寂しいのはみんな自分のせいなんだろうけど

レビューに日本で一番だなんて書いてある喫茶店がそう遠くないところにあって、そんなもんがあんなとこにあるわけないだろと思いつつ気になるので行ってみた。
派手な看板もなく一見民家みたいな入り口はそこにそれがあると知らなければ気づかず一度通り過ぎてしまう。わかっている人だけが来てくれればいいというマーラーの墓みたいな店なんだろう。
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入り口で店員さんが寝そべってた。
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女の子でちょっと遊んでくれたけど、私より嫁さんのがいいみたいだ。
駐車場には日曜日なのに車が一台だけでちょっと期待感が高まってくる。どうも私にとってのいいお店は空いているか静かということで美味しいとかきれいとかはそのずっと後でいいらしい‥けどちょっとダメ人間ぽいのもわかる自分で。
近くにある漁港は最近加速的に浮かれたような派手な観光地に変貌中ではじかれるように逃げてきた私はいつもの私。
それ系の人が前の道を駅まで歩くらしく騒々しい集団が通過していく。ここいんじゃね?みたいな声が聞こえ、え来るの?嫌だなと思ったり。
でも、私の心は本当は自分もあんな中に入りたいんだと訴えているのもわかる。
解るけど、たびたび誘ってくれる人もあってそのたびどうなってきたかもわかる。
下戸と書いてちゃんと理解してくれる人は人口の5%く・・・・何を書いてみたところで、正直虚しく寂しい。
望んだつもりはさらさらないけれど、俺はなんでこんな俺なんだろう?

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手書きでいい感じのメニューには三國連太郎が愛飲した珈琲というのがあった。
何も書いてないけど晩年通ったんだろうとかいろいろ頭をめぐる。あの人この近くに住んでたんだ・・知らなかった。
でもそこにはあまり興味も持てず盛り上がらなかった。
マーラーが愛飲した珈琲だったら飲んでみたいけれど。
なんとなくWikipediaをみるとあの人俳優になる前というか生まれる前から映画を超えるめちゃくちゃな人生で笑った。

先週いった店ではリヒテルの痕跡。

https://www.youtube.com/watch?v=yukjdR2_lj8
でも実はそんなにというかほとんどリヒテルは聴いてこなかった。
多分カラヤンを不当に避けてきたのと同じような理由、みんなが知っていて誉めているから・・かもしれない。
私の人生はくだらない。
それでも尊いと思うから生きてきます。
店のBGMはこんなバッハでもクラシックでもなかった。ジャズだったかもしれないけどもう忘れてしまった。

オーダーを取りに来てくれた若い女性がケーキの種類は黒板にありますというのでどこにありますか?と問うと丁寧に案内してくれた。見ていると後ろでマスターだろうか乱暴な声を投げつけるのが聞こえた。他に人はいない気がするので私の頭は即座に私が非難されていると解釈し、自分を守ろうと若干の敵意みたいなものが・・え?なに?・・
案内してくれた女性は丁寧で好ましい印象。いかれたこと考えてんのが伝わっちゃいけないと静かに席に戻りお願いしますみたいな笑顔を返す。
勘違いかもしれないし、そもそもそんなの気にする必要はみじんもないのにね。幼いころから常にびくびくしながら生きてきたからこうなっちゃたの。
にぎやかな常連さんが入ってきたと思ったらでっかい音でLINEの着信音が鳴りまくり。毎回同じようなことを書いてるけどそれがいちいち気になるのは病的な神経質もあるけれど、誰一人友達も知り合いもいないことへの僻みと恥ずかしさと寂しさと・・なんかそんなのなんだろう。
喫茶店てのは図書館やクラシックのコンサートじゃないんだから話し声が響いているものだ。
おかしいのは自分だろという声をなんとなく聴きながら。

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茶系の窓枠、白い壁に窓の外のグリーンがいい感じ。
窓が開いて風が入ってきそうなのがいいですね。
私がクラシック音楽を発見してのめり込む入り口に立ったのはこんな四月の後半だったかもしれない。窓からの気持ちのいい風・・を思うとそのころのことが頭に浮かんだから。
考えてみればあの時まだ昭和だった。
自分にとっての革命的な出来事もさすがに30年以上が過ぎると詳細は忘れてしまい始めた。
うる覚えだけど、クラシック音楽発見へいたるルートは3つくらいが別なところでほぼ同時に発生して進行していた気がする。
どれかがダメになってもどれかが生きるように仕掛けられていたみたいに。
あれも誰かが、お前は何にもできないし誰とも付き合えないんだからせめて音楽を聴くことでも覚えなさいよと導いてくれたんじゃないかと思う事がある。
妹のためにどっかからもらって来た古い壊れかけのエレクトーンに興味をもち勝手引きをしていると
左右の手が別々に動いた!
あの時は奇跡が起きて自分の未来が変わったと思った・・
まあ、結局それ止まりであったのかと思えばまた寂しいけどなぁ・・

何人かいるお客さんはみんな静かに今を楽しむみたいな人。
今がたまたまそうなだけかもしれないけれど私にとってもとてもいい雰囲気、いい時間。
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カフェクレームとシフォンケーキ。
珈琲の上にクリームがのっていて、そのまま飲むと非常にあまいカフェオレみたいなのが来るんだけどあっという間になくなって薄いコーヒーが大量に残った・・え?
これ混ぜて飲むんだったのかな?違うかこれでいいのか?とか悩む。
シフォンケーキはおいしかったけど、超絶旨い店を知ってしまったため若干不利というか・・
あとでわかったけどこのお店のいろんなフルーツがいっぱい入ったフルーツティーというのが面白そうだ。
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嫁さん曰くこのパフェはバランスが良かっただそうだ。

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いい感じの景色があっちに見えるけど向こう向くと店の人がなに?っと目があっちゃうから・・

ちゃんと書けてないので最後に書くとお店はとてもいいところでまた行ってみたい。嫁さんが同じところに続けていきたがらないのでしばらく先かもしれないけど。
平成の30年は私にとって‥いや元号なんかどうでもよく、嫁さんと知り合えたという一点だけで、この人生にも意味があったしこの先もあると思う。病気のような頭を直してくれたのは嫁さんだし人生を豊かにしてくれたのもこの人。
恥ずかしいからそんなこと絶対に言わないけどね。
のろけじゃないの。死活問題みたいな話で。
神様はいると思う。いて、見ていてくださると思う。
だからそんなにいろいろ悪く言わなくてもいいのね。

