悪魔が笑ってると思ったけど

この記事を書いて就寝後、夜中で目が覚める。
すぐに再発、入院、手術、仕事という文字が頭に浮かぶなか、まず考えたことは楽器ができず俺はダメだとか言ってたこと。
そんな気持ちでいるからこうなっちゃったのかと・・

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週末は嫁さんと何か食べに行くのが楽しみだったけれどさすがもうまずいなと
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ドライブスルーで買ったものを車の中で食べた。
ここはモモさんとの思い出の場所なので少し寂しく。
職場にコロナ感染者が出るのはもう時間の問題で、誰も責められないし責めるようなことがあってはいけないと思う。
しかしそれとは別次元的に、もし私が最初の感染者になったりすると・・

悪魔が出てきて、
おい、取引をしよう。
おまえのやりたくてどうしてもできないその楽器を吹けるようにしてやる。
その代わりにコロナに感染しろ。
お前にとって悪い話じゃないだろう?
人生終わっちまいますよ。
なんだこれ。
むかしパガニーニという人はヴァイオリンがあまりにも巧すぎ、悪魔に魂を売ってその技術を手に入れたとか言われた。
でも悪魔もやっぱりお前には無理だもういいあっちへ行けとあきれるんじゃないか。
ストラヴィンスキーの兵士の物語は悪魔が出てきて金になる本をやるからそのヴァイオリンをよこせだったっけ?
単純な話じゃなかったと思うけど兵士がヴァイオリンを取り戻し弾いて楽しむと悪魔は弱っていくというくだりがあったような気がする。
私がどうしてもできず腐ると、誰かがどこかで笑みを浮かべ満足しているような気がすることがある。

楽器
お前ができるようにならないのは、人の話を聞いてそれをちゃんとやろうとしないからだ。
今もそういわれているし、これを読んでくれる人の中にもそう思っている人がたくさんいると思います。
私には、わからないんです。
リードを変えるごとに口の感覚と形が変わっているのに気づいて私はいまだ全く何も取得できていないと思った。
ときどきこれだ!と思う事があって、その状態を把握し記憶しようとする。
でも楽器をいったん口から話してわずか数秒、もうおんなじことができないしわからない。
数秒前のことが再現できない自分に、正しい形を取得して維持することなんてできるんだろうか?と思いながら。
楽器を口のどの位置に充てるのかさえ確定していなくて、やるたびに変わってる。
もういま、アンブシュアのことばかり考えて呼吸のことがどっか行っちゃってる。
何もやってないのと同じかそれ以下かもしれない。
リードの不具合も同時に起きているかもしれないけれどもうなんだかよくわからない。
休日なので間に時間を置きつつ何度もやり、呼吸をとか口の中に位置をとかいろいろやったけれどやればやるほどおかしくなってくる。
だけどやらなくてよくなるというのはない。
この論法で行くと私は永久にできないまま
辞めないけどとか頑張りますとか書き続けて4年目。
4年変化がないのならこのまま40年とか100年とか

一時は簡単な曲やエチュードを吹いていた記憶があるんだけれどあれは何だったんだろう?
また、死ねばいいじゃないかという言葉が頭の奥で聴こえる。
声は聞こえないけれど、お前には絶対にやらせないぞという何かも感じる。
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今読み返せば、メンタルめげてますね。

夜中、痛みに耐えていると寒気を感じ喉が渇いてきた。
熱があれば入院手術。今仕事が去年と同様の展開でまた休んだりすれば・・
緊急用抗生剤の袋を見ながら覚悟を決めて熱を測るとまさかの平熱。
よかった。自力で治せるやつか。
悪魔がほんとに来ちゃったよと思ったけれど、また訳のわかんない方向へ進んでいる私へ誰かが警告を発してくださったのではないか
とそう考えたらひどかった痛みが静かに和らいでいった。
会社はとりあえず半休を取った。
で今ここ。
これを機会ととらえ、仕切り直しをしないと。

Tag:黒歴史  Trackback:0 

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Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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