酢醤油をもらってから26年

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河津桜が狂い咲きしていた。

朝飯が肉まん。もう冬だね。
食ってたら思い出した。
昔、熊本と鹿児島に住んだことがあるのだけど最初の冬、
コンビニで肉まんを買い物を受け取ると店員がさらに何か渡そうとしている。
は?
はじゃねーよてめーみたいに渡された小さなもの・・
九州と言っても広いし場所で全然違いますけどあれですよね、
肉まんに酢醤油つけて食べますよね?
この辺では考えられないので意表を突かれすぎ驚いた。
どんな味だったかの記憶はなぜかないのだけれど、きっと美味しかっただろう。

離れて10年目くらいに行ってみたことがあった。それももう10年以上前になっちゃったのか・・
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トンネルができてたけど昔原付でよく超えた俵山。
向こうには熊本空港・・金峰山?
一番奥に浮かんで見える山は雲仙普賢岳だと思う。
ここにいたのは普賢岳が噴火と火砕流を繰り返していた頃。
鹿児島本線の特急列車に乗っていると海の向こうに噴煙を上げる普賢岳が見えた。誰かが、
あれはどこの山かしら?
すると別な誰かが、あれは阿蘇ですよ・・仏さまがおへそでお茶をわかしてると言われて・・
ちょっとまって!阿蘇は反対側だし全然見えませんよ。あれはうんぜ・・
と心の中でつぶやいた人間が周りにたくさんいたはずだけど、誰も何も言わなかった。
そういうのはうまく教えてあげてもいいんだろうけど、最近どんなに教えたくても正したくてもあえて黙っていることの必要性を強く感じる場面を見る。
人間の器そのものが問われる気もする。

熊本は数年前の地震で大変な事になった。
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奥の山が崩壊してこの橋を飲み込み谷底へ落としてしまったことが大きく報じられた。
とても若い方が命を落とされたんだったと思う。
あるはずだった未来を失った方の無念を思えば、私のグダグダなんかただのわがままでしかないなとも思う。
住んでた頃にこの橋の下にある滝は巨大断層そのものが露出しているのだという話を聞いたのを覚えている。
実際橋が落ちてしまったのは土砂崩れではなく両端の橋脚が橋を圧縮する方向に動いたことが原因だそうだ。
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昔は真っ赤な塗装であかばしと呼ばれていた。
調べるとこの色に塗り替えられたのは私が住んでる間であまりにも多い飛び降り自殺抑制のためだったそうだ。
十年後のこの時赤くない赤橋を見てああそうだよなと思ったような気もするし、塗り替えられていたことに驚いたような気もするし・・正直もう思い出せない。つい最近のような気もするのに。
そのすぐ近く、
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これもわかる人だけにわかるというか・・
手前の踏切を右から左に列車が通過すると、
10分後くらいに奥のあの赤い列車のいるところを左から右に向け登ってゆく。
それがどうしたの?なにがおもしろいの?というところでしょうね。
私には面白いのね。
ここも長らく不通になっているはず。
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この時ここやってたんだな。
田舎に輸入盤なんかあるわけないころ少量だけどここにはあった。
今はもうお店もないと思う。
あの頃は何を聞いていたかと考えると、そりゃいろんなもん色々聴いてたけれど、
その前半マーラーの2番のスコアをなめるように眺め、重箱の隅まで聴きとってやろうと食い入るように毎日聴きこんだ記憶がある。
その後の作品を知る目と耳にはまだまだ若いのだけれどでも、やりたいこと満載の凝りに凝ったスコア。

https://www.youtube.com/watch?v=8ZGra5BL6-k
非常に強い個性を持ったスケルツォが当時から好きだった。
出版譜上の景色を考慮し、そのまま印刷できるくらいに仕上げられた美しく整然と描かれた自筆譜の中で、
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スケルツォの歌いだしのこのあたりだけ他と違う雰囲気。
筆が躍ってるのね。
書きながら頭の中でこれが鳴ってたんじゃないかなぁ・・
あんなに聴きまくったこの曲だけど、その後の曲を知り陶酔するようになると影が薄くなっていった・・嫌いや飽きたとは違うけどね。
実演にも何度かいったし盤も何種類も買ったりはした。

クラシック音楽に興味を持ったころN響アワーという番組になかにし礼がレギュラー出演していて、今はいおじいさんの象徴みたいな彼はまだ若くてかっこよかった。
芥川 也寸志からチャイコフスキーの音楽をどう思うか聞かれ、
若いころに聞き、もう卒業した音楽
と答えていたのを思い出す。
芥川が一瞬残念そうな顔をしたような気がしたのも覚えている。
私はもうすぐあの時の中西の年齢になるかもしれない。
私ももうマラ2に萌えることはないまま終わっちゃうんだろうか?
まだそんなに枯れなくてもいいと思うけど。
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初めて熊本へ行った晩に馬刺しを食ってそのうまさに衝撃を受けた。
数えたらもう27年前なのね・・いつの間にそんなに過ぎちゃってたんだろう?
今住んでいるこの近所でも肉屋に馬刺しが並んでいてある店なんかは有名らしいのだけど、美味いまずいとかではなく味の系統みたいなものが違うみたい。
今なんでも取り寄せできるんだろうけど、そういう事じゃなく行ってあれが食いたいな。
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人に見せるつもりで撮ってないからなんか汚いけれど・・
熊本のラーメンは個性的だ。きくらげ、揚げたニンニク・・なによりギトギトなスープ。
この時行ったこむらさきは有名だけど、私は富士ラーメンというラーメン屋の胃がもたれるラーメンが大好きで何度も食べた。
小さなチェーン店だったけれど閉店が続いたようでこの時も何件か探したけれど行けなかった。

住んでいたころには近くにあって当たり前のように見えていた景色も、遠く離れたところに住み、遠く時間がたつと行ってみたい遠くの景色に見えてくるのね。
はじめてコンビニで肉まんに酢醤油をもらったときは、友人と夜釣りに行こうという晩だったと思う。
ものすごく寒くて、なんにもつれなかった。
友だちが、いたのね。
さむかったけれど、楽しかったことは覚えてる。
十年後に行ったこのとき久しぶりに誰かに会ってとかは一切なかった。
いろんな面でダメな人なのが現れているかもしれないけれどそれがまぎれもない私。
あの時寒さに震える海辺をサギみたいなのが鳴きながら飛んでた。
今住んでるこのあたりのも同じように鳴く鳥がいて、声を聞く度今でもあの夜を思い出す。
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朝顔がね、ずっと咲き続けてくれて。

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引退できるのか?

