見られない桜とカモミール

今人類は危機的状況にあるのだと思うと、どっか行って食ってきた話なんか載せてていいのか・・
そんなことを考えているうちに、そもそもブログが唯一の話し相手で依存症みたいになっちゃってる今こんなことでいいのだろうか?なんて考えだしたりして。
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といって代替もないのでやめることはできないけど。
変なとこに都合よく作った世界観に閉じこもったりしてるとあぶないんだよな。

週末開けて出社してみれば仕事もピンチだ。
気を張って踏ん張ってないと。
でも最近分かった。
私は何でもいらんところに馬鹿みたいに力を入れるせいで変になっちゃうわけだから・・
楽器が教えてくれたけど仕事も同じだな。

ちょっと前の話。
それが何なのかもわからないけどとりあえず頼んでみた
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カモミールのお茶。
ハチミツとミルクが合うと思いますとのことで・・
始めは草の香りだとか思ってたけど、いつの間にか楽しんでるというか・・
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クロックムッシュだっけ
一見フレンチトーストみたいだけど中には
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チーズとベーコンと・・美味しい。
窓の外には桜の樹。まだ全然咲いてなかった。
咲けば綺麗でしょうね
なんてお店の人に話しかけてみる。
そうね・・から会話が始まって。
なんか忘れちゃったけど色々話し、楽しかった。
本当はいろんな話をしたりいろんなことがあってそれを書いてあったんだけど・・

店主も奥さんもジャズが大好きみたい。
アーティキュレーションの細かいとこまでグレン・グールドの耳コピみたいな・・でも最近の録音・・ジャズな人が弾いてるのかな。
その後にに自分のアレンジが続く。
しばらくいい時間。
これは誰が?・・とか少し話したりして。

https://www.youtube.com/watch?v=EftKHj_sHNY
これは本人の。

ブログ読みましたよ、台風でお店の存続が危ぶまれるなんて書いてあったよねなんて言ってみると・・
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このガラスが割れちゃうんじゃないかと思ったんだって。
今台風どころじゃない危機が迫ってるけど、何とか乗り切りましょうね皆で。
夕日が差し込むとまたいいね。
勘違いかもしれないけど、ずっとしょってた首コリが治ってた。
調べたらカモミールは肩こりに効くなんて書いてあった。
これのんだからかな?

今年は無理だけど来年、桜を見ながらここでお茶を飲めるだろうか?
ここに限らずいろんなお店自体が無事でいられることを祈りつつ、
ほかならぬ自分も、来年お茶を飲んでゆっくりしていられるように・・

楽器の練習、わかんなかったことが急に解って・・楽しかった今日は。
来年と言わずいつまでも花を見ながら茶を飲めるようでいたい。

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強迫性障害と黴菌

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またここでパンを食ったりして。
最近見つけたパン屋はこの日休み。代わりに行った小さなパン屋もなぜか休み。
昨今の状況に対応しスーパーのパンコーナーは早い時期からパンを個別にビニールに入れ陳列するようになった。
パン屋と言えばトングで取って回るのが楽しみでもあるけれど妥当というかそうして欲しいと私も思う。
なんとなく、こういうのは慣れるとなかなか戻れないもので問題が終息した後もビニールは継続されるかもなと思ったり。
子供の頃グリコ森永事件というのがあってお菓子の箱はそこからフイルムで密閉されるようになったんだったと思う。
それが当たり前の今から見ると箱開け放題で直接食品にアクセス可能な形態で当たり前に売られていたことはむしろ意外なくらいな気もする。しねーか。
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いいね春。
青い空、暖かい日差し・・ちょっと冷たくきつい風、あふれる菜の花・・
世間は、いや人類は今まれにみる危機的な状況に置かれているのかもしれないけれど。

中学の終わりくらいだったか理由は忘れたけれど短い期間大量の汗をかくので帰宅するとシャワーを浴びたことがあった。
その理由がもうなくなった日、帰宅中歩きながら今日はもう洗わなくていいんだよなと思った記憶がある。この位置でこの塀のこのあたりを見ながらそう思ったというところまで覚えてる。
でも、その日もシャワーを浴びシャンプーで頭を洗った・・
そこから私の一日に何度も頭をシャンプーで洗わなければいられないという強迫性障害が始まる。
精神病の一種であろう。
家から一歩外へ出ればそこは黴菌で満たされた汚染空間であり、体に付着したそれらを石鹸で洗い流さなければ家の中へ入ることができな・・・それはおかしいと解っていてもその意識から逃れられず外へ出る度体中を石鹸等で洗わなくてはいられなくなってしまう。
そうするとどうなるかというと髪の脂が全部縫えちゃうので幽霊みたいな見た目になるのね。
そこにもともとの鏡に映った自分が理解できないみたいな異常が合わさって街中で有名な変態になってしまうまではもう少し時間があったけれど。
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テールランプにハートが光ってた。

最近、ウイルス問題に絡み人から露骨に嫌な顔をされたり逃げられたりして自分自身がばい菌になったような気が・・
という話を読んだり実際耳にしたりした。
むかし、私は街中どころではなく電車や学校を含みかなり広範囲で有名な黴菌だった。
みたいな気がするじゃなく連続して黴菌か汚物であり続けた。
そこで私の人生は止まってしまい、30年たった今もそのことから逃れられない。
あれがあったせいで自分の人生はおかしくなったのだあれがなければ・・と長く考えていたけれど、
私のいろんなことについて知れば知るほど、あの時あれがなければ無いで別な何かに直面して同じここへたどり着いていただろうとも思う。
多分死ぬまで変われない。

