ハーブがみんな治してくれるといいのにな

自分の事以外は書かないことにしているのだけど
嫁さんは心に傷を持っていて、ある条件に遭遇すると精神的に不安定となり過呼吸状態に陥る。
初めての時は救急車を呼ぶことになってしまったのを含めこれまで何度かあったけれど、最近発生頻度の点で急に悪化しているようにも見え先程もでかかった。
今まではそういうことが予想される場に近寄らない、不意にそうなってしまったらすぐ離れるなどなんとか対処もできていた。
だけど近々他ならぬ自分の家、正確にはうちのすぐそばが常時その条件に該当する事になる。
今その予告的状況がもう嫁さんへ降りかかっているのかもしれない。
それはそうなってから考えればいいと自分に言い聞かせてきたのだけど、この先の予感から今度は自分がざわめきはじめ落ち着くために今出先でこれを書いてる。

以下、もともと書いてあったこと
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出かけて
メニューにすごくたくさんのハーブティーが載っているのを眺めていたら体調を言ってくれれば合ったものをお勧めしますよというのでそのまま正直に
おなかが痛い!
なんだそりゃとかいうかと思ったら、食べすぎですか炎症系ですか?
炎症と答えてみるとほとんど瞬時的にじゃあこのメリッサカモミールがいいですよ。
私はよく知らないけれど、ハーブの世界にもオタクとかマニアに相当するようなのを極めてく人がいるんですよねきっと。
この一杯で魔法のように腹痛が治るわけじゃないけどでもやっぱりカモミールを飲むとほっとする。
でメリッサは?と思ってたけど3杯目で急にレモンの香りがしだした。
あれ下に沈んじゃってたのか、振って注ぐかなんかしなくちゃいけなかったのかな?
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インスタ映えなあの青は海藻からとられたものだそうだ。変な怪しいものじゃないですよかなんか言ってた。
こういう写真が載ってるお店だから休日は遠くから来る人もたくさんいると思う。
でもこの日は近所の年寄りが歩いて集まる的な世界が広がってた。
自分もいろんなハーブティーを合わせてくれるお店が近所にあったら通っちゃうかな?と思った瞬間、お前は人間嫌いで無理だろとか年金暮らしで悠々自適なんてありえない世代とかいうのが出てくる。
後者はともかく、死ぬまでに多少でもこんな自分を変えたいとまだ思ってる。
なぜ私がこんななのかという原因はよくわかったので次は対策を打っていくところなわけだけどそこがどうにも難しい。
生まれたときから治らないDevelopmental coordination disorderに効くハーブはありますか?
出来るわけないようにしか見えないかもしれない楽器に食らいつき続けてやるとか言ってるのもそれだけど他人にはどう見えてるのか。
ブログをやってれば意に沿わないコメントをもらう事なんて当たり前だし気にする必要もない。
これはいっちゃいけないことだけど、
悪気のあるものなさそうなもの含めて受け流すようにしていたつもりだけど、気が付けば結構心をを荒らされてたのかもなと最近
何甘えてんだだったらブログなんてやめちまえというところだろう。
そういうのしょせん他人事だから。
やめません。

https://www.youtube.com/watch?v=waeyN4eZ258
全然違う内容になってしまったのでつながらないけどはじめのころ書いてる間頭の中で勝手に流れていたから。
高校生のころに繰り返し聴いたけどそれっきりなので30年以上の時間を短絡するというか。
冒頭は戦死者への鎮魂のコラールなんだと思うけどエスクラがピーピー言ってるのが吹奏楽みたいで嫌だなんて思ってた。
という話もいつもの自虐と同じなんだけど、それより今聴くと良い音楽じゃないこれ。

今家へ戻ったところ。
早く手を打ったので嫁さんは大丈夫。
抹茶ラテというのを買ってきたので二人で飲もうという事になってる。
そうしよう。
誰かがなんとかしてくれるというのはない。
私の問題は自分で何とかしていくし、嫁さんのことは二人でなんとか乗り切ろう。
と書いたところで嫁さんが抹茶ラテを持ってきたはいいけど自分はコーヒーを飲むとか言ってる
かわっちゃったー
まあいいか、笑ってた。


私は、ほとんど唯一の話し相手としてブログに依存しすぎているのと過度の期待や勘違いを持ちすぎているかもしれません。
この記事公開して少したってから思うところがあって全文削除してしまおうという考えに至った。またそう思った瞬間腹の患部が痛んだりして。
差し替え用の詫び状みたいな文書を準備をしているところである方からのコメントに気づき救われました。
拍手コメントも閉じようかと思ったけどそうしなくてよかった。

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冷やしてしまわないように

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ここへ来たのはかなり久しぶり。
薄暗くて見えないけれど多分かなり若い男女があの鐘を鳴らしてた。
だけどすぐに車に乗ってどっか行っちゃう。夜景これからだよ?
まあ夜景どころじゃないよねきっと。
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夜来たのは2度目というかこの場所としては初かな?
俺も嫁さんもまだ20代のころここで出来たばかりだったかもしれない鐘を鳴らした記憶もあるよ。
鐘を鳴らしながら誓いの言葉を叫びましょうみたいな看板があったんじゃなかったかな。
嫁さんは勢いよくプリンっ!

