マグロとイタコと三途の川

この寿司屋さん、回らず直接流れてくるシステムを日本で最初に入れたと豪語し他と差別化してたけど今どこでもそうなっちゃいましたね。最近また建物ごと更新したら近くのチェーン店に雰囲気がそっくりになっちゃって・・
何も考えずに好きなもん頼んじゃうとあっという間にびっくり金額になっちゃうから
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やっすいのばっかり頼んじゃうとこが・・
終わるころになって量は食えないんだからこれと思うのを少し頼めばよかったと思うようになってもう何年になるのか・・
一皿100円みたいなところに比べればけた違いなのが出てくるけれど、いつでもなんでもうまいとは限らず波が結構あると思う。
3年くらい前にだったかこんなもんがくえるんだったら、中トロとかとトロなんてもんは金輪際いらねーよ!と本気で思うようなスーパー赤身に遭遇した。
でもその後何度行っても2度とお会いできない。
そんな奇跡の一品に出会う博打的楽しみというか・・
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やっすい枠の中にあった大間のマグロ漬け。
大間も行ったよ昔。
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本州最北端とか言ってもものすごく暑くてやってられないような日だった。
孫を泳がせたいけど近くに海水浴所はない?みたいな声が聞こえたのを覚えてる。その小さな子ももう成人してるくらいかもしれないな。
まだガイドブックを買って持ってくような頃、
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載ってた店に入ったんだと思う。
いろいろ行って判ったけど、るるぶに載ってる店って別におすすめじゃなくて取材に行ってたまたま目についたってだけでしょう?
多分普通においしかったと思うけど、すっげー奴は高級旅館か都会に行っちまってこんなとこには出てこねーんだとかなんとか思った記憶が・・
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近くには未成線の遺構。
戦時中の厳しい時代に施工された橋で鉄筋が使えず竹を使った竹筋コンクリートというのが各地に残っているけれどこれもそれ系じゃなかったか。
そういえば大間には津軽海峡大橋を実現させよう!みたいな文字と明石海峡大橋が巨大化して多連になったような完成予想図が描かれたでっかい看板があったのを覚えてる。
温暖で安定した気候と浅い海底、間違いなく見込める需要と超絶好景気なんかが重なれば技術的には行けるのかな?だけどどれも全然その逆じゃない。
しかしそのSF的なスケール感をまじめに推し進めようという人がいたこととその熱意に衝撃を受けた。
そして、
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恐山に行った。
風車が回ってるところを冷たい風が吹き抜け・・みたいなちょっと怖いくらいのイメージも神秘性も
あまりの暑さと日差しで干上がってた。
温泉もあったりしたけれどそれより恐山と言えば
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イタコの口寄せで。
お盆だからキャンペーン中じゃないけど増員して強化体制だったような印象が。
イタコさんのいる部屋がいくつかあるんだったっけ・・順番待ちをしたような。
前には若い女性がいてイタコのおばあちゃんがやさしく問いかけたり答えたりすると、意中の人と通じることができたんだろうとてもうれしそうだったのを覚えてる。
そして自分の番がきてイタコのおばあちゃんがやさしく・・
と思ったらいきなりぶっきらぼうな感じが来るのはまたしても俺っぽいね。
南部弁?ものすごい方言がみじんも理解できず何か聞かれても全く答えられなくて困った。
いいか?みたいに言われるんだけどなんだかわからず適当にうなずいていただけだったと思う。
最後に再来月の十日ごろに胃を悪くするから気を付けろみたいな事を言ってるらしいことだけはわかった。
ちょっと馬鹿にしてるみたいだけどそうじゃない。マーラーを呼んでくださいとか言わなかったのは本気で呼んだ人と通じるのではという思いがあったから。
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三途の川は確かに神秘的な色を見せていた。

私は工学部を出てエンジニアだという事になっており、占いやまじないで事が動くわけないだろ!とか言わなくちゃいけないような立場であるし実際そんな感じではある。
あるけれど、この何年か後私はある霊能者みたいな人のところを訪ねた。
人間本当に追い込まれるとどうなるかをどんなに語ってみたところでそうなった人以外には嘲笑の対象でしかないかもしれません。
駆け込んだはいいけれどそれで何かが解決したり手掛かりを得るようなことはなかった。
でも問題はそこではなく、追い詰められ通常の思考から外れた時に何でもいいから違うアクションをとることは暴走をとめる引き金となってくれたと思う。
いちいち書かなくてもいいけど高価な壺を売りつけられとかそういうのでもなかった。


https://www.youtube.com/watch?v=8KtY5dvF2_A
右手が3左手が4みたいな練習曲で有名な練習曲集からは外れたところにいる地味な・・だけど無調を予告するようでもあるこの曲はほかのどれよりも印象深く一人大空へ飛び立っていくような・・
なんか今強く感じるのは一人で・・というところ。
私は全然どこへも飛んでないし進んでな・・

あのね、昔、
駐車場から出ようと車のギアをRに入れアクセルを踏んでも・・あ?
動く感触がないだけじゃなくエンジンが空回りしている?
見れば間違いなくRに入っているレバーが見え、ピーピーピーというバックギアに入っていることを示す警告音とエンジンの空ぶかし音が重なる・・
オートマでギア抜け?
は?と思いながら振り向くと、人をたくさん乗せ老人ホームへむかう車がちょうど通過してゆく・・
もし普通にギアが入っていれば私はたくさんの人を殺していたかもしれない。
あのとき私は誰にかわからないけれど自分はみられていると感じ、お前はまだ生きなくちゃならないんだからと言われた気がした。
日頃目の前にあるものにだけとらわれて自分はこの世から祝福されていないのかと思ったりすることがあるけれど、私が今生きていられることは偶然ではないと思うし、少なくとも私個人にとって重要な事なのだと思う。
生きていられるんだということををこんなところにでも文字にしてみることで意識することができるんなら
ブログを書いてる意味もあるという事かもしれません。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:4 

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