ストレスなんて口に出すと更なるストレスを呼ぶことがある

変な題名はあんまり関係ありません。
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先日とは別なモスバーガーに行ったらポテトがお皿で出てきてちょっといい思いをしたような気になる。
この後甘いものを食べに行く計画だったのでいつもは2つ頼むハンバーガーを1つにしてみたのだけど、足りないどころか腹いっぱいになっちゃってることにあとで気づいた。
という事はやっぱりいつも食いすぎなんだな。
感じる前から足りないと思っちゃってるから足りなくなるのか。
嫁さんがどっか歩きたいというので全然目立たないようなところにひっそりとある公園に行ってみれば
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駐車場には桜が。
時間つぶしの営業車がエアコン回してるけどこの陽気で暖房なのか冷房なのか。
おつかれさまです。
むかし、始めて入った会社で営業に同行しろと言われ事務所を出るとこんな朝一から商談なんか迷惑だろとかいいながら向かった先は喫茶店。これ定食ですか?みたいなすごいモーニングを食ったような記憶が。
いい話みたいだけどその人はどこに行っても必ず現れる天敵みたいな人の一人であった。
傍若無人で非論理的に見えたその人が短く入院したことがあり、誰にも理解されないだろうが自分も身体を壊すほどのストレスにさいなまれているんだと打ち明けられたときに世の中そういうものかもなと思った。
名前となんとなくの場所を覚えていたあのお店を地図上に見つけられないので調べると数年前に閉店してしまったようだ。
時代が大きく変わったのかなとも思うけれどそれより店の外観など何枚かの写真を見ても何も思い出さず感じない自分が長い年月を経て遠い所へ来てしまったことを感じちょっと・・なんだろうこれ、寂しいのかな?
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公園でワーッと咲いてるのもいいけど、
山の中にまみれてるようなのがいいなぁ
ここには15年かもっと前か嫁さんと来たことがある。
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山を登る。
確かそんなにきつくなかったはず・・と思いつつ結構きついじゃない。
山頂に見覚えのある展望台みたいなのを発見、登ってみれば
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桜はまだ咲き始めたところ。
すぐそばには有名観光地が見える。
山を取り囲むお堀のように大きな川が蛇行しているここは戦国時代北条氏の城だったそうだ。
武田信玄に攻め込まれ、そののち豊臣秀吉が来たときには戦わず明け渡したかなんか
明日死ぬかもしれないとか、状況的に絶対勝ち目がないとわかっていても毅然として事へ立ち向かったその精神はどうやって得られるものなんだろうか?
大将だと実はストレスで胃が痛いなんて絶対誰にも見せられないわけでしょ
そんな話じゃないか。

https://www.youtube.com/watch?v=nKlPvUbKdns
中学校の音楽の授業で聞かされる・・えちがう?交響詩「モルダウ」という曲、曲名も川の名も地元じゃモルダウじゃなくブルタヴァだみたいな講釈はおいといて曲のおしまいあたりに川から古城を見上げるシーンが作ってある。
あれは6曲一組を通して聴いて一つの世界を構成するように書かれており、最初に演奏されるヴィシェフラドというこの曲はその高い城そのものであると同時に彼らの民族的誇りの象徴みたいな意味も持っているんだと思う・・

この後嫁さんご希望の店に行く予定だったけど調べたらもう閉店時間だった。
それじゃ後あの店に行ってみる。
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混んでて入れないことも多い駐車場は・・大丈夫あいてる。
いつもはあの席に座るんだけど人がいたので今日は段差のある店内の高い方へ座ってみた。
いつもカウンターには常連さんがいてマスターと楽しく盛り上がってる。
こういう店はそういうもんだろう。
なんでか、ここに来るとあそこに入れない自分とかなんとか考えるような気が
そう思うなら自分もあそこに座ればいいだけ。
だけどたぶん私には一生無理かな・・
何くだらないこと考えてるんだというところだけどこの翌日かなんかにそれのすごいのが来た。
その他多方面からストレス源がリレーみたいに投げ込まれるけどメンタルコントロールのレッスンが始まったと思って何とかねじ伏せようよそんなの。
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まったりというブレンドのコーヒーと、今日は桜のシフォンケーキ。
ここのシフォンケーキはほかのどこにも見られない魔法のような驚きの肌触りが・・でも今日のはその魔法が全然なくどこか他にも普通にありそうな・・桜をいれたから?
だけど桜の塩漬春の味。おいしかったしいいか。
謎の疎外感を感じることがなぜかあるこのお店だけど、
ゆっくり落ち着いてシフォンケーキを食べられたときには謎の幸せ感を得て終わる。
じゃあずっとここへ来て食ってりゃいいかと言えばそれも違いますよね。
頑張って生きてきましょうね。

