力を抜くってどうやるんですか?

全然違う話を書いていたけれど思うところがあってやめました。
日曜日、はす向かいの新築が完成したらしく内覧会というやつだろうすぐ外に多数の人間の気配を感じる。
私は、楽器を練習しようというところ。
この超絶変なのを他人に聴かれたくないと思いかけたけどまあいいやと強行。
ダメダメで始まったものがなぜかまっとうになりできなかったことが出来るように・・やっぱり他人を意識するとちゃんとなるんだろうか?
と思ったけど、削ったらやたらに鳴りやすくなちゃったリードを使ったというだけとあとで気づく。

嫁さんが今風なかっこつけたのではない昔からのモンブランが食べたいといいだし、あの店にあるからというので行って買ってきた。
おいしかった。
昔風とか言って買ってきたけど子供のころに食べたやつはこんなにおしゃれじゃなくてもっともさっとしてたような。
嫁さんにどうだった?と聞いたら、
んー、現代
嫁さんにもなんか忘れられないものがあるんだろう。

うちのモモさんはペットショップからこんな箱に入ってやってきて、これじゃケーキじゃないかと思った。
小さな息抜き穴から鼻を出して初めての外の世界を一生懸命探ってたのも昨日のことみたいだけどな。

いつもあそこに飛び乗って自分の場所だと言い張ってた。
翌日、会社から帰って練習をする。
毎度のことだけどレッスンが近づいてきたからか、何も考えていないつもりなの各部に余計な力が入るらしく昨日より息が続かない。
とそう思うとさらに体が締まってゆき・・試しに昨日のあの鳴りまくりリードを吹いても全然息が続かないことに気づいて・・
力を抜けばいいことは解るんだけどどこをどうしたら抜けるのかがよくわからない。
仕方がない、レッスンがどうなろうともう仕方ないと言い聞かせながら基本をまたやるだけ。
https://www.youtube.com/watch?v=hZevtHQi7hY
ロメオとジュリエット第1幕第7曲 大公の宣言
単純なアイディアのようでものすごく衝撃的なこの曲、バレエの筋的には領主が争いを起こしたものは死刑だとか言ってるのとそれによって生じる空気・・とかでしょうか
話なんか知らなくても音楽がものすごいことを言ってるというか話を超えてるというか。

威圧するffが消えた瞬間に浮き上がる弦楽器のppp
決してfffじゃないんだというところがまたポイントだったりするような。
第三幕の前奏曲として同じものがほとんどそのまま出てくる
と思ってたけど、楽譜を見てみると

第1幕7曲目の時にはpppだった弦がこちらはppで書いてあるんですね。
それがどうしたってなもんでしょうけど、なんか面白いじゃない。
よく見ると音の配置も違う。
実演で聞いてみたい。
今練習終えたところだけど首というか喉の奥がぎゅーっと締まって凝っちゃってる。
間違ってますね私。
自分で首絞めちゃってるんだもん息も出ないよねそりゃ。
落ち着いて、ゆっくり。
事が思うようにいかなくても、焦らない嘆かない八つ当たりしない。