そんなこといちいちばらさなくていいんだけど、この記事最初は違うことを書いてたのね、何度も書き換えたけれど皆他人を攻撃するか愚弄しようとする話になっちゃって・・
そんなの書いたって震源地を攻撃し沈めるかできないなら自分が逃げるか、胡麻化してうまくやるか・・
何しろこんなとこにそんなもん書いて悦に入ってるのは負けだ。
でもね、
どの話しもみんな話の最後は
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嫁さんがそういう人じゃなくて良かった・・
でまとめようと思ってた。
毎回書いてるけどいいたいのはのろけじゃなくて。
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周りの人間から受けるいろんなものを好意的なものまで含んで自動的に遮断し拒絶し破壊してしまうのは私の最大の欠陥で、得られる結果はマイナス方向へ大きく振られていると思う。
でもそれがあるからここまで生きてこられたとも思う。
1人で生きるしかなかったはずなのに一人じゃないことはほとんど奇跡のような・・
まいいか。
この世に出てきたことはありがたく、
生きててよかった。
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自分の体で唯一よかったと思っているのは花粉症じゃないこと。
昔は調子に乗って杉花粉がシャワーみたいに降り注いでいる森の中を犬と散歩したりもしたけれど、年取ってから発症というのもあるらしいから最近そういうところへは近寄らない。
公園は人が集まるから駄目だし山は花粉でダメだし・・今は田んぼでパン食うのが楽しくていいな。
田植えが始まる頃には山に行けるようになるのか。

https://www.youtube.com/watch?v=etb__Zs9U6Y
なんというかこう、牧歌的に生きていきたい。
あんまり人に言いたくないけど前途の強迫性障害はまだ完治していない。
頭は洗わないけれど執拗な手洗い癖が残っており他人と共同生活なんかできないんじゃないかと悩んだこともあった。
でもそこは何とかなったしなってる。
今みたいなときには手洗い癖がプラスに働いてくれるだろうか?


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突然思い出したりするのはお告げ

生活圏外な街で。
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普段そんなこと言わない嫁さんがこのさとちゃんは旧タイプで貴重だとかいいだした。あの塩の看板も懐かしい。
万屋的要素も持った薬局だったんだろうけど今もうやってないのかな?
行きたいのはここじゃなくその向かいの
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こんな小さなスーパー。
公衆電話と自販機と野菜のタネみたいな棚、バケツに香花・・
子供の頃こういう個人商店がスーパーと名乗ってるみたいなのがそこら中にあり、そのうちのいくつかによく行った。
巨大資本にやられてそう言うのが一掃されちゃってもう20年以上になるだろうか。
嫁さんはさっそく店の前に並んだ花の苗を行くかかごに入れる。
正面から見るととても小さなお店に見えたけれど意外と奥行きがある上にL字になっている店内には、魚屋みたいな立派な鮮魚コーナーと、でっかいコンロやなべも丸見えな総菜屋が。
手書きの値札も懐かしいけれどローカルな石鹸とか何とか日用品、レジの裏側にちょっとある文房具の棚の横には孫のために昔のおもちゃ・・な、なつかしいな。

単に雰囲気勝負なだけじゃなくて、魚屋はいろんなものが安いし旨そうだ。
イルカがあったり・・量り売りの魚卵煮とかなまこも面白かったし
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この赤くて細長いガーみたいな魚はやがらというそうだ。
よく知られた魚なのかもしれないけどいつものスーパーにはこんなの絶対に並ばないから・・
青柳とこのやがらの刺身を買って帰った。
調べたら高級魚だって書いてあったけどものすごく安く売ってたのね。
ニンニクの擦ったのが添えてあったからニンニク醤油で・・おいしかった。

昔、近所にもこんなスーパーがあった。
二十歳くらいか帰省した際に行ってみるとお客さんの姿もなく、威勢の良かった社長が静かなおじいちゃんになってたのが目に焼き付いている。もう最末期だったんだろう。
そのときレジに立っていたのは中学校の吹奏楽部で一緒だったあの娘だった。
そのまんまとてもきれいな女性になっちゃってて衝撃をう・・普通なら下心とかなしでも笑顔でバイト?とか声をかけるところだろう。
でも私は頭を病んで人は自分を生ゴミだと思っているみたいな病的被害妄想から抜け出せていなかったため、話しかけるどころか顔を見ることもできずに終わっ・・彼女を思い出すことはこれよりもう一つあって、
別な高校に通ったけれどお互い吹奏楽部に入ったためどこかのホールで出くわしたことがあった。
中学の時とは違う楽器を手にもち、あーっとかいいながら声をかけてきたその笑顔は私が何か言うのを待っていたと思う。
あの頃私はまだ人間として死んでなかったのだけど自己肯定力が薄すぎ逃げてしまった・・しかしそれも特に心にとどまる事もなくたくさんあったはずの他記憶と同様に遥か彼方へ埋もれて消えていた。
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ヒラメも安くて買えそうな・・買ってけばよかった・・

40歳のある夜、出かけた遠方から帰宅すべく車で峠を越えたあたり・・
なんの脈略もなく突然笑顔で楽器を持った彼女の姿が頭に浮かび止まった。
なんでそうなったのかわからないけれどその瞬間から私の心は動揺しかき回され、俺の人生は無駄に過ぎてしまったとかこの人生は失敗だとか言うのが止まらなくなる。
ちょうど子供を持つという事について危機的な状況が重なっていたのもあるかもしれずそちらはそちらでやれることをやっていたのだけれど、人生失敗妄想止まらずノイローゼみたいになってしまい。
俺は何をしたかったんだろう?
音楽?・・できるわけな・・
そこからいろいろ考えもう一回お告げみたいなのが来たのがトリガとなり
間違えてできないのに社会人吹奏楽団へ入って結局逃げたり・・
5年くらいかかってたどり着いたところが今。
今やっと自分もやっていいのかなと思えるようになり手にしているのは、あの子が持ってた楽器。
あの子が持ってたからやろうと思ったとかじゃなくて、
お前死ぬまでに一つくらいやりたいことを見つけてやってけよと誰かが言ってくれたと思ってる。
何言ってるかあんまり伝わんないかなと思うけど自分が書きたかったの。


https://www.youtube.com/watch?v=G57YPRPAVu4
これ中学生のころに萌えて何度も聴いてた。
ソロヴァイオリンはもちろんだけどオケの中のある楽器に注目して・・
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出来たよーとか言って魚の煮つけみたいなのが丸ごと入ったでっかいパックを笑顔で・・
ああいうの言っとくと作ってくれるのかな?
近所にこんなお店があったらか楽しそうだな。
このスーパー見てるとみんなほしくなっちゃうのね。
家の周りにはほんとに一軒もなくなっちゃった。
買いすぎても行けないから帰ることにしたけどまたこのあたりに来たら行ってみようと思う。