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神様とリードと発達性協調運動障害

暗い海を眺めていると急に
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あそこに神様がいるんじゃないか。
その光はだんだん此方へ広がってきて
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私に触れてくれ・・・
昔、目の前に現れた小さな光を見ながら子供じゃないんだいつまでもそんなこと考えてるのはおかしいと自分に言い聞かせた。
あったはずの光は消えどこを探しても見つからない。そしてその直後から数年間私の頭はいかれた。
不思議ちゃんアピールじゃなくて悔やんでも悔やみきれない恐ろしい記憶。
その後も引きずられ、引きずり続けている。でも今言いたいのはそれじゃなくて。
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リード育てまくり。
全然ダメな私でもリード個体によって吹き心地が全く異なることはわかるので。
いちいち全然ダメって書かずにいられないのはそうなりたくてなったのではないし、長年にわたって染みついたものでそうそう変えられるものではない。
簡単にそういうところがイラつくなんて言われた日は・・

水に数秒つけて丸一日乾かし・・みたいなのをくり返していく。
ちょっと試し吹きしてみるともうものすごくよく鳴るものがいると思えばちょっとこれはつかえないかな?みたいなのも。お前は俺か。
他より遅くても少しづつ育ってよいものを見せてくれるかもしれないから、ここですぐにお前はいらないから消えろなんて言わない。
ここでなんでお前はそうなんだ!っとやられることを繰り返すと、そうなる前に自分から消えようとしたり、何も起こらないよう何もないところへ逃避していようとするようになる。そして自分はいないほうがいいという結論に至る。
まだ自分が子供の時点で俺は子供を作ったらいけないんだと考えていたことを時々思い出す。

自分に子育てというのはないと悟った数年前この人生に何の意味があるのか?という気持ちが抑えられなくなり家を飛び出した。
あてもなく列車に乗って放浪している間、昔自分には無理でやってはいけないのだと諦めた逃げた夢の続きが頭に浮かんでいた。
突然、ごちゃごちゃ言ってないでお前やれよと自分の口が勝手に動いた。
誰かが私に強く伝えてきたんだと感じた。
誰かというのを明確にする必要はないけれど文書の都合上仮に神様と書こうと思う。私が勝手に感じることで特定の宗教上の神を差すものではなくて。
その神様は時々メッセージをくれて私を導いてくれている。
でも、決して手助けはしてくれない。
Dcdだから助けてくださいなんて言っても不思議な力でできないものをできるようにしてなんかくれない。
当たり前だけど。
ダメな自分が練習して、ダメならダメ、やめなければ続く・・ただそれだけ。
詳細までは教えてくれないので飛び込む先を間違えたり、勢い余ってとんでもない金額の楽器を買って無駄にしてしまったりとか間違えもあったけれどそれすらも通るべき筋書きだったのかもなと思う。

それで今回のレッスンは、
ずっと練習してて調子が良かったのでいけるかななんて思ったりもした。
当日午後の勤務中から緊張しているのか胃のあたりが重くなり、帰宅してちょっと吹いてみるとあれ?・・
でレッスンはまたガタガタで先生も怒り切れない。
楽器を片付けながら・・
あなたは曲は吹けていて、どんどん吹けるようになっていくタイプの人だと思うんです。なのに音が出せるようにならないというとても珍しい人です。
そういう人はほかにいませんか?
そんな人見たことないし理解もできないから教えることもできないし、正直困ったなと思ってます・・・

匙を投げたともとれる発言なのにショックより我が意を得たり!なんて思ってる俺もどうかと思うけど、私は私なのでみんなに首をかしげられるみたことのない人間を40年以上も見続けてきた。
そして最近Dcd発達性協調運動障害というのがそこを客観的に説明してくれることを知り、革命的に自分理解が進んだ。
楽器に限らず動作を伴うあらゆることがそんなだから、物心ついたあたりから 出来損ないだのおかしいだの死ねだの言われながら生きる過程で自尊心は低下し自己否定と自己嫌悪を強く抱えた人間となったことを自覚している。
10代後半で街中が自分を知っていて嗚咽や唾をかけてくるようになり、私自身は二人いて今のこの自我は汚れ役の方だと本気で思っていた・・のは血筋からくる統合失調症かとも考えたけれど、なぜああなったのかの説明もできる気がしてきた。

この人生を私は失敗としてとらえているけれど、このまま終わるのは悲しいとも思う。
自分の大好きな音楽、楽器を通してその歪みを取り返してから死にたいと思う。
誰にどう思われようと何を言われようと、どれだけ時間がかかろうと
神様がお前それやってみろと言ってるんだから。

そういえば先生も、
あなたは今吹けないからと言って悲観しないでください
と言ってた気がする。
2重奏の楽譜を用意してもってきますからと言っていてくれたのは肯定的な話で見捨てられたのはないといちいち考えて頭に教え込まなくちゃならないところがあれだけど。
もうずっと昔から物事を悲観的にしかとらえられない思考から逃れられないけれど、今回こそはめげないし投げだしませんよ。
先生にDCDなんて言ったって仕方がない。ただ、がんばります!と言って帰ってくるだけ。
そして実際頑張るから。

ブルックナーという作曲家が歴史に残るような大失敗や無視、誹謗中傷にめげず作曲を続けられたのは、凡人の感覚や理解を超越した究極的な聴衆としての神を意識していたからだと思う。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1678&v=TB1kDa8owYE

交響曲第8番のAdagio
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作曲家が変ニ長調で曲を書いているときはそこに天国的な美しさがあり自然の美しさとは違うものを感じている事が多いと思う。この後さらに結構不思議な転調を繰り返してしていて・・
冒頭から続くわざと不明確に聞こえるようぼかされたような弦楽器の波は、リアル海というより・・あの人カトリックだけど・・仏教でいうと蓮の花の浮かぶ池みたいな・・これもよく見れば彼が好んで使ったブルックナーリズムというものの変形なのであって、宗教画の中に画家が自画像を忍ばせているのに似てる気もする。
でも9番のAdagioみたいに自分が臨死体験的な世界まで行っちゃっているんじゃなく地上から神のいる世界を見ているような気がする。
その後チェロとビオラが歌う歌は地上の人間のリアル苦悩みたいなものを感じたりして・・
大きなクライマックスを経て終結へむかうコーダは不思議なことにもう天国ではなく丘の上に立ち雨上がりの夕日を見ているようなオレンジ色のイメージを私は感じる。
この曲は現世で一生延命いきてる人の音楽なんだ。

話的には関係ないけれどこの盤、録音された年代や状況から考えると非常識なほど音質が悪いことでも有名。とは言えそれでも聴きたいと思わせる演奏が録音されたためいまでも廃盤にならずにいる。Youtubeで聴いてる分にはわからないかもしれない。
コントラバスは実音よりオクターブ高く記譜するのだけど、そういう話じゃなくてこの盤や同じ指揮者の別な演奏を聞いてもコントラバスを楽譜よりオクターブ下げて弾かせているように聴こえる。楽譜と違う事をやることには批判もあるだろう、でもやりたいことというか言いたいことはわかる気がする。

