未来とは生き続けることだ
またここへ行った。

さすがに今日は人がたくさんいる。
けど連休の一般観光地とは一線を画していいねここ。
ポルトガル語が結構聞こえるのは場所柄か。

うちの近くの海は石ころの転がる黒灰色の砂利浜なので、夕日が当たると金色に光る砂がサーなんて飛んでいくこの光景は何度見ても印象的。

嫁さんがなんか言ってるので見ると
あ・・

ちっちゃなカメさんが・・
あっ、生きてる。
どうしてここにいるの?
なんでひとりなの?
何も答えてくれないけれど、生きていることだけは間違いない。
手足を引っ込め歩くでもなくじっと砂に打たれて・・
こんなの本意じゃないでしょう?

どんな理由があろうと、自然のものに手を出すのは間違いかもしれない。
けどすぐそばで暴れている小さな子供に見つかったらとか鳥が食っちまうぞとか・・

海に帰った方がいいんじゃ・・
好意のつもりの無神経な言葉や干渉が人を潰していることがよくあると思う。
そのことに気づかず自分こそが真の理解者であると考え潰した犯人を探そうとしていたり・・実際見かけた。
誰かが心配になったらまずは自分を疑うべきなのか。

元気で・・
がんばって・・

あれ流されて戻ってきちゃった・・
ほんとは淡水の池とかに住む亀だったらどうしよう・・
そんなもんここにいるわけないか。
ウミガメの子が今の時期こんなところに一人ぽつんといるのもおかしいのか?
君は誰で今どうしたいの?
そもそも大きなお世話なのか。
https://www.youtube.com/watch?v=m5qeuVOIbHk
音楽聴き始めの頃に誰かが貸してくれたCDの中にあったこれはいかにもショパンという感じがして何度も聴いたような記憶があります。ありますというか記憶があったという記憶がある程度にもう忘れかけているけれど。
いろんな曲を知ったいまは、またちょっと違う印象を持っている。
遺作という言葉を覚えたのはこれでだったと思う。姉に贈られ自作の協奏曲や歌曲からの引用がある。はいいけどコンチェルトを弾く予定の姉が練習するために書かれたなんて書いてあるのを見るとそれは短絡的すぎるんじゃないかと思わないでもない。
個人間の手紙みたいなもので本来消えてしまうはずだったのかもしれないこの曲は気に入った複数の人の写譜で残ったらしい。
きっと姉さんいつも弾いてたんだろうね。
ショパンに限らず、みんな華やかで聴き映えがして客受けのする自作をひっさげ旅芸人みたいに各地を回って名を上げようとしたんでしょうね。ショパンの協奏曲は多分そういう目的があって書かれており、だからあんななんだろう。
わかりやすくどこ行っても大人気な曲を書いて大成功した人はそれだけだと死ねばすぐに忘れ去られた。
名を上げるにはいいけど名を遺すならそこじゃないんだろうね。
希望を持った若い作曲家の記録に文句を言う気はさらさらない。
みんな若い時があって、未来を感じながら進んでいったのね。
砂浜の子亀といえば孵化したとたんにカモメに食われちゃって海へ入れるのは・・という映像が動物番組の定番で子供の頃よく見たような記憶が。強いというか優れたものが残ってゆく第1選別だ。
俺自体はまだ死んじまってないけれど子がないことは事実上淘汰されたのと
うるせー。
楽器のレッスンに行った。
今回は泣き言を書く必要がない。
といって自分でよかったようなことを書いたら間抜けだし、調子に乗るとまたひっくり返されちゃいそうな気がする。
でもうれしかった。
また頑張ろうと思った。
まだ生きてるよ。
まだ生きてくよ。

しばらくすると子亀の姿は見えなくなった。
できれば、でっかく育って何十年も楽しく生きてほしいなぁ。

さすがに今日は人がたくさんいる。
けど連休の一般観光地とは一線を画していいねここ。
ポルトガル語が結構聞こえるのは場所柄か。

うちの近くの海は石ころの転がる黒灰色の砂利浜なので、夕日が当たると金色に光る砂がサーなんて飛んでいくこの光景は何度見ても印象的。

嫁さんがなんか言ってるので見ると
あ・・

ちっちゃなカメさんが・・
あっ、生きてる。
どうしてここにいるの?
なんでひとりなの?
何も答えてくれないけれど、生きていることだけは間違いない。
手足を引っ込め歩くでもなくじっと砂に打たれて・・
こんなの本意じゃないでしょう?

どんな理由があろうと、自然のものに手を出すのは間違いかもしれない。
けどすぐそばで暴れている小さな子供に見つかったらとか鳥が食っちまうぞとか・・

海に帰った方がいいんじゃ・・
好意のつもりの無神経な言葉や干渉が人を潰していることがよくあると思う。
そのことに気づかず自分こそが真の理解者であると考え潰した犯人を探そうとしていたり・・実際見かけた。
誰かが心配になったらまずは自分を疑うべきなのか。

元気で・・
がんばって・・

あれ流されて戻ってきちゃった・・
ほんとは淡水の池とかに住む亀だったらどうしよう・・
そんなもんここにいるわけないか。
ウミガメの子が今の時期こんなところに一人ぽつんといるのもおかしいのか?
君は誰で今どうしたいの?
そもそも大きなお世話なのか。
https://www.youtube.com/watch?v=m5qeuVOIbHk
音楽聴き始めの頃に誰かが貸してくれたCDの中にあったこれはいかにもショパンという感じがして何度も聴いたような記憶があります。ありますというか記憶があったという記憶がある程度にもう忘れかけているけれど。
いろんな曲を知ったいまは、またちょっと違う印象を持っている。
遺作という言葉を覚えたのはこれでだったと思う。姉に贈られ自作の協奏曲や歌曲からの引用がある。はいいけどコンチェルトを弾く予定の姉が練習するために書かれたなんて書いてあるのを見るとそれは短絡的すぎるんじゃないかと思わないでもない。
個人間の手紙みたいなもので本来消えてしまうはずだったのかもしれないこの曲は気に入った複数の人の写譜で残ったらしい。
きっと姉さんいつも弾いてたんだろうね。
ショパンに限らず、みんな華やかで聴き映えがして客受けのする自作をひっさげ旅芸人みたいに各地を回って名を上げようとしたんでしょうね。ショパンの協奏曲は多分そういう目的があって書かれており、だからあんななんだろう。
わかりやすくどこ行っても大人気な曲を書いて大成功した人はそれだけだと死ねばすぐに忘れ去られた。
名を上げるにはいいけど名を遺すならそこじゃないんだろうね。
希望を持った若い作曲家の記録に文句を言う気はさらさらない。
みんな若い時があって、未来を感じながら進んでいったのね。
砂浜の子亀といえば孵化したとたんにカモメに食われちゃって海へ入れるのは・・という映像が動物番組の定番で子供の頃よく見たような記憶が。強いというか優れたものが残ってゆく第1選別だ。
俺自体はまだ死んじまってないけれど子がないことは事実上淘汰されたのと
うるせー。
楽器のレッスンに行った。
今回は泣き言を書く必要がない。
といって自分でよかったようなことを書いたら間抜けだし、調子に乗るとまたひっくり返されちゃいそうな気がする。
でもうれしかった。
また頑張ろうと思った。
まだ生きてるよ。
まだ生きてくよ。

しばらくすると子亀の姿は見えなくなった。
できれば、でっかく育って何十年も楽しく生きてほしいなぁ。