また会えたね。

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窓を開けて寝ているので蜩の声で目覚めたりする。
はじめは4時前くらいだったのではないかと思うけど、今朝は蜩の声に重なって時計の鐘が5つ鳴るのを聞いた。
その後暑さと光で起こされてしまいもう少し寝かせてくれと思わないでもないけど、元気に咲いてる朝顔をながめられていいかな。

この枠も全然別な話を一度書き終えたけれど自虐っぽかったので削除し、違う感じでもう一度書きなおしてみても・・とやってたらなくなっちゃった。
クラシック音楽について思う事だけ書いても毎日数人が見に来てくれるくらいかな。
心を閉ざし孤立した人間がこの人ならという相手を見つけると一方的に強く依存してしまいいろんな問題を起こしたりおかしくなったりすることがあると思う。
私の場合ブログの拍手の数に依存しちゃっているところがあってちょっとまずいなと思ってる。
しかし自虐禁止を自分に課してみると急に何も書けなくなるところは問・・ともう自虐系がはじまってるねこれ。
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浮かんでた話の中で気に入って通ってた店行ったはいいけどもう2度とこないかもと思ったことを
頭のにショパンの別れの曲が流れ・・なんて書こうとしていた。
別れの曲というのはショパンが名付けた訳じゃないけど、そう思って聞いたっていいと思う。
有名な曲だしこれも音楽を知ったばかりのころに知人が貸してくれたCDをカセットテープにいれてよく聞いた。
なんにもないまっさらなところに何度も何度も聴いたから頭の中に刷り込まれてしまいかなり長い間それが頭の中で流れ続けるようになる。
練習曲として書かれているこの曲は中間部に突然崩れて回りながら落っこちていくような部分があり、そこをどう解釈してどう聞かせるかという発想力みたいなものを奏者に問うというか課題としてみたいな。
元々同じ楽譜でも別な人が弾けば違って聴こえるのが音楽だけど、この部分はみんな俺はこう思うってのを出してくるから特にそれが顕著に表れ聞く度に全然違う。
聴き手としてはそこを楽しめばいいだけど長らく最初に聞いたあの演奏が基準みたいになりそれと違うものを受け入れれられなくなってしまい困ったりして。
借りたCDのピアニストは超メジャーな人ではなく名前も覚えられなかった。
レーベルと解説書の最後に読んだブラジル出身の・・というのだけが記憶に残り、あれは誰の演奏だったのかなぁ・・とおもいつつ30年以上。
ふと思いついて調べてみたけどやっぱり見つからず、もういいやと思いかけたところで33年前にたった一度見たことがあるだけのジャケ写が登場・・あーったー。
ピアニストの名が判明・・相変わらず覚えられないけど・・収録された曲目が目にはいると懐かしくて泣けてくる。
今なんでもYoutubeに上がってるからとさっそく調べるとCDに入ってた曲を含み同時期の録音もっとたくさん・・あるのに、肝心の別れの曲だけ落ちててないところに笑う。ライブの映像があったけどちょっと思ってんのとは違うかな。
で、
長らく聞こうとも思わないけれどショパンの幻想即興曲というのが中学生のころ流行ったというか、弾ける子はすごい子みたいな訳の分かんない世界感で競争心むき出しな・・今思えば微笑ましいというか・・
慰問じゃなくて何だっけ日本中の学校をどさ回りしてる?みたいな声楽家が来て体育館でみんなで聴くみたいな場面でピアニストがこれを弾いたりしてた。
期待に応えてみたいな空気があったからあのころ中学生の間で流行った?
何だか知らないけど流れに乗って自分も何度も聴いた。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1404&v=wMGI56wFY-s
これを。
何十年かぶりに聞いてみて感じたのは・・あれ?こんなだったっけ?
だったけど、何度か聴いてればしみじみ思いだしてくる。
そうだ・・・俺が聴いてたのは・・これだ。
散々聴いたあの演奏がしみ込んでしまいこういうもんだと思い込んじゃったからルービンシュタインのを聴いたときには

https://www.youtube.com/watch?v=twIQYQgPzaE
ひっくり返りそうになった。
解釈も楽譜も全然違う・・
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とにかくここはびっくりした。
はぁ?って
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その他あらゆるところがよく知ったあの楽譜と全然違うから・・
興味もわかず調べもしなかったけどルービンシュタインはこの曲の自筆譜を発見しそれを弾いているのだそうだ。
通常聞かれるのはショパンの遺作で必ず名前が出てくるあの人の写譜かなんかかだけどその自筆譜というのは作者が最初に書いたものではなく、その一般稿より後に書かれたものだそうでまた混乱する。
後から書かれたものの方が優れているかと言えば・・そうかなぁ?みたいな気がするから。

ルービンシュタインの録音にびっくりしたのは高校入ってすぐ位だったのかな。
この曲好きな人もいてこんなことを書けば怒られそうだけどそのうちいくつかある恥ずかしくて聞けない曲という中にこの曲もリスト入りしてしまい・・
でも久しぶりに聴いて、
会いたい人というのもいないけれど、あの頃の自分に遠くから会えたような気がした。
昔散々見た楽譜、いろんな版があったから眺めていると、
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なんか古いこの楽譜はまた場面転換のアルペジオ冒頭に音が追加されてますよね。
こういうの誰が?
どうでもいいけど歌いだしてすぐ記号としてはトリルが書いてあるけどトリルする人いませんよね。
一度だけどこかで思い切りトリルしてるのを聞いた気がする。
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これだとちょっとしっくりくる気もするけど景色がショパンぽくない気もする。
しかし、ずっと頭に張り付いちゃって困ったくらいの演奏も
もう忘れちゃうくらいの年月が経ってたのか。

こういう話を書くのならもうちょっと別な思い出を絡めてとか・・でてこなかった。
CDを貸してくれた人間とは・・とかも書いてみたけど結局自虐に収束。
唯一ダメにならないのが嫁さんでよかった。
毎回そればっかりだけどまあいいか。
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うちの朝顔は毎年夏の後半から咲き始め、12月に入っても咲くかどうかというところまで頑張ってくれる。
大事に育ててきた最後のつぼみが開けないまま茶色くなっていくのを見ると泣けてきて
ありがとう、また来年・・なんて言ったのを思い出した。
今年、最初につるが伸び始めたのがいつもと違うところだったのであれ?なんて思ったけれど、
また会おうと話しかけたあの場所から出てきてくれたことに今気づいた。
また会えたね。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:2 

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