いろいろうまくいかないけど、帰ってきた

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近所の河津桜が満開になってた。
幼いころ住んだ家は窓から手が届きそうなところに河津桜があり、物心がついてから何度かその花を見て育ったので私にとって桜の季節はずっと4月じゃなく3月。薄いピンクじゃなくて濃い桃色が桜の色。
自分の桜は世間とずれているなぁなんて思っていたそれも気が付けばそんなこともいつの間にか忘れてしまっていた。

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遠くないので桜の咲く河津にも昔行ってみたけれど人だらけで盛り上がらなかった。
桜はいいけど人なんか見たくない。
今は知らないけど、街が祭りに追いついていなくて喫茶店みたいなところで食ったカレーもまずかった。
そんなこと書かなくていいのか。
こんな何でもないところで咲いてる桜が好きだなぁ・・
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近くの空き地にはこんな花。
昔、この小さくかわいい花の名前を先生に教えてもらった。
そしてそれには結構すごい意味があった。
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小学生のころクラスほぼ全員で河津にある先生の親戚所有みたいな別荘に泊まりに行った。
今思い出すとあのころすでにちょっとみんなから外れてることに気付き、何とかそれがばれないようについてこうとしてたような記憶がでてくる。まあそれでも行ったんだからまだ行きたいと思えたんだろうな。
財布を無くし帰りの電車に乗れないので誰かの親の車に乗せてもらって、お礼も言わずに帰ってきた自分に自分でどうしようもないとか思ったりして。
皆とどっかへという思い出はあれが最後かもしれない。
イヌノフグリという花の名を教えてくれたのもその先生だった。
若く子供ができたばかりだった先生もとっくに定年を過ぎているだろう。元気なのかな。
10代後半に世の中真っ暗になり、年賀状というものを放棄してしまったので何もわからない。
数年前にあった学年全体の同窓会以降、みんなLINEでつながりなんかやっているみたいだ。先程もスマホがなんか光っていた。
その準備人の集まりに誘われのこのこ出かけて行った私は、なぜ自分がいつも一人なのかを思い出し思い知らされ帰ってきた。
LINEも見ないなら削除してしまえばいいんだろうけど、それをやったら終わりな気がして。
このまま私は誰とも付き合いのないまま人生が終わるかもしれないけれど、直そうとするべきなのはそこじゃないと思うようになった。

今、毎日通っている楽器の練習場は幼いころ住んだうちの近くにある。
あの桜、元気かな?
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練習後、ちょっと見せてもらいに。
老いのせいなのか花の数は少なく少し元気がないようにも見えるけれど、
そこにはあの桃色の花をしっかりと咲かせてあの桜があった。
登ったはいいが降りれなくなったりしたあの樹、私のことを覚えていてくれるだろうか?
子供のころ見続けたあの山のシルエットは心のどこかに焼き付いているらしくみると何かが走る。

楽器の練習は・・先日のレッスンの最後に得た内容を実行してある面はよくなった気もするんだけれど、要求されているもう一つのことをやろうとするとできているそれまで崩れてまた元のガタガタになる・・
だからもうそれは捨てて・・いや捨てたら前へ進まないでしょ。
またこりゃ次のレッスンは・・
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なんて意気消沈で帰ればこの夕景が迎えてくれる。
まあいいや。
またあした・・


転寝をしていると人の気配を感じ緊張が走る。
犬があんな音を立てるわけがない・・泥棒?・・幽霊・・・
・・あちがうわ、嫁さん戻ってきたんだった。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=3113&v=AculPJcCOcI
欠陥人生みたいだけどいいこともあるよ俺にだって。

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街灯に照らされた河津桜と月。
自治会の役員引継ぎに公民館へ向かう夜にはいつも満開のこの桜を目にしてきた。
今年は渡すほう。
ゆっくり愛でましょう。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:0 

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