あの鐘、銅価格が高騰し電線を盗むのが流行った頃に一度盗られちゃったんじゃなかったか。
あれから銅ベースはさらに高騰して今20年前の6倍くらい。
価格高騰もだけどコロナ以降樹脂や半導体そのほか業種にかかわらず工業系製造業に必要な部品材料が原材料レベルから調達不能な異常事態となっており・・なに仕事もやってる人ぶってるんだというところでしょうけど

嫁さんはいない30年前とかもっと前から何度か来ていて

https://www.youtube.com/watch?v=cnnSeChY--M
この曲もその思い出の一つと結びついていたりするんだけど、
でもそれについて書いていくとまたいつもの自虐に結び付けてしまうのでやめる。
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いつの間にかこんなもんができてて。
誰もいない山中でこんなもんが明るく光ってるとなんか面白いには面白いけど。
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あの明かりの中には楽器を習いに行っていたところがある。
考えてみればこの日はレッスンに通う曜日。帰りにレッスン場の前を通ってみると明かりがついてた。
当たり前か。
先生いるのかなとか。

レッスン長期中断の申し出をしたとき楽器店からはいつ復帰の見込みですか?場合によっては枠をほかの人に・・まあそりゃ当然だろう。
だけど俺そこでやりたいんだから必ず戻るよ。
早く体を治して、出来てもできなくてもまた練習してレッスンに通ってとやれるようになりたい。
もうそれだけ、ほかにねーな。
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もうしばらく見ていたかったけど、体が冷えてきたら腹がものすごく痛みだし慌てて車に乗る。
そしてこれを書いてる今も腹がかなり痛い。
もう3日めくらいか?
多分熱はなく入院直結系の痛みじゃないと思ってるけどこれだけ痛いと心配になってくる。
嫁さんがプリン一つとってあって冷蔵庫にあるけど食べる?そういえば食べるって言ったっけ?ごめん食べちゃって。
知り合ってもうすぐ20年になるのか。
誓いの言葉で何を叫んだのかは忘れた。
多分頭にあったことは声に出さず全然違う適当なことを言ったと思う。

明日は痛みが引いてくれることを祈りつつ、
暖かくして寝る。

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言い訳をして逃げてる疑惑

嫁さんが私の用事に付き合ってくれたお礼を兼ねてまたカフェに行った。
腹に病気を抱えてなにやってんだところだけど、自分はお茶だけ飲んどけばいいやと思いながら。
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いつもと違う席に座る
医者によくこれで炎症を起こさないでいられますねと驚かれ、炎症を起こし手術となるのは明日のことかもしれないよと言われながらも自然に治る可能性もゼロではないので2か月様子を見ようと言われたこの腹。頼むから再発しないでと祈った日々を経てまだそうなってないことにありがとう。
まだ怪しく痛いし手術になっちゃう覚悟はできてるから、なんとかそれまで持ちこたえてください。
最近若干緩んできてるかなまずいかなと思いつつ食いすぎないように気を付けるから
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ルイボスオレンジクリームだったかハーブティを頼んで
ティーバッグの札が見えるように出してくれるのは演出というかサービスなんだろうけど私は見えない方がいいかな。
倉庫を改装したらしいこのお店は天井が高くだだっ広いのでお客さんが結構入っても静かなのが・・毎回同じようなことばかりだけど同じ人間が2日おきに書いてるからそこはしょうがない。
会社で、偉い人が全社員を前に話をする場面でコンサートのポスターを持ち出して良かったらみたいな話を始めた。
立場的にその運営に関わっているからだろうけど、ちらっと聞いて素人の余興じゃなくそれなりの人を呼んだちゃんとした物らしいことがわかる。それはいいけど、
変態自慢じゃないけど私は人がステージ上で演奏してる姿をみると病的発作的な拒否行動が出てしまい、例えばテレビや動画なら考えるより前にチャンネルを変えるか電源を切ってしまう、そういう話を聞くとその場から離れようとする・・もしくはうるさい止めろ!と叫んで・・まではいかないけど行きかけながら病気みたいなもんだなと思ってる。
嫁さんにそれ消してくれ!と怒鳴りたいのを必死でこらえるとかうちの中でやってる分には自分だけ困ってればいい話だけど、会社の偉い人にむかってそうなっちゃったらまずい。
のだけど実際そうなりかけたことがこれまでもあって
今日もどうしても目に入る位置に貼ってあるポスターから目をそらしたり。
自分の一番の楽しみであるはずのコンサートに行けなくなってもう3年。
住所登録してあるから時々複数のオケから案内が届く‥いつ行けるようになるのかなと自分で思いながら。

https://www.youtube.com/watch?v=ZyURjdnYQaU
この動画で弾いてる人、まだ若いというか世の中に出てきたばかりのこの人のためにこの曲集は書かれた。
私の曲っというとこでしょうかね。

私が変になっちゃってる原因は自分も音楽をしたいと思っているのに子供が簡単にやり始めるようなのを横目に何十年もできなかったし今もできない自分というのを否定的にとらえ・・いやそれに限らず幼少期から40年以上同種の経験を繰り返してきたことへの反応だろう・・あの中に入る資格のない自分というのをまともに考えちゃうとおかしくなるから心と体が勝手に塞いでしまおうとするんだと思う。
解決策を単純に考えればなりたい人になれるまで具体的な努力を続けやがてなりたかった人になればいい。
わかるし、それ自体正論だけどそれに乗れるんだったらもともとこんなになってないわけだという事はいいとして、
ここんとこ変に悶々としてるのも、また出来なくてもいいから楽器の練習をすればいいんじゃないかと何度も考える。
やったらやったでまた精神病んでくるというのもあるけどそれより再発の数日前からおかしいのは腹で呼吸ができてないからだと気付いたはいいけどうまくいかない挙句にありえないような力を腹にかけてたんですよね。
そんな奏法はあり得ないんだけどおかしくなるとおかしいことしだすので。
あれで穴の開きかけてた内蔵が破れちゃったのかはわからないけど、今また吹こうとすると入院一直線な気がしなくもなくて。
いや違うな、病気を言い訳にして実は逃げてるんだろ疑惑が自分に対して発生してるかもしれない。
否定するのなら結果で。

