間違えたかと思ったけどスペインだった
ちょっと遠出した先で行こうと思った店に嫁さんは行きたくないらしいことが判明。
なんだとかいって他を探すとスペイン料理の店があったので行ってみる。
カーナビがここだというそこは古いラブホテルみたいでうろたえる。
また場所がいかにもそういうのがありそうなところで・・
あれ?これちがう?つぶれたホテルを改装してレストランにしたのかな?・・とか訳の分からないことを考えながら入っていくと

こんな入り口がありフラメンコギターみたいな音楽が流れてる。
ああお店か。
普通じゃない何かを狙った意匠を持った建物なのはわかるけれど外壁のくたびれた印象が結構強烈だ。
嫁さんが、
ここ高いんじゃないの?
「ランチ」みたいな表示はどこにも見当たらず確かにそれなりの覚悟がいりそうだ。
だけど身ぐるみはがされるとかそういうんじゃないだろうたまにはいいか・・
入るとすぐに人が出てきて席に案内してくれた。
昨日一昨日じゃないですよ的な空間。

海の見える席。
ああいいじゃない。

店員さんは丁寧だけどちょっと怖いなんて言ったらいけないか。
ランチメニューが出てきた・・・けど私の想定の倍額。
まあいいよ、ちゃんとしたパエリアを一度食ってみたかったんだよ。
店員さん、質問への答えがまたぶっきらぼうすぎてやっぱり怖い。

マッシュルームのスープと前菜・・説明してくれたけれど覚えられなかった。
スペインネギにイベリコ豚にニンジンにムール貝・・ムール貝おいしかった。

次に出てきたこのエビのアヒージョだっけ?はすごく美味しかったよ。
なんというかえびせんが高尚化したような超絶エビの香りソース。
パンにつけながら・・
この辺で結構嬉しくなってきた。
高いけど良かったじゃんか来てみて・・

振り向くと後ろに一組いたお客さんはいなくなってた。
なんか長髪で芸人みたいなおっさんとなんか忘れちゃたけど目立つような女性がいたと思う。
パエリアは炊き上がるのに時間がかかるから、いろんな料理を取って飲みながら楽しくしゃべって・・なんだそうだ。
飲めないからこんなランチがちょうどいいな。
そしてついにお楽しみのパエリアが登場。

お店の人が鍋に匙を入れてふちの方をはがしてくれる。
これもその存在を知ってから30年近く、初めて食ったよパエリア。
全然予想していなかったけどこれもあれですね、おこげを楽しむ的料理なんですね。
そして出汁がしみ込んでうまい。
レモンを絞るとまたうまい。

台風が近づいていて天気は下り坂。
もう外はこんな感じに。
BGMはずっとスペインのフラメンコギターとおっさんが熱唱するビールの宣伝のあれみたいな音楽が流れてた。
スペインの音楽もかなり強烈な個性を持っていますよね。
ラヴェルやドビュッシー、リムスキーコルサコフ、ラロなど、スペインな音楽を書いた作曲家は多い。
ファリャ、アルベニス・・スペインの作曲家がいかにもスペインなのは当たり前か・・
そういうのをちょっと聞いてみたけどなんか今はしっくりこなかった。
変態的根暗にあの情熱的な音楽はマッチングしないのか・・
そして、CDを買ったけれどほとんど聴いていなかったスペインの作曲家
フェデリコ・モンポウという人がいる。
聴いてみると
https://www.youtube.com/watch?v=cteXBm9ywJU
あの唐辛子とニンニクとトマトに火が入ったような情熱的な音楽とは全然違うことに驚いた。
調べると、あまりに内向的過ぎてピアニストになれず作曲家に・・
スペイン人がみんな情熱的なわけじゃないのね。
当たり前か。
昔新潟出身の人と話していたら
雪国の人間がみんなスキーがうまいというのは大きなまちがいです
とか言いだしたことがあった。
若干切れ気味なニュアンスからいろいろあったんだろうなと思った。
私はいろいろコンプレックスだらけだから過剰なのかもしれないけれど、
普通こうでしょ?は時に卑劣な暴力となることがあると思う。
思うけれど、それが世の中であるんだろうし仕方がないとも思う。
今目の前にある状況に対してどううまくやるれかということしかないと思う。
うまくやれてもないけれど。
この人の自演、何度か聞いてると熱いものが流れてるような気がしてきた・・

名前忘れちゃったこのデザートは
今まで食ったことのないような味がしておいしかった。

最初にできたのは冷たいおしぼりに代わってデザートと一緒に暖かいおしぼり。
嫁さんと二人でそんなのに感嘆する。
アイスティーもおいしかった。
帰り際、間違えたのかと思った入り口をよく見てみると

