馬鹿とピアノ

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仕事の都合で急に時間が取れ、楽器の練習がしたいと思った。
いつもの練習場もいいけどたまには違うところにいってみようよ。
いつか見かけた音楽教室はピアノも置いてある部屋を貸してくれるんじゃなかったっけ?
電話を入れると空いているようなので行ってみた。
入るとオシャレなカフェみたいな空間の奥に受付。
案内してくれたのは受付のすぐ前の小部屋。
失敗した!
何時も通っているところは防音でしかも他からか離れた位置にあるため中でどんなにあほな音を出していても誰にも聞こえない安心感がある。
ここは薄皮一枚みたいな軽いドアしかなく、全部駄々洩れだ・・
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そもそもそんなことが気になるような人間は楽器とか音楽とかをやる資質も適性もないのかもしれない。
だけどそんな俺が俺なんだから仕方がない。
負けてちゃいけない・・ロングトーンしよう。
始めると外で紙をめくるような微妙な音が聞こえ・・お前の恥さらしな音はみんな外へ聞こえてるんだと自分の頭が繰り返す。
そこを何とか押しのけしばらく続けていると、うるせーほっとけよくらいな気になっては来る。
せっかくだからピアノも弾いてこうよ。
幼いころから自分から最も遠いところにあるものだと思い込んでいたピアノ。
今ならわかるけれどもし奇跡的にピアノを習いに行ったりしたら、すぐにつぶれてピアノどころか音楽全体を遠ざけていただろう。
アルバイトをして買った64鍵のシンセサイザーを経て、電子ピアノを買ったりしたけれど結局自己満足の見よう見まねで終わってしまったのか・・
まともに弾ける曲があまりにも少ないので自分に弾ける曲を自分で作った。
それももう暫く何にも弾いてないのでつっかえつっかえ・・・いちいち外の気配を気にしながら。
よせばいいのに音楽をやっている人の中へ入っていったところ元々コンプレックスの塊の私はさらに委縮してしまい、人前で音を出したりピアノに触れていい人間ではないという事に自分の中でなってしまっているようだ。
やってると楽しくなってき・・・こんどは何人かの笑い声が聞こえる。
当たり前だけど俺を笑っているわけじゃない。
無視して弾き続け・・
またでっかい声が聞こえ・・
30分くらいは弾いたのか・・中途半端なところでやめ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=nqEk73LvnzQ
昔この曲が大好きで自分で弾こうとした。
でも途中で断念。
弾けたと思ってる部分も弾けちゃいないんだろう。
そんなのばっかりだ。
そんなことよりこの曲の素晴らしいところは、
1人部屋の中で夢を語っているような中間部を経て冷たい雨の降るような現実に引き戻されてからの歌。
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未来に向け何か強い決意を表明して終わっていく・・


またロングトーンに戻ると、さっきつかんだと思ったものはもう消えてなくなって最初よりひどい状態が固着していた。
やってることが的外れなんだろう。
煮え切らない感じではあるけれど、手には鍵盤の感触が残った。
久しぶりにグランドピアノを弾いたことは事実。
それでいいか。
次はレッスンが入ってると言われていたので少し早めにしまって出ると、自分が子供みたいな若いお母さんが小さな子を連れてやってきた。あの子がレッスンを受ける子なのかな?
二人ともいい笑顔。きっと素敵な人生が待っているんだろうね。

音楽を聴くことは、片思いみたいなもんで好きだと言ったもん勝ちだ。
だけど音楽をやるという事はちがう。ここはお前なんかが来るところじゃないと締め出されているような気もし・・うるせー馬鹿。
次の日の朝。
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家で一人へんてこりんな音を出している間、この人がそばに来て寝そべっててくれる。何にも言ってくれない代わりに、もうよしなさいとか言わない。
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梅雨なのに空がこんなに青かった。
いつか、こんな心になってから死にたい。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:4 

どこへ行ったのか?

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なんだまた暗雲か?
この日疲れていた。
そりゃ、みんな疲れてるしみんな大変なんだろう。
俺だけじゃない。
いや、でも疲れてたんだから疲れたくらい言わせて。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=385&v=nru9vdZG8K4
絞首台という曲。
アジア人は首を切るとかいうけどヨーロッパだって同じだよね。
延々と鐘を鳴らしているのは風なんだろう。
ほんとに風だけ?
恐ろしい光景なはずなのになんかおしゃれなところがラヴェルなんでしょうかね。

腕を中心に足など右半身に謎の赤いできものが・・・帯状疱疹というやつかな?
降圧剤をもらうために通っている医者に見せたらわかんないみたいな返事が返ってきた。
診断間違えて違う効能の薬を塗ると逆にひどくなったりするからね。
ある人の話を聞くとこの先生を信頼していた人が自覚症状を訴えていたにもかかわらず先生は癌を疑わず痛み止めを処方し続けたらしい。周囲の忠告を聞き入れたその人は間に合わず助からなかった。
最近、嫁さんも別な理由でこの先生に見切りをつけてちがう病院を見つけた。
あなたもあそこよしなさいと言われているけどめんどくさいのでまたそこへ行ってしまった。

