レッスンと汚れ40何年分

桜も終わりますね。
どうも気分が曇るのを天中殺のせいにして
行けなくなるかもなと思っていた3週間ぶりなるピアノのレッスンに行けた。
もってくのはノクターンの14番だけ。
とりあえず全曲を弾き通すとやっぱりいろいろミスがでて・・先生明らかに間違って覚えてるなというところはすぐ止めるけどどうしても出ちゃう感じのミスをいちいち貶したりしない。
弾けていますから表現的なところについてみて行きましょうかということで

序奏は指を寝かせてもっとつなげるように
主旋律はもっと歌って

ショパンだから、特にこの曲は指を立てていくようなクレッシェンドやフォルテを出してはいけない。
体を使って

ここの歌い方
言葉じゃないので書けないけど

piu lentoだから!
の声を私は最初の2つの和音はゆったりたっぷり・・と理解した。

前打音FからつぎのGへはもっと突っ込んだほうがいい

トリルが強すぎる
左手を聴かせるために限界まで抑えて
・・弱くする・・それだけだけどそれが私には難しい

トリル大きくしない!
その次私の楽譜にはないデクレッシェンドの記号を鉛筆で思い切り書き込んでくれて、私の楽譜にはある到達点のアクセントを×で消して・・私はどちらかというと終わりに向けてクレッシェンド気味で弾いたらしい。
せっかくここまで作ってきた世界を壊さないように
他のあらゆるところも
・・そうそれがショパンだよなぁそうだよなぁ・・と思いながら。
この曲youtubeでいろいろ聴いたけどコンクールでどうのという人にが指をたて派手にクレッシェンドしてたいたのを思い出す。いろんな解釈があると思うし、いっぱいいる中で出て行こう思ったら正しくやってる場合じゃないんだというのもあるかもしれない。
なんであれ私は先生に出会えてよかった。
最後リタルダンド書いてないんだからそんなに落とさなくていいから・・あっ音探ってるから遅くなってるのねと笑われてはずかしい
いやうちじゃもうちょっとうまく行ってたはずで
最終和音のアルペジオの歌い方。
次のレッスンくらいまでかかるかなと思ったけどと言いながら楽譜に日付を書き入れてくれる。この曲終わりましたよということか、私は正直今日言われたことをもう一度練習してきてみてもらいたかったのとなぜだか寂しい気持ちが出てしまい
だけど次の曲の話をし始めた先生がいずれはスケルツォとかバラードもやりたいでしょ?と嬉しそうに・・やりたいけどあんなの私に弾けるんですか?
弾けますよ!
その弾けますよは今すぐにという意味はないのはもちろんわかるしそこまでは結構遠いと思う。
それは逆に何曲かこなして満足したらそこで終わりですよという事ではなくちゃんとやってきましょうねと言ってもらえたんだと思えば
次やる曲はもうシューマンで決まっててどの出版社の楽譜を買えばいいかという話をしてたらまたびっくりするような曲を弾いた方がいいとか弾けるとか言われたり、スルーされるつもりで言ってみたドビュッシーが編曲した2台ピアノ用の・・に、楽譜持ってるなら写真でいいから送ってみてと言われたり、そのまた先にいつかやりたい曲の話をしたら・・
急にいろいろ夢がないそうになってるけど大丈夫か?
子供の頃から色々ひどすぎた私はどうしてもどこかでみんな勘違いだったという落ちが来るんじゃないかという思いが消えない。
昔、ありえないようなすごいチャンスが思い切り来ていたのに自分でそれが信じられずそんな訳はないと思って不意にしたことがあった。
今のこれはそうならないように。
そうならないようにするにはどうしたらいいかを今いろいろ考えてたり

通りから外れ山と川に隠れたような場所なのに名所らしく人でいっぱいだった。
あの川の対岸を通ると子供の頃に来たという記憶がなんとなくでてくる。あの時確か桜の名所があるときいたはいいが見つけられず・・昔のことはもういいよ
カフェに寄ったりもせず家に帰り

京都駅で買ってきた八つ橋を食べる
桜の八つ橋
美味しかった。