不幸はとりつき先を探し狙っていると思う

自転車で通勤しているとわき道から左右も見ずに雰囲気だけで飛び出てくる車が結構いる。これを書き始めたきっかけは朝それの連打みたいなのに出くわしたからだけどそこは省略。
その先で自転車の女子高生が私を追い抜いていく。
バッテリー積んで・・ないな普通の自転車で。
それがまた弾丸みたいにあっという間に視界の彼方に消えてっちゃって笑った。
すげーな。
俺が嫌がられて逃げられたという話じゃなくて。
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これは全然自転車じゃないけど。
毎日こんなトロッコみいたので通勤だったら楽しいかな。

高校生の頃駅まで自転車を1分いやあと30秒遅れると乗り遅れるかもしれない超絶ギリギリでぶっ飛ばしてたことがあった。
今同じ時間で走ることは全くもって不可能だし、そんなことをしたら死んじゃうんじゃないか。
この歳になると自然に5分早く起きればいいだけだろ?という言葉が浮かぶけどあの頃はあと30秒寝られることがなによりも優先されそれだけだった。
最近目覚ましより先に目が覚め、老いを感じる。
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書いてることとは全く関係なく北海道のとある場所で季節はちょうど今頃。

リヒャルト・シュトラウスやラフマニノフは自家用車を乗り回しスピード狂だったらしいけど自転車を乗り回した作曲家なんて思いつかないなと調べたらショーソンが出てきた。
ショーソンってフランスの作曲家で名前はいろんなところで見かけるけど作品に覚えはなく、買ったCDの余白に一曲くらい入っているのかもしれないけど思いつかない。
この人は若いのに自転車事故で亡くなってしまったそうだ。
どうも自損っぽいのだけど目撃者がいないので詳しい原因はなぞに包まれたままだそうで44て私より下か・・無念だったでしょうね。
だけど自転車ってあぶねーんだな。
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捕った獲物を見せてくれたのかと思ったけど今見るとくわえてるの子ぎつねかな?
柱に頭を打ち付け即死状態のショーソンを最初に見たのは一緒に出掛け前を走っていた娘だという。
どのくらいの年齢だったのか・・

彼の有名らしい曲をいくつか流し聞きすると、金管の扱いよりも多層に編み込まれてわさわさ騒めいてる感じの弦楽器にワーグナーの指輪を感じ・・それより

https://www.youtube.com/watch?v=s_KT78bbxC8
劇音楽「聖セシリアの伝説」 Op. 22
聖セシリア?
調べるとキリスト教の聖人で音楽家の守護聖人だそうでいろんな作曲家がこの人の名を持つミサ曲を書いているようだ。
だけど乙女と言っときながら、
「セシリアは斬首刀の3打を耐え抜いて死刑を中止され、その後3日間生き延びたという。」
なんだそれ?
首切られたらおしまいの一会社員としてはあやかりたいなんてふざけたこと言ってる場合じゃなくもうすこし調べるともっとずっと残忍な処刑の話が出てくる。
どうしてそういう話になってしまっているのかも見えては来るけどそこに思う事をへらへら書いてはいけないかもしれない。
時々出てくる女声合唱が何を歌っているのか全然わからないけれど、この音楽はそこを描こうという話では全然ないんだろうと思う。
澄んだ音楽ですね。

この話、
はじめに人をひき殺しても私は知りませんと居直りそうな顔を見たことを書いてみたところ、いくつかのことが思い浮かんだ。
立場があれば何をしても許されるのかという世間からの批判に対しそうではないという論理的説明が出てくる。
しかし有名で逃亡の恐れがないからという一文やその後多額の賠償をという話は結局立場とお金があればすんじゃうのねとねじって解釈できなくもないことと、亡くなった作曲家は非常に裕福で恵まれた特権階級的な経歴を持っていたこと、伝説の処刑シーンが異常な話となっている理由として立場というものが考えられることなどを絡め立場と命とか言う話にしようかと・・でもそんなことをしたらここに不吉なものを呼んで自分が近々かなり悲惨なことになるような気がしてやめた。
どこかで見ている人ではない何かがそれに応じた結果を持ってくるのではないかという気がして。

今朝、ああ今日は晴れるのか自転車・・
かったるいし車でいいか。
いやだめだろ。
走り出してみれば湿ってるとは言え風が冷たくてちょっと気持ちいいじゃない。
またあの華奢な女子高生が追い抜いてゆく‥けど今日はそんなに弾丸じゃないかな。
つられたのか気付くと自分はへとへとになってたりして。
何やってんだ俺?と思いながらちょっと面白くて笑いそうになるというか笑ってたらしくすれ違う高校生が何あの馬鹿?みたいな顔をしている。
いいじゃないこういう小さな時間が。
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帰路はずっと登り。
高々20分くらいだろうけどはぁはぁ言いながら走っているその間は嫌な事も不安ももにょもにょもみんな忘れていられる・・それどころじゃなくて。
そのあと思い出さなきゃいいんだろうけど。
楽器を練習している間はまたくだらないことは忘れてられる。
晩飯後に犬と散歩に出かけたら夜風が涼しく気持ちがよかった。
そんなに悪くないと思う。今。
どうか、これが壊れてしまいませんように。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:0 

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クラシック音楽が好きです。

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