キイチゴ
ショパン展を見終わっててみたここは山への斜面が開発され手出来た住宅街の中。
えこんなとこに?みたいな感じ。

ちょっと高い所にあるので景色は見下ろす感じ。
すぐ隣はお茶畑だけ樹が引っこ抜かれてる。
もうすぐ、家が建つんだろうか?
立ち並ぶ建物の向こうに遠くの景色が見える感じだけど、そこに家が建つとふさがっちゃうかな。
誰もいないけど静かでいいじゃない。
持ってきてくれたメニューには飲み物しか書いてなく、ショーケースを見て頼むんだろうなと思いつつ聞いてみると
・・・・?
いや?じゃなくて
どうすればいいですか?
あ、あそこで選んでください。

見やすいように拭いてくれたけどすぐに曇っちゃって笑う。
結構な種類がありつつ売り切れてるものもあった。
昔風に素朴なのがいいね。
なにより安価。
選ぶに困っちゃうとか幸せでいいよねえ。
左端に木苺のショートケーキ。
きいちご、小学生のころ通学路上山の斜面に黄色い実のなる木があってみんなそれを採って食ってた。
自分も一二度食ったかな。ちょっと渋かったけどまずくはない味の記憶ととげのある茎、晴れた日差し・・
誰とも一緒に帰ったりせずいつも一人だったはずで集団に入ってくなんてできなかったはずだけど・・
みんなそれをキイチゴと呼んでいて、黄色いから黄イチゴなのかと思ってた。
あれはモミジイチゴというらしいことを46歳になった今頃知る。
・・と書いてちょっと調べたらモミジイチゴの別名として黄苺と呼ばれることもあるそうだ。
じゃいいか。

ピーチティーはあんまり香りがしなかったけど木苺のショートケーキはおいしかった。
お皿の柄がその世界に合わせてあるわけですかね。あカップもか。
今風のラズベリーと名のあるケーキならもっと全然違う見た目になるんだろうけど、そこも含めて素朴でいいですね。
嫁さんのはオレンジのタルトだっけ。
黄苺の自生していた場所は道路拡張で削り取られ今はもう跡形もない。
あの場所・・小学生のころか、山に沿った細い坂道を自転車で下っていると見下ろす田んぼを挟み遠くに並行する坂道を同じく自転車で下る彼が見える・・
彼は5年くらい前の同窓会にはこれなかったようだけど、その準備みたいな集まりに来た時はスターだった。
全然知らなかったけど彼は賞金系プロスポーツ選手になっていてその時まだ現役。
外車に乗ってきて別格異次元的に輝く彼にもその騒ぎにも近づいて邪魔しちゃいけないような気がして私は一人暗闇に鎮まる

いいお店だったけど暗闇にいるあの子にどっか連れてかれちゃいそうな印象が記憶を支配しちゃってて笑う。
だけど、手を振ると手を振り返してくれた彼とはその直前まで親しく一緒にいたような記憶が・・そしてそういうことが何度かあったような気が。
今思えば肉体的にも精神的にも成長の差みたいなものがかなりあったと思う。
手を振ってなんて言うのはもう馬鹿に見えてたのかもしれないけど相手にしてくれたのか。
子供のころからスポーツとは皆目縁がないうえにファミコンもしなければ共通事項は何もなかったはずで・・あれなんだったんだろう?
もう何にも思い出せない。
同窓会では一度も話したこともなく俺のことなんか知るわけないだろうと思っていた優等生的な人間から思いがけず親しく名前を呼ばれたとか、同じテーブルになった女性にほとんど話もしなかったよねといったら何言ってんのって顔で話してたよ!返ってきたり。
それをもって自分で思っているほどダメな自分じゃなかったのかもしれないと書いて明るい結びとしようかと思ったけど、なんか違うか。
それより今日も楽器練習しました。
調子がいいと思っても30分すぎるとつぶれてきて、あれ何で変なんだろうなんて無理に力を入れてどんどん壊れてくことを自分で観測した。練習量が足りないからすぐばてるんだけど闇雲の続けるとまたおかしくなるしやめなきゃいけなのかな。
1時間休んだくらいじゃ戻らないみたいだけどなんでこれ?
調子がいいと思ってるそれも全然違う勘違いかもしれずレッスンで見てもらおうと思っているけど、勘違いだろ意識が先行してやる前からまた力が入り暴走な予感に・・
楽器、ダメだと思ってるとほんとにダメな音が鳴るから・・意識ってそのまま結果になっちゃうのね。
じゃあいいと思っていい音が出せるかって全然そんなじゃないからあれだけど。
人間生きてると全部がそうだけどね。

食べてるうちに日が暮れてきた。
真っ暗になるかと思ったらちょっと空いた隙間から夕陽が。
https://www.youtube.com/watch?v=y2mCNB2anJs
2重フーガですね。
この人超絶天才速書き系だったような話を昔どこかでよんだ。
複雑なフーガもどんどん書いちゃって書いてる時楽しかったんじゃないかと思ってみたり。
会社帰りだろうかケーキを買っていくお客さんが結構来るのね。
最初の人は何度も何度も呼び掛けるんだけど奥のおばさんは気づかない。
諦めて帰っちゃったのかと思ったら戻ってきたしおばさんも出てきた。
どっかあさっていたいな窓から叫ぶと通じるとか知ってるんだろう。
次の人も呼んでも出てこない大会だった。
おしゃれ店もいいけどこんな素朴な店が好きだなぁ・・
きっと、ここはいいお店。
また機会があれば。
えこんなとこに?みたいな感じ。