ブログに私はDCDですなんて書いても馬鹿にされるか笑われるだけかもしれません。そもそも誰も読んでないかもしれない。
でもいいのこの記事を書く理由を私も持っているから。
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夜中に窓の外を見たら星が光ってんのね。
嫁さんが買ってきた百均の星に癒される。
雨が止んだら練習場いこう。
また練習しよ。

Tag:ブルックナー  Trackback:0 comment:4 

掃いて捨てるようなことも大事

天気は曇り、気分もどんより曇り。
しょっちゅう目にしながらなんとなく敬遠していた店がふと頭に浮かんだ。
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禁煙になったようなことがどこかに書いてあったし行ってみた。
80年代前半的な木造モルタル造り。こういう店いっぱいあったのに今じゃ貴重ですね。
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内部もいかにも80年代な感じ。80年代って最新の今だと思ってたのに偉い遠くに行っちゃったんだなといろんなところを見て思う。
そんな訳の分かんない個人の感想とは関係なくお客さん結構入ってる。
地域貢献型実用店という感じ。
出窓、結露で木枠のニスがはげちゃって・・なるよねこれ。目につくところだしホームセンターのでいいからちょっと塗るだけで・・大きなお世話だけど。

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ミックスグリルはエビフライとハンバーグの他いくつかの候補から選べる一点というのがあってチキンに。
チキンソテーかと思ったらこれもフライで出てきた。
あったかいと何でもおいしいね。
樹脂製の一体プレートみたいなのが印象的。
昔お子様ランチってこんなのに乗って出てきたような。
BGMもいかにも80年代なあの感じ・・こういうのなんて言うんだろうアメリカーって感じの軽い洋楽。
客がいなくなったら店内写真を撮ろうなんて思ってたけど結構後から入ってきて撮れずじまい。
きっと常連さんを沢山持った繁盛店なんでしょうね。
ごちそうさまでした。

この後行く先も思いつかないままだらだら走っていると、小さなショッピングモールみたいなものがでてきて嫁さんが行きたいという。
私はつまんないのであたりをほっつき歩いてみると計らずもある思い出の場所であることに気付く。
その時いじけたような気持ちになりここに訳の分かんないことを書いたりして。
でも安全ばっかりとって何にもないよりいいかもしれないな。
大丈夫、いつかいい思い出を上塗りするから。

ふと目に留まった空き家の門。
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記憶のはるか彼方に見覚えが・・
見覚えったってここへ来たのは初めてなんだから気のせいではあるんだけど、昔こんな雰囲気の門をどこかで見たことが焼き付いているみたいだ。
この家も誰かの人生や思い出を・・とか考えながら塀の向こうを眺めていると突然、
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このハンサムがひょっこり現れた。
逃げるでもなく、遊ぼうでもなく・・
あいっちゃうの?
っていうから手を出してみれば
あそんであげないよー
そういいながら自分も手を出してポンとかやってくれたり
しばし、暇なおっさんをかまって遊んでくれた。
すごくいい絵を見せてくたから写真を撮ろうとしたら
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あら降りちゃうのね。

他にもそういう人はいるけれど、ベートーベンの音楽は崇高な音楽のすぐそばというかほとんど同時に冗談が置いてあったりする。それも少しの違和感も感じさせずに。そしてそれはとても大事なことだとも思う。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=3280&v=sJQ32q2k8Uo
誰でも知っているようで古典派の枠を超え新しい世界を切り開いた交響曲としてちゃんと聴いてる人はわずかしかいない気もする第9の4楽章。
バリトンソロが出てくる直前、
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最後の小節の弦楽器は最初の2小節を引き継いでタンタラタンタラというパターンを積んでるんだけど最後だけタンタラタって三連符。それがどうしたそういう旋律だろといえばそれまでなんだけど、ある時音楽始めたての者がよくやる失敗のように勝手に加速して次の小節に置くべき最後の音を同じ小節内に取り込んじゃってるように聞こえた。
あ時間ないの?そいじゃ・・ってほうきで掃いて片付けちゃったみたいなこのやっつけ感は作者があえて書いた小さな冗談なんじゃないかと思うことがあるんですよね。
ここだけならいいけど手前で木管が同じことをやった模倣だし、勘違いな可能性も大きいけどいちいちそういうこと言わなくていいの。
高尚も世俗も身分や立場の上下も何にも関係ない世界は一つだ我々のものだみたいなことを言っていこうという音楽だからこそ、崇高な音楽が盛り上がっていよいよ!と勢いづいた音楽にブレーキをかける場面転換的なここでおどけてみせるっていうのが生きてくると・・・
と、こういうことを私が感じても、誰かにとってはくだらない事だったりするんだろう。
馬鹿を見下すような顔をして見せたり、お前は何を言ってるんだなんて怒り出す人もいるだろう。まあ他人が何だろうが私には関係がないし、それでいいし、そういうものだ。
たまたま貼ったこの動画はこの部分でそんなことを考えているようには聞こえない。
そんなことを考えている演奏があるかは知らないけれど、愛聴というか時々聴く盤はここでまじめな顔をしながら掃いて胡麻化し、後でくすっと笑っているように聴こえることがある。

猫を飼ったことはないけれど、猫のいる家にしばらく居候したことがある。
だんだん心を開いてくれるようになって、
弱音を吐いたら大丈夫!なんて言ってくれたことがあった。
獣で人のことなんかわかんないふりをしつつほんとは全部ちゃんとわかてるんだよね。
多分一生、忘れないと思う。
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もう少し遊んでくれそうだったけど、嫁さん買い物終わったって電話があったから・・