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急に明るくなる

ある記念日。
かつては普段行かないようなちょっと高めのレストランに行ったこともあったけれど嫁さんが行きたいといったのはいつものあの店。
行ってみれば
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やっぱり誰もいない。
普通そんなんだと不安になるけどここに限っては貸し切りみたいでいいの。
椅子からエアコンから絨毯壁紙、開店当時から変えてなさそうでくたびれちゃってる。
だけどいつ来ても隅々まで掃除されて埃ひとつない感じがあってその辺がよくある昭和な喫茶の一度来てみたからもういいです感と違うところ。
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記念日だしいつもは頼まない何かもう一品をとピザを頼んでみたら今どき見かけないふわっとしたピザが出てきた。
食べてみるととても懐かしい味だと思った。
懐かしむほど昔ピザを食った覚えもないけどそう思わせる。
いいね
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記念日だって言ってるのにこんな定食みたいなのを・・ポークソテーも何だか懐かしい味。
出汁の効いたみそ汁と、ちょっとしょっぱいけど甘くておいしい沢庵も昭和ななつかしい・・
この夜は私たちにとっていい時間だったのだけどそれをここに書こうかという日にまた嫌な事件に遭遇しネガティブ思考へ転換。
どの写真もなんだかピンボケ気味なところから最近動きの悪いこのスマホを買ってもうすぐ丸5年になることを思い出す。
あの頃ガラケーじゃ連絡も取れないからスマホ買えと複数方面から言われ・・要するに40過ぎたころ一念発起したはいいけど挫折に難航で50も見えてきたに至るまで成しえたものは一つもないじゃないかと・・

明けて休日の朝、こなさなければいけない用事があり嫌な気持ち発信源でもあったのでとっとと処理してくることにする。
車でなくても行ける距離なのであえて自転車で・・家を出た瞬間明るい太陽の光と春の空気。
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いつも犬と散歩する道を違う視点から見下ろす・・逆光だし、勝手に喜んでる気持ちは写真には写んないけど
用事はスムーズに処理できありがとうなんて声をかけつつ終われば重荷が取れたような気になる。
あまりに気持ちがいい日の光につられわざと遠回りをして帰る。
その勢いで犬と散歩へ出かければ
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犬は別にやる気もなく、ほんのちょっと歩いただけでもう帰るのーな顔
日が当たると地面が焼けてくるので無理はさせられないけどまだそれじゃないだろう?
帰って今度は楽器。
例によってこのところまた怪しくなってきていたのだけどあ、これ!をつかんで急に明るくなる。
ちょうど楽器吹いてて聞こえないけれど嫁さんのああわただしい足音を感じ何かあったなと思う。
外から聞こえる話し声は近所のあの人
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食べるように育ててはいないので人にあげたりもしていなかったうちのボンタン。欲しいというからいくつか持って行ったりしたのだけど、それがその人の友人の手に渡りボンタン羊羹に姿を変え再び戻ってきたのだった。
これ食えんのかななんて思ってた実がとてもおいしいお菓子になって戻ってきた。
比較的きれいなのをあげちゃったので残ってるのはもう見栄え的にあんまりなものばかり。
それでもいいからもっと欲しいというのでまたあげた・・その間結構話をする。
誰とも話さない私は誰でもいいから話をすると枯れ池に水が入ったような気持になることはだいぶ前から知ってる。
そんなことをやってると今度は近所の別なおばあちゃんが来て里芋をもらってくれる?
だべるーなんて笑顔で答えれば里芋のほか土の香りのするネギがやってくる。

ひとつ前の川の話で第1楽章を貼ったフランクのヴァイオリンソナタの第4楽章。
かなり厳しく暗く重い中間の2つの楽章を乗り越えた先で急に明るい日が差し白い花の香りがしそうなこの音楽が現れる。

なんでかとても明るく、不安も減ったくれもない私がそこにあった。
昨日のあれは何だったのか。
ずっとこのままでいたいし、こうでなくなったのならここに戻ってくるように自分をコントロールすべきだし出来るのではないか。
そんなことを考えられるような私だったこの時
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今まで目に入ってはいたけどそれ以上でもなかった庭の花が急に美しく愛おしく思えて写真を撮ったりする。
もう一番いい時期を超えちゃった頃にやってきてごめんね。
天気みたいなものかもしれないけど晴れる日があるのなら、
いつか花が咲くこともあるだろう。

Tag:フランク  Trackback:0 comment:11 

気分はコントロールできるはずだぶっ飛ばせ

飯屋を出たあと少し歩いてみることにした。
この日は心が凪みたいに穏やかだったけどこの先どうなのかなというところ。
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川と線路の向こう、看板のかかったトタン葺きの古い建物。
あんな見た目だけど中には男性のみの入店禁止な女の子的カフェが入ってる。
散々行きたがった嫁さんは一度行ったらなんでか知らないけどその後行きたいと言わない。
私としては鉄橋と踏切と古い建物なこの絵が何でか知らないけど面白い。
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ちょっといくと遊歩道があるのは知ってたけど
ああなんか花が咲いてら。
おりてみれば
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古いアーチ橋と・・
なんか、いいでしょう?
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湧水の流れる川の上に遊歩道が作ってあるので歩いてみる。
川に面したテラス席のあるレストラン。
いいねなんか・・と思ったけど結構人が歩いてて食べにくいかな。