ちょっと高い所にあるので景色は見下ろす感じ。
すぐ隣はお茶畑だけ樹が引っこ抜かれてる。
もうすぐ、家が建つんだろうか?
立ち並ぶ建物の向こうに遠くの景色が見える感じだけど、そこに家が建つとふさがっちゃうかな。
誰もいないけど静かでいいじゃない。
持ってきてくれたメニューには飲み物しか書いてなく、ショーケースを見て頼むんだろうなと思いつつ聞いてみると
・・・・?
いや?じゃなくて
どうすればいいですか?
あ、あそこで選んでください。

見やすいように拭いてくれたけどすぐに曇っちゃって笑う。
結構な種類がありつつ売り切れてるものもあった。
昔風に素朴なのがいいね。
なにより安価。
選ぶに困っちゃうとか幸せでいいよねえ。
左端に木苺のショートケーキ。
きいちご、小学生のころ通学路上山の斜面に黄色い実のなる木があってみんなそれを採って食ってた。
自分も一二度食ったかな。ちょっと渋かったけどまずくはない味の記憶ととげのある茎、晴れた日差し・・
誰とも一緒に帰ったりせずいつも一人だったはずで集団に入ってくなんてできなかったはずだけど・・
みんなそれをキイチゴと呼んでいて、黄色いから黄イチゴなのかと思ってた。
あれはモミジイチゴというらしいことを46歳になった今頃知る。
・・と書いてちょっと調べたらモミジイチゴの別名として黄苺と呼ばれることもあるそうだ。
じゃいいか。

ピーチティーはあんまり香りがしなかったけど木苺のショートケーキはおいしかった。
お皿の柄がその世界に合わせてあるわけですかね。あカップもか。
今風のラズベリーと名のあるケーキならもっと全然違う見た目になるんだろうけど、そこも含めて素朴でいいですね。
嫁さんのはオレンジのタルトだっけ。
黄苺の自生していた場所は道路拡張で削り取られ今はもう跡形もない。
あの場所・・小学生のころか、山に沿った細い坂道を自転車で下っていると見下ろす田んぼを挟み遠くに並行する坂道を同じく自転車で下る彼が見える・・
彼は5年くらい前の同窓会にはこれなかったようだけど、その準備みたいな集まりに来た時はスターだった。
全然知らなかったけど彼は賞金系プロスポーツ選手になっていてその時まだ現役。
外車に乗ってきて別格異次元的に輝く彼にもその騒ぎにも近づいて邪魔しちゃいけないような気がして私は一人暗闇に鎮まる

いいお店だったけど暗闇にいるあの子にどっか連れてかれちゃいそうな印象が記憶を支配しちゃってて笑う。
だけど、手を振ると手を振り返してくれた彼とはその直前まで親しく一緒にいたような記憶が・・そしてそういうことが何度かあったような気が。
今思えば肉体的にも精神的にも成長の差みたいなものがかなりあったと思う。
手を振ってなんて言うのはもう馬鹿に見えてたのかもしれないけど相手にしてくれたのか。
子供のころからスポーツとは皆目縁がないうえにファミコンもしなければ共通事項は何もなかったはずで・・あれなんだったんだろう?
もう何にも思い出せない。
同窓会では一度も話したこともなく俺のことなんか知るわけないだろうと思っていた優等生的な人間から思いがけず親しく名前を呼ばれたとか、同じテーブルになった女性にほとんど話もしなかったよねといったら何言ってんのって顔で話してたよ!返ってきたり。
それをもって自分で思っているほどダメな自分じゃなかったのかもしれないと書いて明るい結びとしようかと思ったけど、なんか違うか。
それより今日も楽器練習しました。
調子がいいと思っても30分すぎるとつぶれてきて、あれ何で変なんだろうなんて無理に力を入れてどんどん壊れてくことを自分で観測した。練習量が足りないからすぐばてるんだけど闇雲の続けるとまたおかしくなるしやめなきゃいけなのかな。
1時間休んだくらいじゃ戻らないみたいだけどなんでこれ?
調子がいいと思ってるそれも全然違う勘違いかもしれずレッスンで見てもらおうと思っているけど、勘違いだろ意識が先行してやる前からまた力が入り暴走な予感に・・
楽器、ダメだと思ってるとほんとにダメな音が鳴るから・・意識ってそのまま結果になっちゃうのね。
じゃあいいと思っていい音が出せるかって全然そんなじゃないからあれだけど。
人間生きてると全部がそうだけどね。

食べてるうちに日が暮れてきた。
真っ暗になるかと思ったらちょっと空いた隙間から夕陽が。
https://www.youtube.com/watch?v=y2mCNB2anJs
2重フーガですね。
この人超絶天才速書き系だったような話を昔どこかでよんだ。
複雑なフーガもどんどん書いちゃって書いてる時楽しかったんじゃないかと思ってみたり。
会社帰りだろうかケーキを買っていくお客さんが結構来るのね。
最初の人は何度も何度も呼び掛けるんだけど奥のおばさんは気づかない。
諦めて帰っちゃったのかと思ったら戻ってきたしおばさんも出てきた。
どっかあさっていたいな窓から叫ぶと通じるとか知ってるんだろう。
次の人も呼んでも出てこない大会だった。
おしゃれ店もいいけどこんな素朴な店が好きだなぁ・・
きっと、ここはいいお店。
また機会があれば。