昔よくこの駅の前を車で通過したけれど初めて寄ってみた。
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ひなびた駅舎には・・・みたいなつもりだったけれど予想の数十倍くらいの人がひしめいてて驚いた。みんな外人さん。
小さな私鉄の終着駅だけど富士山の最寄り駅と世界に認知されているんでしょうね。
インドの人?みたいな家族の小さな男の子がでっかい声で叫んだり歌ったり・・元気でいいね。
ここへ家族旅行に来れる彼らは将来を約束されたお金持ちなんじゃないか?
無邪気な彼、末は博士か大臣か。
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引き上げ線と言ってわかる人はそれ系の人だけど、を見に行こうと駅から離れた小さな路地に入るとここにも外人がいっぱいいた。
なにやってんの?
ああ富士山を撮りたいのかな。
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どこにでもあるような普通の民家のブロックでできた門柱の写真を興味深そうに撮っている人とか・
私から見るとそのことが逆に興味深かい。
遠くの国から来た人には見たこともない外国のおもしろい街並みに見えんのかもな。
最近どこかで富士山への登山鉄道建設構想が再燃みたいな話を読んで今頃何言ってんだ?なんて思ったけど、実現性はともかくそんなネタが出そうな雰囲気がここにあるのはわかった。
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富士山特急というらしいここでスターみたいになってるあの車両は実は余生というか、別なところで何年も働き引退してここへやってきた。
高校生のころ精神的に死んでる最中も電車通学は続けたので毎日あの車両とすれ違っていたと思う。
思い出しちゃいけない記憶の他に、あれを見た記憶が一つ二つ・・
古さも感じられないし、まだまだ行けそうですね。
元気そうで何より。
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車体に描かれた富士山の絵がちょっとふざけているようでかわいく笑える。

一番好きな曲は?は愚問かなとも思うけれど、
マーラーの交響曲第9番は長年その答えの中から消えない。
歌劇場指揮者として音楽界の頂点みたいなところまで上り詰め君臨したマーラーの作曲活動は主に夏季休暇など休みの間に行われてきた。
50歳を機にということかついに常任指揮者業を引退し作曲に専念することを考えたようで、そのための住居を探し契約をしたかしないかくらいの客観的な資料も残っているようだ。
でも、突然の感染症による急逝であるはずだった未来は奪われてしまった。

しかし一般にマーラーに対してはそれとは違う伝説が語られ、特に交響曲第9番はその伝説と絡められて解釈されてきた。
それは今でも続いているし、この先も続くのかもしれない。
それと・・

https://www.youtube.com/watch?v=BqeDEkRirJQ
フィナーレのこの演奏、一般的な演奏に比べると極端に速いテンポを採っており、人によっては批判を超えて怒りだしたりするかもしれない。私はこれも好き。
それらについて思う事を長文で書いたりしていたのだけど、どうしても攻撃的な文章を書こうとしてしまうのでやめ。
それより今日も楽器やったよ。
それでいいじゃない。
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記念写真を撮る人。
どこの国から来たんだろう?
普段はどんな生活をしてるんだろう?
日本という国はどうですか?
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右に停車している車両は山手線用として開発投入された形式じゃないかと思う。埼京線が開通して・・
小学生だった私は鉄道マニアで、左右非対称な全面のデザインとかに新しい時代みたいなものを感じたりして・・あんなに新しく輝いていたのにもう引退して余生なのか・・
あの頃妙に明るかった。
つくば万博とか瀬戸大橋、青函トンネルの開通・・子供だったからかな。
そのあとバブルが来て、みんな成金趣味にも飽きたころに「本当の豊かさとは何か?」みたいなキャッチコピーが踊ってたのを覚えてる。
大事なことを言っているようで、その後の冬の時代を経て思い出すと皮肉にも聞こえる。
最近また成金趣味みたいな列車が流行りだした。
そんな言い方ないか。
ああいうのは対象となる世代のもってる感覚みたいなものを反映してるんでしょう?
しばらくするとまた地味で暗い時代に戻ると思う。

私は・・この先年金制度や退職金は前提として成り立たないと感じ貯えを得られる気もしないので、なんとなく可能な限り働き続けるのかなという漠然としたイメージがあります。
健康で自由に動けるならそうしようという覚悟みたいなものもあるけれど、だいたい自分の都合通りに事は進まないものだと思う。
でどうなるの?
明るい余生というものはなかなか想像しづらい。
その時、楽器でも何でもなにか能動的な楽しみを持っていられたらいいなと思う。
20数年後、ブログなんかもうないかな?
もし続いてたら誰か見てねー
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遠出するとその辺にあるスーパーとかホームセンターに寄って帰ってくる。
シャインマスカットの苗があって一瞬心が動いたけれど、
意外と覚めた感じで嫁さん曰く素人には無理でしょ・・
まだ園芸に萌える感じでもないかな。

Tag:マーラー交響曲第9番  Trackback:0 comment:8 

極めて劣勢だけどつぶれてません。

峠を越えて。
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いい景色の前には人だかり。
知らない人同士互いに写真を撮ってあげたり・・
そんな楽しそうな人の輪から一定の距離を置いた場所に立ち、
前の景色もパッとしないから振り向いてみれば
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犬の背中みたいだな。
座椅子に座ってると腹の上に乗っかって寝そべるから目の前にこんな景色が・・
昔ふさぎ込んでいた時、いつも私のそばにいて苛立ちから舌打ちをすると即座に腹の上に乗って落ち着かせようとしてくれた。

