神様はいるか
風邪ひいてしまいぼこぼこである。
新年最初の日に休みという一番やっちゃいけない感じ。
来週中国への出張があるけど大丈夫か?
少し寝てたらいけそうな気もしてきた。これから医者に行って、午後からなんとか出社できないかと思ってる。
出社なんかしたらかえって迷惑だろってのもあるのはわかるよ。やばけりゃ帰るよ。
今週は楽器のレッスンがあるので練習したいなんて思ったりしてまるで子供のようである。
これは正月休み中の話。

この鳥居はどこか個人宅の神様なんだと思うけれど、毎年御幣が新しくなるのを見て正月だなぁと思います。
この日は練習場が開いたので楽器の練習に行った・・はいいけれどこれまでで最悪というくらいのめちゃくちゃな状況に陥ってしまい・・・・
帰ってきてから嫁さんと飯でも食おうと出かけた。
いつもは元旦に初詣に行くのに今年は盛り上がらず、嫁さんも混んでると嫌だというようなことを言う。
前はそんなこと言わなかった。

思い切り遅らせて2月頃に行こうかとも思ったけれど
やっぱり気になって4日にいってみた。
元旦なんかに比べれば格段に空いているけれど、それでもすごい人。
あってはいけない人と遭遇する。
私に気付いたようだけど、さげすむような視線を浴びせることもなく普通に無視してくれた。
ありがとう。
動揺しかけて開き直る。
ここでこうなるのは神様が何か伝えてきてるのかなと思ったり。
中学生にもなると親に連れられてというのは苦痛でしかなかったけれど、それを隠しつつ初詣に来た覚えがある。
理由は恥ずかしいので書けないけれど、この神様は真剣にお参りすると通じて守ってくれる気がしている。
だから世の中のなにもかもが信用できなくなって以降も初詣に来たりして。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1455&v=Fu4-Enucukk
中学生の頃初めて聴いてやられたブラームスのピアノ協奏曲第1番
作曲者自身がまだ20代前半の駆け出し・・自分を世に送り出してくれた恩師の奥さんにやられちゃってまいっちゃっていた頃・・
いいのさ芸術家ってのはそれくらいで・・めちゃくちゃになって変になってるくらいがいいんでしょう。
この2楽章はミサ曲のような内容を持っていて祈りというようなものが感じられる。
露骨にクララシューマンにささげられているんだっけ?ちがったっけ。
ステンドグラスから降り注ぐ柔らかい光は教会の中に舞う小さな埃を照らして・・みたいな音楽、ピアノも和声的な讃美歌で祷りを歌う・・
その後ピアノソロは単旋律的になり、小節線を無視したような動きでなんだか煮え切らないことをうだうだ言うようになる。
神よ!どうして私にだけこんな試練をお与えに・・みたいなのでしょう・苦悩する若者が一人・・
l
上の段のターン(5て書いてある音)あれは人の心がピークに達したようなところで出てくるやつだから・・※個人の勝手な考えです。
いったん落ち着きピアノが静かに始めた伴奏の上にクラリネットの祈りの歌が聴こえてくる。
そしてすぐ爆発・・でこの部分ピアノとオケが入り混じって一つの音楽を訴えるという・・名人芸披露とは根本的に違うピアノコンチェルトの特徴を示している部分でもあるんだけど、
そんなことより何もわからずここを聴いた中学生はこのクラの清らかな歌に打たれた・・・
私にとっては、忘れられない一つの事件である。
若者の訴えに、神様はまだ答えてくれない。
でもこの後大きな光が彼を包むんだよ。
それが、メッセージなんだと思う。
・・実際そんなこざかしいストーリーをいちいち思い浮かべて聴くんじゃないですけどね。
人に伝えるために言葉を使うとこうなるというか・・
酒とか香水の香りをごちゃごちゃ言って表現する人がいるじゃない?
飲み手としてはいちいちごちゃごちゃ言いながら飲むわけじゃないんでしょう?
だけど、この歳になって泣きそうだよ真剣に聴けばさぁ・・
中学の私は土曜の夜にテレビで聴いて感動し、再放送がある次の日の午後カセットテープに録音した。
音声出力を持ったテレビなんかないので、テレビの前にラジカセを置いてスピーカーの音を録った。
こたつでうとうとしているとテープが終わりになり、オートリバースなんかなかったので途中慌ててテープをひっくり返した。
途中音の抜けていた箇所が今でも頭に焼き付いて再生される。
あのころはまだなんとなく毎日楽しかった。
この先明るい未来が当たり前のようにあるものだと思っていた。
そしておみくじ。
職業がエンジニアなんだからあんまり神様とかおみくじとか言ってるとどうかというところはあるか・・
でもここでのおみくじの内容は毎年身に染みるというか・・