https://www.youtube.com/watch?v=4eAnXjiMO9c
狭い通路ですれ違おうと思うとそれなりに工夫がいる。
待てるところで待ってみるとありがとうと言っていく人、
むすっと無視っぽく通過する人
渋滞してもお構いなしでマイペースでいる人
この日は自分がありがとうなんて言いたい気分だった。
そんな日もあったっという事で。
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あそこで終わりかななんて思っているとそこで終わらず遊歩道は結構長く続いてくれる。
堰があって用水が分岐していく様に昔を思う。
水争いの喧嘩で死人が出たみたいな話を何かで読んだ。
逆に言えば水をとれなきゃ村中みんな死んじゃったのかな。
生きづらい現代社会なんて言うけど昔の方がよっぽど生きようにも生きられないような世の中だったんだろう。
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川に面した家はみんな庭から川へ降りられるようになっていた。
きっと昭和30年ごろまではこの川もものすごくきれいでなんかいい感じだったんだと思う。
なかにはなんか小説に出てきそうな雰囲気の・・なんだ・・
晴れてるけれど結構曇りがちでもある。
でも時々さしてくる日の光は・・建物や樹木に遮られ・・・暗いわけでもないけど全開で明るく勢いづいてというわけでもない・・
ちょうどそんな気分だったかなこの日は。
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途中公園みたいになったところではバズーカみたいなカメラと三脚の軍団に遭遇。
カワセミですか?
話しかける雰囲気でもなく
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結構歩くとカモミールティーを初めて飲んだカフェに到達。
今日は休み。
いいお店だと思っているけどいろんな条件が合わなくて次行けることがあるかどうか。
当たり前にいつでもそこにあるからなんて思ってたものを知らず触れずで終わっちゃうことって結構あるよね。
なにという事もなく折り返して
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同じ道をただ戻ってくるだけだけど逆から見ると新たな景色に見えなくもない。
お寺の横を通り、有名なうなぎ屋の裏に出る。
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田舎だけど結構な頻度で列車が通過する。
石の橋台は開通時からのものだろうからもう100年を優に超えるのか、あの鉄橋もリベット止めでかなり古いと思う。
電車に貼ってある絵のことはよくわからない。
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嫁さんによると昔ウナギ屋から逃げたか流れちゃった鰻がここにいるのを何度も目撃したそうだ。
いまもそんなかはしらない。

なんか何の内容もないななんて思いながらこれを書いた後、
ガラス割れたとは別な金銭的損失を含む嫌な事が出先で発生。
そのほかいろいろきてるけど書かないしもう忘れることにする。
忘れなくちゃやってらないわ、もう全然違う瞬間を生きる別な私になりたい。
特に書くこともないって平和で幸せなんだと分かった。

今また少し時間がたったところ、急に憂鬱な気持ち発信源の一つが180度転換しそのほかいいことが複数やってきて気分は登り始めた。
どれも偶然やってきたんじゃなくてそのトリガを自分で探して求めたからだと思う・・なんて言えるほど上向いちゃって調子がいい。
気分は作れるはず。
これからはふさぎっぱなしにならないようにしたいと
今は思ってる。

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パラグアイの料理と赤い料理

車のガラスが割れたことを書きましたら思いがけず沢山の方にコメントをいただき力になりました。
ご心配をおかけいたしました。
どうもありがとうございました。

レンタカーを借りたけど会社へは自転車で通いだした。
朝の風はまだ冷たいけどでももう春ですね。
短い距離だけど帰りの連続登り勾配はそこそこ体を動かすことになるのか寝てしまい夜が一瞬で終わっちゃう。
でもこんなくらいでいいのかなとも思う。
そうなる前、
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嫁さんが見つけたペルー料理の店というのにたけど事前に見たレビューを見てそう思い込んだだけでペルーじゃないことがあとで分かった。
他にメキシコ料理だとかみんなそれが正解みたいに書いてたけどまあなんでもいいかそんなの。
向こうの食材がたくさん置いてあって向こうのから来た人たち向けの店なのかなという雰囲気もありつつ、一人座ってテレビを見て居たおっさんは近所の暇なお客ではなく店主なのだった。
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セットの飲み物は缶でそのまま出てきた。
でもそこがいいじゃないなんか外国みたいで。
寡黙な店主は一見不愛想だけどなんでか悪い人では全然ない気がする。
近所のほかの店の人がきてマスターって呼んでたからマスターか。
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サラダは何も特別なことはなく普通だけどいい感じじゃない。
ランチのサラダって殺風景なことも多くて。
この後結構食べ進んだ頃を見計らってはじめてですよね?とマスターが話しかけてきた。
この際だからと私も話がしたい人モードに切り替える。
ペルーですよね?なんて言ったら違ってパラグアイだそうだ。
パラグアイって・・ピンとこないな名前は知ってるけど
日本の家電メーカで回路設計一筋もう定年になって10年みたいな印象のマスターは向こうで生まれ育ったそうで、親が80世帯くらいで1950年代に移住した。パラグアイへは沖縄から移住した人が多かっという。
向こうで育ったけれど家の中は日本語だったので日本語が喋れるし、週に一度くらいは日本人のための日本語の学校みたいなのがあったそうだ。
気候は極端で夏は40度くらいになり、冬でも朝晩間マイナスなのに昼間は20度を超える。
現地にもコメはあるけれど陸稲。移住した日本人が自分たちのためにわずかながら水田を作ったりもした。
パラグアイは海のない国、遊びに行くというとみんな海のあるブラジルに行ったりするけど自分は同じ海のないボリビアへ行った。
ボリビアが圧倒的に面白いというようなことを強く言ってた。
このお店は当初南米から来た人たちの店として始めたけれど今は逆転して日本人客が7割以上。
向こうからきてる人は地元料理は家で自分で作るし、外食は日本食を食べに行くから・・
なんとかというアマゾンでとれるような唐辛子が辛いだけじゃなくとてもおいしいと言って見せてくれた。
今度はこれを使った料理をぜひ食べてみてほしいと・・でも俺辛いのにがてだから・・
でも素朴なこれおいしいからぜひ食ってほしいんだよ感が伝わってきて心に響く。
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わたしがたべたのはハチの巣シチュー。
ほんのわずかに癖があるところがまたいいのかもね。
日本で言えばもつ煮込みだろう、味噌がない分香辛料を効かせてこれおいしかったよ。
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よめさんの鳥シチューはなんというか豆の出汁の味というか・・ああ南米っぽいねという感じ。
周りの国も含めみんなスペイン語だって言ってたしスペインの料理の影響もうけてるのか?
メニューたくさんあったしまた行きたい。

