そもそも努力の意味を間違えてるとどれだけやっても意味がない

これは嫁さんと夫婦になって数日後くらい。北の果て。
レッスンだという日、会社から帰ってきてもうあまり時間もない。
ちょっと音出しをしてみて感じたことは封印。準備ができ、
というところで嫁さんがケーキを焼いたらしく出してきた。
この前々日がある記念日だったこととからんでるんだろう時間がないとか気持ち焦ってるとか言っちゃいけない。
ゆっくり座っていただけば、それは当然おいしかった。
はいいけどレッスンは予感通り最近練習中に生じていたレッスン中にこうなっちゃったらどうしようというのがそのまま展開。
あたりまえか。
先生から、吹いてないなの一言。
いや練習はしてるつもりなん・・そんなことを言っても仕方がないので何か言ってみるとロングトーンをしなさいという答えが返ってくる。
いつも言われるしどこにでも必ず書いてあるそれ・・
先生はあんまりなんか言うと私がまためちゃくちゃになって戻らないのを知っていて言葉を選んでいるのを感じつつ、最後に基本的にはいまのそれでいいんですよみたいなフォローをいただいて帰ってきた。
帰り道、前回、前々回のレッスンと変わってしまった理由を考えていたら吹いてないなの意味が分かる。
私はロングトーンだけやってなくちゃいけないと自分でここに書いたばかりなのに、いつの間にか練習曲を練習をしようとしてた。
昔、別な楽器の時にも練習のほとんどはロングトーンで曲なんかおしまいの5分くらいでいいと言われてたし、やたらにロングトーンをやって合奏練習に行ったらどうしたんですか別人みたいですよなんて言われたこともあった。
今年の最初にあった展開もこれで説明がつくし、初めて気づくことでは全然ないはずだと思うと・・
いいからまたロングトーンとタンギングだけ2週間やります。

皆様ご指摘の通り、おっさんは記念日というものを忘れがち。
今回自分がどうだったかは内緒。
オシドリ夫婦といえばシューマンで・・以下おんなじ事を何度も書いた気がするけれど
シューマンの嫁さんは大作曲家の妻というのにとどまらず当時世界で5本の指に入るとかいうスーパーピアニストだっただけでなく、芸術家としても演奏家の枠にとどまっているような人じゃなかったらしい。
シューマンを訪ねてきた若い作曲家が人生釘付けになっちゃうような人だったわけだし、家電も何もない時代に日々お母さんもやってたわけで
https://www.youtube.com/watch?v=7U9l0PUv3lQ
この曲はそんな嫁さんへのプレゼントなわけだけど、超絶技巧系とかそういう事じゃなくあの髭の濃そうなおっさん特有のロマンティックをさらに煮詰めてバラの香りを・・そんなことより、
歴史に残る絵にかいたようなおしどり夫婦も日々リアルな生活があったわけで破滅の危機が訪れたりしなかったんだろうか?
それも、
ねーなんでこれここに置いてあるの?
じゃまならおまえがどければいいだろ!
なにいってんの!
みたいなくだらないきっかけから関係ない不満を洗いざらいぶちまけちゃうもんだから・・みたいなの。
きっかけは違うけどこれ書いてる最中自分にもこれ罠かなというのが来てた。
でも大丈夫。しくじりませんでした。
いいことだけあったわけでは全然ないし、始まってすぐからピンチは多々訪れてれてた。多分お互いに。
落ち着いて、
本当に大事なことは何かを考えて
気持ちを切り替えて
また楽しく生きていけるように
がんばりましょう。