非常に重要なようで恋愛感情をもったでもないし実は一度の会話もしたことがなかったかもしれないあの人、同窓会には来てなかった。
死ぬまでに一度話す機会があったらいいなと思うけれど。
お前そう思うなら自分でそうなるようにしてみろよという声が聞どこかからこえる気がしないでもない。

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たりない

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飯でも食べに行くのが楽しみだけれど、前日から行きたい店のイメージがわかない・・
この日も今日はダメパターンかもなと最初から思ってた。
以前行ったら閉まってた店も連休なら・・
あ-close。
今日は多分このままこのパターンだなぁ。
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でもまたしても景色もきれいだし空気も気持ちがいい。
久しぶりにあの店へいってみようと言ってみれば、中にお客さんはいて食器の音も聞こえるしまだすごくはやい時間なのにcloseの札。
風で裏返っちゃっただけじゃないかと思ってしばらく見てみるけど風に揺られるその札は裏返ってくれない。

まあいいやと車を走らせ時間も時間だしここでいいやと飛び込んだお店で
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真鴨のローストは美味しかったけれどもう2品くらい頼まないと形にならないところかな。
形はいいとして量的に足りない・・
だけど金額的にちょっとできない感じなのがまただめね。
自分で選んどいていうのは間抜けだけどちょっと失敗しちゃったかなぁ。
食べながら嫁さんにこの後どこへ行きたいかを聞く。
無邪気に出てきた案は連休で人だらけなことが予想され流行りの話に関係なく人込みは嫌いなので消滅。
そのうち出てきたクレープ・・
ああそうね、あれ食いに行こう。

以前嫁さんが精神的トリガで過呼吸かなんかになった時、偶然見つけたクレープ屋でまた笑ってくれた。
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牧場というか個人の農家がやってるこのお店、
いい意味でのバラック感も楽しい。
市街地っぽい光景の中にあるもがちょっと意外というか。
連休的な長蛇の行列みたいなのはなかった。
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風よけにビニールを貼ったテラスからは富士山が見える。
どこかから隙間風が入って寒いけどそこはまあいいじゃない。
絶景じゃなくて普通の近所っぽい富士山なのがまたいいじゃない。

前回はバイトなのか高校生みたいな子が一人でやってた気がするけど今日はすごく勢いのあるおかみさん的な人と若手が二人?
多分一人は今日初めてくらいなんだろう、でっかい声でおかみさんがいろいろ教え込む声が聞こえる。
かなりきつく聞こえるのでいびり系かとも思ったけど言ってる内容は筋が通っており、やっぱり教えているというところか。
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次の日だったか別な店でレジを打ってくれるのは若いというよりあどけないくらいの女性だった。
でも芯があるというかはきはきしていてなかなかいいななんて思っているとあることでレジ打ちが中断。
私を待たせたと思ったんだろう
申し訳ない
え?
聞き流しているともう一度中断が入り
もうしわけない・・

君はおっさんか
客に向かって社長みたいな彼女もどこかで聞いた言葉をそのままおいてしまうんだろう。
誰か教えてあげてなんて思わないでもないけど今、教えたりするとパワハラだなんて言われる時代の影響はあるだろうか?
あんまりそんなことばっかりやっているといずれこの国はなくなっちゃうんじゃないかと思ったり・・は、
歳くったんだろうなぁ俺が。
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私が頼んだサラダスペシャルというのは甘くない系のいろんなメニュー全部乗せみたいなやつだ。
とりあえず見えているチーズの先には大量のツナとかソーセージとかコーンとかハムとか・・がマヨネーズにまみれて出現する。

https://www.youtube.com/watch?v=3_-RSnw8sK4
カロリー過多っぽいけどさっきの昼めしが足りなかったしいいでしょ。
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美味しかったし。
家族連れみたいなお客さんが車でやってくる。
でもみんな食べてかないで車に戻っちゃうのね。
遠方からの観光客というよりみんな地元の人のようにも見えた。
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あれ麦かな。
クレープってのも嫁さんがいなかったら食わなかっただろうなぁ。
美味しかったし空腹も満たされました。
ありがとう。

