2021/05/03

居場所が見つからないのと棘のある木

大病してから人が変わったというような話をよく聞いたり読んだりする。
そんな大病というのじゃないけどいきなりいろんなものが止まってしまったので自分というものや今後について考えてみたりもする。
いろいろ積み重ねてきた人は違う方向へ舵を切ってみるとか言うのもあるだろう。しかし積むどころか削って狭めちゃってきた人はどんなに考えても目の前に開いてる口は狭い隙間しかみえないんだけど。
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2009年て何年前だ、五月連休に初めてサロマ湖を高台から眺めた時は問答無用な感動をしたんだけれど
でも写真にはなんだかなにも写ってないな。
その前夜か、
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紋別でカニの天丼を食った。
かにかまじゃなく本物の天丼なのは当たり前だけど酒も頼まない私に店主からの無言の何かを感じながら居心地悪く食ったのを覚えてる。
店から出て戸を閉めると同時に店主が何か大声で発するのが聞こえ、すぐにあれは俺の・・といらんことを考え嫌な印象残す。
店と親父が嫌だと思っとけばいいのに、自分が駄目だからとか思ってしまう病的人生途上の30代なかごろ?
今ならもう少し違う感じになるかもしれないけどこれ単独じゃなくほとんどあらゆる場面においてそんな感じで生きてた。
カニ天丼は多分美味しかったはずだけどそんななのであんまりよく覚えてない。
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キタキツネは一度人から餌をもらってしまうともう2度と自分で餌をとれなくなってしまうそうだ。
人間でもそういう人いますよね。
私には理解できないけれど何故だかみんなに好かれ楽しく生きて借金もいつの間にかどうにかなってたりする。
一方まじめにやってるつもりが行く先々で見るなり嫌な顔をされ・・
結局、世の中うまくやったもん勝ちなんでしょ。
うまくやれないのは負け。
ずっと負け。
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礼文島へ沈んでゆく夕日と利尻。
この後もっとびっくりな夕景をいろいろ見せてもらったけれど初めて見たこれも印象的で忘れられない。

https://www.youtube.com/watch?v=in4UO9r_ar0
昨日は音楽専用部屋と専用装置でブラームスの2番協奏曲を聴いて。
もうこれかなり前に廃盤になってだれも聞かないようなのだろうけど大きなお世話で中学生の頃これも毎日聴いた。
このyoutubeはLPからなんだろうちょっと音があれだけど。
明るい第一楽章にも中間部分で月の見えるような素敵な夜の世界があるけれど、第3楽章は明らかにノクターンだ。
夜の嵐が過ぎ去ると雲間から月が現れ静かに鮮やかに辺りを照らすというような場面があって
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クラリネットの素晴らしい曲と場面と言えば何が浮かぶ?といえば私はここだな。
名旋律とかそんなんじゃないけどこれが一番・・
とこういうのを書くと拍手の数がガクッと減ってだれも興味がないことはわかってる。
中学生の私もここが素晴らしいと思ったけれどそんなことを話す相手もいないし話したいとも思わずそのまま一人でそう思ってた。
なんどかそんな話をする世界を探し、楽器にも手を出したけれど自分に居場所はないと思ったまま40歳。
それじゃだめだやり直そうと思ってうまくいかないままもう47。
いまだ、一人。
ブログも3年やってるといろんな人に良くしてもらえる‥けどその結果をもって自分という物を再認識する。
また今ブログが止まっちゃってわかっちゃいえるけどそもそもこんなの虚像だよみたいな・・
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翌朝見た利尻。
日陰っちゃってるんだけどこれにも感動した。
後日、雪を頂き明るく青く光る利尻が見たいと何度も何度もここへ行った。
行ったけど雨とかくもりとかで一度もそれを見ることが出来ないのは
またいつか来いよってなことかな?
お前になんか見せてやんないよという事?
子供が一瞬で出せる音が一生出ないかもしれない私の楽器も?

まあとはいえ、この先どうするのかをどれだけ考えてみたところで
会社クビにならないようにしがみつくことと
奇人変人的不具合をもってでも楽器練習し続けることしか思いつきません。
ブログもやめたってしょうがないから続けたいけど
文書書いて保存ボタン押すとログオフしててみんな消えてるとかこれなんですか?
まあいいか。

入院中でっかい声で車のエンジン回してくれよ!なんて家へ電話してる人がいたのを思い出した。
今どき半年くらいほっといても普通にかかるし走るだろうと思いつつ自分の車のスイッチを入れてみる。
ハイブリットだからすぐにエンジンはかからないけどそのうち回り出して充電が済めば勝手に止まってた。当たり前か。
日の光が気持ちよくちょっと歩いてみたいような気分になるけどまだちょっと怖い。
庭木の葉が虫にやられてることに気づく。
私が誤って枯らしてしまった樹のあっとところに植えたもので、亡くなった祖母が食べた実の種を植木鉢に埋めて残していったものである。
正確な種類がわからないが柑橘系でものすごいとげを持っており植えられた場所が家の鬼門にも相当するため、私とこの家を悪いものから守ってくれているんだと勝手に信じている。
洗濯物を取り込んだら薬かけてやった。
草をとるのにしゃがむのは嫌だけど道具を使い立って取れる草だけ切ってやった。
夕方犬と少しだけ歩く。嫁さんが治ったら見に行こうと言っていた近くの公園の藤の花はもう終わり。
普通の47歳ってみんな何してるんだろう?
あんまり知りたくもないし、知ったところでどうなるわけでもないからいいか。

ここまで読んでくださった方、どうもありがとう。
どうかよろしくお願いいたします。