訳のわかんないおっさんが通り過ぎて行ったことなんかどうでもいいことですぐにわすれちゃうんだろう。
でも俺は楽しかったよ。
ありがとう。

Tag:ベートーベン  Trackback:0 comment:2 

若草色の気分と、心の棘もそぎ落としてくれそうな店

なんとなくみていた地図上にまた気になるお店を発見したので行ってみた。
山越えをして家から一時間ちょっと、何でもないような田舎の景色が太陽に照らされてすごくいい感じ。
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スマホやナビがなければたぶんここへ来ることはないだろうと思うようなところ。
ちょっと控えめな通りに控えめに構えるお店。
いいね、そこがいいね。
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ドアを開けると3つあるテーブルはどれもお客さんが・・
カウンターは空いてる。
ここにしよう。
断捨離とかいう人が見たら怒り出しそうですかね。
片付いてないのとは違うんですよね。
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レモンが入ってた。
手作り感満載なメニューを見ていると料理自体は厳格というか・・
目の前のシェフはすごい手際というかなんかこうプロの仕事みたいな感じが伝わってきて、
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きっとどこかそれなりの店でやってきた人だったりするのかな感が透けて見える。引退後奥さんと自分の店をというところでしょう。
そういう店は結構あって結構行ったけど・・とかは今書かなくていいのか。
おどけたメルヘン的雰囲気なだけでなく、きっと料理もおいしいに違いない感が。
周りのお客さんは皆近くの人じゃないかなぁ・・皆楽しそうだけどワーワーギャーギャーいうママ友みたいなのはいない。
たまたまタイミングかもしれないけれど、とても良い雰囲気。
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サラダにかかっていたドレッシングはきっと自家製でしょう。
柑橘系の邪魔しない味でおいしかった。
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色々入ったきまぐれランチというのが良かったけどもう売り切れ。
この際お店オススメのビーフシチューにしよう。
意外なことにライスはお替りできますよとのこと。
とろけるというかもうとろけだしてる肉はもちろんだけど、このジャガイモがすごく旨かった。
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嫁さんのハンバーグも美味そうだった。
このパンはスイスのパンだそう。ハイジが食ってたやつですか?
これもここで朝焼かれたものだろう。
オリーブオイルがついてきてた。つけて食ってみたけどオイルは別にいらないかなぁ・・
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午後から生ギターで歌いませんかみたいなの。
そういえばメニューの冒頭に心と体が元気になる店と書いてあったと思う。
なんかいいですね。
食材の出所詳細が書かれてあったり、なんか食育の講座みたいのをやってるとか・・いろいろ
いいねぇなんかいいねぇ。
あの色紙のサインには帝国ホテル料理長と読めるような気がする。違うかもしれない。わかる人にはわかるすごいものなのかな?
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目の前でシェフがピザの生地をぐるぐる回して投げたりしてるのを見たら頼まないわけにいかない。
辛さが柔らかいけどこれでいいですか?という自家製のタバスコは辛さがついてきたけどもともと辛いの嫌いだから大丈夫。
チーズの味で押し切るとかじゃなくていろんな味のする優しいピザだったと思う。
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日の光が差してくるときれいだ。
周りの人は楽しそうに何か話してる。でも詳細が聴こえないのは自慢やとげのある内容じゃないからだろう。
時折、親類の悪口を言ったりするのが聞こえてくるけれどまああれくらいなら。
ビーフシチューがおいしいのでご飯をお代わり・・と思ったけどピザ食べちゃってるし嫁さんに怒られた。

セットについてくるデザートといえばいかにもおまけ的なものが多いけど、
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すごく手のかかったこれはとてもおいしかった。
お母さんなぜかこの向きで置いてった。
柚子のソースも多分自家製。
目の前に瓶詰になって売られてた。
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寡黙な感じのシェフ。
もともと厨房でべらべらしゃべる人はいないだろうけど。
一段落してちょっと表情が緩んで・・
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もうみんな帰ってしまって誰もいない。

カウンター越しに
ごちそうさまでした
と言ってみるとシェフが笑顔になったのがわかった。
とてもおいしかったですというと
シェフは小さな声で嬉しいです・・
奥さん、すいませんねーせまいところで・・
いいえ、ゆっくりできました。
シェフの言葉にならない感謝の声も聞きながら・・

それがどうしたというような話なのかもしれませんが、
ずーっと長らく人に隠れて生きてきたようなのにはこんなことが特別なごちそうみたいなの。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=HVpz5KEwDxQ
いい曲でしょう。「雨の歌」と呼ばれたりしますが雨が降ってるのは第3楽章で冒頭楽章は明るい日が差し空気も気持ちがいい。
私はト長調に若草色のイメージがありこの曲の第1楽章を思うと頭の中にそんなイメージが広がる。
ブラームスはヨーゼフ・ヨアヒムという天才ヴァイオリニストと親交を結んでいて若いころはともに演奏旅行もしたし、作曲に限らず音楽上の相談もいろいろ互いにしたと思う。
ヴァイオリンコンチェルトを作曲するにあたりヨアヒムが黙っていられなかったのはそりゃまあそうだろし、ブラームスだって彼の助言を必要としたはずだ。
しかしヨアヒムが口を出しすぎることに内心嫌気がさしてたみたいな話もある。彼の楽器であるピアノのコンチェルトで追及したことを考えれば、カデンツァを持ち伝統的な3楽章に収まっているあの曲の構成はブラームスの本意じゃないとも思う。
そういうストレスから解放され、自分の感じるものを好きなように書いたヴァイオリンソナタがこれといわれている・・んだった気がする。
のびやかに歌うこの音楽を聴いているとそんな気もする。
この人なんかは次元が違うと思うけど、その後の人間関係を考慮し言いたいことやりたいことをぐっと抑えて・・てのはみんな抱えて頑張ってんのね。

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ちょっと走るとこんな景色・・写真じゃただの田んぼにしかみえないか。
見慣れた田舎の景色もいい気分に乗れば何だって絶景に見える。
実際がどうかじゃなくて、自分がどう感じるかの方が大事。
よかったこの日、このお店。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:2 

青白い気分と白い店。

波がトンネルごと削り落としちゃうような断崖絶壁に必死にはりつく道路があって、その道路からは見えないようなところに隠れるようなカフェがあるらしいとは思っていた。
やっと行ってみた。
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脇道を少し下り初めて目にしたそれはいきなりいい感じ。
でもこの時これにどんな意味があるのか、ここが私にとってどんな場所なのかなんてまだ知るわけがない。 
店じゃなくて民家の玄関みたいな入り口を開けるとどうぞお入りくださいの声。
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予想通りの世界・・
でもないな、なにかがちがう。
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BGMなんてものは流れていないので波の音が聴こえる。
お客が話せばその声が響き渡る。
ついでに照明はついていないし空調もない、
素の空間
人によっては怒りだすと思う。
多少の違和感を感じつつ、ここはおしゃれカフェとは全く別なものなのだと理解しこれはこれと受け入れる。
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巨大な絵画や彫刻が置いてあり、ギャラリーも兼ねているみたいだ・・
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猫の店員さんに案内されテラス席へ・・
まだ警戒して全然心を開けてくれないけど。

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夏はいいでしょうねここ。
今はまだ寒いよちょっと。
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水平線とコーヒー。
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ニャーっと一言。
すっと立つ姿がこう名門の出身的な・・
でもまだお前に心は許してないんだよっと逃げちゃうのね。

さあ、会計をして帰ろうか
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あっ!
あの、リヒテルってピアニストの?
そうです。ここへ来られたんですよ・・・
有名だからすごいという考え方は陳腐だし、私は特にこの人のファンというわけではないけれどプロコフィエフのそばにいて初演もやった人がここへきてあそこに座ったと聞けばそれはかなり驚きますよ。
都会の有名店でそんなもん見てもうぜーと思っちゃいそうだけど、世間から隔離されたというか取り残された感のあるこんな所でだから余計に・・
あの人は都会を避け地方で小さなコンサートをして回ったそうだけれどこの近くのホテルに滞在した数日、日に2回とかここへきて体と心をいやしていていたという。高齢で体調もあまりすぐれなかったようだ。
あのカタカナも自分で書いたそうだ。誰も読めないわよとか言う奥さんにいいんだよかなんか言いながら。