裏道のつもりだったけど結構車通るのね。
スマホで何でも簡単に見えてしまう今はもう裏道とか知る人ぞ知るお店というのも存在しえないのかも。
以前あるカフェで禁止と気付かず写真撮ろうとしたらすごく怒られた。
インスタ映えじゃねーよ、実際来てその良さを分かってくれる人だけに知ってほしいとかなんとかでしょう。
けど、Googleマップのレビューを見るとみんな写真撮りまくり載せまくりだった。
その前にまず一言断りを入れるのが礼儀で常識だというのもありますよね。
写真撮らせてほしいとお願いすれば案外笑顔で・・・て感じでもなかったかなあの人。
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さらに下ると人と車であふれてる。
湖のほとりを走るとこれまた絵にかいたような素晴らしい景色がみえるけれど車をとめられる感じでもないし後ろの車も煽り気味。
その先にある駐車場は満車で人だらけ。
その先の駐車場はがら空き・・
なんで空いてるのかって、ここだともう燃える紅葉は見えないから。
その先の道の駅も車であふれ・・
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子供の頃、富士山の絵を描けと言われるとみんな頂上左隅に小さな丸いものをちょこんと描いたもんだった。
富士山レーダーと呼ばれたそれは今ここにある。
駐車場の通路を右側通行で突っ込んでくるすました顔のおばちゃんとぼけっとそれに続く車列、通路に平然と車をとめて店だかトイレに入ってくおっさん・・
世の中やったもん勝ちですもんね。
人混みを避けて
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逃げるように森へ。
逃げてばっかりだわ。
人混みが嫌いとか、人の笑顔が苦手とか客観的には人間失格というところでしょうね。
でも私は私自身なのでなりたくないのにそうなった過程も知っているし、何より自分で自分を失格扱いにしたらそこで終わっちゃうから、
だから人間合格。
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奇麗じゃない。

初めて一年くらいの楽器、
このまま何年続けても全く進歩しないという事が自分の中で明確になり、論理的にこのまま続けることは時間の無駄でしかないというところまで追いつめられた。
でもまだやってるよ。
詳細を書けば恥の上塗りかもしれないけど、それでも未来に希望を見てやってるよ。
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神様はできないものをできるようにしてなんてくれないけれど、
もうほんとにダメだというところでダメじゃないかも・・をくれるのかも。
やりたいことがあるというだけで、
世の中が明るく見え
体が軽くなるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=_hW3aGmYkNw
メンデルスゾーンに限らずオルガン作品を残したロマン派の有名作曲家は結構いるんだけど、聴いてみると作者の個性よりオルガンという楽器の個性が前に立っちゃう曲も多いような・・
メンデルスゾーンのはメンデルスゾーン感がうまく前に出てくるような気がする。
牧歌的ないい曲ですよね。
またト長調ってそういう曲の多い調ですよね。

私は絶対音感なんかないし知らない曲の楽譜を見ていきなり頭の中で鳴らすことはできません。
楽譜が読めないわけじゃないから楽器で音を鳴らしてみながらああこういう感じかぁというのなら・・だけど楽器もあれだから・
それでもこの曲は私にとっては極めて珍しく聴くより先に楽譜を入手して自分でどんな音楽なのか探った曲。
実際ちゃんと弾いたわけでもないしそんな大した話じゃないんだけど。
でもそういうの忘れないのね。
ここはこうすべきというのがあって、他人の演奏を聴いてるときももっとこうしてよとか思ったりしてる。

続くフーガ
前にも書いたかもしれないけれどとてもいい曲だけど見栄を切らずにほのぼの終わっていく終結が彼らしいというか大金持ちの天才王子みたいだなと思う事が・・・
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森の中へちょっと入っていけるような小道を見つけ・・・
私有地かもしれないからあれだけど、ほんとはちょっと歩いてみるといいんだろうな。
でもこの時そんなことを少しも考えなかったのは、まだ昼飯を食ってなかったから。
時計は結構進んでる。
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このあとおしゃれ店を探すこともせず行ったことのあるファミレスで遅い昼食。
人もあんまりいない店内でゆっくりして満足。
昼飯が終わるともう日の光はもうすぐ終了ですよみたいな色となっていた。
傍目にどう見えるかは知らないけれど、
私の人生は無駄じゃないと思う。
大丈夫。

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パンケーキと月

紅葉をと山深く分け入ったはいいけれどもう日陰って真っ暗だった。
毎年おんなじことを繰り返しているし半分最初からそのつもり。
渓谷やダム湖なんかもあったけれど寒々しいので降りることもせず引き返す。
帰り道の沿線にはいくつかカフェの看板があったけれどどれも失敗の予感がして通過。
いろんな理由があるんだろうけどよそから来た人間から見ると山梨県というのは道路整備が重要視されているというか、田舎の方でもばんばんトンネルを掘って高規格なバイパスがどんどんできてくような印象がある。
そんな道を通ると結構な遠くまであっという間。
沿線にあるぶどう畑は黄色くなった派に沈んでしまった夕日の残り火みたいなのがあたってヨーロッパみたいだった。いったこともないけど。
そんな高規格道路を降りて街中に入り、地図ではここだというあたりにお店を探すが見つからない。
何度か通り過ぎた後、見えてる建物の裏側に隠したようなところに
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このお店があるのを見つけた。
ちょっと期待が走る。
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よくわかんないけどインテリア系のサイトというかなんかみてるとこんなイメージのをよく見ますね。
なんとか系とか名前もあるんでしょうね。