昔、祖母が皮膚がかぶれたりすることを負けるといっていたのを思いだした。
そうだね、私は今負けているのだろう。
祖父は長男一人を残して戦争に行き、光の玉になって家へ帰ってきたという。
父は一人っ子であったためその最初の孫である私を祖母は特別にかわいがってくれた。
遠隔地に住んでなかなか会うこともできず年に一度か2度、一週間ほど会いに来てくれた時には驚きの優しさで・・
年齢からだったのか、私が中学へ上がる頃にはそれもなくなった。
たまたま私が進学した先が祖母の家まで特急で2時間弱くらいだったかいけない距離ではなかったのでたびたび行ったりもした。
でも私は高校生の時に一度死んで自分を生ゴミみたいに思っており、祖母の期待する成長した私ではないのだと思っていた。
祖母へどんな対応をしていたか、祖母がどう思ったか・・・
さらにその後祖母には・・・書こうと思ったけれど今はまだ無理。 
思うに親から子、子から孫へ優しさや愛情というのはリレーしていくものだと思う。
私は祖母から優しさや愛情をたくさんもらったという自覚がある。
今度は自分が次に渡すはずのそれは、
どっかいっちゃってみあたらない。
祖母へ還すこともできなかった。

書いてから少し時間がたって今思ったのは、私は祖母のことを思い出して悲しくなったりしているのではないという事。
何でもいいから自分を悪く言いたいだけなんだと思う。
これだって、書かないで祖母を思う悲しい人のふりをしとけばいいだけじゃんかね。
俺は今どうしたいのかな?と考えると、
この自分から逃げ出したいらしい。

にげるって、どういうことなのかな?
死ぬのかな?
幸いなのは俺は今全然死にたくないし死ぬのは怖いし、もったいないと思っている。

恥ずかしいけれどこの際正直に書いてみると、その気持ちを引っ張っているのは多分楽器の練習。
言われた練習を繰り返しているうちにまたおかしくなってきてめちゃくちゃになってしまっている。
説明しにくいけれどバイクに乗りたい人がいたとして、でも自転車に乗れませよりはるか前、手の握り方、足の踏み方がわかりませんといった所・・参考書を読んでも私の知りたいことは書いてない。
それ以上細かい話はもうはなくて、できて当たり前というかそこは自分で勝手に何とかしてくださいよ!というところ・・
高々趣味で行き詰っているだけ・・ととらえればいいのになぜか私の頭は私の肉体と全人格が間違っていて生きていても仕方がないみたいな解釈を頭の中に展開しようとしてしまう。
今別な所でも抱えていることがあって、それも問題点をそのまま受け止めればいいのに、リレーみたいなものが自分の大きな不具合に問題があるのだという内容に変換して頭の中に展開する・・なんなのこれ。
しかしさ、子供が自然にふける笛が吹けないって何なの俺?
俺なんでこんななの?
お前なんでそんななの?とずっと言われてきたけれど、
俺だって知りたい。
具体的な解決法として、ネガティブ志向の原因になっていることを取り除くかやめるか、避けるかすればいいと思う。
しかし、そうやって生きてきた結果がこれなのである。
お前なんかよりもっとつらい思いをしている人間はごまんといる、お前は努力が足りな・・そういうのは今省略で結構です。
この記事はもともと、飯屋であるものを食った話だった。
けどこんなのになっちゃった。
今私はこんな感じ。
大丈夫。
別に法を犯したわけでも、誰かに後ろめたいことをしているわけでも具体的な寿命が明示されたわけでも何でもない。
自分が勝手に変な気持ちになっているだけ。
もしどうでもいいやと笑い飛ばせればそれで済む話。
それができないでいるだけ。

しばらくこんなでもいつかまた笑ってるかもしれないことはわかる。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:8 

分かんない人と遺伝子

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行く先も思いつかないので海を見に行った。
整備された海辺の公園には善良な市民が・・なんて言ったら怒られますね。人がいっぱい。
みんな笑顔で幸せそう。素敵な午後という感じ。
でもものすごい風。
塔みたいなものがあればとりあえず登りますよそりゃ。
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ものすごい風に巻き上げられた潮が吹きつける。
塩で俺の腐ってるところが清められないかなぁとかまたくだらないことを考えてた。
そういえば先日乗った新幹線の車内電光表示板に流れたニュースで、
ゲノムを編集した赤ちゃんを誕生させる計画をロシアの科学アカデミーが発表・・中国に続いて2例目・・・
とかいうのが目に留まった。
元々いいイメージのない話であるけれど登場する国名がなんだか気になる。
当初は難病を未然に防ぐことに限定してとかルールを作るんだろうけれど、ニュースや歴史を見てみれば人間に倫理感みたいなものを期待することは虚しい間違いなのではないかと思ったりする。
しかしあれですよね事前に修正できるんならどうしようもない俺の欠陥も事前に変えといてほしかっ・・・
いえ、このどうしようもない人間の自我が俺なのであって修正されてちゃんとしちゃったらもうそれ俺じゃないよね。

遺伝子とは関係なく後天的なものかもしれなけれど私は自分の体の位置関係みたいなものがどうなっているのか把握することができないので手鏡で自分の口を見ながら楽器の再練習中。
思っているのと全然違う・・・いや、そもそも思っているてなんなのかももうよくわからない。
自分でいうのもおかしいけれどよくそれで車を運転したり飯を食えたりしてるよな・・
別に私はしょっちゅう事故を起こしたり、よだれを垂らしながら飯を食っているわけじゃない。
必要なことのうちいくつかには人の何倍の時間をかけてできるようになったものもある。
楽器だっていつかは出来るようになると信じている。
その前に殴られたり罵られたり晒されたりするとかされるのが嫌で逃げるから何にもできないままなのね。
粘ってやってみれば何か一つくらいできるんじゃないのか?
このまま死んでもむなしいし。
しかしまたリードと歯の位置関係を鏡で見ていると悍ましいような歯並びの悪さである。
どこを切り取ってもろくでもないな俺は。
こういうのも遺伝子が支配しているんだろうか?
普通は2本の前歯でマウスピースを押さえるんだろうけど私の前歯は2本がずれているのでちゃんと噛めていないんじゃないか・・マウスピースにつく歯の跡が片方しかないけどこれでいいのか?
・・・と、うまくいかないことを歯のせいにしようと思うのは多分間違い。
そんなことばかり考えるからいつまでも訳も分からないんだろう。
普通はこうだとかいうのとは関係ないところで地道に超絶ゆっくり進むしかないんだと思う。
今のこの状態は間違っていてあるべき姿ではない、あるべき姿になるには・・とか考えちゃうから変なことをしだすのであって・・
あ、これを地道に繰り返すんだなと・・昨日ある地味でチープな状態ながらそう思った。

