2023/01/01

掃除で人生がわかる

明けましておめでとうごさいます。
今年もよろしくお願いします。
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数日前に行った喫茶店はかつて俳優の三國廉太郎が通ったそうで三國ブレントというのがあったりもするけれど、本格珈琲の飲めない私はアレンジでシナモン風味のクレーム・カプチーノ
はいいけど
年末の天ぷらを2回珈琲みたいなものを3回短期間でもともと調子が悪かった腹がまた炎症。
死ぬまで付き合うのはわかってるつもりだけど
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3分の2くらい飲んだところで後ろの声の大きなお客が帰ったら別世界みたいに心地よい世界が広がって、もう俺は静かに生きていきたいなんてしみじみ思っていた
けど、時間が経ってみると人としてそんなことでいいのかという気もする。

元旦の朝、素足にサンダル履きで外に出てみると気持ちがいいのでそのまま少し歩いた。部屋着のままでも日に当たってれば何とかなる静岡。
富士山を眺めていると知らないおっさんが歩いてきて綺麗ですねと声を交わす。
ああ人と話した。
今度は知ってる人が来たのでおめでとうございますとあいさつすると
あれわんちゃんは?
という事はお会いするの1年以上ぶりなのか、大昔の東映のスターみたいだったその人は大きく年を取ったように見えた。
途中ある家からピアノの音。もうあの子という年でもないのかもしれないし会ったこともないあの子もやってたのか。
聞こえた瞬間に電子ピアノじゃなく生ピアノだっていうのはわかりますよね。
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ピアノ習うと言ったらある方から中古のアップライトでいいから生ピアノで練習した方がいいですよとお声掛けを頂いた。そうなんだろうなと思ったし、先生と話していても買えとは言われないけれどでもできるんならそうした方がいいというような空気があった。
けどやっぱり外に聞こえちゃうよね。日のあるうちに練習できる子供はいいけど会社員の練習は夜だし
それよりもう23年か4年になるこの電子ピアノは据え置き型のいわゆる電子ピアノではなくてステージにもってくようなやつで
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こんなピッチベンドがついていたりして実楽器では不可能なピアノのポルタメントが聴けないこともない。使わないけど。
写真撮る前に水拭きしたんだけど長年手入れしてなかったのがばれますね。後でゆっくり磨きます。
この楽器との出会いも少しいかれていて、休みもなく夜中に帰って早朝出勤という毎日だったあの頃、突然来た休みの日にどうしてもピアノが弾きたくなり楽器屋で今持って帰れるものはないかと言って買ってきた。
今は小さく軽いのに88鍵のピアノ鍵盤をもってるようなのがたくさん置いてあるけどあの頃はそんなもんなく、これは結構特殊な位置づけだったような
初め店員さんと話してた気がするけれどスタンドの在庫がないというからひどく錆びついた展示用のこれでいいとか言ってたら変なのが来たという事になって社長さんがでてきたり。名刺を渡してくれながらわかった段取りしましょうと。名古屋の大須だったような
持って帰って弾いた記憶はないけれど、その後きいたよ!ピアノが弾けるんだって?と言われた記憶はある。
その人から折角いろいろ誘ってもらったのに逃げ続けた記憶も
その後いかれてその会社からは逃げたけど、そのあと数年くらいは毎日これの前に座り弾けるでもない曲を弾き真似したり自分で作った曲を弾いたりとずいぶんかまってもらった。
触らなくなっちゃったのはいつごろからか、少なくとも結婚してからの10年くらいは嫁さんが時々静かにに弾くだけ。
しかし出会った経緯を思い出せば愛着のあるこの電子ピアノはまだ鍵盤も元気で何の問題もない。
24年目にしてやっとちゃんと弾いてあげられるようになった
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弾いてると鍵盤の上を西日が通過していった。
この時期の夕日はなんでかネガティブを拾ってしまう。
ふと嫌なことが頭をかすめると、さっきまで訳なく弾けてたものをやたらに間違えだしたりして。

大みそかの夕方洗車をした。ものすごく冷たかったけどなんかやることやった気がして少し救われる。
朝顔の弦をはがしてまた来年ねとか言いながら種をその辺に投げ、それから音楽を聴いた
モーツァルトのジュピターとマーラーの4番と、久しぶりにバッハのBWV147をオルガンで締めはパッサカリアととフーガハ短調で両曲とも中学生の頃始めて買ってきたCDで思い出というか人生振り返るような

https://www.youtube.com/watch?v=lDdhxuRqo3I&t=536s
今風の演奏のCDも持っているけれどどうしても古臭いのかもしれないこっちを聴いてしまう。
知っている人には有名な宇野功芳という評論家がクラシック音楽に目覚めたものでモーツァルトの魅力に取りつかれないものがいるだろうか?なんて書いてるのを見てここにいるわと思ったけれど、後期交響曲6曲セットくらいはなんとなく聴かないでもない。
以前別な曲狙いで行ったコンサートの前半でこれを聴き、うっかり感動してしまった。
オケを斜め後ろから見るような席で練習とは違うのかもしれない指揮者の指示にオケがこたえていく様子や小編成のオケが音楽を作ってる様子がよく見えて・・
音楽は生まれる現場に立ち会うべきだとあの時思ったけれど、あの後頭がいかれてしまい音楽をやってる人というのに近寄れない病が・・
正月から何を書いてるのかと自分でも思うけれどこれが私なので。
ピアノ頑張りたいな。
ひとりの楽器だけどレッスンに通うということは一人我流とは全然違う世界なわけで
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載せそこなったからここに書くとクリスマスイブは今年もいつもの店に行った。
多分私たちの前にお客はいなかったし
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私たちがいる間もその後もお客はなく私たち夫婦の貸し切りみたいだった。
イブの夜あの店に行くようになって何年めか、お店の人もこの夫婦また来たなと思っているはずだけど
でもなんの会話もなくただ支払い時にありがとうございますと言われるだけ。
それでいいの。
振り返るとこれまでの人生中に鼻歌交じりで洗剤を買ってきて部屋の掃除をした記憶が何度か出てきた。
多分みんな精神的に調子がよかった時だと思う。
今年は掃除をしたくてするような私になれるでしょうか?