すごく若い子が二人、学生のバイトにしてはきちんとしすぎてるかなという丁寧で気持ちのいい対応におじさんは心が和む。
年齢だけで単純に考えれば、自分にあれくらいの子がいてもおかしくはないんだよな。
いないけど。
それでひとネタ書けそうな雰囲気もあったけれど、ディナーに向けてかその後何人かの人が入るとまた違う状況を見せていた。
色々感じ考えたことがあるけれどそんなの書いてもまた自虐ネタにつながっちゃうから省略。
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レッドフルーツ&ベリーティーはピンクでも紫でもないなんだか綺麗な色が印象的。
とびこんでくるフルーツな香りもすごくいいね。
おっさんが飲むもんじゃないのかもしれないけどいいじゃない。
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パンケーキはダブルというのもあったけどシングルで。
最近ちょっと食い過ぎなのと、食生活まじめに考えないとまずいことが数値で出ちゃってるから。
ちいっちゃなバターがかわいいね。
名前的には2種のチーズだったか・・なんかふってありますね・・でもあんまり来なかった。
ついてきたメイプルシロップや生クリームをつけるとその味になっちゃって。
メイプルシロップをベリーティーに入れてみる。
珈琲の時は成功したけど今回は砂糖のが相性がいいみたい・・
ゆっくりくつろげたけれど、場はディナーに向け臨戦態勢に入ったみたいだ。
わたしは客なんだから一緒になって緊張しなくてもいいんだけど。
さあ、帰り道も道中長い。
もう帰ろう。
帰り際、ドアを開けるとみんなで一斉にありがとうございましたの声。
オーナーさんがちゃんとそういうところを押さえてやってるんでしょうね。
長く続くお店っては何が違うかってきっとそういうところだよね。
いい時間をありがとう。

https://www.youtube.com/watch?v=ieRoU0yWYJs
ドビュッシーがオーケストレーションしたジムノペディ3番オーケストレーションの原曲
ピアノのがいいなと思いつつオーケストレーションで何ができるのかを考えさせてくれたり。
サティは多くの人間に多大な影響を与えた音楽史上の重要事物なんだと思うけれど、これが正しい・・みたいなのにとらわれ従うことを強く否定した。
よく知らないけど偉そうにしてもよかったんだろうけどそうならずに酒場でBGMみたいなピアノを弾いたりしてたんじゃななかったっけ?

途中湖のほとり、
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月がとてもきれいだった。
ちがうか、月のある世界がとても美しかった。
すごく寒かったけど。
嫁さん数日後に風邪拗らせてたけど多分この時が原因じゃないか。
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だけど、素晴らしい世界。
素晴らしい時間。

いま心配ごとを拗らせて踏ん張ってないと引きずられそうな・・
思うのは、逆らうから揺れたりひっくり返るのならただ流れに身を任せてればいいのかなという事。
勝手にリミットを感じて焦ることもない。
なにも、おかしくないし困らない。
まちがってもいない。
大丈夫。

Tag:サティ  Trackback:0 comment:0 

酒蔵と紅葉とまにあわなかった。

嫁さんにどこに行きたい?と聞くと、何度か行ったことのある酒蔵カフェに行きたいという。
あそこかぁ、いいね。
かなり遠くて時間的に飯食ってきただけになっちゃうだろうけど別にいいか。
道中、絵にかいたような紅葉を見ることができたけれど運転中だし、そういうところは車を停めにくかったり有料道路だったりして写真は一枚もなし。
でもリアル記録より記憶のなかだけにまるで絵画のような形で焼き付けられてるというところが良かったりするのかもね。
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目的地のすぐそばにはすごく古い神社。
あまり見ることのないつくりの社殿?はとても古そうだというだけでなく吸い込まれそうな何かを感じる。
だけどこの時写真撮るだけでちゃんとお参りしてこなかった。
今頃後悔したりして。
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柿・・
昔はガラス戸なんかなかったんですもんね。
近所にあった障子と木製雨戸のみで人が住んでる家は子供のころからあまりに当たり前にあったので何とも思っていなかった。考えてみるとすごい事だと気付くとすぐに解体されてしまった。
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座ろうと思ったあの席には予約席の札。
結局誰も来なかった。
日が当たって暑いからよしなみたいな意味だったのかな。
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座った目の前は障子があってこんな感じ。
景色みたいなんて思ったけど
これはこれでいいね。
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粕汁に、鮭は避け粕漬け、豚の角煮はお酒で煮込んでるそうだ。
酒屋さんならではな料理ですね。
みんなおいしいよ。
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酒蔵は武家屋敷じゃないんだけど、ここ来てあの景色を見るためになぜか武士の世界みたいなイメージが頭に浮かぶ。

https://www.youtube.com/watch?v=Nbqn7evcRo4

張り詰めた極限的緊張みたいな開始のラヴェルのツィガーヌを知ったのは結構早かったと思う。
勉強するふりをしながらヘッドホンでラジオを聴いていて、高校生・と言ってもプロのとかソリストとかが視野に入った人たちでしょう?のコンクールでこれが流れてたんだと思う。
おんなじ曲のいろんな人による演奏が連続して流れるため聞き比べとなる。
小難しいことはも何にもわからなかったと思うけれど、一人だけずば抜けた奏者がいることはわかった。
如何にもすごく聞こえるけれど実はハッタリを大きくきかせているだけで審査結果はよくなかったりしてみたいな生意気なことを考えていたのも覚えてる。
自分には遠く近寄ることもできない世界だと思っていた。
いま、実際そうかなと思うけれど
でも何もやる前からそんな風に考えちゃうのはまちがいだ。
なんでそん・・まいや

この曲、言葉は悪いけれど曲芸披露的な面をかなり強く持っていて、ただ聴くだけじゃなくやっぱり弾いてるのを見るのが面白い曲ですよね。
とはいえ聴くだけでもいつまでも何度聴いても飽きさせない内容を持っているところがラヴェルなんでしょうね。
弾いてるのを見れなくても楽譜を見てるだけでも面白い。
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ホルンパートで音符のそばに+が書いてあったらゲシュトップフト奏法の指示ですが、ヴァイオリンだときっと左手でピッチカートするという意味でしょう?
♢はハーモニクスで・・0は解放弦でってこと?
こういうの書いてるとき「楽器もできないくせに」とつばを吐くような声が聞え続けてる。
一度頭のなかを洗浄したいけどきっと一緒にみんな流れちゃってなんにも残んなかったりするんだろうな。
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いくつかの候補から選べるデザートは、
前回食べた水ゼリーはほんとにただの水だったので今回は柚子ゼリーにした。
おいしかった。
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紅葉っていうのはきっと午前中に見るもんですよね。
谷間を燃えるような紅葉が埋め尽くしているのがわかったけれど、他より早くすごい速さであたりを埋め尽くしてゆく影に光を奪われに沈んで隠れているような印象だった。
もっと早くでかけようよ・・なんて言えば怒り出すかな?
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言いたいことを我慢しているつもりの時、相手は同じかそれ以上の我慢を抱えていると思う。
うちは半人前どころか四分の一人前みたいなの同士だから二人合わせてもまだ半人前だ。
傍から見れば色々あるだろう。
でも揉めるでもない、いがみ合うでもない、陰で罵り合うでもない・・適当に楽しいよ。
これでいいと思う。