別な日
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山の中の農家の納屋な店。
お客は一人近所の農家のおっさんが食べ終わって出て行くところ。
この辺りは山の上に畑つくられこんなとこ入ってけんの?という細い農道へピカピカ新車の軽トラが爆走して突っ込んでいくのをあっちでもこっちでも見かける。
このお店もそんな一軒であるのかは知らないけれど
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ここのサラダはいつも歯ごたえがあって特別美味しい気がするので楽しみ。
この日もいろいろはいっておいしかった。
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一番最初からあって多分看板メニューなナポリタン。
ちょうどこのころ別に意味もないけど30年前に風水の本を買って読んだことを思い出してた。
赤い色が力になるとか言ってって、それもできるだけ自分に近い方がよいので赤い下着を付けろみたいな事が書いてあったと思う。
この日この後驚きのいいことがあったのは赤いものを身に着けるどころか食べて体の中に入れたからかな。
これから勝負の日には赤いもん食おうか。
ゲン担ぎが強迫性障害に発展したりすると嫌だからもうそういうのあんまり考えないけど。
そういえば中国へ行ったとき、彼らも赤い色を大事にしているらしく街中で赤い飾りを見かけた。
取引先のまじめな事務所にも赤いひし形の中に金字で福みたいなのがでっかく下げてあってラーメン屋みたいだった。

https://www.youtube.com/watch?v=8wOw2HLfhB0
音楽に変態的に没頭できるすばらしい期間はもうすぐ終わろうとしているところ。
昼間はいろんな鳥が鳴きだし人間もいろいろ活動するようになりいろんな音が聞こえてくるようになった。
カエルが出てきて鳴くようにもなったし夜もにぎやかになると思う。
以前はそれを残念だとか思っている時期もあった。
でもいいよ春だから。
なんかこうもうちょっと活動する人になりたいかなぁ・・
リアルには感染症もあれですけどね。今もうすでに実はかなりやばい時期だったりして。
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遠い国の、知らない世界をいろいろとみてみたい。
とりあえず行ける店に行ってみるくらいからでもいいか。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:4 

恨みによる犯行かとか思ったりしたけど

嫁さんと犬と、嫁さんの車で出かけて帰ってきた。
荷物をもって犬を玄関へ・・
嫁さんが何か言ってるので駐車場の自分の車を見ると
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あるわけない景色が目に入るととりあえずショックを受けますね。
すぐに車上荒らしという言葉が浮かんだけど発見時ガラスは崩れず一応みんなつながった状態だったので物取りではない?
じゃあなんだいたずらか?恨み?
人に恨まれる覚えはないと言いたいところだけれど恨まれるってのはそういうもんかもしれない。
近くの交番からすぐに駆けつけてくれた警察官はパトカーから降りる前から周囲の農作業的飛び石に言及する。
あー、石・・
問題はどこから飛んできたのかという話で確かに周囲は連日トラクターや草刈り機が動いたりもしているけどこの日それはなかった気が・・いや出かけてる間はわからないと言えばわからない。
警察官が何度も念押しするように被害届を出しますか?と聞くので調べて回ることになるんですかと聞けばそう聴取をとったり・・
周りともめるか気まずくなるのも承知の上で進めますか?というような話であるんだろう。
その時は保険で直るんだろうしそこはまあいいかなんて思ってた。
その後窓の下塗装面に見慣れない一直線の傷が出来ておりその軌跡を延長すると窓に描かれたひび割れ波紋の発生源みたいなところへ到達する事に気付いた。
路面に反射した石が下から車体をこすりつつ窓ガラスにあたったのかな。
だけどこの日は走ってないし前日異音を聞いた覚えもないなぁ・・以前フロントガラスに飛び石を食らったことがあり、一見大丈夫なようでも長い時間ののち温度変化などでガラス全体が大破することがあると聞いたことを思い出したり。
保険屋とディーラーに連絡するとみんな迅速に対応してくれて待ち時間があるとはいえ私はただ電話をかけているだけで車は積車でディーラーへ運ばれレンタカーが家まで届けられた。
夕方から雨の予報だったけど考えてみれば晴れてるうちに事が済んだのはありがたい。

気持ちがふさぎ込んでるときにこれが来ていたらどうなっていただろうか?
どうもならないだろうけど実は色々あった多方とのやり取りでとがったような口を聞いてたかもしれない。
妙に落ち着いてまあいいやなんて思ってられたのはたまたま気持ちが安定してる時だったからだろうな。
やっぱり普段からある程度安定して遠くや周りを見回せるでっかい気持ちを持ってられた方がいいんだろう。
落ち着いたころ車の状態を見て電話をくれたディーラの営業と話していて保険を使って等級が上がることを考えると自腹の方がいい可能性もという話になりようやく保険があってもなくてもあるはずのなかった多額の出費が確定しているのだと気づく。
そんなことを考えてるところへ広報無線が感染症発症者が急に増えだしたことを告げていた。

