いきたいところ

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この日もいい天気。
空気もよかった。
またしても付近はよく通るけど入ったことのない路地へ入ってゆくと・・
あーあった。
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いいねシャッター半開きとショーケース。
こんなサンプルが並んだ飯屋が昔たくさんありましたよね。
ケースの中のサンプルは多分もう何十年もほったらかしなんじゃないだろうか?
地図上に見つけたこの店に行ってみたい思っていたけれど嫁さんが行くと言う訳もなく、
1人な機会を待っていた。
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懐かしいな座敷。
むかしは月に一度のみたいな家族が座ったんでしょう。今は?
昼間は営業とか職人さん御用達という感じ?
先客としてお爺さんが一人ラーメンを食べ始めるところだった。
一口食べ、
あー っ、おいしーい。
直後いきなり咳き込むから時勢的にあれだけど多分スープでむせてるだけ。
あの歳になってあー、おいしいなぁ・・とかやってられたら人生大勝利ですね。
あそこへ行けるかなぁ?
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いいね、手書き。
ラーメン系のほか蕎麦関係が充実してるな。
丼もあればチャーハンにオムライス・・定食はないのか。
カツライスって何だろう?
単純にカツカレーからカレーが省略されたものをイメージしてしまったけどカツカレー(大)よりずっと高額なわけで・・なにがついてくんのかなぁ?・・
白い板前さんの着る服、ああいうのなんていうんだけ・の大将は80代も後半かななんて勝手に思った。
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大将がこの向きで持ってきたから・・
逆じゃない?と思ったけどこっちのが写真映えするしいいか。
いいね中華スープ。なんだかなつかしい。
カツカレーもうまい。昔どこかで食った味。
最近は巨大組織的インド人のカレー屋とかチェーン店のおしゃれカレーとかそんなのばっかりだけど、カレーってこういうのだよな。
もう一人普通の格好でサポートしてる人は息子さんだろうか?
息子さんと言ってももうどこかを定年になったという雰囲気でタバコを吸いながら客のおじいさんと話したり・・
お茶を継ぎに来てくれながら、カレーだから水のがいいでしょ?と水を持ってきてくれた。
帰り際大将においしかったありがとう・・なんて言ってみたけど特に反応は感じられず・・まあいいやそんなのまたいつか来よう。
何食おうかな?
(大)とか選ばなくていいことはわかった。
ちょっと食いすぎだ。

このあと用事をこなす途中で音楽が聴きたくなり
帰ってからこれも聴いた。

https://www.youtube.com/watch?v=NcSNKhju1-0
ブランデンブルク協奏曲の第5番はフルート、ヴァイオリンがソロを取るわけだけど一番の主役はチェンバロでピアノ協奏曲の先駆けとなり・・と有名な曲。
これも楽譜も読めないような中学生の頃、弾けるわけもないのにカデンツァを弾こうとした。
古いエレクトーンで。
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もちろんちゃんと弾けるわけもなかったしそのことに何の疑問もわかなかった。
そのエレクトーンは買ったんじゃなくどっか親戚のお古をもらって来たもので、入門タイプというやつなのか音色レバーが各鍵盤に2つか3つくらいあってただそれだけ。なんかリズムが鳴るボタンとかサスティンのレバーとかそんなのは一切なかった。鍵盤も37鍵くらいで・・と文句いう程弾けないんだからいいんだけど。

親戚が集まったりすることのまったくない系統であったのでいっぱいいるらしい従兄のことはほとんど知らない。たしかあの家に女の子はいないはずだ。
訳があって10年ほど前に一度お会いした人がもしかしたらそのエレクトーンを弾いた人なのかもしれない。
容姿が自分と似ているのはまあそうだろうけど、内側に抱えた問題点というかここが間違ってるとかここが嫌いだというところまでがそっくりであるらしいことに一言話した瞬間から気付いてびっくりした。
全く接点のなかった人間同士なのに容姿だけじゃなく内的性質まで酷似しているという事は、人の性質は後天的な要素で出来上がるだけではなくそもそもの血によって支配され・・・この先に考えている事を書いてしまったら人でなしだ。
あまりに似てると思ったから今後機会を作ってなんて思ったりもしたけど、多分酒を飲まないところまで同じだろう。内向的なおっさん二人でお茶なんて悲惨だ。
それっきりとなってしまった。

音楽とか楽器とか恐れ多く近寄ってもいけないと思ってた自分はあのエレクトーンにずーっと遊んでもらった。
楽器自体は妹が習い事としてやっている物だっと思うけれどそのあたりの記憶は全くない。
望んだつもりはさらさらないしむしろ拒んだはずだとも思うけれど、私は直近の親類関係も崩壊している。そんなこと書かなくていいけど。
あのエレクトーンがあったころはもう取り返しがつかないところへ落ちてた。
いやもっとずっと前から決まってたんだろ。
最近破滅のトリガはすぐその辺に転がっているような気がしているけれど、生きられるだけ生き最後に笑っていられたらそれでいいと思う。

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ここも気持ちがよかった。
ちょっと寒いけれど日も当たって空気もよく、ここから見る富士山は武骨で力強い。
椅子でも出してしばらく座ってたいような世界だったけれど行きたいところがあり次の場所へ・・
行った先も一人。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:3 

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Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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