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そうなっちゃう人の旅

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これを書きだした日はすごく寒かった。
なんとなく始まってた重い首コリは予感の通り舌にできる口内炎を呼ぶ前奏曲みたいなもので、昨年から見え隠れするようになった足の湿疹も久しぶりに出てきていることに気付く。
この数日諸刃の上を歩き落ちればその先は堕落して死みたいな思考が充満していることも関係してるかなと感じる。
湿疹ですんでいるうちはいいけれど、そのうち癌細胞なんかが出てくるようになるのかもしれないと思ったりして。
死にたくない理由を見つけたのでそんなもん出てこないでください。
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結構前、冬も終わる遠くのある場所。
テレビがまだアナログだ。
アナログが停波する瞬間を見てたけど、にぎやかな人の声がいきなり無機質なノイズに変わっちゃったのを見て取り残されたような寂しさを感じたりして。
滅亡に向かうこの星から出る最後の船には5人しか乗れない。
ここにいるのは6人、誰か一人が残らなければならない・・
戸が閉まって飛び立ってゆく宇宙船を一人見ているのは
自分。
窓から私を見下ろす顔・・えっ?・・笑ってる?
何度も書いてる気がするけど弱って腐ると人間界はこんな世界感だったりして。
多分笑ってんのは一番親身になってくれて心で話せるとか思ってたような人。
同時にお前は出ろと締め出された防空壕を爆弾が直撃するのを見たという実談も思い出す。そのまた逆もあったかもしれない。
言っても私を支配してるのは表面的な恥辱感かなんか程度なのであってほんとに何があるべき姿なのかはまた別なのか。
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鳥もつラーメンというのが名物だったような。
飾って見せることもなく素朴だけど美味かった。
向かいに味噌屋か納豆屋さんがあって納豆汁の元かなにかを買ったような記憶が。
世間話じゃなくどれを買うかちょっと相談したくらいだけどどこでも誰とも全く話さないのでいちいち覚えてる。
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また一人電車に乗る。
どこへ何かの目的でという事もない。
昔ネット上で何をみていた時だったかある人がある人へ「一日中電車に乗ってるだけの癖に!」という言葉を浴びせていた。
最大級の軽蔑の意を示していると思われるそれは同じように見た「楽器もできないくせに」と同様に気にする必要はないはず。
なのにいつまでも引っかかっているのは誰に何を言われたかに関係なく、自分で勝手にかかえたコンプレックスの束を励磁させられるからでしょうね。
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もう春が見えていたけど峠にはたくさんの雪が残っていた。

全然関係ない昔の写真を並べ何書けるかなとこれを書きだした日のあたり、
ある出来事で俺は心底人から逃げたいんだなと思った。
情けなく間違ったそれはもう変えられない気もする。
そうなりたくなかったとかなぜそうなったかとかは置いといて私は物心がついたあたりから常に一人でいた私は、40になった時今からでも遅くない変えるんだと人のいる世界へ入っていこうとした。
書けば馬鹿にされるだけであるけど、羽根のないのが鳥をまねて飛び込めば落ちる。
どれも挫折して逃げたわけだけど、その後も心のどこかにいずれまたみたいな気持ちがあった。
正直に言えば楽器に挑戦にも音楽がしたいという純粋な気持ちの他にいずれ人のいるところへみたいな気持ちもあったかもしれない。
でも、お前ちがうよと思うようになった。

峠を降りると
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平野を進み・・・
何が言いたいかというと今はもうそれを嘆こうとか直そうとか言う気はなくて
それで何ができるかを考えやらないともう時間もないと思っているということかなぁ。
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横手で焼きそば。
強く推してくるんじゃなくて求めればそこにあるみたいな優しい味。
2回くらい行ったんだったか、どのお店のもおいしかった。
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高効率化でラッセル車っていうのもなくなってるんじゃなかったっけ。
雪なんか降らないところに住んでるとああいうのを見るのは珍しい仏像かなんかを見るのと同じインパクトがあって。
手前のポイントの融雪設備とかも。
見聞を広めるってのは関わり聞き話しということであって、無言で眺めて回るのというのはちがうだろうけど。
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これなんだろう?
偶然できた景色?


https://www.youtube.com/watch?v=sS5f_f7_7xs
冷たく孤独な‥旅。
最後にたどり着いたところではなにか鐘がなってる。
これでいいんだというところへたどり着けたんだろうか?
ホロヴィッツの演奏はドラマみたいなのを乗せて聴かせてくれるから・・
ネットを見てたらそこを馬鹿にしてるような人を見つけた。
3行程度か読んだその主張からいかにも「楽器もできないくせに」なんて言いそうな人だなと‥
昔ある人から聞いた「人を嫌いにならない方がいい」は重い言葉だと思う。その人のことをすでに嫌いになっちゃってたけど。
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私には素敵な車窓、素敵な旅。
でも一日中列車に乗っているだけ。
誰とも一言も話さないし、なにもしない。
11年前だからこの頃・・気が付けば私も一つ歳をとって46である。
誰とも接することなく何にもしないので極度の世間知らずであると思う。
思春期くらいに知るようなことを知って衝撃を受けたのがつい最近だったりする。
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この駅には温泉があり、寄っていった。
財布を入れたコインロッカーの施錠を忘れたまま風呂に入っていたことに気付いたのは出てきてからだった。
鍵が差しっぱなしで半開きな扉を開けると思い切り見えている財布以下手つかずで無事だった。
世の中捨てたもんじゃない・・違うよそれは偶然そうだっただけ。
神様ありがとう。

次の列車までかなり時間があったので駅の周りを歩いてみたけれど人の一人にも出会わず車の走ってるのもみなかった。
川は下流にダムがあるのか湖のようになっており、水面にはかなり前にダンプか何かから捨てられたんだろう雪の塊がそのままの形で止まってしまっていた。
なんか身も心も寒く、寂しくむなしかった。
温泉場には人がいたんだから誰かに話しかけてみるとか・・そんなオプション全くなかった。
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仙台で牛タン。
どっか駅ビルの安価な店だったと思うけれど私にはこれで十分。
これで帰らず次の日はまた別なところへ向かったけれどもういいか。
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これと冒頭の富士山の写真をパソコンに送る際ケーブルを差すのも面倒なのでメールで送っ・・
届いてないので確認するともう二度とお会いすることのない人のところへ御送信していた。
ほんとに誰とも付き合いがないのでずっと以前に送った送信履歴が出てきて押しちゃってんの。
間違いを詫びるメールを送るのもどうか・・
まあいいか。

で結局何が言いたいのかというと、
今の自分が嫌じゃないし微弱ながらこの先に希望みたいなものがあって今日も生きてます。


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いきててよかった

休講の影響で2週連続して楽器のレッスンに行った。
最初の音出しで先生が
うん!
その後曲を演奏して楽器のレッスンらしいレッスンが続く
こんなの誰にも通じないだろうけど、溺れながら遠くに見ていた絶対に届かない岸にたどり着けて乗れた。
実際はここからやっと歩き始めるというところだろうけど
私には歩く資格がなく沈んでしまえとどこかから言われているのかと思ってた。
生きてきてよかった。