帰ってきた時間も早かったし本当なら何かそこそこ重い音楽を聴くところだったかも。
気持ちが明るく調子がよかったし、音楽聴こうか感が復活しかけてたから。
みんなぶっ飛んじゃったけど夜にちょっとだけ聞いた。
そういえばリヒャルトシュトラウスは車が好きでスピード狂だったんじゃなかったっけか。

https://www.youtube.com/watch?v=lEfqIz4HPHM
リヒャルトシュトラウスはかなり長生きしたので自作自演が古いモノラルとはいえそこそこの音質で聴ける。
自作自演といういのはあえてあまり感情を入れずにさらっと流すもんだと自分で言ったのはラフマニノフだっけか、リヒャルトシュトラウスは時代最高の歌劇場指揮者の地位を確保し維持していたような人だからどんな演奏なのか強い興味をもって聴くわけだけど。
一聴するとラフマニノフのあえてさらっと発言が一瞬浮かんだけどでもこれはそういうのじゃなくてもともとこの人の演奏感じゃないのかな。
それより聴いてるとすぐ引き込まれ自演かどうかはどうでもよく普通にというか非常に楽しめるし複雑ないろんなパートはかなりうまくてどれもよく聞こえる。
昔誰だか知らないけど古参のもとウィーンフィル奏者だった人がりしゃるとシュトラウスの指揮ぶりを評して、自作についてはさすがに作者だけあって細部まで知り尽くしていた・・と言っていてのが印象に残ってる。
自作なんだからそりゃ知り尽くしていて当たり前だろうみたいな話じゃないんだろう。
書かれたものをステージ上で実体化するために今度は指揮者に要求される具体的解決法について隅々まで完璧だったみたいな意味なのかな・・
とかこういうの誰が読むのかと思いつつ、関係ないことを考えていられる余裕があってありがたい。

考えてみると割れたのがどっか遠出した先でではなくて家の駐車場だったことは不幸中の幸いというやつなのかもしれないな。
もっと言えばほんとはもらい事故で死んでたところ神様がガラス破損でいいにしてくれたのかもしれない。
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いつもは自分の車で出かけるのにこの日に限って嫁さんの車で牧歌的に弁当食いに行ったりして。
なんでもない偶然は意外に導かれてそうなってるんじゃないかと思ってみたり。
一度飛び石がガラスを割るような音を聞きぞっとして確認したけど何ともないということがあったのを思い出すけどあれ結構前なんだよな。塗装の剥がれ痕は結構新しく見えるしあれなのかどうか・・
週が明けて保険屋さんから連絡があり、この件で発生する自分の出費を具体的に把握する。
0ではないのでよくはないけれど保険があってよかった。
特約とかなんだこれなんて思ってたけど実際お世話になるとあってよかったと思うのね。
貧乏なのと先行きの不確定感からお金を失うことは痛い。
とはいえお金を払えば元に戻るものなんてちょろいというか・・金じゃ戻らないものがあるもんね。
どうか命と家族と音楽を失わないで済むよう導き見守ってください。

Tag:R.シュトラウス  Trackback:0 comment:16 

俺まだ生きてたよ!

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せせらぎにはいって
いいよ
え?いいの?
いつも必ずダメ!っと否定形な中で生きている私のなかに波紋が広がる。
ちょうどこの時精神状態が悪くまたこれに引っ掛けて私は幼いころから自分に対してもすべて否定系で・・みたいなことを書こうとしてた。
だけどこの日この後びっくり展開がきて気分も驚きの明るい方へひっくり返っちまった。
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なんかここいいね。
山奥の農家な店で飯を食った後普段は軽トラしか走んないような道に突っ込んでいったら偶然みつけ・・
写真だと寒々しい荒れ地にしか見えないかもしれないけれど非常に牧歌的な世界があって、家からそう遠くもないけれどにこんなところがあるなんて全然知らなかった。
役所が噛んでるみたいだけど重機を入れて作った公園じゃなく、放棄された谷間の農地にたくさん人が地道に手を入れて・・子供の文字が多くみられるから学校か何かも噛んでるのかもな。
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この日この後楽器のレッスンだった。
恥ずかしい話だけど、人格を直接否定するような言葉を浴びつつ自分でもどうしてこんなことが出来ないのかがわからないという状況に接し、5歳から10代半ばくらいまでに経験して今も自分の根底を形成しているお前はだめだ、お前だけが駄目だという言葉が自分を締め付けるようになってしまっていた。
楽器と関係ない夜中に目が覚めてああ俺はだめだと思ったり何も関係ないはずの日中もずっとおびえて自分を断罪してるよう気分になっちゃって。
また人でなしなのはわかってるけどそこを耐え抜いて次につなげてやるとかなんとか思って行ったレッスンは、
素晴らしい、大変いい状態ですとか言われて非常に簡単な曲ながらアンサンブル的な体験をして音楽を楽しんでる私という人が発生、明るい気持ちで帰ってくるというまさかの展開となった。

こういうの今まで何度も書いたことがあるので読んでる人はまたかってなものでしょう‥と言うこの一文自体を最近書いた記憶がるけど。
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ダメもあるのね。
いいよがあるとダメも素直に従いたくなるか。
私のやってる楽器は右手で押し上げながら前歯2本で押さえつけて吹くんだけど私は歯並びも歯の高さも長さも形も異常なので前歯2本は絶対に当てられない。
そういう人は多分ほかにもたくさんいてじゃあどうするのかというところなんだと思うけれど、ずっと絶対に安定するわけのない場所で何とかし・まあいいや。
使う歯を2年間なんとかしようとしてきたのと全然違うところに変えたの。
以前も試してみたんだけどその時はだめだったからずっとそれじゃダメだと思い込んでたところへ。
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棚田があったり。
その向こうは崖の途中から湧水が湧き出して白糸の滝みたいになってたり・・なかなか素晴らしいというより変な観光地よりよっぽど素敵な景色だけど日が陰っちゃって写真的には絵にならなかった。
あれね、自然系はやっぱり午前中だよね。
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なんであれ、死にに行ったつもりが生きて帰ってきたような。
急にほかのいろんなことまで考えられるようになったり。
帰り道、頭の中で音楽が鳴る。