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でっかい波に洗われてるようなところに立ってる人がいた。
大丈夫なんて思ってるとふっととんでもないのが来たりするもんでしょ?波って。


https://www.youtube.com/watch?v=RNcvnOwxFrA
西風の見たもの、という曲。
なんかがものすごい勢いで押し寄せてきて笑う。
笑わなくていいのか。
これ結構有名なんだと思うけれど、何も知らずに見たり聞いたりするとめちゃくちゃやってるように見えたり聞えてしまうかもしれません。
何でも状況、枠組み、理由、そのほかいろんな手掛かりがあってはじめてこういうもんだと理解できると思う。
解らないものはわからない。
ドビュッシーの音楽は印象派とか言ってふんわりメルヘンみたいな誤解があると思うけれど、この人の音楽は自分からこれこういう事だろ?というのをもって聴きに行かないと何だかわからないようなのがかなり多いと思う。
例えばラヴェルの音楽は何も知らなくても場や状況を説明しつつ魅力的なものが向こうから押し寄せつつみこんでくる。
どちらが優れているかじゃなくて、全然違う方向のものがいろいろあるという事だと思う。
これを聴いているとストラヴィンスキーはドビュッシーから大きな影響を受けたと言われるけど、とんでもないものが突然登場したような印象の春の祭典もこういうところにベースがあったのねとか思ったりして・・
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真ん中の稜線がギザギザになったあたりは鋸山といい、鎖場や薄皮一枚みたいな岩の上を歩くようなところ。
毎年死者が出ていたりしていしたと思うけど今は進入禁止みたいだ。
昔一度行ってみたけれど怖くて渡れなかった。
怖いという事は死にたくないという事であるし、自分を死から守るための仕組みでもあると思う。
臆病って駄目みたいだけど俺みたいな鈍い人間には保護機能として必要なんだろう。
じゃあいいか。
天気がいいと何でも綺麗に見えていいよね。

Tag:ドビュッシー  Trackback:0 comment:4 

お前のくせに・・

明日香村にあるキトラ古墳というのに行ってみたかった。
自転車には結構きついだらだらとした登りの先に奇麗な公園のようなものが現れる。
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崩壊寸前で発見された壁画は丁寧にはぎとられて最適な環境下で保存されている。
ちょうど期間限定でそれが一般に公開されているところだったのだけど、あえてなんにも調べないで行った私は自分の置かれた状況を全然理解できていなかった。
学芸員みたいな人に呼び止められて登録するとツアーみたいなのに組み込まれ、時間と人数を区切って厳格に警備された特別室へ・・目の前に現れた謎の物体。汚れやひび割れまでリアルに作ってんなぁ・・あろうことか私はそれを演出的なレプリカだと思っていた。
1300年級のあほである。
状況的にどう考えても本物だとわかってから目に焼き付けるようにそれを眺める。泥の向こうにわずかに見えている絵の印象は意外に小さく、とても繊細というものだった。
見ることができたのは東の壁。青龍の下に描かれた頭が虎で体が人みたいな神?が、おどけたように笑っているように見えて可愛いのが微笑ましく好ましかった。
私は東という方角に縁があり、生まれが寅年なことをちょっと思い出したりしながら・・
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常設の展示も充実していて長い間見入っていたし、時間が許せばもっと見ていたかった。
小さなお寺とか、他のあらゆるところがお金を取るのに一番インパクトのあったここは全部無料だった。
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いつの間にか雲が空を覆ってた。
写真映えはしないけれど自転車こぐには暑くなくてちょどいいや。
丘の上を気持ちよくへらへら走る。
そこら中に史跡があるらしいけれど日帰りじゃ時間が全然足りないね・・でもいいじゃない、また来る理由を置いとけるんだし。
しかしそこら中にお金がかけてあっていろんな施設もあるようだ。

うちから自転車で行けるようなところに戦国時代に攻め滅ぼされたという古城があって、中学へ入ったころに見に行ったり歴史を調べたりした。
空堀、櫓、武田の軍勢、兵糧攻め、埋蔵金伝説・・
電車が好きもいいけど新たに自分の世界を探そうと・・まあそんな大げさな程のものじゃないけど。
その後音楽に出会うと興味がそっちへ行ってしまい、歴史探索みたいなのはそこで終わってしまった。
引込まれた音楽はクラシックで

https://www.youtube.com/watch?v=pS882zDKHIo
こういうのもよろこんで聴いてた。
BWV678 バッハの時代音楽家は貴族や教会に仕える職人だったわけだけど、バッハは自分の作品をまとめて出版しようとしたことが何度かあったようだ。
これもその曲集中の一曲だから、芸術家の誕生の瞬間というか・・
一見古風な宗教音楽みたいだけれど、コラール旋律が2声のカノンになっていて伴奏旋律とのからみにも幅や変化が出てきて多重に面白いとか・・・
一般的にありがちなクラシック音楽は年寄が聞くものというイメージは陳腐な間違いだと思うけれど、しかし古風な響きのこれは中学生が萌える曲じゃないような気もするか。
こういうのに萌えたっていいんだけど、今思えばまず他に年齢なりにスポーツとか車とか女の子とかそっちもあってなら・・・
と昔どこかで聞いたような言葉で自分を馬鹿にしたってしょうがない。
音楽を知ったとき、遠くまで見渡せる広大な新しい世界を発見したような気がしたのを覚えている。
でもそれで音楽に邁進できたかというとそっちも駄目だった。

