境界線を超えると揉める

凍った湾の向こうには野付半島、その向こうに見える雪の山は国後島。
利尻礼文みたいな観光地になった可能性もあるのか
でもそうじゃない。
3月に入ってからロシア海軍の艦艇が相次いで宗谷海峡や津軽海峡を通過しているというニュースを読んだ。
日本EEZ内で中国船が海洋調査か、も同じ類かもしれない。

あんなに近いのか
いろいろと、よそ事ではない気がする。
はす向かいの新築に人が入居した。
うまくやろうなんて気はないけれど揉めるようなことは避けたい。
音楽を聴くのが好きというかできなくなるとこまるので、あそこが売りに出された時家から音がどのくらい漏れ聞こえるのかを確認しに行った。
音楽は全く聞こえず文句を言われることはないと思う。
へたくそであればあるほどでかい音が鳴ってしまう楽器は嫁さんによると道路まで聞こえるけれどそんなには・・だそうだ。
意外に距離があるため多分向こうの家の中までは聞こえないと思うけれど庭先に立たれると私のこのめちゃくちゃな楽器練習が聞こえてしまうんだろう。
休みの昼間に練習しているとあのうちの人だろうか話声が聞こえる。
今は吹くのをやめておこうかなと一瞬思いかけたけれど、そうすると私は一生人前で吹けずに終わる気がしたので構わず続ける。
おい俺の音を聞けや・・嘘です。
音が抜けたり裏返ったりみっともないったらありゃしない
なんて思っていたあの時より今はまだひどくなってしまった。
そして明日レッスン。
楽器
まだ調子が悪い。いやちがう、ひどくなってる。
何度も繰り返しているレッスンが近づくに連れてめちゃくちゃになっていく病だと思う。
もともとめちゃくちゃだけどレッスンまで時間があると気楽に捉えまずいと思っていなかっただけ・・な可能性も考えるけれど明らかに出来てたはずのことが出来なくなっていってる気が。
いいときは口の中がどんなだったかを思い出しても思い出せない。
多分いい状態というときは今治そう治そうと意識するようなそこについては全く考えてないからかもしれない。
余計なことを考えなくても音がすっと鳴ってメトロノームの音もはっきり聞こえ、ここをこうしようとか気を付けようとかいろんなことを考えながらやれていたと思う。
今、そこを強く意識している時点でもう見失って進めずというところなんだろう。
解らない代わりに頭は勝手に鳴らないものを鳴らそうと体を鳴らない方向へ動かそうとしているとも思う。
メトロノームも聞こえないというか聞いてないことに気づく。
指もおかしく・・
ダメだなと思ってやっていたけれどおしまい近くに噛みすぎていることに気づく。
噛むにもいろいろあって・・こうかな
ああこれだ!と思ういい感じが得られたけれど長続きしない。
めちゃくちゃに吹いた時間が長くて疲れてしまったからか、
一瞬いいような気がしたけれど実はまだ出来ちゃいないのか
わからない。
なんであれ、今日はもうおしまい。