お茶だけのはずだったのに
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場がそれを許してくれない感じだったのでショーケースの中からシュークリームを頼んでしまう。
なにやってんだよ。
なぜかこれだけほかのケーキの半額以下で、値段が半分だからってカロリーも半分なわけじゃないだろうけど。
逆に考えると得してんのかな?
ナイフとフォークが出てきたので病人的に少しずつ少しずつゆっくり食べて、これとてもおいしかったよ。
ハーブティーもたっぷり入ってるので時間をかけてっくり楽しませてもらった。
お砂糖いりますかにはいなんて答えちゃったけど次からはなくてもいいか。
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日が沈む。
私はまだ沈みませんけど。

なんかこの話書き始めてからまた腹が痛いんだよな。
まあだけど、一時は入院なんかしてる場合じゃなくなっちゃってどうしようかと思っていた。
第三者から提示される真っ暗闇からの回避策も見つからないなか、必ずいつかは・・とか思いながら。
で本当になんとかなりそうだし。
少しづつひとつづつ、進んでけると思って。

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人間ある程度危機感か緊張を強いられてるくらいのがいいのかもしれない

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割と気軽に行けるのに見知らない遠いところへ行った気分になれるこのあたりをこのところ毎週ふらついて。
いずれ中央新幹線と呼ばれるんだろうリニア実験線の末端部分でどうせ来ないよな思ったところに試験列車が来た。でもトンネルから出たところで止まって帰ってっちゃうのね。スマホのズームじゃ写りません。
音楽を知るまでは鉄道マニアだったんだけど定義に関わらずどうも頭があれを鉄道と認識しないらしくそういう萌えは来ない。だけど職業的に興味を惹かれる部分があったりして。
それより音楽を知るまでってそういうのは楽器か何かできる人の言・・毎回おんなじ事ばっかり言おうとしてるな。
昔何で読んだか頭が悪そうに見える話し方という例の中に何を話していてもいつものあの話題へもっていこうとする人というのがあった。
そこでは自慢話のことを指していたと思うけれど、自虐も毎回やってると一種の嫌味な自慢だなと今思った。

暇になると地図を眺めてここにこんな店があそこにはとやってるので行ってないのにどこにどんな店があるのかやたらに頭に入っちゃって。
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女性ターゲットなカフェご飯が病人腹にちょうどいいかなと思っていったこのお店、真昼に一度到着したんだけど入ってみると今ご飯はやってないとのこと。ああコロナとかでかな
あじゃあまた来ますなんて言って出ていきその後ほんとにまた来たのを見てお店の人がちょっと驚いた風でさっき来られた方ですね?ありがとうございますと言ってくれた。
そりゃ商売だから言うだろうけど昔どこへ行っても嫌な顔か怪訝そうな表情が返ってきてた人はそういうの嬉しいの。
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攻めてるねーという内装の奥にあそこいいなというコーナーを見つけた。
座っていろいろ眺めてるとここだけ低い屋根とか煙突を外したらしい壁の穴とかから多分ここ元風呂場だったんだろうなとか。
そういえばかなり遠いところにある祖母の家も土間に風呂場を増築してこんな作りだった。
ものすごい田舎だけど戦時中敵機が飛来し機銃掃射でという事もあったらしく、みんな防空壕へもぐっているとき自分一人この家に残って窓から敵機を睨んでたというようなことを言ってたのを覚えてる。それが正しいかとかそういう話じゃなくて。
メニューにはいろいろ飲み物豊富で楽しかったけど、先日覚えた
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チャイをまた頼んじゃっておいしかった。
メニューにとめられた小さな紙に手書きで2つ書かれたケーキのうちからぶどうの・・と答えかけたところでオーナーさんというかお姉さんが、今もう一つケーキが焼きあがったところで・・
その声色から焼きたてで一番おいしいところを食べてほしい気持ちがすごく伝わってきた。
よしそれじゃっと乗っかりたいところだけどあいにく調子の悪い腹と相性が悪く、さっきまで周囲でさんざん見てきた葡萄畑の印象もあって紙に書かれたブドウとくるみのケーキと言ってしまう。
続いた嫁さんもぶどうと・・
お二つですね。の声に若干の落胆を感じたわけじゃないけど
ああなんであの気持ちに応えなかったんだろう。失敗だったかみたいなことを家に帰るまでずっと考えてた。
そんなの気にすることぁねーんだよがははは!みたいな人がいるのもわかるし自分にもそんな時があるけどこの日はそうだった。
そういえば昼めし食った店でも同じようなことを考えてたんだった。
それも、何日かたてば思い出みたいなもんになるんでしょう。
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天井や2階の床を取り払って屋根まで見せるのはこういうとこの基本みたいだけど元は中2階みたいなのがあったようでやっぱり養蚕してたのかな。
父親が昔は天井なんかなくて雪が布団の上に落ちてきたことがあったと言っていたのを思い出しながら。


