リンゴのケーキ

ニトリじゃないけどそれ系な店でタンスを買った。
組み立て時間約1時間なんて書いてあったけどやる前から絶対そんな時間じゃ終わらないだろうという感じ。
地道な下処理から始まって組んでゆくとそのうち形ができてくる。そんな経過を写真に撮りつつ別な話を絡めてネタにしようと思ってた。
途中ある外観上の不具合に気づいたけれどこれも中国製かまあそんなものだろうとそのまま組み続け、中断を含み汗だくになってやっと完成。
しかし物を見た嫁さんはこんなものは受け入れられないと普通の人の常識的な反応を・・いやまあきっと私が思うのよりずっと思い入れがあるんだろうなタンスに。
店へクレームを付けて返すのは普通の流れだと今は思うけれど、その時私は変に仕事と絡めちゃってうんざりしたような気分になってたかもしれない。
そうかじゃああした店に・・とかいいながら頭の中で完成していたブログ記事はとりあえず没。
もうひとつ、昼食は記念日を祝う意味で嫁さんが行きたいというレストランに出かけた。
料理や店内の写真も撮ってちょっといい感じの記事にまとめようと・・だけど座るとすぐテーブルの上に用意されてるナプキン?に謎のシミを見つけちゃって、しわの感じとかから先客が使わずに避けたものをそのまま出しやがった?とか思っちゃった。
文句を言おうかとも思ったけどせっかくの場が嫌な感じになるかなと思って使わないしと・・
自分がそうしたんだからそれでいいんだろうけど、そのことを伏せたままよかったようなことを書くのも馬鹿みたいだと思っちゃったのでそれも没。
そういえば昔老舗料亭が食べ残しを次の客に出してるのがばれてテレビネタとなった。あの時レストランに努める嫁さんの友達がパセリを再利用とか当たり前にやってるよというようなことを言ったらしい。
そういうもんなのかもしれない。
最近はSNSでたまに騒ぎになるらしいけどまだブログもない20年位前のネット上でもコンビニのバイトで床に落ちたから揚げを客に売りつけてやったと書いて喜んでる人がいた。
その人は確か管理栄養士みたいなのになりたくて昼は学校に通い夜バイトをしていたと思う。
資格を取れたことを報告しつつバイトによって人間的に成長できたと結んでいたけど落ちたもの人に食わせるようなあの人はほんとに栄養士になったんだろうか?
そんなことを思い出したり。
https://www.youtube.com/watch?v=rjQ7TxpMizc
ベートーヴェンのピアノソナタ第32番はこの世の喜びから始まって天国に登っていくような変奏曲の前に自身の集大成的なソナタ形式の第1楽章が置かれている。
その序奏から主部に入って行く

ここを聴いてるといつも
マーラーの2番終楽章の

ここが頭の中で鳴っちゃったりして。
ただ似てるってだけで引用でも何でもないかもしれない
あまり語られないけどマーラーもまずピアニストとして世に出た人だしこの曲弾いたんでしょう?
いや絶対パロディーだよこれ。聴いた人がひそかに笑えばいいと思って書いてると思うけどな。
この先あの世に向かっていきますみたいな点でも共通してるじゃない。
翌日、家具屋へ電話すると新規品を発注して家へ交換に来てくれるそうだ。
それより予想をはるかに上回るちゃんとした対応にちょっと驚くというか。
最近、少し前なら非常識と言われたような話がそれで陶然とまかり通る世の中だという印象が強くあるので。
飯屋のナプキンも普通にこれなんですかくらい言えばよかったのかもしれない。
色んなストレスがとにかくめんどくさいことを見たくも聴きたくも感じたくも対応したくもないと極端な反応を返していたかもしれない。
いろんなことがうまくいかなくなり自棄になりかける。
目線が手前に置くのをやめて、遠くを見て地道に・・なんて書いてたけどいよいよ見えてきたよ八方ふさがりが。
やけになったり投げ出すわけにもいかない。行けるとこまで行って
なるようになるだけ
最初の写真は嫁さんが作ったリンゴのケーキ
切ろうとすると仕込んであるリンゴがみんなとれちゃうんだけど嫁さんはちゃんと切って食べてたから俺が不器用すぎなんだろうな。
美味しかった。