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そのうち民家の向こうに抹茶プリンみたいなのが見えてきて・・
多分あれが高松塚古墳だろう。
裏の畑へみたいな坂道を上がっていくとそこにそれはあった。
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すぐ下にある展示施設は有料。キトラであれだけのものを見せてもらった後だとどうしても内容的に寂しい印象になってしまう。
でも後発の方がいいものになってしまうのはよくある話で、先にできたほうが悪者みたいになっちゃうのはちょっとかわいそうか・・
そして気が付けばもういい時間。
帰らないと。
静岡へ帰るのなら近鉄で京都へ出るのが筋だろう。
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でも時刻表を見ると観光特別列車がちょうどやってくる時間、この際だからと明後日みたいな方角の阿倍野橋まで行く切符を買う。
昔、ネット上で鉄道マニアを罵倒するように「一日中電車に乗ってるくせに!」みたいな言葉を浴びせている人がいた。
そうか俺もその「くせに!」だな。
クラシック愛好家が集まってなんか言ってるようなところでは「楽器もできないくせに・・」というのもあった。
世の中くせにだらけだ。
最近周りを見ていると何が正しいかより自分はくせにじゃないと思い込めたもん勝ちなんだなと思う。
自分の何が失敗ってそこじゃないかと思う。

終点阿倍野橋駅は大混雑。
まだ明るいのでどっかほっつき歩いてみようかと思ったけれどいまいちよくわからないのと時間もないのでやめる。
またのお楽しみという事で。
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あべのハルカスの地下で・・うどんの汁で関西なんだなと思う。柚子が少しかおり柔らかい感じでとてもおいしかった。
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大阪駅のホームで。
初めて見た紐方式。
関東にはないよねひも式?
小さいけれどいい旅ができたと思った。
それでいいじゃない。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:9 

開運月と解体的出直し

ずっと仕事後は練習場に通っていたので平日は犬と散歩に行くことがなかった。
練習場である必要があるほどの練習をしていないことに気付いて家で音出しをした日、その分犬と散歩に行くことができた。
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なんだこれ・・きれいだなぁ・・
向こうに知らないおばさんが一人。
食後の散歩か・・妙な動きで視界に食い込んでくる。
突然でっかい声で、
あ、でたでたでた!
なにが?
幽霊?
危ない人かと気づかないふりをしようとするけど明らかに私たちに向かって何か言ってる。
指さす方を見ると、山の上の木々の間から黄金色の光が・・・
月の出か。
おばさんと並んで木々の上に出るであろう明るく丸い月を待っていると・・
なんだ雲の中へ隠れちゃったじゃねーか。
俺にありがちな展開だな。
あちがう、
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雲の上へ月が顔を出した。
ものすごい速さでポコッと出てくるのね。
今日は開運月というんだって。
あの光を全身で浴びると幸福になれるそうだ。
両手を広げて光を浴びようとするおばさん。
自分も光を浴びていることを意識して・・・
どこの誰だか知らないおばさんと他愛のない会話が続く。
幸せになっちゃうねなんて言ってみるとあなたたち幸せそうだからもっと幸せに・・
犬と散歩していると知らない間に人に覚えられるらしく、叔母さんは私たち夫婦と犬のことをよく知っているんだという。
おばさんが誰なのか知る必要もない。しばらくの間、気楽で楽しい会話をさせてもらった。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1823&v=nWPDSCANItc
非常に優れたピアニストでもあったブラームスのピアノ協奏曲第2番。
コンチェルトなのに交響曲みたいなスケルツォを持ったこの曲、次に来る第3楽章は独奏チェロとの2重協奏曲になっていてその辺にありふれたピアノコンチェルトとは違うものを作りたかった作者の強い意図とあふれる創作意欲みたいな・・
この楽章も月の光に照らされた素敵なノクターン。
ヴァイオリンとファゴットのユニゾンには明るく柔らかい月の光がとその静かな影を見るような・・
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あらゆる部分が好きだけれど、クラリネットとピアノが重ねるクリアな世界・・昔からここが・・
私はここで地味に下にいる第2クラリネットとピアノが重ねる音に注目しながら聴く癖があります。この動画の演奏はあんまりうまくいってないけど。

この日実は最悪な気分だった。
でもふと気が付くと心が軽い。
あーこれが月の光にもらったものか。
いや、多分人と話をしたからだろう。
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この2週間ほどストレス源を抱え低迷していたのだけど、楽器もめちゃくちゃだった。
私は人の言葉の受け止め方がおかしいらしく、アドバイス的なものはさっぱり理解できないのに、一時的に感情的になった先生の言葉から勝手にお前はやめろというメッセージを読み取りつぶれていた。
練習をしたつもりでかえってどうにも何にも得られていないことを実感的に把握し、ほとんど開き直ったような状態でレッスンに行った。
笑顔でのあいさつの後、素直に楽譜を読んで曲をという状態ではなく何もわからないし何もできないことを打ち明けると、それに応じた丁寧な指導をしてもらえた。
自分では全く気づいていなかったけれど、今まで私がそれを拒むような何かを出し続けていたのかもしれない。
これに限らず何時でもなんでもそうだったのかもしれないな。
スタートにすら立っていないことが明らかになる代わりに、スタートの位置が見えたような気がする。
終わり際、よかったら一緒にやりましょうと一枚のデュエットの楽譜を先生が渡してくれた。
何でも悲観的に捻じ曲げて解釈するいかれた私の頭も、さすがにこれをネガティブには捉えなかった。