https://www.youtube.com/watch?v=rbgvGOzaVbU
たまたま最近聞いたというだけで聴いたのはこの演奏じゃないけど。
これにも関連した自虐をつなげていたけどやめる。
ショスタコーヴィッチという人は近い友人も含め芸術家なんかみんな処刑されてた強権的共産主義のもとにあって自分もまずかったのだけど、この曲で命拾いしたという話が有名。だけどこの曲は体制への迎合どころか実は皮肉や批判が込められてんだよみたいな話もあるけど今いいやそんなこと。
ずっと危機的な状況に接しそれがすべてみたいになってしまっていたんだけれどどうも回避出来そうかなと思ったとたん自己批判癖が出てきちゃって。
水が急に引いたら堤防が倒れちゃった話を思い出す。
そんないいもんじゃなくて平和ボケとか我儘とかたるんでるとか
ここにも自虐を沢山埋め込んで書いてたんだけど、よそでいくつかの腹の立つ事象やまずいかな?みたいなのに遭遇するたびにそんなの書いてることがばかばかしくなって消していくのね。
そういうことはこれまでも度々あって驚きもしないけど、個人的平和ボケもあんまりよくないかな。
じゃあどうするかと考えると、
奇人変人的に出来ない楽器の練習にそれでも打ち込み・・ああそれは今体調的にできなくて・・・とまた元に戻ってくんだけど。
原因は何一つ解消されてないしもう自虐は書きませんとかいう話でもない。今日はまさかの会社で音楽系・・やめやめ
いいけど。
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これじゃ何が写ってんだかわかんないけどまあいいか。
ここすごくよかった。
静かだし。
通うには遠すぎるけどまたここ来たいなと思う店に出会えると嬉しい。

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娑婆中敵だらけに見えるのは病気なんだろう

今、休日の朝。
少しゆっくり起きるつもりだったけれどすぐそばに聞こえる多人数の笑い声で目覚め、今日は向かいで上棟式だったことを思い出す。
その後、私の心は朝早くからうるさいという事にではなく人の笑い声というものに過剰な反応を示していることが自分でよくわかった。
やっぱり俺はおかしいわ。
笑い声が聞こえるとスイッチが入りという話はよく通り魔殺人事件なんかでも聞くし、ありがちな事象なのかもしれない。
でも私のこれは一つのきっかけに過ぎず心が訴えたくて仕方のないことは全然別なところにあることがいろいろ書いてるうちにわかってきた。
けど、人前に出してはいけないと考え消してしまえる気持ちがまだここにあるみたいだから
大丈夫だろう。

20代の前半ごろ自分がおかしいことに気づきそのままではいられなくなったことがあり、でもどうすればいいのかが全くわからなかった。
ある人から精神病院に行くことを強く勧められても自分がそこへ通う人のいう事だと聞き流した。けれど結局別な人間から具体的な病院を紹介され電話をしてじゃあ来てくださいという声を聞く。
あの角を曲がれば
けれど行かなかった。
あの時もし行ってたら
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こんな桃畑を見下ろす丘の上にあった郷土料理の店というので
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熊肉猪肉鹿肉というのに目を奪われつつ腹が痛いんだからとほうとうを食った話を書きかけていた。
というよりこんなの書いて何になるのかという気持ちが走って書けずにいた。
もう一つカフェに行ってみたいな話のが書きやすいので書き終えてはみたけれど、毎回同じで何の進歩もない自分というものを感じてしまい
でもこれはおいしかったしお店の人もとてもいい感じ、
マイタケは山で採れたものですよとか
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サービスですよと出してくれたこの葡萄がとてもおいしかったことに対してなにか話をして返したいなと思っていたのに、結局ごちそうさまの一言しか言えなかったところに自分の人間力が枯渇してるのを感じたりして。
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夕刻でまっすぐ帰ることにしたので時間は早め、高速に乗らずに下道をずっと走っていると今までなかったところに巨大な高架橋ができ照明や行先表示が煌煌と光っているのが目に入る。
昔あそこで工事が始まったころ、これが完成するのは10年後くらいだろうずいぶん遠いなとか思った覚えがある。
10年どころか20年たってやっとその完成形を見たわけか、あの頃想像もしなかった20年後の私がいまだこんなでごめんなさい。
それよりさらにここから20年後の私はどうなってるのか?
自動的に楽器のことが頭に浮かぶ。
3年たって音も鳴らない楽器は20年後も音さえ出ればなーとか言ってる可能性がほんとにあるなというのが頭の中に流れてしまう。
もし他人がそんなことを言っていたら、そんな見込みのないものはさっさと諦めて他を探さないと人生終わっちゃうよ?馬鹿じゃないのかお前と思うだろう。
・・というのを書きかけてあった。
なんかやっぱり中年危機か
ミドルエイジクライシスだと雰囲気もあるけどそのまま訳した中年危機と聞くとなんだか貧相な印象がなくもない。
Symphonic Dancesを交響的舞踊と呼ぶのもある時ふと間抜けだなと思っちゃって

https://www.youtube.com/watch?v=zwfPtU6TFn8
そういえば作者自身これが自分の最後になるだろうと言っていたらしいこの曲には切なく歌う中間部があって、もう戻ることのない若いころを回想しているように聴こえる。
回想すべき美しい若いころがない人はどうすればいいですか?
残った時間をなんとかするしかないんだけど
腹の病気は再来週検査を受けその翌週今後どうするかの話を聞く。
楽器の練習はお預け。