https://www.youtube.com/watch?v=MuDxmACh-us
交響詩「英雄の生涯」には敵というのが出てきて英雄をうつ病に追い込んだりしているんだけど、英雄とは作曲者本人だから敵と言えば何かするたびに批判を繰り返す評論家や聴きもしないで貶してばかりな批判的聴衆のことであろう。
あろうって聴けば解説なんて読まなくてもそう聴こえるような音楽が書いてあってこの人そういうとこほんとに天才的なんだけど
その敵と壮絶な戦いを繰り広げ一応の勝利を見るというような場面が作ってあって、
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同時進行していた嫁と親父の主題が一つになってよかったねと言った瞬間さっそうと現れる英雄の姿・・
この場面、水戸黄門で印籠が出てくるとか当山の金さんの桜吹雪とか、料理で言ったらたっぷりにバターにはちみつと生クリームとか・・あまりにべたすぎてここで感動しますなんて言うとちょっと恥ずかしいしいくらいの・・
だけどそんな邪念を排除してほんとに音楽を欲した時にむこうからくるものと歯車がぴったり合ったりすると
泣けるんだよ・・
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このところずっと、音楽をまじめに聴いてなかった。
楽器不調が原因でもしかして音楽まで嫌いになっちゃった?
でもこの日、まだ不調前回な気持ちの中何故か嫁さんのおかげとか書きながら頭に浮かんだ交響詩英雄の生涯を聴こうと思った。
途中の何でもないような目立たない部分に差し掛かった時ふとああ音楽っていいなぁかなんか・・
よかった。音楽嫌いになってなかった。


と書いてから一日くらいの間に2度ほど練習をしていると気持ちが落ち着いて来るも通り越して喜んだり安心したりしている場合では全然なくまたいつ落ちてもおかしくないという危機感を感じたり。
と書いたそばからまた練習して訳の分からないことにはなっていないと自分に言い聞かせる。
絶対に先へ進んでやる。

Tag:R.シュトラウス  Trackback:0 comment:8 

おいしいもんでも食おうか

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春ですね。
穏やかで明るい気持ちというのはやってくるんじゃなく打って出て勝ち取ってこなくちゃいけないんだよとかなんとか一人自分に言い聞かせてるけどどうも寄り切られ気味。
そういうの書くと不評なのでご飯食べましたでも。
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何度か行ってるおしゃれ系取り放題のお店でよせばいいのにまたピザをたくさんとってきちゃう。
タイミングが合えば焼き立てが食べられるけどこの日はちょうど全冷え
でも嫌ではなかった。
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取り放題があると思うとメインのパスタは一番安いのでいいかと思ってしまってなんか小さい人みたいか。
外が雨寸前の曇りなので絵が暗い。
毎年春ごろに梅雨かよこれはなんて思う記憶があるけど、この雨でいろんなもんが芽生えて伸びてくんだろうから暗いんじゃなくてめでたい雨なんでしょうねこれ。
ここは街づくりに成功して急に若い人たちが沢山入ってきて住み始めている街。
窓の外には近くの保育園から子供を連れて帰る絵にかいたようなおしゃれ親子が何組も歩いてる。
でっかいマンションや今風な戸建てで丁寧な生活みたいなのやってんだろうななんて考えるのも大きなお世話だな。
自分の年が増えるにつれて関係ない感が増してゆく。
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このシーチキンやけに味が濃いなと思ったら鳥のささ身だった。
自家製豆腐は調子に乗って薬味をかけすぎなんだかわからない。
この後すぐ近くのちょっと高級系スーパーに行ったけれど、くだらないものまでいちいち高くてなんにも買う気がしなかった。
勝ち組負け組みたいな話が思い浮かぶけれど今自分と勝負中なのでそっちはどうでもいい。
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別な日。
腹痛の影響を考えあそこならと思って行ったお店。
玄米ご飯を核にして肉は使わないがポリシーだったと思う。
メインはブリのなんとか蒸し。
そのほかいつも通りいろんなものがうまい。
しめ鯖と胡麻のかかった何かがうまかった。
玄米ご飯がお替り可能なんだけど、お代わりしてくださいねと言ってくれる店員さんと何も言わない人がいる。
何も言われないとどこにも書いてないので知らないままかもしれない。
お代わりしてねと言ってくれたこの日の店員さんはオーナーさんをしのぐ存在感を持っておりいろんな人と色々話してた。
私たちへは男の人なのにこんな肉も出さない店へきてくださってありがとうございます・・うちは息子も旦那もあんなとこ行かないと言っていて・・
その調子で一人で来ていたおじいさんに話しかけると、おじいさん話がしたいスイッチが入っちゃってでっかい声でしゃべりだし止まらなくなっちゃった。
それを微笑ましいととれるか今めし食ってんのにうるせーんだよととってしまうか・・・
前者のような人でありたいと思うけれど若干後者気味だった私は今駄目ね。
ダメじゃない自分は自然にやってくるんじゃなくてやっぱりそこを目指して自分から行かなくちゃいけないのね。
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さらに別な日。
またあの鳥の来るお店。
でっかいねヒヨドリ。
リンゴにバクバクがっついてるのがおもしろかった。
後ろにはちょっとだけ富士山。
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以前肉の上にフルーツサラダみたいなのがのっかってきた時は驚いたけれど、今日は普通のデミグラスソース。
ほんとに普通の。
パンとスープはいつも美味しい。
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いつも通りホットレモンでほっと・・
したいところだけどこの時あることが迫っており気持ちは追い詰められていた。