この会話からマダムとの会話が急に広がった。
最近はマニアックなコンサートに通っているらしく、あなたも是非なんてパンフレットをもらったり。
好きなのは音楽だけでなく美術、建築と多岐にわたっているようだ。
この建物について聞いてみると、ここは戦後すぐに外人が建てた別荘だったという。築70年・・・なるほど、古さというものは全く感じさせないのは逆に当時の超絶モダンな建築だということですね。
新しいだけじゃない。普遍性を持っているんだと思う。
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たくさん話をしていると猫も心を開いてくれたのかやってきてくれて
撫でてよー。
シッポをぶんぶん振り回して。


https://www.youtube.com/watch?v=3mYQuFR8R4Y
ペレアスとメリザンドはベルギー人がフランス語で書いたらしいしフォーレはフランスの作曲家だけど、これはイギリスで上演する舞台への音楽として作曲を依頼されたため歌詞は英語。
この曲、旋律の音高が異なる2つの版があるらしくちょっとのことなのに全く異なる結果に聴いていて驚くことがある。
希望の光が消えてゆき孤独の闇の中で終わるこの曲に対し、長調的な進行から始まり暗に沈んでゆくこちらの版の方が圧倒的に効果的で好き。
冒頭、非常に単純な構造ながら音楽が青白い光を見せている。
もうこれだけで、歌詞なんかいらない気もする。

いろんな話ができてよかったと明るく結ぶはずなのに虚しさと寂しさみたいなのが襲って来たのはなぜか?
色々書いては見たけれど、全部どうでもいい。
所詮、誰とも分かり合えることなんかない。
でもそれだけに、短い間でも話ができたことに感動したりするんだと思う。

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改めて、いいね。
またきましょう。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:5 

1か月から17年とショスタコになろう

この日はある記念日。
ここは久しぶりに来てみた日本平。
久しぶりすぎて来たことがある程度の記憶しかない。
よく山の上にあるようなあるがら空きの駐車場にトイレと芝生の公園があるくらいだろうというつもりできてみればなんか全然違う。誘導員が多数出ている駐車場は満車で臨時駐車場の立て看板が立っていたりイレギュラーな雰囲気だ。
看板から察するにどうも何か新しい施設ができたらしい。
人込み大嫌いなのに行こうと思えるのはきっとこの超絶いい天気と気持ちのいい空気のせいでしょう。
よくわからないまま人の流れるほうへ歩いていくと
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あれか・・
しかし気持ちのいいい天気にみんなニコニコだ。

公園でよく見るようなメッキ鋼材を組んだ小さな展望台をイメージしてたら意外に立派な施設で係員もたくさんいた。
構造は鉄骨でもってるんだろうけど見せる系で沢山使われている木材は地元の間伐材とかかな?公共施設、世界遺産、予算、メンテナンス、合理性・・とかいちいち浮かんじゃうのは心が嫌味系になってるからかな?いい感じですよね。好きですよ。
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エレベーターもあるようだけどせっかくだから階段を上がる。
2階にはコンサートホールでよく見るような感じのちょっとしたカフェ。
いいかなと思ったけどお茶漬けが1,600円だったので通過。
3階は展望空間というか
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そりゃ展望は最高ですよね。
天気もいいし富士山をはじめ三保の松原から箱根から伊豆から何から何まで見えてしょうがない。
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すごい人。
いつもならちょっとおかしくなったりするんだけれど、
天気もいいしへらへら笑っていられた。
太陽はすごい。
人の心には太陽が必要だ。
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さらに空中回廊みたいなものが延長されて電波塔を一周してる。
夢テラスというそうだ。
いいですね。
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静岡方面
夜景がきれいだと思う。
夕景もいいだろうなぁ・・
まだ寒いかなぁ・・

昔来たのはどこだったんだろう?
あの時もう夕暮れで薄暗かった・・ロープウェイの駅を横目に見たような・・
でも夜景を見た覚えもないな。
探してみても見つけらないけれど、思い出に浸りたいわけじゃないから構わないか。

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入るとすぐに店のおばさんが貼りついてきて逃げられない昭和な土産物屋。
バスガイドさんがオーラーイとか言って誘導する昭和な観光バス。
全員日本語の昭和な団体観光客。
太陽がさんさんと輝いて気持ちがいい昭和な天気。

反対側の土産物屋兼食堂はちょっと新しめ。
前日食い過ぎたのであんまり食欲もない。
いつもはこういうところには絶対に入らないけど、ちょうどいい軽いもんでも・・
大きく見えた食堂は大半がバスでやってくる団体客にあてがわれて固形燃料燃やす的なのと空いたビール瓶、1号車とか書かれた旗・・一般客は隅のわずかな範囲に押し込まれてた。
軽いカレーとかがあるのかと思ったけどちがって桜エビとか鰻とか観光客一直線な構えたメニューだった。
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そういう店に入ったのだから高めの価格も腹は立たない。
桜エビのかき揚げ・・あれ味がない。茶そばのつゆをかけてみるとちょっと行けた気がした。でもなんかこぼしちゃってダメ人間っぽい。
出汁の味が省略された味噌汁には対抗できなかったけどまあいいよ。
ちょっとお時間いただきますと言われて30分以上の待ち時間にも腹は立たない。
どれも腹が立たないのは店員さんのシャキッとした一生懸命さと太陽のつくる驚くべき気持ちのいい世界のおかげでしょう。
みんなすごく待たされてるのにいらだってる人は一人もいなかった。
大事なものってなんなのかを教えてもらう気がした。
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関西弁な人が富士山をみてえーなーとか言ってるのを聴くと自分のものじゃないのに自分がうれしくなってくる。
えーやろー。
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桜と月。

20世紀を代表する作曲家にショスタコーヴィッチという人がいて私が生まれた時はまだ存命だった。
こんなこと書いてもしょうがないけどクラシック音楽=昔の音楽という考えは間違い。名前がそうなっちゃてるし実質それに近い形となってしまってるんだから仕方ないしほとんどの人間がそう思ってるんだからもう負けか。
彼が生きた強権的共産主義のソ連は芸術家にも国家の意向に沿ったプロパガンダ作品みたいなものを強く求め、添えなければ家族もろともシベリア送りみたいな世界だったようだし実際周囲にそういう人を見ていたはず。
交響曲第12番には「1917年」という副題がついていてロシア革命とレーニン賛美みたいな曲だと思う。共産党大会みたいなので披露する相手は音楽通というわけじゃないことを考慮しているのか非常にわかりやすくとっつきやすい音楽として書かれており聴きやすいので昔何度か聴いた。
記事タイトルが17年なので絡めようかと思ったけれどちょっと無理があるか。この日のあたりで聴いていたのは次の第13番。

https://www.youtube.com/watch?v=k9yaoTbKi-I
この曲も表向きにはその路線に沿っており、歌詞の和訳に配給場の長い列でも静かに待ちますみたいなのをみて萎えたこともあった。
しかしこの作曲家の芸術の本質はそんな表面的なところとは別にあるはずでしょう?みたいなのが今の演奏者や聴き手の共通認識で・・と長々書いてもだれが読むのかというのもあるんだけれど・・
重く悲劇的な内容を持った冒頭楽章の後にくるこの2楽章はいかなる権力もユーモアを支配することはできなかった・・みたいな内容で素直に読める反面、歌詞の通り命がけで国家への批判を堂々とちょっとおちょくりながら形にしているようなきもする。
この異様に明るく勢いづいた音楽にはそんな意味があると思う。