それより今年の初めくらいだったか、まだ若い人が自分で自分を貶めようとする思考の原因を生い立ち上に具体的に見つけブログ上に書いていた。いたがそのことに自分で気づき切れていない様子もうかがわれた。
経緯的に自分に重なるものを感じ強い興味を持ったのだけど、次の更新でいろいろやってみたがどうにもならないことに疲れこれからこれから精神科に行こうと思っているというのを読んだところでブログごと見失い見つけられなくなってしまった。
解決への道はそこじゃない絶対やめた方がいいと思ったけれど、経験上そんなことを他人が言っても仕方がないというより絶対に言ってはいけないと思いつつ・・あの人その後どうなっただろうか?
どうか、少しでもいい方へ進んで行ってほしいなと思う。
思うだけ、直接言ったりは絶対しないから。

Tag:ラフマニノフ  Trackback:0 

ミドルエイジクライシスだっけ?

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矢立の杉と呼ばれているこの大杉、戦国時代武士が出陣の際この樹に矢を射り戦勝を祈願したという。
結構な山の中にあって誰もいない。静かに眺める。
いらんこと言っちゃいけないけど矢を立てられた樹は痛てーなてめー!とか言って怒ってたりしなかったのかな?
うちの近くには零木に釘を打っちゃってそれを抜くまで何日も高熱が治まらなかったという人がいるし。
とはいえ、決死の覚悟を決めていた人に文句を言う気は全然ない。

覚悟と祈りを込めた矢が樹に当たんなかったらまたびっくりですよね。
はぁ?下手とか以前でしょとお供のものも泣きそう・・
誰にも通じないだろうけど私、冗談じゃなく実際そういう感じですよ。
お供のものとかはいないけど成長期にはずっとなんなのお前?みたいな中を生き、その後はそうならない場を探し選んで生きてきた。
だけど、ある日それでこのまま終わっていいのかと思っちゃた。
思ってやりだした内容は負け戦以前の連続で自分というものを何度も知らされる。どんなに神様に祈ったってそこを助けてはくれない。
でもこれでいいやなんて思ってる間に人生自体が終わることを止められたかもしれないのはわずかながらに幸いと思わないでもない。
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ミドルエイジクライシスなんて言葉があることを最近知った。
40代後半になっての体や環境の変化から来るネガティブとか、人生のおしまいまでが見通せるようになったことでこんなはずじゃなかったという思いが不調をもたらし最後は鬱になるみたいなの。
今の自分を考えるとちょうどそういうとこなのかなと思ったりもするけど、でもそれはまっとうにできて来た人の話でしょと思わなくもない。
解決指南的に書いてあるもう若くないことに気付き受け入れ諦めろ楽になるからみたいなのは話としては分かるけれどこれでいいやと諦められる私が見当たりません。
幼年期からDevelopmental coordination disorderで失われた人生に対して自分なりのけりをつけないと死にきれないと思ってる。
もうそれだけ。
夜になり一人ならまたここらにしかない店を探してというところだけど、嫁さんの気分は安価系ファミレス。
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ファミレスでカレイの煮つけなんて頼んだのは多分初めてだと思う。
大病を患ったことをきっかけに人生が大きく変わったという話はよく聞くけど私もこの病気をきっかけに食生活が変わったりしないかな。年齢的に体も変わってきているんだし病気が治っても今のこの感じを元に戻しちゃいけないと思っているけど。
なにしろどんだけ時間をかけてもなんにもできてない私は一つくらいできたと思うまで時間が必要。早死にするわけにはいかないんだから。

押さえてたものが止まらなくなってしまい次はどこの店で何喰おうかなんて考えてたらしばらく静かだった腹が怪しく警告してきた。
あんた調子に乗るなよ。
あんたって俺だろう。
最近ちょっと食えてる印象があってじゃあやってみようかと思いかけた楽器のことも消えた。


https://www.youtube.com/watch?v=5P8j6hnoND4
朝から頭の中でこれが鳴ってたから聴いて
マーラーの4番は天上の生活とか言って全体的にはメルヘントーンな曲でもあるけれど、第3楽章は地上の人間を言ってるんじゃないか。
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止まってはくれない時間の上に載せられた人間の苦悩か嘆きみたいなものが出てくるところがあって

子供のころ煮魚が苦手だった。
苦手でなくなって以降もあれば食べる程度であえて欲することもなく・・
この日の煮つけ、ヒレカツなんかよりずっと高いのになんでこのしょぼさとか文句を言いながら食べ始めたけれどだんだんおいしくなってきて最後はもう少し食べたいなと思いながら終わった。
いまごろやっとわかった世界。
もう一つ知りたい世界があるんだけどあきらめなくてもいいでしょ。