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開き直ったら笑えて来たし海もきれい。

ふと思い出して行ってみようと思ったここ。
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昔なんとなく走っていたらここへ出て、楽しそうな家族連れの海水浴客を見た瞬間に引き返した思い出。
勝手に浜岡砂丘みたいな広大なイメージを持っていたのであれ意外に狭いなとか思っちゃったりして・・でもそこがいいんでしょうね。
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いつも出掛けるのが遅いからこの時期昼食が終わるともう夕方という印象で。
何にも見ないうちに夜になるというか・・
この時せっかくの綺麗な世界を前にしてるのに心が干からびてちょっと無感動な・・原因は他人にはくだらないだろう楽器が全然できなくてというもの。
でまたこれ書こうと思ったとき楽器が煮詰まるどころかもうだめだしこのまま続けても・・くらいまで追い詰められてて。
でまた私の人生は・・みたいなので写真間を埋めたりしてた。
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だけどふと、
惨めで情けない思いをした挙句に自分で人にわらわれるようなことを書いたりしてなにやってんだろ?と思ったりして。
そんなんことを思い開き直って楽器を咥えたら息がいまだかつてない感じでスーッと抜けてあ!これじゃない?みたいな音が鳴った。
またいつもの勘違いなのかもしれないけどいいの。またあしたやりたい!と思って終われたんだから。
ここ数日もう駄目かもなと思いながら終わり、一晩立つともう一度の繰り返しだった。
消えちゃう幻でもなんでも小さな希望を持てればその日は生きてられるのね。
またなくなるのかもしれないけれど今がよけりゃいいの
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雲が桃色だ。
地形的にここからは海へ沈む夕日を見ることはできないから、このあとそんなところへ行こうなんて思ってたけれど全然間に合わなかった。
真っ赤にやけた夕日を想像しながら・・
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日も暮れた。
さっきまではあんまり人もいなかった浜には小さな子供を連れた家族連れが何組か歓声を上げて・・
もう、どっかいこうか。
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帰りにみかけた風で砂が吹き上げて作るらしい小さな砂丘みたいなもの。
古い看板もあるので昔からサンドスキー場と言われてるみたいだ。
時間も時間で誰もいない。
ああいうのを見ると無条件でわーっと駆け寄るみたいな子供時代が俺にもあったんだよな。
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月がきれいだった。


https://www.youtube.com/watch?v=QAGhBqHsNF0
サティの曲をドビュッシーがオーケストレーションしてるらしいのは知っていたけど聴いてみようとも思わず持ってる音源の中にそれがあることにも気づいていなかった。
スコアを見ると超絶有名な1番は後回しにしてちょっと陰に隠れたような3番を頭に据えてるのね。
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私もいきなり1番の編曲が聴こえたらオーケストレーションなんて余計な事だとか言って聴くのやめちゃうかも。
チャイコフスキーの話で無視できないパトロンとして超絶有名なフォン・メック夫人という人がいるのだけど、ドビュッシーは若いころにそのメック夫人の娘のピアノ教師として雇われていたことがあるようだ。
そしてその最後は娘に手を出しちゃってクビとどこかに書いてあったのを見て・・
笑えると書こうとしてたけど、そういうもんだしそれくらいじゃなくちゃいけないんでしょうかね。
この人も女性といろいろありすぎで2重不倫で駆け落ちしちゃった話は有名だけど、相手の子は実はフォーレの子じゃないかと噂されるとかみんなやりたい放題なのね。
そういう話がじゃないけれど、私の信じてきたこと感じてきたこと考えてきたことなんてみんな寝ぼけた間違いだったんだろうなと思うことがよくある。もうしょうがないしいいけど。
俺は何しにこの世に出てきたんだろう?
なんて書いてあったけどいいよわかんなけりゃとりあえず美味いもんでも食っとこう。

帰りにあの大盛感満載なお店によったら繁盛していて忙しそうだった。
時間かかりますけどいいですか?なんて言われたけれど
いくらも待たずに出てきた。
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ポークジンジャーはでっかいポークの上に刻んだショウガが山盛りになってってそのままかよみたいなの。
食べ応えがあっておいしかった。
お店のお母さんは忙しさから来るわさわさをそのまま客にぶつけてたけど
腹も立たずむしろ微笑ましかった。

あのね、もう11月も後半なのに
今朝ふと見ると朝顔がたくさんの花を咲かせて見せてくれてた。
なかには寒さで開ききれない花もあったり・・
だけどそれ見たら明るく力強いような気持ちになったりして。
俺もがんばりましょうね。

Tag:サティ  Trackback:0 comment:2 

探さなければ出会えなかった。

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富士山って360度いろんなところから見えるけれど、
みんな自分のところから見えるのが表で顔だと思ってるでしょ?
私の思う富士山の顔はこれ。
おっさんみたい。
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すぐ近くの別荘地は紅葉に包まれていた。
でもうっそうとしすぎなのか写真にとると真っ暗になっちゃうのね。
昔建てられて放棄され朽ちていく建物もいくつか見えるけれど、楽しそうな子供の笑い声が聞こえてきたりも。
子供のころ近所の人が行方不明になり騒ぎとなった。
その後別荘地で雨の中をずぶぬれで歩いているのが目撃されたみたいな話を周りの大人がしていたのを覚えている。
その後を聴いた記憶もないけれど、だいだい予想通りだろう。
色んな人といろんな人生がありますよね。
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別荘地の中に蕎麦屋があるのは知ってて一度行ったりもした。
地図を見てると他にもカフェやレストランがあるみたいだ。
いいなと思ったところはとびとびの指定日のみ営業でたまたま休み。
他に入ったことのない別な別荘地にもカフェがあるらしいので行ってみた。
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こういうの見つけたお店は実際閉まってて・・・がよくあるパターンだけど
あ、やってるみたい。
別荘を持ってる個人が趣味でとかじゃないな。
別荘の管理事務所と兼ねてるようにも見えるかな?
ちょっと敷居が低くかえって入りやすい気もする。
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向かいのもみじも綺麗。
入り口が両開きの自動ドアなところが施設みたいなイメージで手作りカフェ感を否定していた。
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入るとログハウス風のカフェとサービスエリアみたいな無機質な客室の折衷みたいな印象。
樹をふんだんに使い落ち着いた感じのカウンターには常連さんらしき先客が・・
お食事ですか?と若干困ったニュアンスで聞かれケーキとかぁ・・と答えると
笑顔で迎え入れてくれた。
注文を丁寧に聴いてくれて・・
暖房がかかっていて暖かく、ゆっくり落ち着いてみれば気持ちがいい。