またがんばろう。
開運月の光を浴びたからな。



Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:10 

お釈迦様と自転車と軌跡の笛

橿原神宮前の駅前レンタサイクルに行ったらおばちゃんが超絶ぶっきらぼうで笑う。
名前と住所を記述すると、ふり仮名も振ってないのに私の苗字をちゃんと呼んでくれてびっくりする。
ああ遠くへ来たんだな。
昔から周りの人間や学校の先生からいつまでたっても名前を全然違う地元読みで呼ばれそのまま返事をしてきた。
自分軽視の一端はそこから・・なんであれ何かを人のせいにしてるような人間はだめだよな。
ちょっと走ればすぐに田舎めいてきて・・
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明日香村かぁ・・飛鳥じゃないのね。
自転車通勤してんだから・・と思ったけれどいつもと違う体の位置関係と緩いギアがしっくりこなくて慣れる前にそこらが痛くなり自分で呆れる。
でも気持ちいいねー
え?ここ?みたいな路地を曲がると
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こんなのどかな光景。
ちょうどいまが田植え時のようだ。
それより、日本の歴史にでっかい杭を刻むような重大な寺院がこんなところにとぽつんとあるっていうのが笑っちゃうしいいよねぇ・・
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このお釈迦様は日本最古の仏像で建立当時からこの位置におられて一切動いていないのだという。最古というか日本初みたいな話じゃないだろうか・・
そんな超絶すごい話なのに、なぜか素朴で親しみやすい印象。
優しい仏様だから、俺を馬鹿にしたりはしないでくれるんじゃないか。
写真撮影可っていうのもまた超絶太っ腹ですよね。

観光バスがつけて人がわらわら出てきたので離れる。
学校の行事なんだろう中学生のグループもうろううろしている・・
人が群れているのを見るとおかしくなる俺のおかしさはどうすれば治りますか?
お釈迦様に聞いてもそういうのには答えてくれないと思う。
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蘇我入鹿の首塚
ものすごい人物名のはずなのにこんなにのどかというか・・
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昔はもっとずっと大きなお寺だったんでしょうね。
日本の仏教発祥の地は今、こんなのどかな風景の中に静かにあった。
いい午後だなぁ・・ちょっと暑いけど。

https://www.youtube.com/watch?v=9V7DYckpj8o
超絶歴史体感行為であるのと同時に、
のどかで気持ちのいい田舎のお散歩という感じ。
心をに光と風を入れてくれる。
俺は歩いて回って生んだよ的なお爺さんが一人。話しかけてみるなんてできずに・・
ちょっと走って坂道をのぼると、
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教科書他いろんなもんで見た気がするここ。
学校の行事なのか中学生の集団がアリの大軍のように群がっており非常ににぎやかな絵となっていた。
そういうのが嫌いでなんてブログに書くと嫌われるんだろうなとか考えてた。
当たり前だけど中学生の集団は一人のおっさんなんか眼中になく、訳の分かんないことを考えてくだらない世界の中にいるのは俺一人だ。
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坂を下るとまたこのうちの近所みたいな素朴な路地には
聖徳太子生誕の地
という爆弾発言的な碑が。
この先に見えるあの寺で生まれたんだと誤解していたけど、そうじゃなくてそのすぐ近くでという事?
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なんかこれ有名なんでしょう。
これは笑ってるのかな?
彫られたのが飛鳥時代だという説明書きを読んでちょっと萌える。
1500年て、いうは簡単だけど、宇宙に行って帰ってくるくらい遠いじゃない?
そんな遠くにいる目の前にあるものを掘った人に今会えたというか・・
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わかりやすく印象的な亀石
可愛いところが笑うよね。
近くには小学校が見え、ピアノと先生の声に先導されるリコーダーの音階練習が聴こえてくる。
このおじさんさんはあれだ、毎日練習してるなんていったって正しい姿がわからず何もつかめないままだから定着するものもなくロングトーンもまともに・・
昔、小学校の音楽の授業で一人で笛を吹かされたことがあって思いがけず拍手をもらったことがあった。
次のレッスンもまたくしゃくしゃで崩壊なんだろうけど辞めたらそこで終わりだから何言われても何もできなくてもまた行ってくるよ。