Tag:マーラー交響曲第4番  Trackback:0 

居心地のいい場所を探すと疎外感が返ってくることがある

コメントくださった方々ありがとうございます。
お返事出来てなくてごめんなさい。

細かいことは書けないのだけど話が通らないので書くと、この先に想定されていた最悪な展開をなんとか回避できる見通しが立ってきた。
唐突な好転はまるでモーゼがなんか言ったら海が割れた話のようでもあったけれど実際はそんな奇跡じゃなく具体的にいろいろとやっ・・
冷静になればまだ終わった訳では全然ないしめでたく喜んでいる話でもないとは思う。
けれど少なくともこの日ちょっと軽くなった気持ちと幸い変に傷まない体で嫁さんと出かけることができた。
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家からそこそこ遠いところで水力発電所への導水路だろう明治からの水道橋が今も現役、もう100年以上の美しい意匠も含めなんだかいいですね。
変に観光目玉にされてないところがまたいいんじゃないか
といいつつ
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すぐそばにはカフェ。
店の外観も中身もコンセプトみたいなのもインスタ映えという感じ。
休日はきっとおしゃれ人間で混雑し私の近寄れるところじゃないと思う。
水道橋が目の前に見えるあの席がいいかなと思ったけど嫁さんが狭くていやだというので
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古民家カフェも見飽きるくらい見たけど古工場を改装したカフェはまた多くここはそれ系かな?
古い鉄サッシには工業化以前という感じの全然平面が出てなくてぼこぼこなガラスが。
景色も歪んで見えておもしろいけどこのガラスオリジナルなのかな?
ちょっと開いた窓から川の水音が聞こえるのがまたいいかな。
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テーブルの上にはよく見るアクリル板じゃなくて多分古い障子から抜き出したガラス
向こうは肉を使わないタコライスだっけ、私のはこういうとこにありがちなカレー。
いつもならこの量でこの値段?と言うとこだけど量が食えない病人に都合がいいと思いながら来たから。
ここはどちらかというとスムージーとか自家製ケーキかパンみたいなのが充実してるから飯よりそっちのがよさそうかな。
またいつか一人できてあの席でぼーっとしたいななんてこの時は思ってた。
この時はって余計ですね、ここは多分多くの人にとって素晴らしいお店。
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食べてると日の光が移動してくる。
危うい人には大事なんですよ日の光。

この日は自分の楽しみと半分嫁さん孝行なつもりがあった
ここで甘いものを食べてもいいけどせっかく遠くまで来てるんだからもう一軒別なところに行こうとまとまる。
途中別な場所を挟んで全然違う方面へ移動し、
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新しいのかレビューが一件しかついてないカフェがあったので行ってみた。
あとでわかったけど今年できたばかりでコロナによる休止を挟みやっとこれからというところらしい。
それよりお寺に併設の葬儀屋が事務所での二階でやってるという。
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あのテラス席がいいなと思ったけどまたしても嫁さんがいやだというので中で。
お客さんは誰もいないけどお店の人は感じがよく
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アップルパイとフラットホワイトだったかな?
コーヒー系はダメだと思いつつ紅茶じゃなく頼んじゃった。
美味しくないわけがないでしょうねこれなら。腹に穴の開いたおっさんだけど食っちゃうよ。
お店の人は今風の青年という感じだけど笑顔で話しかけてくれて。
ひそかに存在する寺のカフェとかいいなと思ってたけどできてすぐテレビの取材がありかなりの反響があったそうだ。
休日は結構な人だそうだし、いよいよこれからというところ
いいですね。
反面、ああここもまた自分は来れない感じになっちゃうのかなと若干寂しく
そんなお店がほかにもあって。
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これは嫁さんの。
すごくいい日になったでいいはずなのにまた自己否定感みたいなのが出てきて自分が楽しかったとか思ったり書いてちゃおかしいような気がしてた。
このあと自分には居場所がないみたいなことを書いた挙句になんでそうなっちゃってるかとかそれでどうしようとしていてどうなってるのかを書こうとして・・元の自分に戻っただけかな
けどやめる。

久しぶりに音楽を聴こうという気になって

https://www.youtube.com/watch?v=jFFXtKYABDk
居心地のいい場所が部屋にこもって音楽だけというんじゃ困るけど。
跳躍どうこうとかは自分が弾くわけじゃないからというのもあるけど、8分の7拍子とかいいですね。
この曲戦争に強く結びついているということだけど繰り返すベースの音型とか、工業化、近代化、機械化・・なんかそういう

私は、終わってはいないと思うけれどまだ何一つ達成されていないのである。
そこをどうしたいのかやそのためになにができて何をするのか・・さえ奪われてしまうかことを一時は考えたけれど
そうならないで済むかもしれないという希望も得られたから。
ただまた全然だめじゃんかな自分がもどってきて続くんだけど。
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お寺だから。仏さまと

