昔霊能者に

駅舎の中は壁一面名刺が張り付けられている。私のもあったはずだけど10年以上たって今はどうかな
少し前、音も鳴らせなくなった楽器をもってレッスンに向かっていた。
交差点で止まりふと横を見ると暗い商店街の中そこだけ明るいドアは占いの館みたいなところ。以前若い女性が出てくるのを見たことがある。
時間と金額が書いてあるのをみていてふと
楽器このまま続けて成就するのか、時間の無駄でしかないのか・・聞いてみようか
普段ならそんなこと絶対思わないけど追い詰められるとね。
昔自分以外のことで本当に困り途方に暮れ、たった一度だけだけど霊能者みたいな人のところに駆け込んだことがあります。
多分各地域にそういうのあるもんなんだろうと思うけれど、普通に調べても見つからないそこへなぜいけたかなどはちょっと書けません。
助けてほしい一心で駆け込んだのでいざ何を聴きたいか?といわれて困ったのを覚えてる。
困ってても始まらないので相談の体裁を整えた。
そういうところだから一部の人には理解不能な話もはさむんだけど、言い出せなかった本当に困ったことへもちゃんと言及してもらった記憶がある。
高額な壺を売りつけられるとか滝に打たれろみたいな変な話はなく、洗脳されて通い続けたりもしてない。
何を相談したかや何を聴いたかは書けないけれど今思うのは、教えてくれることは地図みたいなものでそこへ連れて行ってくれるわけじゃない。
そこへ向かうかどうかを決めるのも、つらくても困難でもそこへ向かって進んでいくのも結局自分。
行こうとしなければ、大丈夫必ずそうなるからと言われたことも成就はしない。
そんなこと。
https://www.youtube.com/watch?v=3mYQuFR8R4Y
そう思えば、
楽器も自分がやりたいし必要だと思えばあなた無駄ですよと言われても続けるだろうし、折れてしまうんならあなた大丈夫だからと言われてもたどりつかない。
でも行き詰ってどうにもならない時の気持ちもわかるからああいうの否定する気はさらさらないです。
誰かにとって必要。
あの日はまた頑張ろうとか思って帰ってきたので占いに行こうか問題がそれ以上発展することはなかった。
楽器
休みなので午前と午後に
午前はリード10本を少しづつ吹いたけれどどうも調子が悪い。
一つは削りすぎて薄くなっちゃったリードを吹いたため口がおかしくなったかもしれない。
それから、リードを自分に合わせるはいいけど口がどんどん甘えてどんどん吹けない人になっている可能性を感じた。
午後、苦手だけどこれが出来なきゃというエチュードを楽譜通りではなくレッスン先生に指示された通り細かい部分は音価を倍にしてタンギングを丁寧に長く吹いても経たらないように。
それをリード2本くらいをやって、いいなこの練習を重ねようなんて思ったところでちょっと中断。
再開後、またおかしくなってゆく。
どうも、いいときに今口がこういう感じだなーと意識し、それをまたやろうと意識したがために変なことをしだして口が壊れて行っている気がする。
何も考えなければいつまでもできないけれど、私という人間は何かを考えてもいけないのだ。
じゃあどうするのだ?
最後にレッスンで助けてくれたあのリードを吹いてもダメだったので、今は私が壊れてる。
考えてみると、リードを削った時にいい悪いを判断していたのはこの壊れた自分であるかもしれず、リードをダメにしているかもしれない。
まあ、ネガティブなことばかり考えるとまた悪夢へ帰っていきそうなので
今日はもう忘れてまたあした。
大丈夫。
まだ大丈夫。