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嫁さんと行った店でお汁粉を食った。
嫁さんはお汁粉が大好きらしい。
お店の人にこれなんですかと聞くと付け合わせみたいなのはしその実の塩漬けだそうだ。食べると塩気だけじゃなくてしその香りがして素敵。
甘いお汁粉をゆっくり食べてホッとする。
お汁粉なんて、嫁さんがいなければ一生食わなかっただろうなぁ。
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晴れた摩周湖を見ると結婚できないだっけ?
何度も見たけど結婚はできた。いろいろ間違ってるとこもあるけれど、私という人間を知っている私からすれば唯一の奇跡みたいなもので・・・
のろけを書きたいんじゃなくて、またいつものように自虐を書こうとしていたところそういうのやめろという声が聞こえてきたから。

凍結した摩周湖を見てみたかったけれどかなわなかった。
代わりにじゃないけど、
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凍ったサロマ湖は見ることができた。
凍った湖を見れば乗ってみたくなりちょっと歩いてみる。
一見厚くびくともしないように見える氷は雪が積もってよくわからないけれど
ほんとにそうなのかはわからない。
落ちれば死ぬだろう。
死ぬだけじゃなく誰にもずっと気づかれないかもしれない。
それは困るし嫌だと思ってた。
死にたくないと思えることはとりあえず生きてくことの基本だ。
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凍ってしまった海も見た。
雪も振らないようなところに住んでいると海が凍ってるというのは衝撃的な光景であり・・波の静かな湾の中だからかもしれないけど。
ここでも落ちたら死ぬなとか思いながら氷の上を歩いた。
会社員生活もいいときはいいけど毎日綱渡りな上に突然罠が出てきたり・・
落ちたら終わり・・・とこのあたりを書いてる日はそんな気分だった。
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凍った河も見た。
海にそそぐところ。
夏に来た時、水鏡になっててとても綺麗だった。
そして今も綺麗。
誰もいないはずなのになんか背後から音が聞こえてくるので
えっヒグマ?とか思いながら。
熊って冬はどっかに潜って寝てるんだっけ?いつ頃出てくんだろう?

あのころカフェなんて言ってなかったし、来た以上できるだけいろんなところに行って景色を見てかなくちゃ時間がない茶なんか飲んでる場合じゃない・・とかそんなだった。
日本離れした景色を窓の外に遠く眺めながらお茶を・・とかもいいかもしれない。
でもあんなとこにそんな店なんかあったのかな。
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いつか、こんな景色を窓の外に眺めながらお茶を飲み
一日ぼーっとしてみたい。

https://www.youtube.com/watch?v=CWJddnQBrS8
こんなの聴きながら。
こんなの弾きながらだったら素晴らしいけれど。
スクリャービンもロシアの人だしこんな景色を見ながら育ったのかな?
最後はリアル変態になっちゃったけど。
事情を抱えた貴族の育ちでとかで自然なんか目に入んなかったかな。
彼のいろんな曲をちゃんと聴いていればこんなことは書かないはず。
今までスクリャービンなんかほとんど聴いてなかった。
変態化する前の曲を聴いてみると結構いいと思うし、変態化後にも!?と思える曲があるような気がする。
気が向いたときに聴いて一つでも深く知る曲が増えればいけばいいと思う。
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ずーっと見てるこういう時何を考えてるのかな?
まぬけそうなやつだなとか思ってんのかな。

