都合のいい話はない。

何があるわけでもけど来てみた。
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青空がちょっとだけ漏れ出ているようなのを見ると、あの向こうに神々の国というのがありそうな気もする。
私も神様を感じ導いてもらえたとか見守ってもらえていると思うことがあります。
でも調子に乗って都合のいいお願いをしたところでそんなものには一切答えてくれない。
当たり前か。
神様もう少し助けてくださいなんて思うこともあるけれど、それは甘えというものだろう。
神様じゃなくてリアルにいる人間に素直に助けを求めに行けばいいのかもしれない。
でも昔からそういうのがよくわからなかった。
そういえば今とおんなじ気持ちにあの時なっていた・・
バタバタ暴れていてもここから出られるわけじゃない。
覚悟を決めて、受け入れて、でも諦めないでめげないで
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謎の漂着船みたいだな。
開発されたほかの湖と違い護岸も建物も何にもないからちょっと神秘的だ。
人がいないことが何よりかも。
それはお前が人とうまくやれないだけだろう。
あそうですか。
人とうまくやれないのは自分が自分を人として認められないからだと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=_Vv-s0LR6zg
パルジファルをちゃんと見たことはないので細かい筋は知らない。
けれど冒頭から後光がさしたような世界で、神様のいる世界が遠くに見えるような気はする。
ワーグナーは間違いなく優れた芸術家であったわけだけど、いろいろ読んでると単純にそんな枠に収まっている人ではなかった。
彼に限ったことではないんだろうけれど、反ユダヤ主義みたいなのを掲げて講演をしたり論文を書いたりしたという。
そしてなんとなく忘れられないのはどこで読んだか、あれほど蔑み愚弄したユダヤの血が自分にも流れている可能性にワーグナー自身が気付いていたという話だ。

そんな話には全く関係なく流れてくれるこの音楽が私は好き。
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静かだなぁ・・
なんて思ってたら人の声がする。
ボートの乗り方を教えるおっさんと習う女性。
あれも習い事かぁ・・
俺はあれをやってみても
なんでそうなんですか!
とかなっちゃうんだろうなぁ。
なんでここまで来てそんなこと考えてんだ。

ある所で人だかりができていた。
誰もいなくなってから行ってみると壁の裏というか中で鳥が大騒ぎしている声が聞こえる。
どうも幼鳥がはまってしまったが誰も助けてやれないような位置だあるようだ。
その鳥のその後を確認したわけではないけれど想像通りではないかと思う。
鳥だって未来に希望を持ったりするんだろう。
空にはばたく前に絶えてしまう命もある。
俺はこの世に何しに出てきたんだろう?なんて思ったこともあるけれど、
理由なんかなくたって生きてられればそれで儲けものだ。
嫌な事や虚しいことがあるのも生きているからだろう。
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この時すごく暑かった。
暑くてべたべたでちょっと不快なくらいだった。
ここはまだリアル地上だ。
私はまだ地上で生きてていいみたいだ。
青空みたいな気持ちになる日は遠い気もする。
都合のいい奇跡なんかあるわけない。
めげずに諦めずに。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:1 

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クラシック音楽が好きです。

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