Tag:メンデルスゾーン  Trackback:0 comment:8 

大丈夫だったし大丈夫なはずだ。

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奈良に行った話がまだあるんだけれど・・
昔から看板が気になりつつなぜか行ってなかったお店へいった。
奥の二人席に案内されいい感じじゃないと思った瞬間ちょっと気がかりなことが・・
メニューについて質問するとすごく丁寧に親切に教えてくれる。もうそれでこの店がどんな店かわかる気がした。
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見た目も楽しい前菜とスープ。
見た目だけじゃなくどれもおいしい。
美味しいパンも飲み物もはお替り自由らしく、価格を考えればすごいと思う。
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パンが付くほかに求めればごはんもつけてくれて値段は変わらないという。
すごいね。
メインのエビとホタテのハンバーグにはいろんな野菜が乗っかって奇麗だし、バターな感じのソース他わせてとてもおいしい。
BSの土井善晴の番組みたいだなとか思いながら・・
料理が、ホントにおいしかった。
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嫁さんのはジャガイモのモンブラン・・
笑顔でおいしいと言っているから大丈夫なんだろうと思っていた。
いいお店に来れたなぁ・・・
急に後ろの会話に耳が同期する・・・ふと前を見ると嫁さんの様子がおかしい。
初めてならうろたえて救急車をとか言ってしまうような・・
過呼吸だ。
まず自分が心を落ち着け、少しの間をおいて声をかけてみる。
深呼吸するように言うと一生懸命やろうとする。パニックにはなってない。
異変に気付いて声をかけてくれた店員さんが深入りしないでさっと引いてくれたのはさすがというか感謝の気持ちしかない。
店員さんにいつまでここにいていいかを聞くとあと30分ほどあるようで、調子が悪いのでもう少しいさせてほしいというと心よく応じてくれる。
周りのお客さんがみんな帰って静まった後も事態は改善しなかった。
車を店の前につけて肩を抱えてよろけるのを何とか・・というところ先程からの女性の店員さんが荷物を持ちずっと付き合ってくれる。
気持ちが悪いのなら袋を持って来ましょうか?
いえ、過呼吸になっちゃって・・・
あ、過呼吸なら・・
とビニール袋を持ってきてくれた。
私も以前過呼吸になったことがあって・・この袋で自分の息を吸う気持ちで・・
常々思うけれど同じ経験をした人にしかわからないことというものがあると思う。
ありがとう。
家へ帰ろうと思うと嫌だというのでしばらく走っていると落ち着いてきて治ったようだ。
過呼吸というのは心からくるもので肉体自体が異常なわけじゃないからそういうもんなんだろう。
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途中で見た富士山。
季節外れの雪が降ったから。
峠を越えて、田んぼの中にあるプレハブ的な牧場直営店でクレープなんか食ったりして。
クレープなんて食ったの何十年ぶりだろう・・
もう嫁さんは笑ってて大丈夫だ。
よかった、この人ありきだから私は。

嫁さんがなぜ過呼吸になったのか、なぜそう思うのかは書かない。
それよりも、その後笑顔でいられたことが何より大事だと思う。
何かあってそこを掘り下げていくとどこまでも暗くなってゆく。
私はこんな人間性だから毎日いらんことを拾ってしまい今日も最悪な気分で帰ってきた。
でもあるきっかけで、急に教えられた気がした。
私の人生は意外と幸せなのかもなぁ・・
お前が幸せなわけないだろってのを被せていったのがいっぱいいすぎてなかなか見えないんだけど。
こういう時、神様が教えてんのかな?なんて思うんだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=jSVlTWvmgQY
ラテン語なんかわからなくてなに言ってんのかわかんないし分かったところで私はカトリックじゃない。
でもそんなことじゃないんだよねこれ聴くのは。
闇の中でなんか言ってるところから始まって、すごい光の中に救われてゆく・・・・
これを書いているときに頭の中で鳴ったから。
音楽のすごいところは言葉なんか何もわからなくても、言葉どころかもう何にもわかんなくても聴き手が求めれば何かを伝え感じさせてくれるところだと思う。

クレープの後、田んぼの中の曲がりくねった細道をへらへら走ってみる。
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突然ちょっといい感じの古くてかわいい発電所。
子供の頃に理科の授業で出てきた電気に興味を持ちくらいついた思い出。
考えてみれば今私は好きなことが仕事になっていると言えるのかもしれず、幸せなのかもしれません。
いろいろあるけどね。
そんなもんみんな色々あるけどなんとかやってんだよね。
私がこんなものを見て喜んでいる間、嫁さんは怒るでもなく馬鹿にするでもなく、そのへんの景色かなんかを見て待ってってくれた。
これを書いている今、月の光に照らされたみたいに心が楽なんですね。
実際照らされてきてからなんだけど。
またこれから真っ暗に沈んでいっちゃうのかもしれない。
その前にこれを書いておこう。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:3 

言葉のある世界。

有休がとれたので日帰りで遠くへ出かけた。
ほんとはちょっと違うけどそんなとこ説明したってしょうがないですもんね。
最近の新幹線は窓下の壁にコンセントがついていることが多くみんなアダプタ刺してなんかやってる。
私のスマホはメールもSNSも電話も何にも来ないので買った当初は何日も充電しなくてもちゃんと動いていたし動いている必要も別になかった。
状況は今も変わらないけれどブログをやるようになってからこれで写真をたくさん撮ったり、ブログを見たりするようになったので電池がすごい速さで減るようにはなった。
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乗り換えた私鉄の特急にもコンセントがあるのを見て多少驚く。
目の前にあって使いやすいうえに通路側の席にもあるという点で新幹線を超えてる気がする。
いずれマイクロ波かなんかで非接触の充電サービスも当たり前になるんだろうけど関係ない腕時計が共振、過熱して大やけどとかそういうのの保護が難しそうですよね。
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一度も来たことのない路線で見たことのない景色を眺めるともうそれだけで気分が洗われていくような気がする。
いくつかのストレスが漏水みたいにちょろちょろ流れてたまっていたのと、来週以降嫌なことの本陣へ突入していくために自分を立て直す必要もあった。
なんでもいいからどっか行きたかったし、次に行くならあの辺りときまっていた。
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分岐してゆく本線。分岐というかクロスしてるんだよね・・
マニアだとこの一文と写真だけでどこのどの駅かわかるんでしょう?
人がたくさんいるであろうあっちへ今はいけないなと思った。
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夏の雲。
いいねえ・・
この時、スマホを見ていると自分のブログへいろんな人がコメントを寄せてくださっていた。
ちょっと心がかすれてるところだったので大変ありがたく、泣きはしないけど泣きそうと言いたいくらいうれしかった。
ありがとう。
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遠くの、全然知らない街の何でもない路地を歩く。たのしいのう・・
知らないところへ行くと昼めし食いそびれることがよくあるので調べてあったつけ麺屋はまだ開店前。
そっかじゃあそこいこう。
古い私鉄の終着駅が寺院や神社のそばだというのは結構あって鉄道黎明期には参拝客を見込んでというのが投資の理由になったんでしょうね。
前回来たとき駅名から近くにでかい神社があるのかくらいに思っていたけれど、平成の終わりにニュースで天皇陛下が・・というのを見てその何たるかを知る。
すぐにぶつかる森の中へ入っていくと
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並の神社じゃありません的な光景。
きちんと一礼してから鳥居をくぐって出てくる人を見て自分もなんかちゃんとしなくちゃとか思ってみたり。
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でっかくてなんだか厳粛な感じの場には人がほとんどいないので自分もそれなりの気持ちで参拝してきた。
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団体みたいなのが来ると一気に場が緩むのね。
でっかいカメラで写真撮って、携帯で大声ではなして・・
でも、それでいいんでしょうね。
自分がそういうの出来ないからひがんでんのか。
神武天皇なんて言われても特にピンとこない。
交響曲で言うと第1番か、4曲しかないブラームスの1番じゃないな・・ハイドンなら100曲以上あるんだから・・とかくだらないことを考えて歩いてた。
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隣の池はいい感じ。
飽きるまでゆっくり眺めていたいけれど、次があるんだから・・他も行かなくちゃ・・と謎の焦りが・・
こういうのも人格形成期から積み重ねてきた歪みでしょうね。