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星の寝てるとこで

また地図上のあるわけないところに店を発見していってみたくなった。
場所が場所だけに行ったら駄目だったでは困るので珍しく電話で予約を入れる。
用がなければ絶対入っていかないような集落への道を走っていくと
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あの山は私の住んでいるところからも見えここはその裏側。
すごく幼いころ昼間は山の向こうに星が寝てると思ってた。
ここは星が寝ているあたり。
馬鹿だと思ってるんでしょう?
ちょうど一時間くらいか、隣町なのに遠い。
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普通に家。こういうのも最近いろいろ行ったから今更驚かないけど、
でもちょっとワクワクするよね。
戸を開けこんにちわと言うと明るく迎い入れてもらえる。
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玄関正面はいきなりこんな・・
すごいな。
どの席でもいいですけどあちらに用意もしてあるんですけど・・
あーじゃそこへ行きましょう。
座布団もあっためときましたから・・
いいねーなんか。
縁側で日にあたっていた座布団をもらいましょう。
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最近テレビも見ないけど朝やってたテレビ小説とかのイメージ。大正時代的な。
電話で何時ごろ到着かと聞かれた時に自分の家の場所をこたえたので
遠方から来たことをすごく喜んでもらえて・・
ランチメニューはいくつかあるけれどおばんざいというのを頼めば全部を包括的に網羅しているようだ。
でトイレは・・・こういうところはだいたい縁側の突き当りに・・あれ、ふさがれてる?
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トイレは?
玄関の左でーす。
あー
急な階段が古い家という感じね。
古い民家をおほとんどそのまま生かしているけれど、トイレだけは全く新しく作り直したようだ。
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あ、碍子と電気配線。えこれ生きてる?
すごいじゃん?
とかやってたら
もう最初の料理が運ばれてた。
塩ちゃんこにこの黒はんぺんとにんにくを入れて食べてください。
黒はんぺんは清水かどっかの名物だっけ?
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あと桜エビの揚げたのも。
自分で入れるとサクサク感がコントロールできるというか・・ちがうか鍋だっていうから後から投入するのか・・なんでもいいか。
桜えびとれなくなっちゃったんだっけ?
リニア新幹線のトンネル工事と関係があるようなことを誰か主張していた気がする。
現場のそばへも行ったなそういえば。
もと鉄道マニアだけど全部トンネルで飛ぶようにすすむあれにはなんとなく興味が持てず、なんとなく乗らないまま終わっちゃいそうな気もする。
自分で入れるというのが挟まるとなんかすごくいいもん食ったような気になるね。
おいしかったし。
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ほどなく膳が登場。
いいね、家紋・・今日はお祝いですみたいな。
それとは別に
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奥のあれは蕗の薹の天ぷら。
茶塩につけて食べてみてください。
もうこれが最後、これしかなくて・・・
わー、いいね。
今年はあったかかったからみんなどんどん伸びちゃってあんまり採れなかったそうだ。
いいね、苦み。
普段食べられない味・・これはごちそう。
その下は自慢らしいもつ煮込みと菜の花とねぎ。皆この辺で採れたんでしょうね
おいしい。
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卵とじになってる自家製焼豚もここの売りらしく美味しかった。
左下のカレー塩で食べてください・・はレンコンのはさみ揚げかな。
真ん中のチーズはおいしいハンバーグで生姜煮もよかったけどその隣の緑のは蕗みそ。これもおいしかった・・おいしい苦み。
稲荷は何とかというサブタイトルがついてたからこれも売りなんだろう。
稲荷があるのにご飯もついてくる。
お替りできるよと言われてたけど嫁さんがダメっていうから我慢・・と思ってたらお替りいかがですか?ってきちゃうから頼んじゃって。
嫁さんちょっと怒ってった。
この、全部の皿についていちいち思い出せる感じが、おいしかった証拠でしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=YuzW7yhVRUg
なんかこう、精霊とか小人みたいな曲ですね。
座敷童ってのがあったなそういえば。有名な宿は火事で焼けちゃったんでしたっけ?
築120年くらいというこのお店、この辺りで大きな火事があったらしく藁ぶき屋根だった周囲の家はみんな焼けたのにたまたまトタン葺きだったことが幸いして焼けなかったんだそうだ。
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寒くないですか?閉めましょうか?
いえ大丈夫。
日差しがあったかいからなぁとあまり深く考えなかったけど今思えば指針に従い換気してたのかな。
聞いてみると最近まで別な持ち主がいたところへ住み込みお店へすべく準備を重ねてという事みたいで、床だけは全部やり直したと言ってった。畳がまだ青々してるもんね。
出来たばかりのここ、もう結構知れ渡ってるでしょう?と聞いたらいやーなんて言ってたけどすぐに有名なお店になるんでしょうね。
ここも女子会をやるようなお母さんがターゲットみたいで
今学校が休みになっちゃってるから・・
あー、そうね。
うるさいのが嫌だなんて言った覚えもないけど
1時ごろまではお母さんたちが来てかなりにぎやかですけどだいたい帰っちゃいますからその後は静かですよ・・
そうか、じゃあこの時間にまた来ましょう。

昔、地図に載っていない新しい林道を発見しどこへ出るのかと車で走ったことがあった。
五月の連休でどこか旅行にでも行けばいいのに一人。
今どのあたりなのかもわからないまま無人の山中をしばらく走っていると星が寝ているところに・・はたどり着けず、子供が遊んでいるのが見えて人の世界に返ってきたと思った。
あれはここだったかもしれない。
あの子供に、あのくらいの子供がいてもおかしくないくらいの時間がたったことに気付いた。

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時間がない。

学校等と同じく休講になっていた楽器のレッスンが先週再開された。
再開初日が予定日で行ってきたけれど、その後わずかな時間で事態はどんどん悪化しておりイタリアの他各国の状況を見るといろいろ思うこともある。
でも今言いたいのはそういう話じゃなくて、詳細は人にお知らせするようなものではないけれどレッスンというかやってることが微小ながら前進中。
それだけ。

休日は街部を避け人のいなそうなところをうろつく。
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また昔住んでたあたりまで車出来て日にあたりながらパンをかじり、
その後犬とお散歩。
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都市計画道路に切り取られた道路の残骸。
目に焼き付いた思い出も切り取られちゃった。
もういいけど。
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この建物は昔万屋で、トウモロコシをもらった覚えが‥は何度も書いたか。
解体に何年もかけているように見えるのは古材を丁寧に抜き取ってどこかで使おうとしているかな?とか思ったりして。
この狭い道に路線バスが走ってたのを覚えてる。
よく知った子がお母さんに連れられ乗り込んで・・・あのバスはどこへ行くんだろう?と思ってた。
いまだにどこへ向かってたのかわからない。
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家の前に流れる用水路と水辺まで降りられる階段。
最近見ないなと思ったらこのあたりにはまだ結構残ってて何だか懐かしい。
私が子供のころはこんな川も危険なくらい汚れていたけど別なところでおばあちゃんが皿洗ってんのを見た。
大丈夫だったのかなあれ。
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この左側の干上がった溝みたいなのは夏になると田んぼから排出される水が流れるんだけど、このすぐ先で溝はなくなってしまい道路のアスファルトの上を水が勢いよくながれてた。
道自体が水路兼用・・つい最近までそうだったけど今は田んぼもどんどん辞めてるしどうかな。
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あれ?犬は尻尾が下がっちゃってやる気ゼロ。
この用水路も江戸時代くらいに掘られたものだけど、このあたりはちょっと掘れば一面溶岩だらけなので川底は溶岩が露出している。
これも子供のころ散々見て目に焼き付いた光景で・・
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このぶにゅぶにゅっと波打っているのは冷えて固まりながらもまだ流れたようとした様子がそのまま固定されているんだろうけど、それが一万年前の出来事らしいと思うとなんだかしばらく見とれてしまう。
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こんな感じで古いトラックの鎧を渡して橋にしているのも昔よく見かけたし勝手に渡ったなそういえば。
流れている水は遠くに見える山の向こうにある湖からきたもので水を引くため山に長大なトンネルが掘られたのは350年も昔。
それもすごいけれど今でも少しも変わらずトンネルや水路が使われていることに改めて・・
みんなすごいね。
それで私はこの世に何しに出てきたんだろうか?
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人んちに入っちゃだめだよ。
いいねリアカー。
昔、おっさんがタバコ咥えながらカブで引っ張ってたような。
祖母にのせられてボンタン畑に行ったのもあんなリアカーだったんだろう。
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この写真撮ってたらおばあちゃんが乳母車みたいなのを押しながら出てきた。
嫌な顔はしないで笑顔で犬に話しかけてくれる。
80歳は過ぎてるんだろうおばあちゃん。
私がこのあたりをうろついたのはもう40年前だと考えると・・あの頃まだ若くて嫁って感じだったりした?
あの頃俺の年だった人が今80代。
その間あっという間だったことを考えると・・