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最後の最後に救われればそれでもいいか

真っ暗闇は終わらないけれど今急にふっと緩むタイミングが来てる。
ちょっと出かけるなら今のうちだと一人一日中車で走ってきた。
落ちれば助からないどころか数日間くらい発見もされないんじゃないかというようなところを通り・・
だけどなんか散々だったというか今日は失敗だったかなと思いつつもういいかとか言いながら山を下りて高速に乗ろうとしていた。
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その最後の最後に古民家カフェを発見
ここに来るまでいろんな店に行ったけど人がいっぱいで入れないとか中の人と話ができたと思ったら今日は定休日だよといわれたとか、食ったはいいけど腹に違和感が来て焦るとか久しぶりに話ができたらと思ってたとこはお店つぶれちゃってたとか着いたら・・もういいか。
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変に山深いところで何時間もかかって走ってきたルートを戻らなくちゃならない可能性に遭遇したり・・一度ほんとにあったからそういうの。
だけど幸いそれはそうならず
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ここカフェといいつつ実態はオーナが自分のカレーを食べてもらいたくてしょうがないカレー屋さんらしかった。
営業中とはいえ明後日みたいな時間に甘いもん食おうと一人でやってきたおっさんをオーナーは快く迎えてくれた。
結構広いけど誰もいない店のこんな窓辺の席で
一人静かに
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ティラミス。
静かだと思ってたらいい感じの音楽をかけてくれて・・
腹壊してる病人なのにティラミスなんか食っていいのかと思いつつ美味しく食っちゃった。
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コーヒー飲めないから適当に頼んでみたチャイがまたおいしくてというよりこっちが主役だなという感じ。
なんかやたらにほっとするというか。
インドなんだろうけどなんかお香を連想してお寺のようなというか・・
昔通った幼稚園は寺が経営してたから時々寺へ行ったことを思い出したりして。
香りの記憶って40年以上たっても脳裏に焼き付いてるんだな。
あのころもうコンプレックス人生が始まってたけどまだ腐ってはいなかったよ。
店主も扉の向こうだし他に誰もいない中静かにいい音楽だけが流れてた。
あー、いいなーなんて声に出したりして。
食べ終わってからもしばらくゆっくりさせてもらう
全然だめだと思って終わるはずの一日がなんかすばらしくなっちゃって。
最近ちょっとまずいこと続きなので心を休めたいなんて思ってたところなので

https://www.youtube.com/watch?v=w88EIjo7lmI
キリスト教徒じゃない私はよく知らないんだけれど教会での定例儀式上必要になるんだろうひとつ前にも書いたIn dulci jubiloというコラール前奏曲を多分いろんな作曲家が書いている。
ブクステフーデという人のも有名でこれも昔ラジオで聞いて知った。
この人現役当時ものすごい名手として遠くまで名を馳せていたらしく、あのバッハが技を教わるか盗みに行ったところ夢中になってしまいみたいな話が有名。
とても有名な作曲家ではあるけど学校の音楽室に肖像画が貼ってある系な人では・・
学校の音楽室なんて書いたら嫌な連想がばぁーっと出てきちゃって気分が下がっちゃった。

今年私はある大きな心配事を抱えた挙句それが病気のトリガにもなったんじゃないかと考えてる。
その心配が現実になって絶望的危機に瀕するとそれまであった悩みもコンプレックスも問題もみんなそれどころじゃないと目の前から消えちゃうのね。
まあそりゃそうか。
それでその危機感が若干やわらぎ心に少し明るいものが・・と思ったらどっか行ってた嫌なものや自己否定感がうわぁーっと帰ってきてまたまとわりついて
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まあでも、
またこんな時間を時々得られるといいなと思う。
いいなじゃなくて自分で採りに行くのか。
オーナーは帰り際までカレーがなくてごめんねとか言ってた。
とにかくとっておきのカレーを食べさせたくて仕方がないんだなーと思って。
いいよね。これっというものを持ってる人は。
かなり遠いけど、いつか来ますよカレー食いに。

しばらくの間、ネタであってもいつか行ってみようなんて書く気もしなかった。
今普通に書いたから。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 

かわいがったんだろうなと

この時翌日また直面する逃げ場のない問題が気分を押さえつけ暗かった。
でも周りには日が差し明るく穏やかで。
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馬頭観音がたくさん置かれたところにあったから初めは馬かなと思ったりもしたけど馬には見えないな犬かな?愛犬だろうか?
ほかの石碑に刻まれた年号から考えるとこれが彫られたのは江戸時代までさかのぼるかもしれない。
愛らしいこのお犬の像に愛情のようなものが強く感じられ、掘った人かそれを頼んだ人はこの犬をとてもかわいがった人なんじゃないだろうか?と思う。
お犬もきっと主に対して強い愛情を示していたんだろう。
両者ともこの世にいなくなって100年以上かもっと経っているんだろうけど、その愛情みたいなものは形になってここに残り、関係のない私にまで伝わった。
ここは小さな山の上、60年くらい前までは農耕馬による草競馬が行われていたと聞いた。たくさんの馬頭観音が集められていたりでっかい軍馬慰霊碑がたっていることとそこでつながるのかもしれない。
むかし近所のおばあさんにから聞いた戦時中男手がなくなって馬を手放した時の話を思い出す。
馬を家族としてどれだけ大切にしていたか、馬はそれにどう答えていたかという話で泣けた。
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若い親子連れが何組か虫取り網を振り回したり歓声を上げたり静かに歩いたり。
40年くらい前に自分も同じようにここへ来たことをまだ覚えていて、この時もそれを思い出していた。
が、そんなに明るい話ではなくて、私は親子親類兄弟関係も・・他人様に伝える話じゃないなと思いつつ、なぜそうなったかを言いたくて仕方がないのは誰かにわかってほしいという気持ちがあるからだろう。
だけど読んでくれる人は私の意図通りには受け取ってくれなのもわかるし不愉快を超えて人として許せないコメントが来たりするのでやめる。
それよりしばらくここにいる間に日の光に当たったからか先ほどのお犬のおかげか、気持ちが少しだけ強くなり、いいからやれやみたいな声が聞こえた気がしてた。

