2020/02/14

怪しいものでごめんなさい

嫁さんが買い物している間、付近を適当にほっつき歩く。
特に行くようなところも思いつかない。
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いいね果てしない直線。
ずっと遠くにいる列車の前照灯が見える。
奥に白く見えるのは多分次の駅のすぐ手前にある建物なんだけどあんな遠くのもんが見えるはずないだろという意識が来る。
わけないったって事実として見えてるんだからしょうがないじゃない。
考えてみるとこのレールは遠く稚内とか根室までつながってると言えばつながってるわけですね。
新幹線を挟んでなら札幌まで、別な機会も合わせれば稚内まで鉄道を乗り通したことはあるけどスーッとすっ飛ぶ新幹線や特急列車じゃあんまり実感がないな。
鈍行を乗り継いで稚内まで行ってみたいけどなぁ18きっぷとかじゃない頃に。
鈍行でだと
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花輪線までか。
静かでいい旅だった気もするけれど車内で乗り越し分の切符を買おうと女性の車掌さんに呼びかけると私を見てものすごく嫌そうな顔を・・
そんなことは思い出さなくていいんだけど。
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電車の車庫みたいなところ。
子供の頃電車の窓越しに古い客車を改造したお座敷列車が休んでるのが見えた。
慰安旅行、並んだビール瓶と立ち込める煙草の煙、部長が歌ってら拍手しなくちゃとかそういうのですかね。
この先色々書いてみたけどみんな自虐になっちゃうから終了。
その後の高効率化追求な時代も30年を超え今はユニットバスみたいな顔の電車が並ぶ。
フェンス越しにこの写真を撮りふり返るとちょうど角を曲がってきた帰宅中の小学生が私を見て逃げようとしているところだった。
あ・・・怪しいものでごめんね。
昔、こんな場面でいちいち傷ついたりしてた。
思春期の初めごろにそれは実は勘違いで誰も自分を悪く見てなんかいないんだと気づきかけた。
さあいよいよこれから俺だって・・という矢先につぶれた。
今も周囲の人間に対して過剰に神経をとがらせ無駄に・・
だから飯を食っているときに周囲の会話が必要以上に聞こえてきたり、誰もいないお店が素敵なんておかしなことを言っているんだろう。

この日昼は店名の頭にとんかつとオムライスの文字が来るお店で
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日替わり魚ランチ。
昼間っから刺身付き、ごはん一回お替り可。
イワシの刺身にシラスに鰤の塩焼きにフライはメダイだっけ。
刺身や焼き魚はもちろん美味いんだけど最後になっちゃって若干冷めかけてもいたフライが一口たべて白身のふわっとした美味さにびっくりした。
いくつかのランチの中で飛びぬけて安価なこれだけどでも一番手がかかっているようにも見えて、店主の主張がここにきているんじゃないかなと勝手に思った。
ベートーヴェンは交響曲という形態を他とは違う特別なものと考え9つの作品を残し、それはその後に続く者が大きな花を咲かせる原動力にもなった・・この魚ランチはきっと店主の交響曲で・・
こんなこと書くの好きだけどやっぱり読んでる人は馬鹿だと思うんでしょう?
とてもおいしかった。
お店の人にも笑顔で親切に接してもらえて・・そういうのが一番うれしいのね私は。
ありがとう。
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人の目を見据えながらこっちに来るから
遊んでくれるのかなと思ったら
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いっちゃった。
でも露骨に嫌な顔見せたりなんてしないのね。
ありがと。
何度も振り返りながら、
あんた・・
もってないんだろ?
なんか、
くいもんとか・・

歩いている間、

https://www.youtube.com/watch?v=OaO2qYsBS8M
頭の中でブルックナーの4番のフィナーレの一部分が繰り返し流れてた。
この曲思ったまま書いた最初のヴァージョンはあまりに前衛的過ぎ誰にも理解されなかったし今聴いてもすごい。
そんな誰も追いつけない未来みたいなところを行くこの人は同時に子供のころから慣れ親しんだんだろうかなり古い音楽に見られる手法を好んで使い倒すので同時にすごく古めかしくもあるところも面白いと思う。
旋律の音の上下を逆さに入れ替える反行形の多用もその一つで、
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頭で鳴ってたのはこの辺り。
木管がやってるのは第1主題の反行形で、オリジナルの第1主題がでっかく荘厳なものが天から地まで突きさし神が作った絶対的不変なものという感じなのに対しひっくり返ったこれは逆に地上の人間がなにかを望むというか目指すというか考えるというか・・でもふっと立ち止まってみるみたいな・・
で、
ながら聞きみたいのじゃなく聴き入るという意味での音楽を聴こうという気持ちがじばらくというかずーっと枯渇していた。
でも、また湧いてきた。
よかった。
いきててよかった。