https://www.youtube.com/watch?v=YPtbsYW_HuQ
晩年、創作意欲が枯れてしまったブラームスにもう一度筆を持たせた奏者がいてこの曲は生まれたとかじゃなかったっけ。

今朝さ、目が覚めた瞬間からあー俺もう人生何にもしないままほとんど過ぎちゃってるじゃないか・・もう戻れないしこの先だって・・どうするの?みたいな気分が勝手に周りに充満してた。
どうするったって、何ができるか・・できることするしかないじゃない。
私はあと何年生きられるんだろうか?
楽器の先生からの時間がありませんという言葉は意外に重いかもしれない。
何をするのにも覚えるのにも知るのにも普通の人の何十倍もかかる私にもう少し時間をください。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:0 

大丈夫まだ死なないから。

漠然と考える自分の将来というものがあるけれど、思ってるのと全然違う困った展開というのは今日突然直面したりするものだ。
いまリストラとか病気とか具体的な危機に直面しているわけじゃない。いや、なにも無ければこんなことここに書かないだろう。あんまりそういうのを考えてると荒唐無稽な不安がそのうち実体化しちゃったりするので忘れて笑ってたほうがいいんだろうけど。
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またいつものここへ行ってみると列車を引いて帰ってきたSLは自分で転車台に乗り入れ替えを終えて、ちょうど火を落とすところだった。
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あそこにいるC12は所有者とか金の出所の問題で長く走れないままのようだ。
募金をしたけれど集まらなかったというのは時代を反映しているんだろうか。
車両自体の復活も募金によってだったと思うけどちょうどバブルへの坂を登ってく頃じゃなかったっけ?
有り余るお金を見せつけてニュースになる人がいるけどあそこへも投入してあげてください。
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あれはトーマスじゃなくてなんだっけ?ジェームスだっけ?
本人は第2次大戦中タイへ送られそのまま取り残されていたC56だろう。
40年くらい前、奇跡的に日本に帰ってくることができた幸運機・・だけどアニメ?みたいなカッコをさせられるとは本人も思っていなかったんじゃないか?
私はオリジナルなC56の姿しか受け入れられないけど、でも本人は小さな子供の笑顔に囲まれるのがうれしかったりしているかもしれない。
なんであれ、せっかく生き残った火を消さないよう
誰かお金を出してあげて。
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ここはその手の人には有名だけど一般人は絶対来ないようなところ。
特に情報も持たないまま。
長い間かけて少しづつ作ってたあの建屋は完成し使用されているようで・・
それでここにあったさび付いたSLの廃車体は?
あれどこいっちゃったのかな?
と思ってるところに
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これが目に入って絶望的な気分になる。
手前は蒸気機関車の除煙板で奥は水タンクだろう・・
むしり落されたような大量の鳥の羽を見かけるとそこで何があったかを想像するけれど・・
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あれは運転席のドアでしょう?
こんな雨ざらしになるように無造作に置かれて・・
結局は金か・・金がなけりゃ・・・
このとき、悲しく寂しい気持ちになっていたけど後で調べたらそうじゃなかった。
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あそこにあるのは蒸気溜めのカバーでしょう・・
後で調べたらあの朽ちていく廃車体はどこかで展示保存されるべく奇麗に整備されてるらしかった。
よかったね。
だけどそれじゃここに置き去りになってるこれらは何なの?
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運転席そのもの・・
よく見ると新製された水タンクもあったりして
このキャブは?
もう一両解体して全検みたいな話もあるらしいけれどマニアじゃないので良くはわからない。
何でもいいけどみんな元気でいてほしい。

最近遠出するとそのあたりにあって地元にはないようなスーパーによってくことにしている。
嫁さんはなんかちょっと面白いらしい。
私は面白くないのでほっつき歩いて
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またここへ来てしまった。
C12はもうだいぶ塗装も傷んでる。
もう少し頑張って復活の日まで・・
車両基地みたいなところはもう静まり返って人の1人も見当たらないかった。
残業絶対禁止な中小零細企業みたいな空気がここに流れてることが不思議というか・・

https://www.youtube.com/watch?v=jBLCXsvxJVM
プロコフィエフはロシアが不安定化すると外国へ逃れたのだけどその際経由した日本に一時的に足止めをくらう形で滞在したことが有名。だけど結局祖国を捨てられず?ソビエト連邦へ帰っていった。
超絶有名な交響曲第5番は第2次大戦と愛国心みたいなところが作曲の動機として本人の口からも語られており・・・別に名曲紹介ブログじゃないのでそんなのは省略するとして、この3楽章、一聴してああ夜の音楽だな・・いきなり超高音で突っ込んでくる弦には月の光を感じ・・でも、単なるセレナードなんかじゃ全然なく、背景には油の匂いのする巨大な重工業的機械と人間みたいなものの気配も感じられ‥
あんまり予備知識に流されて聴くのはよくないけどね。

