シュトーレンと決まり事と思い込み

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冷やして冷蔵庫から出したてですみたいな富士山。
ブログはだいたい1週間遅れなのでこの時まだ年末だけど。
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海に行ってみると浜も台風で流されてきた漂着物で埋まってた。
そのほとんどは竹。もしかすると網目のように根を張る竹で堤防を守ろうという昔からの知恵的な話があったりするのかな?
この後近くのシフォンケーキがおいしいカフェへ行ってみると駐車場は満車。
あ、人が出てきて空いた。と思うと都会ナンバーの車から出てきた若い人がこっちが先だと店内へ入ってゆく。
なんとなく店へ入ってもいい思いをしないような気がしてそのまま家へ帰った。

・・・いやそれじゃ記事になんないじゃん。
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先日ドイツのシュトーレンというのを初めて知ったような気がしたけれど、10年ちかく前の正月旅行の写真をみてたらそこで食べてた。
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別な写真の黒板によるとこれは
クロプセ(ドイツのミートボール)ライ麦パン付き
だそうです。
クリームシチューみたいだけどもっと素直に牛乳っぽかったような記憶。
素朴でおいしいけれど当時の自分には少し足りなかったかな。
ブラームスもこんなの食ってたんだろうなぁと思う。
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食事に続いて写っているのはシュトーレンだ。
このころ貧乏性で食事に続いてケーキ頼んだりしなかったと思うけど、旅行気分なことよりメインが足りなかったのかも。
わー素朴で家庭料理っぽいなとか思ったような記憶がある。
あの赤いゼリーみたいな物体は先日食ったやつにもでっかく入ってた。
わかんないけどあれは絶対入れるという決まり事なのかな?
クラシック音楽もただ何となく書かれているんじゃなくルールというか決まりごとがたくさんあって、作曲家はそこを踏んで曲を作るのね。
そして聴き手もそこを踏んで聴いてゆく・・ルールがあるからそれをあえて無視したり壊すことに価値や驚きが出てくるわけで。
お菓子の世界にもきっとそういうのがあるんでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=c7oZFVs_Ixw
ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」、初めて聴いた盤はちゃんとしたのがYoutubeになかった。
この人は冒頭のトリルをロマン派音楽の定型通り下の音から始めているけど、私が最初に聴いた演奏はトリルを上から始めてる。個人的な趣味とか何んとなくとか言う事じゃなくてヘンデルのトリルはとか学術的根拠みたいなのに基づいてそうしてるんでしょうね。
変奏曲というのは制限された小さな枠の中で作曲家としての技術とアイディアをどれだけ多彩に提示できるかという事が露骨に試される音楽なんだけれど、若いブラームスはそこに作曲家として答えるだけじゃなくヴィルトゥオーソピアニストとしての超絶テクニックも見せつけてくれる。
この曲は弾いてるところをまじかでガン見するか楽譜を見ながら聴くととても楽しく大きな満足感をくれると思う。
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一見シンプルなようだけどペダルなしでpのレガートでこれってすごく難しいんじゃないの?
すかさずそんなの中学生でも弾けますよとか刺すように吐く人がここを読むかわからないけど、いりませんそういうの。
ほんとに面白いのは指が回るかみたいなのじゃなくてどんな仕掛けが仕込まれていてそれをどう聞かせてくれるのか。
同じ素材からうまれてる多彩な音楽の持ってる可能性をどれだけ広げて聴かせてくれるか・・まわりくどいか、どれだけはっとさせてくれるか・・とか。
本当は自分で弾けたら一番いいんだろうけど、残念ながら月へ行くより遠い。
続くフーガを初めて聴いたときにはバッハみたいなフーガを期待していたのでフーガがあんまり展開してかないことに不満を持ったりして・・書けないんじゃなくてこの曲でやりたいのはそこじゃないんでしょうね。聴いてるだけだと何の苦労もないけどあれだけの変奏を弾いてきた後にこの音だらけのフーガを弾くためには体力勝負みたいなとこもあるんでしょう?
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弾けないし弾く気もない人にはなんてことないように見えちゃうけど、結構疲れてるところでこれってじつはすごく大変なんじゃないの?それでこの先もっとでっかいのが来るわけだ・・
ブラームスはテクニックひけらかし音楽を軽視し・・という事になっていてその通りだとも思うけれど、リストとは違う形で若いブラームスも攻めてますよねこれ。
初演したのはクララ・シューマンらしいけどああいう人は初見でいきなりすごい演奏をしちゃったりするんでしょうね。
当時世界最高のピアニストの1人でもあったらしい彼女はお母さんでもあったわけで、家族のために飯作ったりしたのかな?やっぱり家政婦みたいな人がいたのかな。
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確か奥さんが日本人で旦那さんがドイツの人じゃなかったかな。
ストーブに薪をくべに来たときに一言こんにちは
それだけ。
Wi-Fi使えますみたいな表示にふーんなんて思ったり。
自分もスマホを使うようにはなったけれど、いろんなものに目も耳も塞いでしまう世捨て人感はあの頃よりさらに進んじゃったかもしれない。
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滞在中何度かここへ行ったのでお店の人が嫁さんに話しかけてくれたんだけど、小さく慌てた嫁さんがありがとうございましたと返してしまい会話終了。
お店の外にはライブカメラが据えてあって仕事中いつも見てた。
お店と手前の駐車場が写ってるだけなんだけど、ああ雪降ったなとか客が来たな、帰ったなとか・
そんな話をしてみたかったけど、なんとなく場が終わっちゃってて自分も店を出ちゃった。
調べるとカフェはもうやめちゃったみたいだ。
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戸の前にはお話の中に出てきそうなでっかい犬が寝そべって、優しい表情を見せてくれた。
毎日ライブカメラを見ていたから、お店の人のコメントであの犬がこの数日後に亡くなってしまったことも知ってた。
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北海道も簡単にはいけなくなってしまったけど、ドイツ家庭料理のお店とか行ってみたいなぁ・・
近くにあったんだけど、入りづらいなんて思っている間に閉店しちゃった。
ほんとは入りずらいんじゃなくて昔の呪縛を引きずって車から降りたりできない地帯ってのがあったんだけど。
あほみたいな頭だと損ね。
何でイタリアンばっかりあるんだろう?
ドイツ料理じゃ地味でお客呼べないのかな?
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最近、人間拒否症みたいなものがまた悪化していることに気付いた。
インスタ映えの見本みたいなイメージの美瑛にはもう近づけないかな?
頭がおかしいと損ね。
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人生は一度きりだし、狭い範囲に閉じこもっていないでいろんなところに行くべきだと思う。
ほんとは行きたい。
行けばいいだけなのにいけないとか言ってるこの頭は損ね・・
・・・だから、こうなんでも否定形で考える頭と神経だから何をやってもまともにできないんでしょうね。もう意と無関係に神経自体ができないと思っちゃってんだよきっと。
まあ、そんなに自分を悪く言わないで、
ここでだけでも考え方を変えてみましょうか・
あのとき美瑛に行けて、素敵なお店にも行けてよかった。
いい思い出を持てて、私は幸せ。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:4 

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結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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