すこしづつ進めばいつかは登るだろう

いま犬と散歩するには一番いい時期かもね。
自分も。
ゆっくり歩いて止まってばっかりだから、どれだけ歩いても全く運動にはならないけど。

エビ天の入ったハンバーガーを食った日。
食ったらちょっと歩かなきゃ。

川でも見て・・
台風の時はものすごいことになったらしいこの川も今日は澄んでいて穏やか。
ここは昔からの自然な流れではなくて鎌倉時代に暴れ川を改修すべく掘られた人工の水路なんだそうだ。
実際はその後も拡幅や直線化が繰り返されて今のこの形がいきなりあったわけじゃないんだろうけど、しかし重機なんかある訳のない時代の超巨大プロジェクトだなぁ。城というか館があったらしい小さな山に登ってみる。

いいね階段。
結構きつい。
きついけれど一段一段登っていれば間違いなく進んでいく。
登り終えると・・

また階段。
楽器のレッスンは訳があって年内は休止という連絡が入った。
ついに引導を渡されたみたいだけどそういう話じゃなかった。
ありがたいことに自分のモチベーションへの影響はないみたいで今日も明日も練習してる。
傍目にはそんなの練習じゃないよというとこなんだろうけど。
その後もどうなるかは未定だけど今から考えたってしょうがない。
前の楽器の時も引導を渡されたのか的な出来事がきてそのまま電池切れたみたいにやめた。
でも今度はやめないの。

この手の階段は終わると思うと次が待っているというのが定石であろう。
諦めようかという気持ちが出てくるけれど、
ここまで来てなにを馬鹿な・・が出てくれば大丈夫。

頂上からの眺め。
晴れれば富士山も見えてなかなかの景色だと思うけれど今日は・・
この豊かな田んぼ地帯はもともと川が広がって蛇行している沼地みたいなとこだったんでしょうね。
雲の上に出るようなすごい山じゃなくても、登ってくればそれなりの景色が見られるのね。
登ってみないと始まらないし、ゆっくりでも目の前に見据えた階段をすすんでればいいか。
このあと嫁さんがみかけたチェーン店らしい大きなコーヒーショップにいった。

紅茶の下には火を入れてくれる。
どこかでこういうのを見たときには感激したけどこれは巨大資本のなせる業かなぁとか思ったりして。
今まで紅茶なんてただ何となく飲んでいたけれど、嫁さんのと飲み比べアッサムよりアールグレイのが自分は好みだと知った。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=869&v=9V7DYckpj8o
たまたまBGMでこれが流れてた。
ついてる愛称は瞑想だっけ?
他にもドリーの最初の曲とかクラシックの千歳飴みたいに甘い曲が連続して流れてた。
変ホ長調にはオレンジとグリーンと金というイメージがあるのでこの曲を聴いていると音にオレンジマーマレードが塗ってあるような気がする。
音感や調性感なんて持ってないのでいつかどこかで楽譜を見た記憶がそう思わせるだけ。移調して弾かれても多分気付かない。

ふわふわトロリみたいなのを狙っている思われるパンケーキは生っぽいというか乗っかりしろのない船みたいな感じで大量のクリームと合わせけっこうのっぺり。
もうちょっと焼けた感んか塩気があってもいいかな。
あまり人もいなくて静かだったけれど後ろの席におっさん二人やってきた。
座ると同時くらいに一人が堰を切ったように話し始め止まらない。
感情的で高ぶった声色から自分は不当な扱いを受けた被害者なのだみたいなことを主張しているのが解る。
ある特定の人物を愚弄し糾弾し続けているようだ。
もう一人は相づちを打つでもなく黙って聞く。
役目を感じガス抜きしてあげてんのかな。
みんな色々抱えてんのね。
さあもう帰ろう。
晩飯は炭水化物抜きにしないと・・サラダだけにしよう。