https://www.youtube.com/watch?v=fagOr4B0NLo
これはミヨーの春という曲で・・5拍子、なんかいいねえ。
春ってのは四季の春なんだろうけど、いい気持ちが芽生えたくらいに受け取ってもいいと思う。
ミヨーなんて作曲家名前はよく知ってるけど・・屋根の上の牛の人・・それだって聞いたことあるんだかないんだかわからない。
持ってるCD・・実際はリッピングしたデータだけど、の中にこれがあるのをたまたま見つけた。
聴いてみるといい曲じゃない。
CDを買わなくなってだいぶたつけれど、買ったはいいが聴いてないというものが依然未消化なまま埋もれている。
もう一生聞かないまま終わるものもあるかもしれない。
何年も前からしょっちゅう通過している峠道からちょっと入ったところにあるこのお店も、全く気付かず知らなかった。
どうしても手に入れたくて真正面から必死で探しているものは全然見つからない。
求めるでもなくなんとなく探ってるとふと見つかるものもあるのね。
それが自分に合ったものならちょっとうれしい。
書いてて字づらを飾ったポエムみたいだなと思うけれど、
読んでてそう感じた他人の話もきっと本気でそう思って書いてるのね。

調べるとミヨーってものすごい多作家で交響曲から各種協奏曲、室内楽に歌劇と書きまくってるのね。
昔だったらきっとこれをきっかけに色々聞いてみようと思ったはず。
なにも吸い取ろうとすることのできない干からびた人間になり下がってからもう長い月日が過ぎてしまった。
また潤うためにはまずやらなければならないことがあるんだけれど、
なかなか思うようにはさせてもらえないのね。
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リンゴのタルトとダージリンティだっけ。
ものすごく安価だったけれど美味しいし落ち着いた時間となりました。
やっと俺も砂糖がない紅茶を楽しめるようになったのか・・・
結局入れちゃったけれど。

ここを見つけた時、shop&cafeとか書いてあった。
どこでもよく見るような半分ギャラリーになっていて謎のアーティストの作品を売っているあの感じかと思ったんだけど・・
衝立の向こうは閉店したコンビニみたいになっておりがらんどうの陳列棚や冷蔵ケースにはちらほらと何かが置いてある。
お客さんが入ってきた
顔見知り?と思うと開口一番
牛乳とカレーのルーとかありますかね?
牛乳はあるけど・・
えあんの?
カレーは自分の使うつもりのがぁ・・
原価は言えないけどと言う感じでその場で値をつける。
ありがとうがとうたすかりました・・みたいな。
ああここ、別荘利用者が不意にあ、あれがない!とか言い出したときに対応するサービスみたいなもんなのかな?
そういえば冷蔵ケースにあるのは小麦粉の袋が1つと御酢が一瓶・・少量の洗剤に・・
カビキラーだけはたくさん在庫があるのはなるほど山の上の別荘特有の問題を反映しているんだろうなと思った。

ランチでだろうかニンニクを使った料理の匂いが店内を埋め尽くしている。
パスタかなんかかな?うまそうだな。
いつか昼飯どこにしようか迷ったらここにきてみよう。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:2 

わがままいわせて

海沿いを走っていると地魚料理みたいな店をみつけた。
嫁さんは鮮魚系がダメでそういうとこに二人で行ったことは一度もない。
それでいいと思ってたし思っていくけど・・たまにはいいでしょう?
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この先にも他はないと思うからか珍しく嫁さんはしぶしぶながらも応じてくれた。
さっきまで晴れてたのに雲っちゃったなぁ・・
向かいで嫁さんは私の心が曇ったからですとか言いってる。
メニューを見るとちょっと高いのね。でもほんとにすごく美味しいのなら実は安いのかも。
思い切って高くても金目鯛・・ちょっと博打感が・・あそうだ、ここには書いてないけど入り口にランチと書いた黒板があったんだった。
聞くとまかない丼か日替わり定食だというので一つづつ・・
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かつおの出汁がついてきて最後はかけて食ってくださいとのこと。
メダイと・・なんだっけ・・聴いたけど忘れちゃった数種類の魚のぶつ切りが漬けになってた。
漬けになってるところがいろいろカバーしていい感じになってるわけでしょう?
新鮮で舌に吸い付くとかそういうのじゃないけれどでも美味しいからいいじゃない。
よくある原価計算表が透けて見えるような露骨に削ったランチという感じじゃなくてちゃんと楽しませてもらえた。
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嫁さんの日替わり定食もなかなかいいじゃない。
牛肉は嫌いだとかホタテは嫌だとかでほとんど俺が食っちゃった。
いつもは喜ぶプリンにも粉でつくるプリンの味だとか難癖をつけて荒れてみせるところがほほえましい。
まぁまぁ・・次はあなたの好きな店に行きましょう。
魚のフライはおいしかったそうだ。
あ、
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晴れてきた。
俺の心が晴れたからですね・・は言わない方がいいかと思って黙ってた。
遠くには伊豆七島が見える。三宅島・・昔噴火してたの何年前だろう。
そのあと大島が噴火したときは中学1年。
先生がそれなりの双眼鏡をもって見に行ったが遠くて見えなかったというと、
親父といっしょに天体望遠鏡をもって見に行き溶岩流が赤く流れるのを見たというやつがいたのを思い出した。スポーツでも飛びぬけた能力を見せた優等生の彼に親子レベルでの越えられない格差みたいなのを感じたり‥はしなかったなそのころはまだ。
威張ったりすることもなかった彼はその後先生になったと聞いた。きっと自分も子供に自慢される親父になっただろう。
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やっぱり、景色ってのは日があたってないとね。
窓を開ければ波の音や潮の香りがと思ったけど勝手に開けたら怒られるかと思ってやめた。
右奥にはちょっと有名な砂浜があるはず・・
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あっちの方ではカップルが写真を撮り合って。
いいねぇー。
こういうところに来ればだれでも映画みたいに見えるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=qSRdoPISdig
人好き子供好きだったらしいラヴェルはでも結婚しなかった。
有名なピアニストへだったかプロポーズをしたけれど・・は内緒なのかもしれないけれど弟子が本の中に書いてた。
彼はそういう私情を作品に織り込んだりはしなかったように見える。
でも、誰にも分らない形でどこかに何かが刻まれていたりして。