昔ラジオで聞いたJohann Ludwig Krebsという作曲家のIn dulci jubiloという曲が頭の中で流れ聴いてみたくなったのだけどyoutube上に見つけられなかった。
同じ題名のバッハのばっかり出てきちゃって

https://www.youtube.com/watch?v=UwVTFrboIDA
しょうがないからバッハの。
作風がバッハにそっくりなクレープスという人を大バッハはとてもかわいがったらしい。
ああそうかもなと思うけれど歴史上に記憶される芸術家というのはどこにもなかったものを生み出した人であるらしく、どんなに優れていても二番煎じと受け止められた人は低くみられ忘れられてしまう。
とはいえ今でも演奏されるから私も聴いたんだし・・

入院中も思ったけれど、最近朝起きてすぐ鏡をの中にいる目の下にクマができてた自分にかすかに記憶に残る祖母の顔をが重なる。
誰にも祖母は二人いるものだけど、朝に現れる祖母は私が幼いころになくなってしまったので思い出はそう多くない。
何度も会ったはずだけど話しかけられた覚えもないし自分も話しかけた覚えのない遠い人。
その感じは私の中にそのまま引き継がれているような気がしないでもない。
でも祖母のお葬式に同じような年のおばあさんがたくさん来ていたのを見てああ友達がたくさんいたんだなと思ったのを思い出した。
そう考えると私とは全く違う人なのかもしれな・・と何を書いても自虐ネタへつなげようとしてしまい
毎度のことだけど。

想定された最悪なシナリオで進行していた真っ暗い世界は・・の先は書けないけど
自分は誰にかわからないけれど見守られているのかもしれないと感じてる。
必要なことは自分で努力しますから、どうか死ぬまでに自分をけなすことを辞められますように。

Tag:バッハ  Trackback:0 

断腸の思いと適当にスルーする力

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仕事で重要な客人を囲んで食事をという声がかかる。
立場的に当然いかなければならないし、個人的にも是非というところ・・・
を断腸の思いで丁重に辞退する。
理由は、今私は物が食えないから。
普通なら許されない話だけど真面目に申し訳ない顔で今それで炎症を起こせば即入院で大きな迷惑をかけるからというようなことを訴える。
お前ものすごく痩せちまってるじゃないか普段なに食ってんだ?みたいな話が返ってくるのは、まあわかったという意味だと思う。
なに仕事してる人ぶってんだというとこでしょうけどそれより断腸の思いっていうけど、私いまほんとに腸に穴が開いてるしそのうち腸を切断してつなぐ手術を受けます。
リアル断腸。 
ふざけたことを言ってちゃいけませんし仕事どうすんだというのもあるけど、
の先は書けない。
ほんとはなんにも食べられないわけじゃないし、そんな中でも何がどこまで食えてどこへならいけるのかを追求し始めたりもしてるんだけど。

嫁さんがぼそっとある店の名前を漏らした。
ずっとどこにもいってないもんね、あそこなら病人でもなんとかなるものもあるかな・・
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小鳥が集まるのが嫁さんお気に入り。
餌を仕込んでないので鳥は全く来なかったけど。
机の上にはでっかいアクリル板。保健所の指導とか大変なんでしょうね。
事前に調べてあったイタリア風おじやというのを頼もうと思っていたけれど
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嫁さんにつられて看板メニューを頼んでしまう。
量軽いの知ってるから。
油で揚げたようなものもないし・・はいいけど問題は生野菜のサラダである。
再入院以降生野菜はずっと食べてない。
健康な時なら繊維質のものを食べた方がいいというか食べなくっちゃいけないと思う。
でも穴が開いてる人はそんなもん食ったら手術室送りなのであって
と言いつつ慎重に一口だけ食べてみる。すごくよくかんで
でもすぐにそれが患部をえぐってゆくのが自分でよくわかった。
以前ゴボウ系の具沢山スープを食べちゃった時にもこの感覚があり、よせばいいのに食べ続けその後・
やばいのですぐにやめる。
私には、無理だった。
残すのは悪いので嫁さんに食べてもらう。
関係ないけどあのパンすごくうまいんだよ。
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どうもコーヒー飲むと腹が痛くなる気がしているのでまたホットレモン。
なんか今回やけに薄い気がしたけどまあその方がいいくらいかな。
今ただの水も一気に飲むとあぶない。
わかってるけど不意に飲もうとしちゃったりして。
そこらじゅう罠だらけ。

https://www.youtube.com/watch?v=qjucvpxMDC8
ゴボウがやばいというのはなんとなくわかる感じで実際やばかったけど、わかめもやばい。
わかめ美味しいけど今は怖い。
らっきょうも怪しい気がしてる。
3枚しか食べてないはずのポテトチップスもやばい。
寿司か刺身が食べたいけど取り返しのつかないことになりそうでずっと食べてない。
先日カフェで食べたケーキは大丈夫だった。

今もう一つ言いたいことがあるけれどあえて飲み込む。
飲みこんじゃいけないだろスルーしろよそんなの。自分には一切入れずに掃き捨て・・
実際はちょっと失敗して中に入ってきちゃって喉の奥に髪の毛入っちゃってとれねーよみたいな不愉快さ。
そのうち消えるだろうこんなもん。

楽器吹くは手術終わって回復するまで無理かもしれない。
食べ物についての制約も続くけど、その中で何は食べても平気でどこへなら行けるか、
制約の中でどう楽しむかを追求したい・・・
とか言えるようになってきたかなちょっと。
身体以外の面でのこの先も全然油断はできないんだけど。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 

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Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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