件のつけ麺屋につくと既に満席で外で待ち客がいるような状況だった。
病的な時間がもったいない焦りによって待つと言うのは自動的に却下。もう一軒評判のいい定食屋があるみたいだけどちょっと遠くこちらも・・もういいやとたまたま目の前あったチェーン店にはいる。
入ると丁寧な感じで奥の席を進められ、よくわからないけど適当に注文する。
狭い店内だけど忙しく動きまわり電話の対応もというおばちゃんはいい感じ。
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でてきたこれは、素朴でおいしかった。

後ろでごちゃごちゃ言うのが聞こえ・・細かいところは忘れちゃったけど私にとってはテレビの中にあるものだと思っている関西弁で、
すみません相席させてもらってもよろしいですか?
あーいいですよなんて言いながら食ってるとしばらくして、
すいません、年配の方男女二人なんですけどぉ・・
えーいいですよ。
やけに丁寧だなぁ・・いいひとなのかもなぁ。
地元の人なのか年配の夫婦が目の前に座る・・ご主人というかお爺ちゃんはすごい笑顔で
すんまへんねぇ‥
そんなに丁寧にしてくれなくていいのに、こっちまで笑顔になっちゃうよ。
しばらくするとブスッとしていた奥さんがどっかを指さして小声でなんか言う。
するとおじいちゃんは立ち上がってすごく申し訳なさそうな笑顔で、
・・すんまへんあっちが良いていうもんで・・
ほんとにもうしわけない・・せっかく一人で食うてはるのに・・
いいえぇ。
ちょっと困ったニュアンスのまだ片付け澄んでないもんでという声が聞こえると
申し訳なさそうな笑顔が見えるようないえいえすんまへんというお爺ちゃんの声が・・
お爺ちゃんいい人なんだろうなぁ・・
そうやっていろんな人の間に立ってことをうまく収めてきたのかなぁ。
こんどはお店のおばちゃんが登場してものすごく丁寧に
すみませんねぇ・・・せっかくいいていってくれはったのにぃ・・

あー、
なんでみんなそんなに優しいの?
こんなこと何でもないことなんだろうけど、前日人の嫌なところにうんざりして腐ってたところだから・・
ラーメン屋で泣きそうになる。
これも1500年の歴史からくる奈良パワーなのか?
神武天皇の力なのか?

人というのは嫌なものなわけではないのだとまた教わる。


https://www.youtube.com/watch?v=Ext8ifHxzg8

作曲の初期段階でこの壮大な楽章には「愛が私に語ること」という表題がついていた。
外してしまったのは下手に言葉があるとみんなそこにとらわれ限定された聴き方をしてしまうことがくだらないから・・くだらないとか言っちゃいけませんよね・・と言うのもあるんじゃないかと思う。
音楽というのは言葉とは違う、言葉では伝わらないものを伝え感じる世界だと思う。
まいいかそんなこと。
いつものように誰とも話さず、自分の中の妄想自分と会話しながら旅をしていたけれど、ブログのコメントとラーメン屋のおじいさん、おばさんに言葉のすごさを教えられる。
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ありがとう。

Tag:マーラー交響曲第3番  Trackback:0 comment:7 

言葉のない世界。

昨日は出かけていたのですがスマホを見たらいろんな人からコメントが。
うれしかった。
私にとって一番苦手で嫌なものは人と接することですが、一番欲しているものは人の言葉かもしれません。

やってないのかと思ってたら看板出してないだけでやってたらしい店。
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昭和30年代とかだろうか?木枠の窓。
今見てもおしゃれですよね。
元足踏みミシンな机。
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なんかこう、松本清張な感じ。
読んだことないけど。
窓の外には新幹線。
結構な距離があるように見えるけど列車が通過すると建物ごとガタガタ揺れるのね。そういうのも含めての異空間て感じでいいじゃない。
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柚子のアイスティ、これはとてもおいしかった。
沈んでるピール?も食べれるのね。
チーズケーキにはメイプルシロップ・・
おいしかったよ。
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遠回しにあなたはもう辞めたほうがいいという声を聞いたような気がしつつも楽器をやろうとしていて思う事に、私は肉体の感覚がつかめないことのほかにどうも人の言葉の理解と扱いがおかしいらしいといというながある。
例えば噛め問われるとそうかと思い一生懸命噛むため空気が通らず音が鳴るわけない。
緩めようと思えばなぜ噛まないんだといわれみたいなの。・・それだけだと加減をつければいいでしょとなるけどそうじゃなくて、言葉を無駄に複雑に受けても馬鹿正直に考えても仕方のない何かに向けて考えやろうとするというか・・・多分言ってるほうはそんなつもりで言っちゃいない。
言った側からすると言った内容を無視して意地になっているように見えるだろう。
もうやめた方がいいなどとは一言も言ってないのかもしれないし、言ってるのかもしれない。
そんなものは聞き流して捨てておけばいいのに、自分から言葉へ纏わりついてその裏側を知ろうとしてしまうのは幼いころの経験に影響されていてそう簡単に辞められるものではないと思う。これのせいで私は時間や気分を無駄にしているとも思う。