実際は
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台風の影響だろうものすごい流木で浜は荒れていた。
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夏はものすごい数の人で埋まるんだろうこの場所。
そんなときには近づくこともできないけど今日なら・・
かなしーいろやねーん
川なら捨てた悲しいものも流れていきそうだけど、ここだと波に乗って戻ってきそうだよね。
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楽器の先生は体調を崩されたようだ。
詳しい話は聞けていないけれど、どうかゆっくり静養して回復していただけるようお祈りしたい。
偶然だけど中断に際し最後になっちゃったレッスンで
あなたは一生無理かもしれません
という言葉を聞いた。
俺もそう思う。
それでもやるんだと思って毎日やっているけれど、時々ほとほとめげてくる。
ここに俺はやめないよと書いてるときは本気でそう思ってるし今だって思ってる。
だけど今のこれ何なの?
別な人のところへ行って・・・も変わらないだろう多分それ以前過ぎて。

・・みたいなとろい話もあるけれど、
楽器店との間で毎月お金の発生する契約、ほっとくとなんの対応もないまま引き落としだけ継続されそうな感がどうもある。
ある程度のところで確認しないとね。
なにがどうなろうと俺はやめないよ。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:10 

すこしづつ進めばいつかは登るだろう

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いま犬と散歩するには一番いい時期かもね。
自分も。
ゆっくり歩いて止まってばっかりだから、どれだけ歩いても全く運動にはならないけど。
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エビ天の入ったハンバーガーを食った日。
食ったらちょっと歩かなきゃ。
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川でも見て・・
台風の時はものすごいことになったらしいこの川も今日は澄んでいて穏やか。
ここは昔からの自然な流れではなくて鎌倉時代に暴れ川を改修すべく掘られた人工の水路なんだそうだ。
実際はその後も拡幅や直線化が繰り返されて今のこの形がいきなりあったわけじゃないんだろうけど、しかし重機なんかある訳のない時代の超巨大プロジェクトだなぁ。城というか館があったらしい小さな山に登ってみる。
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いいね階段。
結構きつい。
きついけれど一段一段登っていれば間違いなく進んでいく。
登り終えると・・
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また階段。
楽器のレッスンは訳があって年内は休止という連絡が入った。
ついに引導を渡されたみたいだけどそういう話じゃなかった。
ありがたいことに自分のモチベーションへの影響はないみたいで今日も明日も練習してる。
傍目にはそんなの練習じゃないよというとこなんだろうけど。
その後もどうなるかは未定だけど今から考えたってしょうがない。
前の楽器の時も引導を渡されたのか的な出来事がきてそのまま電池切れたみたいにやめた。
でも今度はやめないの。
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この手の階段は終わると思うと次が待っているというのが定石であろう。
諦めようかという気持ちが出てくるけれど、
ここまで来てなにを馬鹿な・・が出てくれば大丈夫。
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頂上からの眺め。
晴れれば富士山も見えてなかなかの景色だと思うけれど今日は・・
この豊かな田んぼ地帯はもともと川が広がって蛇行している沼地みたいなとこだったんでしょうね。
雲の上に出るようなすごい山じゃなくても、登ってくればそれなりの景色が見られるのね。
登ってみないと始まらないし、ゆっくりでも目の前に見据えた階段をすすんでればいいか。
このあと嫁さんがみかけたチェーン店らしい大きなコーヒーショップにいった。
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紅茶の下には火を入れてくれる。
どこかでこういうのを見たときには感激したけどこれは巨大資本のなせる業かなぁとか思ったりして。
今まで紅茶なんてただ何となく飲んでいたけれど、嫁さんのと飲み比べアッサムよりアールグレイのが自分は好みだと知った。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=869&v=9V7DYckpj8o
たまたまBGMでこれが流れてた。
ついてる愛称は瞑想だっけ?
他にもドリーの最初の曲とかクラシックの千歳飴みたいに甘い曲が連続して流れてた。
変ホ長調にはオレンジとグリーンと金というイメージがあるのでこの曲を聴いていると音にオレンジマーマレードが塗ってあるような気がする。
音感や調性感なんて持ってないのでいつかどこかで楽譜を見た記憶がそう思わせるだけ。移調して弾かれても多分気付かない。
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ふわふわトロリみたいなのを狙っている思われるパンケーキは生っぽいというか乗っかりしろのない船みたいな感じで大量のクリームと合わせけっこうのっぺり。
もうちょっと焼けた感んか塩気があってもいいかな。

あまり人もいなくて静かだったけれど後ろの席におっさん二人やってきた。
座ると同時くらいに一人が堰を切ったように話し始め止まらない。
感情的で高ぶった声色から自分は不当な扱いを受けた被害者なのだみたいなことを主張しているのが解る。
ある特定の人物を愚弄し糾弾し続けているようだ。
もう一人は相づちを打つでもなく黙って聞く。
役目を感じガス抜きしてあげてんのかな。
みんな色々抱えてんのね。
さあもう帰ろう。
晩飯は炭水化物抜きにしないと・・サラダだけにしよう。