この状況下で自分の自由な発想だけを追求し命がけで作品を作り続けた作曲家がいたとして、その彼は偉大かというと作品も人間も抹殺されて一遍も残らないんだから誉めようもない。
強く自分をもって突き進むのもいいが枠を変えられないのならある枠の中でできることを最大限に生かせた方が勝ちなのかもしれない。
芸術とかそんなんじゃなく普段の貧祖でリアルな生活にもそれは適用できると思う。
今、私が直面しているある問題もそう思って取り組めば違う発想で進めるかもしれない。
よし、来週から俺はショスタコだ。


私は覚えられないのだけどこの日は嫁さんと初めて会った日だという。
ここへの坂を走っていると隣で
ちょうど一か月だね。あってから・・
そういうのを聞いたことを思い出した。
それだけ。
1ヶ月は17年になったらしい。
ありがとう。
よかった。


Tag:ショスタコーヴィチ  Trackback:0 comment:4 

美味いもん食ったら胃が痛くなった。

休みの日。
目覚めれば雨音。
でもでかけた。
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箱根越えをして小田原漁港。
ちょうどこの橋を建設しているころ入試の時期で行きの新幹線から見た記憶が。あれから何年だ、初めてここへ来た。
うちのそばからすぐ登りはじめる峠越えはそこそこの距離があっても信号がないため意外に近い印象。山頂付近には季節外れの雪が残っていた。
いくならやっぱり漁協がやってる的な店に萌えるよね。
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あー、あそこですか。
なんかそれっぽくていい感じだよね。
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遠慮なくどうぞみたいな表記の階段を上がると
なんかいっぱい書いてあるけれど、よくわかんない。
売り切れって貼ってある上刺身定食は普通に出てきてた。
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20分待ちとか30分待ちという張り紙があって?と思ったけど並んでてこの位置なら30分待ちとかそういうことか。
人間嫌いで行列や人込み拒否症の私がこういうところへこれるのは、仕事の都合で平日に休みを取れるおかげ。
限定20食みたいなのは売り切れ。そりゃそうだろうな。
自販機で食券を買おうにもいろいろありすぎてよくわからない。
後ろで並ぶ人の姿にプレッシャーを感じ、
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安直に海鮮丼。
結構いろんな魚が充実しておいしかったよこれ。これでよかった。
漁港付近の観光飲食店でよく見るがっかり丼とは違う。あら汁というかちゃんとした身も入ってるこの味噌汁もおいしい。
もう一品焼き物か煮つけの単品を頼めばいい感じになるだろうけど、嫁さんの食べきれない分が回ってくるので頼まなくてよかった。しかしちょっと食いすぎだ。
厨房から聴こえてくる威勢のいいありがとうございましたの声からは伝わるものがあっていい世界を作ってたと思う。
来てみてよかった。
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港の側的な食堂が何軒か続く。いつか行ってみようか。
ここは違うかもしれないけれど漁港に限らず観光地のそばにある飲食店はがっかりリスクが極めて高いですよね。でももしかすると・・ってまるで宝くじ買うみたいだな。

魚で盛り上がれなかった嫁さんが甘いもんが食べたいと言い出す。
言い出さなくても行くんだけどちょっと走ろうか。
途中旧道沿いには海とミカン畑を見下ろして地中海かよみたいな素敵な店があってよく通ったけど、前回呼び止めた店員がめんどくさそうにはぁ?みたいな返事をしたことを思い出し嫌な気分になるのでしばらく行かないと思う。
小さな希望としてはそういうのってきっといつか忘れるんだよね。対人関係だと相手に伝わっちゃって復縁不能に陥ったりするけど店は俺のことなんか知っちゃいないんだから。
そしてなんとなく湯河原。
みつけた妙におしゃれ系なカフェは休み。
昔からありそうな駅前の普通の喫茶店にいくことにしよう。
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裏の駐車場に車を止めるとものすごいカレーの香り。
すっごく旨そうな喫茶店のカレーの・・
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多分老舗の喫茶店なんだろうけど建物は新しくきれいで全席禁煙の表示。
そうすると喫茶店じゃないのか。看板には珈琲屋と書いてあった。
メニューを見るとどれもちょっとというかかなり価格が高め。
観光地だからなぁ・・なんて思いながら
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イチゴパフェ。
おっさんなのにイチゴパフェ。
写真で伝わるかわからないけれどこれはかなりでかい。
望むかどうかは別として、あの価格にも説得力が出てきた。
食べかけの写真は見苦しいけど
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解体掘削状況。
大量の生クリームを撤去すると高密度なバニラアイスが強固に守りを固めており、難攻不落感を漂わせる。
先ほどまで空調がよく効いて暖かく居心地がいいなぁと思っていたのに寒い。
大量のアイスが寒い。
でもすごくおいしい・・子供みたいだ。
負けずに立体構造を解体し、地下へ向けての掘削へ入るとよくあるコーンフレークじゃなくてこんどはイチゴのアイスが出てきて結構な埋蔵量が予想され・・

今日は平日で店内はがら空き。
ウエイトレスって今も言うんだっけ?厳格にやろうという感じの店員さんたちも気が緩むのか厨房付近に集まって羽目を外す様子から親族運営感が透けて見えた。
いいね。ああいうのないな俺は。
嫁さんが全部食べきれないと困りだしてるけどもう加勢できる余裕もなく・・
市場で嫁の飯さんの分まで食ったのを含め次の日しばらく胃が痛く、口内炎もできた。
それにしてもカレーがいい香りだった。
ネット上ですごい写真を目撃したカツカレーをいつか食いに来てやる。
食いすぎたしもう帰ろう。
目の前の道をそのまま走っていけば箱根峠にまで登っていくけれどだらだら何度も繰り返すあのカーブを思うと気が滅入る。
じゃあ熱海経由で・・

飯といえば、ロッシーニという作曲家は料理が好きすぎて仕事にしてしまいそっちの世界でも有名らしい。
序曲集かなんかのCDを持ってたような気はするけど全然聴かないので何か書きようもない。
オペラは聴かないけど成功して道楽生活に入ってから暇つぶしに書いたような小品にいい曲があるのかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=etb__Zs9U6Y
これはフォーレでこの日の朝聴いたってだけだけど。
戯曲としてのペレアスとメリザンドは見たこともないし興味もないけれどなんか暗く謎めいた話なんですよね。
この前奏曲はそれをちょっと予感させつつなんでこんなに美しい光が差し込んでるんだろう?