https://www.youtube.com/watch?v=XgOhZ3w8XB4
言葉のないヴォカリーズという歌曲があります。
あまり聴かないというかやっぱり人間の声には言葉がないとなんだか落ち着かず・・
歌詞もないらといろんな楽器で歌われたりするみたいだけどこれはピアノソロ版か。

ほっとけば治っちゃうような風邪だと思って放置してたら大変な事にみたいなのありますよね。
最近心がずっと風邪気味でなんて書くと馬鹿のポエムみたいだけど・・多分調べてみてもどこにも悪いところないですよ?なんていわれるようなのなんだろう。でもブログには自虐ばかりを書こうとしてしまう。
ちょっと出かけてきたけれどいつもなら大量に撮ってくるはずの写真も少なめといかとほとんどない。
なんか過剰な守りに入り閉じちゃっているかも今。
まあいいや頑張りましょう。
その先にまたどんないいことがあるかわからないし。
刺にしかならないからいらないと思ったのかもしれない人の言葉は、やっぱりいると思う。

1人でお店をやっているらしい女性はお茶を出しながら、
ピールも食べられますよとかシロップが沈んでるのでとかいろいろ教えてくれた。
話せば結構話してくれそうな人のようにも見えた。
帰り際おいしかったよくらい言えばよかったんだろうけど、
この時心が閉じ切ってて
ごちそうさましか言えなかった。
まあいいや、ここはほんとにまた行きたいと思う。

Tag:ラフマニノフ  Trackback:0 comment:6 

間違えてごめんなさい

いただいたコメントの意味を勘違いして受け取っていた事に気付いた。
コメントをくれた方には大変申し訳ないし、恥ずかしい。
自分は人からのメッセージに強いバイアスをかけ間違った形で受け取ることが実際にあることを確認してショックを受ける。
勘違いの原因として自分の強い思い込みがあると思う。
こうなりたいと思った覚えはどこにもないのだけど、どうすれば治るのかがわからない。
本当は世の中は私の感じているのとは違うのかもしれないけれど、日々の実体験を通して実際にそう思うことができない。
今もそうだけれどこうして自分は間違っていると感じるとそこのことだけを延々繰り返し考えてしまうので短時間の間に自分の存在がどうしようもなくダメなものだという印象で塗りつぶされてゆく。その気分で周囲と接すればまたいろいろと支障をきたしていくことになるだろう。
今日も別なところでは人間的ストレス。こちらも勘違いであってくれればいいのに・・
やめましょう。
いいから何か書いてみましょうか。
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信号待ちでふと見るとこんな光景があった。
このすぐそばには漁協直営の店があって養殖だけど鯵が食える。
名前は忘れたけれど半分は今日捕った新鮮な鯵、半分は一晩おいたものと言う丼があって両者を食べ比べできる。
圧倒的にうまいのは一晩おいた方だ。
美味いので通うかと思ったけれど3度目くらいでなぜか飽きてしまいそれから行ってない。
これ美味いなぁ・・と思ったらそこでやめといたほうがいいのかな。
人との付き合いも深入りすればするほど・・
あれですね、
人付き合いが全然ないから、最後に話した人のことを延々何時までも書いてる。
忘れられないとかじゃなくて、他に考え書くことがないからだ。
ちょっと恥ずかしい。
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近所の紫陽花。
数年前にはまだ小さく頼りない状態で周囲の雑草に埋もれ枯れてしまうんじゃないかと思ったものだけどいつの間にかこんなに。
ここまでくれば雑草なんかもうどうでもいいだろう。
自分も何か一つでいいからあそこまで育ててみたい。
いっつも枯れちゃって。
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この週末は特に心が干からびていた。
湿って腐ってたでもいいや。
何も感じなくなってしまうのでどこかへ行って撮った写真も碌なものがなく、記事も思いつかない。
音楽も聞いてないし聴こうとと思えない。
あ違うか一つ聴いた。

https://www.youtube.com/watch?v=2zJtZzERXt4&t=1s
初めて買ったCDに入っていた曲。
マイナーなのかその音源はネット上に見つけられなかった。
バッハのBWV622
邦題はおお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け 
汝の罪なんて言われても何のことかわからなかったけれど、あのころ何度も何度も聴いた。明るい未来があると思ってい・・
今、鼻があるにおいを感じた。
30年以上前これを聴いていた頃、母親が内職で手をかけていた自動車部品か何かの嫌なにおいだ。
においの記憶ってこんな形ででてくるもんなんだな。
あの時のあの子のにおい・・とかそんな記憶は全然ない。

さあ、負けたら終わりだ。
潰されたら終わり。
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庭に・・
ちょっとづつ位置を変えて一生懸命蜜を吸ってんのね。
それよりああ奇麗だなぁと思ったんだよ。
だからまだ大丈夫。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:6 

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どうも発達性協調運動障害(DCD)じゃないかと思います。
クラシック音楽が好きです。

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