ここ数年、内容的には厳しいものが続いていた。
今年こそ・・と思ってひくんだけれど。
子供をまってた頃はほんとにこたえたりして・・

大吉ではないけれど
ぱっと明るく見通しが・・
芸事ってのはないから勉強というところを読むと、本気でやれば結果はついてくる。前進しろ!みたいなことが書いてあった。
仕事のところはお前実はこうなんじゃないの?なんてあり泣けてきた・・詳細は書けないけど。
この何年間かこの同じ場所でため息をついていたんだけど今年はなんか違うぞ。

この縛るの・・なんていうんだっけ。
家に帰るとまた楽器をちょっと・・
ほんとはそんなに何時間もやっちゃいけないんだけど気が落ち着かず・・
どうにもダメな状態が引き続いており焦りだす・・みたいなのをしばらくやっていたところふっと・・
自転車に乗れるようになった時と同じ。
あんなにどうすればいいのか何が悪いのかわからなかったのに、
出来た瞬間からなんでこんな簡単なことができなかったんだろう?みたいな。
何調子に乗ってんだこの馬鹿はというところでしょうね。
また勘違いかもしれないけれどいいの。
私は、神様がいると思う。
馬鹿だと思うんでしょう?
いいのそれでも。
新年最初の日に休みという一番やっちゃいけない感じ。
来週中国への出張があるけど大丈夫か?
少し寝てたらいけそうな気もしてきた。これから医者に行って、午後からなんとか出社できないかと思ってる。
出社なんかしたらかえって迷惑だろってのもあるのはわかるよ。やばけりゃ帰るよ。
今週は楽器のレッスンがあるので練習したいなんて思ったりしてまるで子供のようである。
これは正月休み中の話。

この鳥居はどこか個人宅の神様なんだと思うけれど、毎年御幣が新しくなるのを見て正月だなぁと思います。
この日は練習場が開いたので楽器の練習に行った・・はいいけれどこれまでで最悪というくらいのめちゃくちゃな状況に陥ってしまい・・・・
帰ってきてから嫁さんと飯でも食おうと出かけた。
いつもは元旦に初詣に行くのに今年は盛り上がらず、嫁さんも混んでると嫌だというようなことを言う。
前はそんなこと言わなかった。

思い切り遅らせて2月頃に行こうかとも思ったけれど
やっぱり気になって4日にいってみた。
元旦なんかに比べれば格段に空いているけれど、それでもすごい人。
あってはいけない人と遭遇する。
私に気付いたようだけど、さげすむような視線を浴びせることもなく普通に無視してくれた。
ありがとう。
動揺しかけて開き直る。
ここでこうなるのは神様が何か伝えてきてるのかなと思ったり。
中学生にもなると親に連れられてというのは苦痛でしかなかったけれど、それを隠しつつ初詣に来た覚えがある。
理由は恥ずかしいので書けないけれど、この神様は真剣にお参りすると通じて守ってくれる気がしている。
だから世の中のなにもかもが信用できなくなって以降も初詣に来たりして。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1455&v=Fu4-Enucukk
中学生の頃初めて聴いてやられたブラームスのピアノ協奏曲第1番
作曲者自身がまだ20代前半の駆け出し・・自分を世に送り出してくれた恩師の奥さんにやられちゃってまいっちゃっていた頃・・
いいのさ芸術家ってのはそれくらいで・・めちゃくちゃになって変になってるくらいがいいんでしょう。
この2楽章はミサ曲のような内容を持っていて祈りというようなものが感じられる。
露骨にクララシューマンにささげられているんだっけ?ちがったっけ。
ステンドグラスから降り注ぐ柔らかい光は教会の中に舞う小さな埃を照らして・・みたいな音楽、ピアノも和声的な讃美歌で祷りを歌う・・
その後ピアノソロは単旋律的になり、小節線を無視したような動きでなんだか煮え切らないことをうだうだ言うようになる。
神よ!どうして私にだけこんな試練をお与えに・・みたいなのでしょう・苦悩する若者が一人・・
l