海を横目に走り、
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初島が見えてくるとすぐ熱海。
熱海は静岡県なんだけれど、私のところから見ると箱根の向こうにあって文化圏的にも関東に属し神奈川県みたいなイメージがある。
熱海の人はどう思ってるんだろう?
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熱海の駅前にあるビル。
反対や資金面かなんかで実現しなかったけれどかつてここから海の方へ続くモノレールを建設する計画があった。
このビルはその計画を内包して建設されたため、地下に駅の構造と空間を持っているといわれている。
ただ一般には全く公開されることはなく誰も見たことがないため、事実なんだろうけどもうネタみたいだ。
でもそここそがこの話の一番面白いところだと思う。

実はこの次の日がある記念日で、ごちそう食いにでも行くかと思ってた。
ここで食いすぎて気持ち悪くなっちゃってどうすんだよ。
まあちょっと楽しかったしいいか。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:2 

戻ったことともう戻らないこと

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今年もまたチューリップが咲き始めて。
小さな花には見覚えがあり、また会えたねなんて思ったり。

脱線転覆し炎上に至っていた楽器のレッスン、今回やっとなんとかレール上に戻れたかもしれないと感じて帰ってこれた。
まだ一部の車輪がレールから落ちていてガタガタなのでまた転げ落ちるかもしれないし、まあそれが私だろう。
とはいえ、微速ながら前に向けて進んでいるのかもしれないとも思えば少し明るい気持ちになってくる。
傍からどう見えるかは関係ない。
ありがとうこの世界。
ありがとう私。

散歩の途中。
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息が上がりすぎちゃってぜーぜー言ってるから近道して帰ろうよと言ってみると、何いってんのいつも通りいきますよ!と頑張ってみせたりして。
わかったからいったん帰ってお花見行こうよ。

今までは、嫁さんに犬とどっか行く?っと話しかけた瞬間に状況を察知し
いっきますよー!はいいきますよ!まだですか?
と暴れまわったもんだけれどこの日はそれが全然ないのが気になった。

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少し高いところにあるからか、花はまだ先始め。
犬はやっぱり去年と違う。
暑さのせいでもない。

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あんなに走り回りたくて仕方がなかったのに、

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ちょっとしんどそうだ。
誰でも老いてはいくんだよね。


https://www.youtube.com/watch?v=yYurA2HsIx8
ずっと当たり前にあると思った世界は
無くなってしまったらもう戻らないのね。
いっしょにでかけた散歩が楽しすぎて山中を何時間も歩いてしまい、帰ったら嫁さんに怒られた・・・
もうあれはできないのか。
そう思うと寂しいような気がしてくるけれどまだよろよろで歩けなくなっちゃったわけでもないんだから。

いろんな雑多な記憶が昨日のことのように出てくるけどもうそこへ戻ることはない。
行けば戻る気がして記憶の場所に行ってみたこともあったけど今思えばいかれてるな。
古い商店街で公衆電話のボタンをガチャガチャと一心不乱に乱打している中年女性を見かけた。
あたりを小一時間散策して戻ってきてもまだやっている。
頭のいっちゃった人かと思ったけれどふと気が付いた。
あれ昔の女子高生がポケベルにメッセージ送ってるシーンでしょ?
あの人も30年前の忘れられない世界をとりもどしたい人なんでしょ?

もう戻りたいやり直したいみたいなのは消えた。
やり直すなら生まれる前まで戻らないと。でもそれ俺じゃない。
それはいいんだけれど未来から見た今は戻りたい過去なのかもしれず、
今ここにいられることを最大限に生かしたいような気はする。
気がしているんだけれどイマイチそれができている気もしないし、どうすべきかもわからない。
分かったころには手遅れというのがいつもの形ではあるけれど、
少しでも差を縮められるように。

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毎年、桜もチューリップも花が落ちるのを見て妙に寂しい気持ちになったりする。
でもまた来年があるんだからいいじゃないかなんて思ったりもする。
人は終わったら終わり・・
ちがうか樹だって寿命を意識し悔いの無いよう必死で生きてんのかもしれない。

これを書いている今、窓の外で鳥がいろいろ歌ってるんですよね。
それだけでも生きてた甲斐はあると思うけどね。


Tag:ドビュッシー  Trackback:0 comment:6 

自分は無口でいたいけれど他人の無口は恐怖

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知らない街の、全然知らない神社に立ち寄ってみる。
多分とても古い神社。
桜がきれいだった。
付近には土壁の土蔵を持った古い家がたくさん。そのうちの一軒がいまカフェもやっている造り酒屋で素晴らしい水があるからみたいなことを言ってた。その水のおかげでもしかするとこのあたりには造り酒屋が複数あったりするのかな。
プラプラ歩いてみれば面白いかな。

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あれは実を採るんじゃなくて眺めて愛でるための樹なのかな。

近くにカフェでもないかと探してみたところ、ザルツベルグカフェというのが見つかったので行ってみた。
スマホが示しているところに店を見つけられず、あれ?なんていっていると通りかかった人が何か探していますか?と聞いてくれた。
カフェがあるみたいなんだけど・・
え?
ここにそんなおしゃれなものはないはずですよ・・・
実際あったんだけど、親切な人に会えて心が癒される。

クラシックを聴いてる人間にとってはザルツブルグといえばモーツァルトだったりするんだけれど・・
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こんな店構えで
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入ればこんな感じ。
ザルツブルグじゃなくてザルツベルグらしかった。
モーツァルトが好きな親父がやってるコーヒーショップだったりして・・なんて思ったけれど全然見当違いで都会的現代的な感じの店だ。
それより店主がいきなり超絶無口で驚く。
水も出てこなけりゃ注文を言おうにも席まで来てはくれない。
問には返事をせず頷くだけ・・・
悪気があるとかじゃなくてそういう寡黙な店主というコンセプトみたいなもんなのは理解できた。
都会の真ん中にありそうな話だけど、それがこののどかな田舎の駅前にあるところが面白いんだと思う。
BGMはよくあるモダンジャズじゃなく邦楽。と言って流行りのとかじゃなく店主の好きな音楽なんだろう。

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ミルクや砂糖は出さないからどうしてもというときは声をかけてくれとのこと。
多分、どんなに苦くても声をかけることはできず我慢して飲むと思う。
クールな店主、いいですね。
HSP基調な人だと何怒らせちやったんだろう?と不安をあおられるくらいの・・