Tag:メンデルスゾーン  Trackback:0 comment:2 

河の流れの・・ってほんとだよね。

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山に登った。
車でだけど。
ちょっと寒い。
そんなに高くはないんだろうけれど、なんとなく別世界に来たような気になる。
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でっかいダムが見える。
その奥にはどこまでも続く山々と森。
川って山と森の出力ですよね。
川は谷間をながれその後、
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反対側に見下ろす扇状地を作り海へ流れ出てゆく。
ダムとは別な方向からくる流れがもう一本あり、よい意味というより悪い意味でいろいろあった思春期の頃毎日その川を眺めていた。
いまでも、遠くに見えるあの川は全く知らない他人というわけでもない気がする。

この日風邪のひき始めで体が休みを欲していたのか目覚めたらいつになく遅い時間だった。
体内時計も風邪でボケているのか、冬になりかけた日差しの角度に混乱しているのか時差ボケみたいな感覚に陥る。
まだ昼前なのにもう夕方だと思っていたり・・
冬のような日差しの中朝顔は必死に花を咲かせていたり。
いま人生上のどこにいるのかわからない。
年齢的には中年であるけれど精神的には全く未発達な幼児期のようで、もうすぐ終わる手前に来ているような気がしたりもする。
子育てをしていないからか?
仕事・・人生上の大きな工程というか・・今色々思うところがあるけれど仕事についてはここに書かないことにしてる。
今人生のどこかなんて、わからない方がいいとも思うけれど。
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小さな祠には昭和十二年修理の文字。
戦前、80年くらい前かぁ・・
ものすごく遠い昔のようで、
自分が生きてきた年月が45年だと思うと・・何だか混乱するな。
俺はあと何年生きられるのかな?
知らない方がいいけれど。
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多分作者の死によって永久に中断されたブログを見ることが結構あります。
色々考えさせられるし、不意に続きが書いてあったりしないかと忘れたころに見に行ってみるものもある。
昨日偶然見かけたものにもまた考えさせられることがあった。
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人生って軌跡というか結果なんですよね。
自分で自分をどう思うかという事は大事で必要なことなんだろうけど、間違った方向へ傾けば足を引っ張る邪魔でしかないかもしれない。
本人だけが大事に抱え温めた自分像なんて傍目には何の意味もないだけでなくむしろ・・
大事なのはやってきた結果や言ってきたこととその結果に対しての周囲の反応なのかもしれませんね。
今この時間何を考えなにをしていたかが大事でそれだけなんだろうなぁ。
しかしそう考えると他人は全く関係ないとかいって誰とも付き合えない私は最低じゃない。
急にこれじゃいけないと思ってもどうしていいのかよくわからない。
今ここでこんなことを考えるのにはきっと意味があるんだと思う。
残りの時間をより良いものにしようと思ったら何かをしなくちゃならないのは常に今なんだろうけど。

シューマンは訪ねてきた若者の才能に驚き感激し、次の世界を切り開く天才としてブラームスを世界へ紹介したことが有名。
ブラームスはその大恩人の嫁さんといい感じになりかけちゃって苦しみ、結局一生をそこにささげたことも有名。
この件いつも作曲家側から語られるけれど、若いころのポートレートを見ると少女漫画みたいな美少年だもん、奥さんも色々大変だったでしょうね。
彼は40歳、交響曲第1番のあたりから作風というか姿勢や考え方を大きく変えていると思う。
若い苦悩と情熱から生まれかけた交響曲第1番は20年以上かけその40過ぎに発表されたことも超絶有名。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=895&v=Swyq-TcEcOI
ピアノ四重奏の第3番はOp.60だけど着手は1番よりも前のすごく若いころで、交響曲と同じく自分のあるべき姿を悟ってから完成出版されたもののようだ。
初めて聴いたのは高校に入ったばかりの頃、室内楽だけど交響的な作品だなとか思っていたのは覚えている。
その盤はいまだ私の中で現役愛聴盤だけれどYoutubeには見つけられなかった。
部活の先輩がお前にCDを買ってやると言ってくれたのはいいけれどそのお金は拾った財布から出たものだった。
知っていながら買ってもらった私も犯罪加担という・・そういう思い出でもある。
思い出とか言ってちゃいけないですよね。しかしあのころかわいがってくれる先輩というのがいたんだよな。
今と同じ、誰でも簡単にできるようになる楽器を吹くということがほぼ一年かけてできるようにならず逃げようとしたときに引き留めようとしてくれたのもその人だった。
あの時逃げていなければ・・が20年くらい頭の中にあったのでまた同じような場へ出ていったのだけど同じ軌跡をたどってまた逃げた。
そしてどうすれば逃げずに済むのかを考えやつていることが今。傍目には・・はいいか。
若さが書かせ、いろいろなことを知り考えるようになったから仕上げたこの曲は人生をかけて作られたと言えなくもないか。
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ピアノがいきなりベートーヴェンの運命主題で始めるフィナーレはこの後もこれみよがしに運命のモチーフが鳴っていていかにもあの若いブラームスという感じ・・でもこの楽章は後年新たに書き下ろしたものだそうだ。
破棄された当初のフィナーレがどんなだったか知らないけれど、きっとそこもやたらに運命にしばられてるとさけんでたんじゃないかな。
今、初めて聴いたあの頃と何か違うものを感じるか・・大きく変わるものはないな。
交響曲の3番4番なんかは年取ってきたら来るものがかなりあるけど。
この曲作者はいろいろ解ってできるようになったから仕上げたけれど、つらぬいている言いたいことは若いときに感じたものをそのまま大事に生かしたんじゃないかなぁ。
なんでもいいけどこの曲が好きだ。
間違って出てきちゃったのかもしれないこの世にあって、好きなものがあるという事は幸せなことだと思う。
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なぞの後ろめたさと自分は間違っている直さなくてはならないという意識みたいなのが周りを埋め尽くしているのだけれど、じゃあ何をどうすればいいのかわからない。
解らなくもないけれどリア・・
まあいいや、何が正しいの前につぶされないようまく生きてくこともまず大事だし。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:2 

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unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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