マンションなのか・・
ベランダの開口部が不均等なのはガウディみたいなのを狙ってるんでしょう?
きっとできたころはかなり前衛的な感じだったんだろう。
また、何か特別な日には来てみようかな。
なんだとかいって他を探すとスペイン料理の店があったので行ってみる。
カーナビがここだというそこは古いラブホテルみたいでうろたえる。
また場所がいかにもそういうのがありそうなところで・・
あれ?これちがう?つぶれたホテルを改装してレストランにしたのかな?・・とか訳の分からないことを考えながら入っていくと

こんな入り口がありフラメンコギターみたいな音楽が流れてる。
ああお店か。
普通じゃない何かを狙った意匠を持った建物なのはわかるけれど外壁のくたびれた印象が結構強烈だ。
嫁さんが、
ここ高いんじゃないの?
「ランチ」みたいな表示はどこにも見当たらず確かにそれなりの覚悟がいりそうだ。
だけど身ぐるみはがされるとかそういうんじゃないだろうたまにはいいか・・
入るとすぐに人が出てきて席に案内してくれた。
昨日一昨日じゃないですよ的な空間。

海の見える席。
ああいいじゃない。

店員さんは丁寧だけどちょっと怖いなんて言ったらいけないか。
ランチメニューが出てきた・・・けど私の想定の倍額。
まあいいよ、ちゃんとしたパエリアを一度食ってみたかったんだよ。
店員さん、質問への答えがまたぶっきらぼうすぎてやっぱり怖い。

マッシュルームのスープと前菜・・説明してくれたけれど覚えられなかった。
スペインネギにイベリコ豚にニンジンにムール貝・・ムール貝おいしかった。

次に出てきたこのエビのアヒージョだっけ?はすごく美味しかったよ。
なんというかえびせんが高尚化したような超絶エビの香りソース。
パンにつけながら・・
この辺で結構嬉しくなってきた。
高いけど良かったじゃんか来てみて・・

振り向くと後ろに一組いたお客さんはいなくなってた。
なんか長髪で芸人みたいなおっさんとなんか忘れちゃたけど目立つような女性がいたと思う。
パエリアは炊き上がるのに時間がかかるから、いろんな料理を取って飲みながら楽しくしゃべって・・なんだそうだ。
飲めないからこんなランチがちょうどいいな。
そしてついにお楽しみのパエリアが登場。

お店の人が鍋に匙を入れてふちの方をはがしてくれる。
これもその存在を知ってから30年近く、初めて食ったよパエリア。
全然予想していなかったけどこれもあれですね、おこげを楽しむ的料理なんですね。
そして出汁がしみ込んでうまい。
レモンを絞るとまたうまい。

台風が近づいていて天気は下り坂。
もう外はこんな感じに。
BGMはずっとスペインのフラメンコギターとおっさんが熱唱するビールの宣伝のあれみたいな音楽が流れてた。
スペインの音楽もかなり強烈な個性を持っていますよね。
ラヴェルやドビュッシー、リムスキーコルサコフ、ラロなど、スペインな音楽を書いた作曲家は多い。
ファリャ、アルベニス・・スペインの作曲家がいかにもスペインなのは当たり前か・・
そういうのをちょっと聞いてみたけどなんか今はしっくりこなかった。
変態的根暗にあの情熱的な音楽はマッチングしないのか・・
そして、CDを買ったけれどほとんど聴いていなかったスペインの作曲家
フェデリコ・モンポウという人がいる。
聴いてみると
https://www.youtube.com/watch?v=cteXBm9ywJU
あの唐辛子とニンニクとトマトに火が入ったような情熱的な音楽とは全然違うことに驚いた。
調べると、あまりに内向的過ぎてピアニストになれず作曲家に・・
スペイン人がみんな情熱的なわけじゃないのね。
当たり前か。
昔新潟出身の人と話していたら
雪国の人間がみんなスキーがうまいというのは大きなまちがいです
とか言いだしたことがあった。
若干切れ気味なニュアンスからいろいろあったんだろうなと思った。
私はいろいろコンプレックスだらけだから過剰なのかもしれないけれど、
普通こうでしょ?は時に卑劣な暴力となることがあると思う。
思うけれど、それが世の中であるんだろうし仕方がないとも思う。
今目の前にある状況に対してどううまくやるれかということしかないと思う。
うまくやれてもないけれど。
この人の自演、何度か聞いてると熱いものが流れてるような気がしてきた・・

名前忘れちゃったこのデザートは
今まで食ったことのないような味がしておいしかった。

最初にできたのは冷たいおしぼりに代わってデザートと一緒に暖かいおしぼり。
嫁さんと二人でそんなのに感嘆する。
アイスティーもおいしかった。
帰り際、間違えたのかと思った入り口をよく見てみると

マンションなのか・・
ベランダの開口部が不均等なのはガウディみたいなのを狙ってるんでしょう?
きっとできたころはかなり前衛的な感じだったんだろう。
また、何か特別な日には来てみようかな。