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持ってきたものをゴン!という音とともに机に置かれると
あ、やっぱり俺が悪いから怒ってんだなという思考が自動的に走っちゃうのがHSP。
最近いろんな知識が入ってきたり幼少からの流れについて考えてみたりして自分がどんな時にどんな思考をするかの知識的なものが整理されてきた。
今のこれいつもの病気だから・・自分で自分に騙されちゃいけないぞみたいな思考が同時に走ったりもして、それらのうち強いものが勝って自分の気分を作ってゆく。
ここで私に何か不満でもあるんですか?なんて言っちゃえるような人はHSPじゃない気がする。
他人のことは知らないし、この手の用語系な話は言葉に遊ばれがち。認識に差異があったもするので他人との共有も難しいと思う。。
じゃ書くなってのをよく見聞きするけどそれは言ったらおしまいだよね。

この時は別に大丈夫。
ブログネタになるなぁ・・なんて。


https://www.youtube.com/watch?v=7kWsMexg0zg
有名な組曲の終曲ですけどちょっと不思議な感じがいいですね。
別な曲について書こうと思っていたけど思うところがあって差し替え。
むかし夕方にAMで楠田枝里子だったかの番組があってエンディングにこれをシンセサイザーでやったようなのが流れていた。まだクラシックも聴かないしドビュッシーなんか知らなかった頃。
あの頃まだシンセサイザーの音色はちょっと特殊というか特別な世界観を持っていたと思う。それが曲の不思議な感じとうまく融合して。
続きを聴きたいのにいつも同じところで終わってしまう。その続きへの期待が膨らみすぎてしまい、はじめて聞いたとき、へ?みたいな感想となってしまった。

ともかくこのカフェモカは砂糖なしでも十分おいしく飲めた。
多分ここはすごくいいお店。
もし、また来る機会があるならコーヒーを飲んでみたいなぁ。

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桜に夕日。
なんかちょっと寂し気。

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桃と夕日。
地元にはないスーパーやホームセンターが嫁さんには面白いらしく、
しばし付き合う。

3027.png
こんな桃の梱包材を売ってんのが面白かった。
ああ山梨に来たんだなぁ・・

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柿にぶどうもあるよ。
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シャインマスカットも。
ちょうど電気製品売り場のテレビがローカルニュースを流していて、農協の総会みたいなので昨年はシャインマスカットのおかげで果物の出荷量が激増したとか言ってた。
よかったね。
俺まだあれ食ってないよ高いんだもん。

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帰り道、山肌に鳥居みたいな・・
かがり火とかじゃなくて電灯かもしれない。
反対側のこちらの山にも何か光っていた。
これなに?
昔はなかったよね?
反対の今私がいる山には多分大文字焼き。
照度がありすぎて回りの畑が明るく照らされてた。

何でもいいや楽しい一日になりました。

Tag:ドビュッシー  Trackback:0 comment:2 

花のみち、自分の道

朝起きるとうぐいすが鳴いていた。
丸っこくて艶のあるかわいい声。
時々開始の音程を変えてくるのは歌っているんだろうか?
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桃の花と富士山。
のどかないい天気。
私にはわからないけれど花粉もすごいらしい。
桃花粉でも鼻水が出たりするのかな?
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桃畑の中を行く。
まだ少し早いのかな。
でもこの日すごく温かかったからこの数時間後、日没の頃にはあたりが桃色に染まり始めてた。
とまっているようでどんどん花が開いてたんでしょうね。


https://www.youtube.com/watch?v=q9umBE2Gn7Q
この時ちょうどこの曲を聴きたいところだった。
こんなに聴く喜びにあふれた音楽が他にあるだろうか・・
いやもちろんあるんだけど今はいいじゃない。
もしこの曲を弾けたら死んでもいいと思う。
絶対弾けるわけないからそんなことが言えるわけでやっぱり死にたくなんかないですよ。
花もきれいだしさ。
いいことあるよね。

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この2重トリルなんか花がいっぱい湧き出てきたみたいに聴こえますよ。

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桃と青ってのもいいよねえ。
富士山が小さく顔をのぞかせてるのがいいよね。

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結構花開いてるのか。

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いいね、桃とふみきり。

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小さな用水路が線路をくぐる暗渠はレンガ積み。
100年以上前からあるものですよこれ。
変に目立ってわかりやすいものをありがたがるのもいいけどよりこういうのにもロマンを感じるよねえ。

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のびのび育った若者と、

3016.png
英才教育で押さえつけられ矯正され育った優秀な・・

いろんな生き方があるんだろうし、何が正しいかなんか知らないし知らなくていい。
ある人にとっての誰もがうらやむ大正解な人生も、別な人間から見れば陳腐なものだったりすると思う。
世の中全体が馬鹿にしていても豊かな人生というのもあると思う。
別に負け惜しみじゃなくてさぁ。
誰にどう思われるかじゃなくて、自分の人生を自分で生きなくちゃいけないよねえ。

3017.png
桃と富士山。
もういいか。

何か考えると辞めてしまうので何も考えずに飛び込んでみたアマチュア演奏団体では結局散々な結果となり逃げるように終わってしまった。自分はどんなものなのかを知るという意味ではやってみてよかったし、その失敗があるから今やりたくてやっていることがあるとも思う。ただ泥をかけるように逃げた形になっているのが心に引っかかっていた。
先日、その代表というかお世話になった人からメールが来ておどろいた。
復帰しませんか?の文字に心が躍る・・
でもそこに甘えるのは間違えだ。
何があったのかは自分が一番よくわかっているだろう。
もらったのは復帰のチャンスじゃなく、きちんと終わりのあいさつをさせていただくチャンスなんだと考えそうさせてもらった。
とっくに納得していたことを確認しただけなのに、なんでこんなに寂しい気持ちが襲ってくるんだろう?
でも、惑わされちゃいけないと思う。
今日も楽器の練習に行ってきた。
また勘違いかもしれないが、わずかながら進歩をしているのではないかという気持ちで次のレッスンに臨もうとしている。
これでいいじゃない。
誰にも会わない小部屋で一人練習する毎日があるだけ、この先何ができるかという見通しもまったくないけれど、
それを自分が望んだんだから。
そうできているんだから。

返事もなく当然だなと思っていたその人から暖かいメールが来ているのに気づいてまた嬉しかった。
世の中、捨てたもんじゃないと思う。


3018.png
葡萄って、冬は葉を落とすんだね。
上から見ると一本の木を効率よく這わせて最高の収益を得る工夫がよくわかる。
葡萄も大変だ。

何の生産性もない奇形の雑草かもしれないけど大きなお世話だしまあなんだっていいじゃない。
実はならないけど小さく花くらい咲かせられたりして。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:6 

プロフィール

unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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