恨みによる犯行かとか思ったりしたけど

嫁さんと犬と、嫁さんの車で出かけて帰ってきた。
荷物をもって犬を玄関へ・・
嫁さんが何か言ってるので駐車場の自分の車を見ると
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あるわけない景色が目に入るととりあえずショックを受けますね。
すぐに車上荒らしという言葉が浮かんだけど発見時ガラスは崩れず一応みんなつながった状態だったので物取りではない?
じゃあなんだいたずらか?恨み?
人に恨まれる覚えはないと言いたいところだけれど恨まれるってのはそういうもんかもしれない。
近くの交番からすぐに駆けつけてくれた警察官はパトカーから降りる前から周囲の農作業的飛び石に言及する。
あー、石・・
問題はどこから飛んできたのかという話で確かに周囲は連日トラクターや草刈り機が動いたりもしているけどこの日それはなかった気が・・いや出かけてる間はわからないと言えばわからない。
警察官が何度も念押しするように被害届を出しますか?と聞くので調べて回ることになるんですかと聞けばそう聴取をとったり・・
周りともめるか気まずくなるのも承知の上で進めますか?というような話であるんだろう。
その時は保険で直るんだろうしそこはまあいいかなんて思ってた。
その後窓の下塗装面に見慣れない一直線の傷が出来ておりその軌跡を延長すると窓に描かれたひび割れ波紋の発生源みたいなところへ到達する事に気付いた。
路面に反射した石が下から車体をこすりつつ窓ガラスにあたったのかな。
だけどこの日は走ってないし前日異音を聞いた覚えもないなぁ・・以前フロントガラスに飛び石を食らったことがあり、一見大丈夫なようでも長い時間ののち温度変化などでガラス全体が大破することがあると聞いたことを思い出したり。
保険屋とディーラーに連絡するとみんな迅速に対応してくれて待ち時間があるとはいえ私はただ電話をかけているだけで車は積車でディーラーへ運ばれレンタカーが家まで届けられた。
夕方から雨の予報だったけど考えてみれば晴れてるうちに事が済んだのはありがたい。

気持ちがふさぎ込んでるときにこれが来ていたらどうなっていただろうか?
どうもならないだろうけど実は色々あった多方とのやり取りでとがったような口を聞いてたかもしれない。
妙に落ち着いてまあいいやなんて思ってられたのはたまたま気持ちが安定してる時だったからだろうな。
やっぱり普段からある程度安定して遠くや周りを見回せるでっかい気持ちを持ってられた方がいいんだろう。
落ち着いたころ車の状態を見て電話をくれたディーラの営業と話していて保険を使って等級が上がることを考えると自腹の方がいい可能性もという話になりようやく保険があってもなくてもあるはずのなかった多額の出費が確定しているのだと気づく。
そんなことを考えてるところへ広報無線が感染症発症者が急に増えだしたことを告げていた。

帰ってきた時間も早かったし本当なら何かそこそこ重い音楽を聴くところだったかも。
気持ちが明るく調子がよかったし、音楽聴こうか感が復活しかけてたから。
みんなぶっ飛んじゃったけど夜にちょっとだけ聞いた。
そういえばリヒャルトシュトラウスは車が好きでスピード狂だったんじゃなかったっけか。

https://www.youtube.com/watch?v=lEfqIz4HPHM
リヒャルトシュトラウスはかなり長生きしたので自作自演が古いモノラルとはいえそこそこの音質で聴ける。
自作自演といういのはあえてあまり感情を入れずにさらっと流すもんだと自分で言ったのはラフマニノフだっけか、リヒャルトシュトラウスは時代最高の歌劇場指揮者の地位を確保し維持していたような人だからどんな演奏なのか強い興味をもって聴くわけだけど。
一聴するとラフマニノフのあえてさらっと発言が一瞬浮かんだけどでもこれはそういうのじゃなくてもともとこの人の演奏感じゃないのかな。
それより聴いてるとすぐ引き込まれ自演かどうかはどうでもよく普通にというか非常に楽しめるし複雑ないろんなパートはかなりうまくてどれもよく聞こえる。
昔誰だか知らないけど古参のもとウィーンフィル奏者だった人がりしゃるとシュトラウスの指揮ぶりを評して、自作についてはさすがに作者だけあって細部まで知り尽くしていた・・と言っていてのが印象に残ってる。
自作なんだからそりゃ知り尽くしていて当たり前だろうみたいな話じゃないんだろう。
書かれたものをステージ上で実体化するために今度は指揮者に要求される具体的解決法について隅々まで完璧だったみたいな意味なのかな・・
とかこういうの誰が読むのかと思いつつ、関係ないことを考えていられる余裕があってありがたい。

考えてみると割れたのがどっか遠出した先でではなくて家の駐車場だったことは不幸中の幸いというやつなのかもしれないな。
もっと言えばほんとはもらい事故で死んでたところ神様がガラス破損でいいにしてくれたのかもしれない。
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いつもは自分の車で出かけるのにこの日に限って嫁さんの車で牧歌的に弁当食いに行ったりして。
なんでもない偶然は意外に導かれてそうなってるんじゃないかと思ってみたり。
一度飛び石がガラスを割るような音を聞きぞっとして確認したけど何ともないということがあったのを思い出すけどあれ結構前なんだよな。塗装の剥がれ痕は結構新しく見えるしあれなのかどうか・・
週が明けて保険屋さんから連絡があり、この件で発生する自分の出費を具体的に把握する。
0ではないのでよくはないけれど保険があってよかった。
特約とかなんだこれなんて思ってたけど実際お世話になるとあってよかったと思うのね。
貧乏なのと先行きの不確定感からお金を失うことは痛い。
とはいえお金を払えば元に戻るものなんてちょろいというか・・金じゃ戻らないものがあるもんね。
どうか命と家族と音楽を失わないで済むよう導き見守ってください。

Tag:R.シュトラウス  Trackback:0 comment:16 

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Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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