2021/09/19

嵐が来ても来なくても変わらない

コロナワクチン2回目予定日は台風を控え雨の予報だったけれど朝日で目が覚めて、病院まで歩くころにはもう日はなかったけどまだ雨は降らずにいてくれてありがたかった。
そのまま寝とく予定だったけれど嫁さんが入院している身内の世話をしに行くらしいので運転手をすることに。まだだいじょうぶだろう。
用が終わればちょうど昼時、コンビニでなんか買って
11262.jpg
海辺で。
小さなパン一つで足りてしまうところせっかくだからと海苔と豆腐のスープも買ってきた。具沢山スープは今危険。
昼から雨の予報だけどかろうじてまだ降らず、久しぶりに外での食事。
磯の香りとかあんまりしないけれど外の空気が気持ちいい。
嵐の前の静けさというところ。
先ほど打ったワクチンの副反応がこれから出るだろうという意味でも嵐の前。
いつ暴れるかわからない腹の病気が妙に落ち着いているこの不気味さもそうだし、書いてはいけないと思いつつ私の心が一番感じてるのは仕事上でこれから来る嵐のこと。
7831.jpg
もう2年くらい前か、この店に行ったこの時も台風が直撃コースに乗っていてもうすぐ来るぞというところ。
帰ればいいのにのぞいたりしてたら店主が出てきていったん閉めたらしい店を開けて招き入れてくれた。
何か飲み食いさせるのはおまけで、若い芸術家の作品を紹介する場を作りたいみたいなのに燃えている人なのでそんな話がとまらなかった。そのなかに世界にでて活躍するようになっちゃった人がいるらしくうれしそうに話していて。
11263.jpg
閉店時間もかなり過ぎた帰り際にまた来ますなんて言ったら困った顔で、
だけど明日はやらないつ・・いやそんなにすぐこないですよ。
というようなことをここにも書いた。
ほんとは、素人でも失敗でも何でもいいから自分のやりたいことを形にしていく人というのを見ると何にもできないししていない自分否定スイッチが入ってしまいやたらに憂鬱だったことまで書いたかは忘れた。

ワクチンの副反応は意外にも事前に方々で聞いていた腕がかなり痛くなる、38度台の熱が続きひどい頭痛がというのがほとんどそのまま自分にもきた。
何をやっても人並みにならずあなた人間なんですか?なんて言われてきたけどこれは人並なのかと。
そのせいか別な理由か知らないけれどこれ書いてる今頭の中に音楽が浮かばずなにも鳴らない。
ぼーっとyoutubeを見てると勝手に出てくるおすすめみたいなのの中にこれがあった。

https://www.youtube.com/watch?v=1vDxlnJVvW8
クラシック音楽しか聴かない人になって35年。おしまいの交響曲数曲をまれに聴くことがある程度でモーツァルトのことは全然知らないままここまで来てしまった。
ピアノソナタなんかまったく触れる機会もなかったから何番はあんな曲でというのも全く浮かばない。
なんでそうなっちゃたのか・・聞いていて決していやではないけど乗り切れない。このノーブルな・・
音楽を知った13歳のころ、もうすでにみんなのいる場所、楽しい場所に自分はいてはいけないみたいなので心は決まってたんだろう。みんなが好きなもの=私は避けるべき物みたいな。
と思ってたけど同じ理由で拒絶しそうなショパンは聴いたんだから単に作風が好みに合わないだけかな。

45歳くらいで楽器の体験レッスンに行った時、普通は誰でもいきなり出るはずの音が出ないという場面で自分の体が勝手に痙攣して暴れだしたのを見て自分で驚いた。
ねじ伏せてみないようににしてきたけれど、俺の中にはいじけた5歳児くらいの自分がまだそのままいるんだと知る。
そのまえにアマチュア演奏団体に入った時もよくしてくれる人がいて個人練習の会みたいなのに呼んでもらってた。そこでも楽しそうな人の笑顔を見るとその5歳児が暴れだしていたんだけどその時まだそのことに気づけてなかった。
5歳児は今6歳くらいになったけれど何もできないことは変わらない。レッスン崩壊しても突然痙攣みたいなのはなくなってほんの少し彼と話ができたような気もする。

今更に翌朝。
近所が窓全開でピアノを弾き始めた。
いつもの人じゃなく子供みたいだな。
音が漏れちゃうのはある程度仕方がないと思うけれど窓全開でという無配慮やったもんがちな態度が気に入らず気がたってくる。
向かいの廃墟は若い人に売れたらしくこれから家が建つところ。
変なうるせーのがこなけりゃいいけどなと思ってる。
この、人間がたてる周りからの音に異常に神経質なのも私の心の病気と思う。
心の病気なんていうと感傷的すぎるかもしれない失敗人間でもいいか
自分が楽器ができるか何かで音楽を楽しんでると心から思えたら、
そういうのも気にならなくなるんだろうか?
そこを目指いしてはいるけれどなんでか知らないたどり着けず。

犬の散歩に行くとピアノはいつもの家ではなくて田んぼを挟んだ隣家だった。弾いてるのは誰だか知らないけど子供じゃなく昔習った大人なはず。指の覚えている個所を何度も適当にというところだろう。
あの家孫のために電子ピアノを買ってやったのかと思ってたけどそうじゃなく少しボケたようなアップライトピアノの音がする。
もともとピアノがあったのか。
あのうちに息子がいるのは知っていたけど娘がいたことを私はその子が成人するまで知らなかった。
窓もあいてるけどあれじゃ全部閉めても駄々洩れだろう。
文句を言いに行くはいいけどあなたのへたくそな笛の方がよっぽど不愉快ですなんて返ってきたりして。
俺は窓閉めてたよ?
いかないけど。
11636.jpg
やさしく飛んでる蝶が
気持ちが変なところに入りこんじゃってるのを教えてくれたような気がした。