないと言ってたけど、ほんとはどうなのかな。
自分も楽器やりたいなんつって買っちゃったしやりたいなら・・と思ったけど中古でも結構するのね。
この先いろんな出費が予想され・・
とりあえずウォシュレットが壊れやがった。

1229.png
これ原曲なのかな。
コラール前奏曲というのは教会で楽譜が読めない人たちにも賛美歌を歌ってもらうためまずオルガンでこの曲はこんな旋律なんだよと弾いて聴かせ、続いてみんな歌う・・と言うところから始まったもののようです。
この曲はもうそこから脱して独立した作品としての世界を持っており、職人とは違う芸術家としての作曲家が誕生していることを示してもいる・・まいいかそんなことも。
私はキリスト教徒じゃないし宗教的な側面に興味はないけれど、最近になってはじめて原曲のコラールの歌詞を知り感動した。
興味のある人はほとんどいないだろうしシラケそうなので引用もしないけど、超絶劣等感みたいなので腐っている人間にも光を当ててくれる。
聖書も言葉も何も知らなくても、作者が感じた何かが音楽というものにのって300年後の遠い島国の訳の分かんないようなのに届いていたんだと思うと少し心が温かくなるような気がする。
私は生きていていいはずなんだと思う。

クリスマスかぁ・・と思ったときこの曲が頭に浮かんだこと、
その曲名を検索してみたらコラールの詞が出てきたこと
ただの偶然でしかないようだけれど
私は導かれたんだと思う。
歌詞を教えてくれるように導いてくれたのが誰かは知らないけれど、
私にとってはクリスマスプレゼントだ。

なに訳の分かんないこと書いてんだこの馬鹿はとか思ってるんでしょ?
これくらいの方が音楽聴いてても楽しいよ。

楽器の練習にいっていいか探ったところ嫁さんがいい顔をしなかった。そりゃそうか。
いまさらクリスマスイブでもないけど嫁さんと飯でも食いに行ってこよう。
人のいない店がいいな。
あるんだよねこんな日なのに静かないい店が。
いまは買い物に付き合って車のなかでぼーっとしてるところ。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:2 

プロフィール

unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

カウンター
カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