いろいろ頑張りつつほとんど観光で食っているこの鉄道に今の状況はとてつもない打撃を与えてしまうのではないかと思うと・・
無事に乗り切ることを祈らずにいられない。
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あの山の上で光ってるのはレストランで、以前行ったことがある。
あそこで晩飯食おうと思ったけど嫁さんの回答は
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こっちのファミレスだった。
ここもいいけどね。
すごく低価格な路線なのに狭いところへ詰め込まれギャーギャーうるさいという印象がない。
ジュースみたいにボタンを押すと機械から出てくる式のスープバーは味気なくコストダウンの象徴みたいだったけど、今の時期鍋の前に誰が立つかわからない方式よりいいかもななんて思ったりして。
偶然だろうけどおっさんが派手に咳込みだしたななんて思っていると何組かいたお客さんはみんな帰っちゃって誰もいなかった。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 comment:0 

出口はみえないけど

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明るい陽射しとのどかな景色、茶畑、踏切・・
なんて思って車を降りたら10トンダンプがバンバン行きかって結構殺伐としてるのね。
あの先の普通は曲がらないだろうというところを入ってゆくと
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小さな駅がある。
古い木造駅舎
結構人の手が入って息をしている感じだけど、よくあるやりすぎて不自然な厚化粧みたいになっちゃってるあの感じがないのがとてもいいね。
なにより、私個人としては誰もいないし誰も来る気がしないところがいいね。
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急行料金はいいけどここ急行とまるのかな?
切符や定期券は向かいの商店で購入下さいという案内が各所に。
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その向かいのタバコ屋はもうお店としては終わってしまっているようだった。
そりゃそうだろう、こういうのいたる所にあったよね昔。
アイス買ったりとか・
しかしこんな切符販売用の立派な窓口があったりしてこれはこれで貴重な景色。
他にもいろいろ写真撮ったけどそういうの貼るとみんな萎えるでしょ。
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ホームに上がると北側には超絶短いトンネル。以前ここにきて
私はこれから暗いトンネルへ入るだろうけど願わくば出口がすぐそこにあってほしいなんてブログに書いたことがあっ・・
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蒸気機関車の煙突って開け閉めができるのね。
駅に停まってるときやトンネルに入ってる間は閉めてて、
あそこ出た瞬間にヴァっと・・
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時勢のせいでしょう短い編成はむしろここに似合ってるよね。
荷が軽いからか音も軽い。
SLって写真や動画じゃ伝わんないけどすぐ横に立つといろんな細かい音や気配でああこれでっかい湯沸かし器なんだなぁと感じる。
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お客さんもマスクして・・そうだよねいまは。
白いのは煙じゃなくて煙を上に跳ね上げさせるために噴射している水蒸気だと思う。
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錆びついちゃって今は意味不明だけど、わざわざ取り付けたんだからこの郵便ポストにも意味があって何か機能してたんだろう。
で何につかってたのかな?
SLに関係なく、最近ここのことが頭に浮かび明るく晴れた日にしばらくぼーっとすごしたいと思ってた。
これてよかった。
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これ石炭かな?と思うけど練って固めた人口石炭みたいにも見えるかな?
小学校の授業中、絵にかいたような優等生が石炭を持ってきてみんなに見せ語りだした。
自分の家のすぐそばの線路はカーブとなっているためかつて走っていた蒸気機関車の炭水車から零れ落ちた落ちた石炭がが今でも・・
聴き入る全員の中で、本もたくさん持って何でも知ってる彼に同じ鉄道好き子供として格差か劣等感みたいなものを感じたりして。
その後ある所で石炭を偶然見つけ拾うと宝物のようにずっと持ってたそういえば。
思春期くらいに自分で勝手に脱鉄道マニア宣言みたいなのをしたのは音楽に興味が移ったからと思っていたけどへんなコンプレックスへの反抗みたいなものもあったのかな。
でも私が周囲から気持ち悪がられて嫌われるのは私自身のせいなのであって何とかマニアだからじゃないから。
長い間個人的鎖国状態で生きてきたけれど40になったときそんな自分は間違っている、今からでも遅くない直すんだと意気込んだ。
ちょうど図ったかのように同窓会の準備が進んでいることを知り、はりきって出て行ってみると探して連絡を取りるように頼まれた相手はあの石炭をもってきた彼だった。
銀行員かなんかになってた彼はその後の集まりにも呼ばれているのをなにかでみつつ、私はここは自分の居場所じゃないと逃げてゆく・・
だめだねこりゃ。
いやだめじゃねーよ。
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この路線、日中は2時間おきにしか列車が来ない。
あの列車にもあまり人は乗ってなかったし誰も乗り降りしなかった。
ラッシュなんてものも存在しないんだろうけど駅前には高校名が入ったシールの貼られた自転車が一台
ちゃんと利用者のある生きた駅ではあるんだろう。

なんでもいいのよ、いまのこれを嘆いて終わっていくとかじゃないから。
それじゃ何ができてどうするべきかでしょう?
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長いトンネルに入って進んでみると、予想以上に曲がりくねって出口なんか見えない上にもしかすると出口なんかないんじゃないかと思わないでもない。
でも以前ほど絶望的に真っ暗だとは思わなくなった。


https://www.youtube.com/watch?v=7tmQSWuYwrI
作者晩年のこの曲、ラフマニノフみたいな音符で埋め尽くされた感じとか弾く人にとっても色々大変そうだけどそんな話は今聴きたくない。
ショパンはドイツ人みたいに自分の作品の中に苦悩や葛藤をなんてしない人のような気もするけれど、でもこれを聴いてると具体的に何という事じゃなく人生みたいなことを感じる。
初めて聴いたのは高校生くらいだったろうか、ずっとボーっと聴いてきたけれど最近急にこの曲に魅せられるようになった。
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最後に第2主題が明るく吠えているところは、
どんな人生であっても結果がどんなに悲惨で惨めに終わろうとも、この世に出てきたこと自体には意味があるのだと言ってるように
今の私には感じられる。

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Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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