上の段のターン(5て書いてある音)あれは人の心がピークに達したようなところで出てくるやつだから・・※個人の勝手な考えです。
いったん落ち着きピアノが静かに始めた伴奏の上にクラリネットの祈りの歌が聴こえてくる。
そしてすぐ爆発・・でこの部分ピアノとオケが入り混じって一つの音楽を訴えるという・・名人芸披露とは根本的に違うピアノコンチェルトの特徴を示している部分でもあるんだけど、
そんなことより何もわからずここを聴いた中学生はこのクラの清らかな歌に打たれた・・・
私にとっては、忘れられない一つの事件である。
若者の訴えに、神様はまだ答えてくれない。
でもこの後大きな光が彼を包むんだよ。
それが、メッセージなんだと思う。
・・実際そんなこざかしいストーリーをいちいち思い浮かべて聴くんじゃないですけどね。
人に伝えるために言葉を使うとこうなるというか・・
酒とか香水の香りをごちゃごちゃ言って表現する人がいるじゃない?
飲み手としてはいちいちごちゃごちゃ言いながら飲むわけじゃないんでしょう?
だけど、この歳になって泣きそうだよ真剣に聴けばさぁ・・
中学の私は土曜の夜にテレビで聴いて感動し、再放送がある次の日の午後カセットテープに録音した。
音声出力を持ったテレビなんかないので、テレビの前にラジカセを置いてスピーカーの音を録った。
こたつでうとうとしているとテープが終わりになり、オートリバースなんかなかったので途中慌ててテープをひっくり返した。
途中音の抜けていた箇所が今でも頭に焼き付いて再生される。
あのころはまだなんとなく毎日楽しかった。
この先明るい未来が当たり前のようにあるものだと思っていた。
そしておみくじ。
職業がエンジニアなんだからあんまり神様とかおみくじとか言ってるとどうかというところはあるか・・
でもここでのおみくじの内容は毎年身に染みるというか・・

ここ数年、内容的には厳しいものが続いていた。
今年こそ・・と思ってひくんだけれど。
子供をまってた頃はほんとにこたえたりして・・

大吉ではないけれど
ぱっと明るく見通しが・・
芸事ってのはないから勉強というところを読むと、本気でやれば結果はついてくる。前進しろ!みたいなことが書いてあった。
仕事のところはお前実はこうなんじゃないの?なんてあり泣けてきた・・詳細は書けないけど。
この何年間かこの同じ場所でため息をついていたんだけど今年はなんか違うぞ。

この縛るの・・なんていうんだっけ。
家に帰るとまた楽器をちょっと・・
ほんとはそんなに何時間もやっちゃいけないんだけど気が落ち着かず・・
どうにもダメな状態が引き続いており焦りだす・・みたいなのをしばらくやっていたところふっと・・
自転車に乗れるようになった時と同じ。
あんなにどうすればいいのか何が悪いのかわからなかったのに、
出来た瞬間からなんでこんな簡単なことができなかったんだろう?みたいな。
何調子に乗ってんだこの馬鹿はというところでしょうね。
また勘違いかもしれないけれどいいの。
私は、神様がいると思う。
馬鹿だと思うんでしょう?
いいのそれでも。