https://www.youtube.com/watch?v=mwHr4D17D2c
この日お店は大盛況。
どうもお店の奥さんの友だちか顔見知りの方が結構いたみたいだ。
10458.jpg
標高的に少し高い所にあるので河津桜がちょうど見ごろだった。
次にこの花を見ることがあるとしたらそのときは穏やかな気持ち全開でありたい。
来年駄目ならその次でも。
必ずいつかそうなります。

Tag:ラフマニノフ  Trackback:0 comment:2 

一日遅れたけど

月曜の朝、あー会社自転車で行きたいなーなんて思った。
冬の間ずっと車だったから。
そうだな今気持ちも腐りかけてたりそういうのにも効くしなあれ
だけど駄目今日は会社終わったら寄るところがあるから。
退社後、
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普段私にはあまり縁もないおしゃれ店屋。
そこへそれじゃまずいだろうというような汚い恰好で入る。
昨日ホワイトデーだったのに、家に帰ってから思い出しちゃって・・
ダメじゃんか。
だけど飯食いに行ってドライブしてとかそこそこやってたから・・
いやだめじゃんか
すいません。
入れば絵にかいたようなおしゃれ人がいたりする。
あたりまえなんだろうけど別に誰も私のことなんか気にしてないし、変な視線が飛んでくることもなかった。
あたりまえ・・
昔、街を歩けばそんな視線とかこれ見よがしな咳払いとかそういう中に日々置かれたことがあった。
勘違いとか統合失調症的な被害妄想とかじゃなく・・いいけど2年ちょっとで終わった後も私は20年以上残像みたいな中にあって、今でも変わらないのかもしれない。
そんな人間がここまで時に楽しく生きてこれたのは、
嫁さんのおかげ。
のろけじゃないの。
死活問題的に嫁さんのおかげ。
だったら昨日忘れるなよ。
ごめんなさい。
なんかああこれいいなってのがまだ売られてたから買って帰った。

https://www.youtube.com/watch?v=MuDxmACh-us
交響詩「英雄の生涯」という曲があって英雄というのが露骨に作者本人なところもすごいけど、ある芸術家が苦悩したり戦ったりしながら完成されてゆく過程において一つすごく大きなことを言っている。
それは
10465.png
嫁さんのおかげ。
個性的なキャラクターがかなり具体的に描かれているその嫁さんもこの人のことでしょという実在する人物がいて顔写真を見ることが出来たりもする。
本人を知っている人たちはいい意味でかなり笑ったかもしれない。
でももうこの曲も書かれて100年以上たってるのか、そんな具体的な話から離れたところに到達してるとは思う。
戦いの場面というのがあって嫁さんの存在そのものが加勢してたりする。
今また全然違うところのトリガが封印した変な心の戸を開きかけているけどこんなもん何とか踏み倒してやる。
そう思えるのも嫁さんのおかげ。
今日言いたいのはそれだけ

Tag:R.シュトラウス  Trackback:0 comment:0 

白濁止水からちょっと戻れた

10459.png
明鏡止水なんて言いますが、凍っちまえば動きようがないですね。
でもくすんじゃって鏡にはならないか。
私は10代後半くらいから・・
・・精神的な底に落ちてるときに書き始めたからこんなこと書いてて・・・
この同じ川に水面が鏡になって青空が映った素晴らしい景色を見た記憶があった。
あったけどあるはずの写真がみつからない。
かってに記憶が書き換わっちゃってるんだろうか?
みつかったのは
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これで。
全然明鏡止水じゃない。
いまこんなかな。
自分が勝手に自分をつぶそうとしてる気がする。
外は雨がやみ日が出てくるところ、頼むから晴れないでくれとか思っていてちょっとおかしいわ。

一度人に見せられないような内容で書き終えてあったこの記事だけど、その後少し上がって書いた時とは違う自分になった。
この先に書いてあったことも修正せずにそのまま公開しようと思ってたけど、やっぱりやめる。
自分が変わっていく間に何度か書き換えたので3人か4人くらいの違う自分が手を入れたような文章になっていて変だけどまあいいや。
上がるにあたって思うことがあるんだけどそれは今言っても仕方がないし黙っとかなくちゃだめだ。
人間というのは誰かにわかってもらいたいと思って生きてく生き物だと思う。
思うが、いつでもみんなにわかってもらえるはずだと思うのは私の場合大きな間違いだ。
他の人は知らない。
移動はするけど実質引きこもりみたいな人間はこうやって作られていくのかもしれないけどこうなっちゃうので仕方がない。
あの川は春別川というんだったか向こうはオホーツク海でこの辺りは北方領土がキーワードというか。
誰も全然いない。
近くの尾岱沼というところはエビが有名だと何かで読んでいたので
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たべた。
ご旅行ですか?なんて聞かれてその後会話を続けられなかったという事を強く覚えてる。
また病的不器用な私はエビを食べるという事に緊張し、失敗したなんて後から思った記憶。
なんだそりゃ・・でもこんなこと書けるようになってだいぶ戻った。
また落ちるのかもしれないけど、今無事ならいいし
落ちてもまたなんとか引っかかって戻ってきたい。
10461.png
湖の氷が溶けているのは3月で暖かいからかもしれないけどそれよりこの砂浜は温泉が出てるんだったと思う。
ここは有名観光地なので居心地が悪く感じすぐ立ち去ったような記憶。
そんなことじゃいけない気もするし、今見るときれいだな。
明鏡止水というのは、何か極めるか大きな経験と実績を積んで自分に自信を持ちなにがあったってびくともしない人の心を言ってるんだと思う。
私は昔、心を守るために外部からの情報をすべて遮断し何も見ないし聞かないようにして生きてきてしまった。
波は立たないが何も映らない。
そのおかげでここまでこれたともいえる反面今いろんな支障が出てる。
そんな話は今いいか。
バッハの音楽は、短調の曲でも最後の最後で同主調の長調和音で明るく終わっていくことが多いというかほとんど必ずそうなってるのね。作品膨大すぎてそんな全部聞いてないけど。

https://www.youtube.com/watch?v=LY581qtEVIE
空からの明るい光が差しすべての苦しみや悲しみから解放され感謝の気持ちがそこにあるように聞こえる。
ピカデリー終止とか言って得意になって説明しだすとかじゃなくて、真っ暗な時にはこれがほんとに救いに聴こえるんだよね。聴いてる間だけだけど。
10463.png
BWV535はフーガの終わりに前奏曲を回想するコーダみたいなのがついてて、終わる3小節くらい前から明るい光が差し始める素敵な曲。

それと一緒にしちゃったら全然いけませんが、私もここに何か書くとき最後には
でもがんばろうとか
まあいいや
とか肯定的に終わろうと努めてはいる。
いるけど言ってるだけでお前全然ダメだろというのがよぎるとすべてが安っぽく感じられてきちゃったり。
それでも書くけど
やっぱりがんばろう。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:0 

がんばれ( ; _ ; )

ある晴れた日、向かいの石垣に座って休憩しているのおばあさんが話しかけてきた。
こっちの方が病院へいくのにバスの便もいいし何しろ暖かくていいわ・・
え?
すぐに原発事故による帰宅困難者とか近くに県営住宅があることなどが頭に浮かんだ。
もう家の床は腐ってしまって乗れば踏み抜いてしまうというようなことをすごい笑顔で語っていたのが印象に残っている。
住むならこっちのがよっぽどいいなんておっしゃってたけどそんなわけがあるはずはなく、そう言ってないとやってられなかったんじゃないだろうか。
何の落ち度もないのにあるはずだった生活を奪われてしまった方がたくさんいるんだと思う。
また見かけたら話がしたいと思ったけれどそれっきりとなったあれから10年になるのか。
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10年よりもうちょっと前の今頃。
北海道をバイクで走り回る人の間では聖地みたいなところらしい。
夏は人でにぎわうけれどこの時は誰もいなかった。
人が苦手で誰もいないところが好きな私なんだからこの状況が嬉しいはずなのに、何故だかものすごく空しかったような記憶がある。
そのむなしさは子供のころからずっと一緒にいて今もあるこれと同じかもしれない。

楽器のレッスンとか言っているけれど私は今もう楽器とか音楽とかからは程遠く、
あなた人間なんでしょ?とかいわれてるような人でなし状態である。
これ初めてではなく子供のころからの記憶やコンプレックスを重ねて受け止めてしまうためいくつかの言葉が実際あるべき大きさの何十倍も刺さってしまいこたえる。
レッスン以外の時間も常に追い詰められたような気持でいるため時々周りに迷惑をかけているかもしれない。
とはいえ、逃げたら逃げたで今度は自分はやはり何もできない人間だにはじまって子供がいないとか生きてる意味がないとか変になってくのも経験的にわかる。
なんでもいいけど今帰ってきたところで結構つらい。

また、がんばるけど。
10457.png
上の写真の日サロマ湖の近くでホタテ尽くしというのを食べ、とてもおいしくぜひまた行きたいと感じた。
その後一度すぐそばまで行ったのだけど予定が狂って行けずそれっきり。
もともとは地元の人向けの店なんだろうけど、旅好きな人の間で有名だったような。
あの頃ネット上でそういう人たちの旅行記を結構読んだ。
有名観光地を回るおしゃれ旅行には興味がなく、壊れちゃってるような人が無人地帯を放浪してるようなののほうが見てて惹かれた。
あの人たちどうなったのかななんて思ったけどもう見つけられない。
大企業の一線で順風満帆なエリートだけど夏に大規模休暇をとって毎年北海道へな人がいまも同じスタンスでやってるのを見つけた。
私と同い年くらいかもしれないその人とがったところがあり若干抵抗もあったのだけど、10年たって少し丸くなったような印象があるところにああこの人もいろいろあって歳を重ねてるんだなと思ったり。
ただ、本人は絶対言わないだろうけど私はその人にも影を見る。
今思ったけど最近そんなのを探して読みふけってるのも、
現実から逃げたい意識の一環なのかもな。
10458.png
考えてみればあの時すぐそばの港は全部凍っちゃって船も陸に上げてあった。
すごく美味しかったホタテは産地ならではの新鮮な・・ではなかったのかもしれないけどいいよねそんなこと。
それより港が凍ってる景色のが驚きで面白かった。

毎回誰も興味なくてもいいから音楽を貼ってなに書こうと決めている・・けど今ちょっとそんな気になれず。
まあいいや頑張ってこう。

Tag:その他  Trackback:0 comment:6 

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