バーベキューじゃない人と艶のある髪
連休中、混んでない場所として思いついたいつもの焼き肉屋に行った。

安価なチェーン店でいつ来ても何か一品忘れたり皿がなかったりドリンクバーの機械から味の基が出ないで炭酸水だけ出てきたりと散々だけど、でも席がパーテーションみたいなので区切られてて騒々しくないのでよく来る。
いつも写真を撮るんだけどブログになり切れず没になって消えてく。
焼肉と言えば

もう10年以上前の北海道美瑛に行き

すり鉢みたいな地形に線路がそのまま突っ込んでいくここが面白く眺めてたらやってきた列車には

バーベキューカーというのが連結されてた。
列車が通過すると焼き肉のにおいが残るってのはあんまりないから笑う。
この時も楽しそうなあそこは自分の居場所じゃないとかいう余計な考えが少しよぎってたりして。
なんか富良野から旭川ってあっという間についちゃいそうな気がするけど・・ゆっくり食えるのかな?
ゆっくり食うとかじゃなくても楽しいだろうな。

ここはあの踏切から近いんじゃなかったかな。列車からもこの景色見えるかも。
あの真ん中の道をずっと上っていくと・・
やたらに走り回って皆覚えたものも
もうわすれちゃった。
調べると焼肉列車はテーブルの上に家庭で使う感じの電気式ホットプレートを置いてみたいなのだったのね。
日本の鉄道はいくつかの事故を経て火災に対する安全基準をものすごく厳しくとってるんだったと思う。ガスとか炭火って訳にはいかないんでしょうけど、そんなとこ追求するんじゃなく家族とか仲のいい人とそんなもんに乗ったよってな話がいいわけでしょうね。

この樹、名前もついてたりして有名だったんだけど観光客が畑をを荒らすことに耐えかねた地主が怒って切っちゃったんですよね確か。
親父さんか祖父が植えた大切な樹とかじゃなかったっけ・・怒りに任せてとかじゃなくかなり悲しかったんじゃないかと思う。
樹は何を思っていただろうか。
他人事みたいに書いてるけど俺もその悪の観光客の一人なんでしょうね。

この後稚内へ行き次は帯広とめちゃくちゃな工程だったけど素晴らしい景色に包まれ最高だった。
誰とも会わず話さず呑まず人のいるところには近寄らずただいろんな景色を眺めて回ってるだけなのは誰かにとっては旅行なんかではなく、人間ですらないように見えるかもしれない。
他人がどう思おうがそんなの知らねーけど。

休みになると周囲の家々からバーベキューの匂いや声が聴こえてきたりする。
幸せ家族とか、楽しい若い時、友達、仲間・・
・・とまたいつものように私はそれができないダメ人間ですみたいなことを書こうとしちゃう自分に、それもいいけどマンネリ化して詰まんないですからなんか違う書きようを探してくださいと言ってみる。

そういえば俺は食堂車ってのに乗ったことがあったっけか?と考えてみると多分一回だけか。
大学に入って最初の帰省で乗った寝台特急で食堂車へ行ってみたのはちょうど八幡製鉄所が車窓に見えたじゃなかったか。
もう食堂車というのも末期でメニューはかなり限定されお客もいなくなあんまりきれいでもなくわくわく感もなく・・頼んだカレーは結構高価なのに器から味から学食より・・というもの。
だけど多分悪いのは食堂車の方じゃない。
あの頃病的な卑屈の塊が服を着て歩いているような状態だったから、子供のころからあこがれた列車に乗っても何を見ても何に触っても全く面白くなくすべてが・・
そんな人になっちまってたんだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=8liF-5JYnSg
これも山の農家の納屋カフェで流れてた曲。
その後は帰省もしなくなる。
海からかなり遠いところに住んでいたけれど、自転車で海まで行きポータブルプレーヤーで音楽を聴いたりしてた。
ものすごい炎天下で優雅とかとは違う、ちょっと頭のおかしい人だ。
理由は書けないけど、自分が日の光に当たらなくちゃならないからみたいなことを考えて・・ただ一人で。
イヤホンでオーケストラ音楽なんか聞けないのでピアノのCDをもっていった。
その時中にこの曲もあったのを覚えている。
亜麻色の髪の乙女という曲名は詩人の詩が発端になっているらしいけれど、日本語訳で台無しになってるものも多いらしい中で亜麻色って言葉はそれ自体が作品って感じでなんかいいですかね。
うちの嫁さんはむかしから髪を染めたりしなかったけど、真っ黒とも違う。
昔、艶のあるその髪を見ながら、今のこれはほんとに俺の俺なのか?
と思ったことがあった。
何を思い出しても自分はダメ人間ですみたいになってしまう・・とさっきまで思ってたけど、そんなに駄目じゃないんじゃないかと自分で自分に言ってみる。
バーベキューカーはもう廃車されちゃったようだ。
私は列車に乗れば流れゆく景色がごちそうで釘づけになっちゃうから目の前に焼き肉があっても全然食い終わらないうちに終点についちゃうだろうなぁ・・

日没の瞬間からしばらく続くちょっと明かりの残った時間も何だかいいんですよね。
今日、こじらせば長引き他のことまで引きずり低迷させることになりかねなかった不安要素を2つ解消できた。
あちがう、もうひとつ大きななことがあった。
嫌な事が立て続けに襲ってきて碌な・・という印象があるけど実際逆だ。
今日も生きてるし、多分明日も生きてく。
いいこともあるかもしれない。

安価なチェーン店でいつ来ても何か一品忘れたり皿がなかったりドリンクバーの機械から味の基が出ないで炭酸水だけ出てきたりと散々だけど、でも席がパーテーションみたいなので区切られてて騒々しくないのでよく来る。
いつも写真を撮るんだけどブログになり切れず没になって消えてく。
焼肉と言えば

もう10年以上前の北海道美瑛に行き

すり鉢みたいな地形に線路がそのまま突っ込んでいくここが面白く眺めてたらやってきた列車には

バーベキューカーというのが連結されてた。
列車が通過すると焼き肉のにおいが残るってのはあんまりないから笑う。
この時も楽しそうなあそこは自分の居場所じゃないとかいう余計な考えが少しよぎってたりして。
なんか富良野から旭川ってあっという間についちゃいそうな気がするけど・・ゆっくり食えるのかな?
ゆっくり食うとかじゃなくても楽しいだろうな。

ここはあの踏切から近いんじゃなかったかな。列車からもこの景色見えるかも。
あの真ん中の道をずっと上っていくと・・
やたらに走り回って皆覚えたものも
もうわすれちゃった。
調べると焼肉列車はテーブルの上に家庭で使う感じの電気式ホットプレートを置いてみたいなのだったのね。
日本の鉄道はいくつかの事故を経て火災に対する安全基準をものすごく厳しくとってるんだったと思う。ガスとか炭火って訳にはいかないんでしょうけど、そんなとこ追求するんじゃなく家族とか仲のいい人とそんなもんに乗ったよってな話がいいわけでしょうね。

この樹、名前もついてたりして有名だったんだけど観光客が畑をを荒らすことに耐えかねた地主が怒って切っちゃったんですよね確か。
親父さんか祖父が植えた大切な樹とかじゃなかったっけ・・怒りに任せてとかじゃなくかなり悲しかったんじゃないかと思う。
樹は何を思っていただろうか。
他人事みたいに書いてるけど俺もその悪の観光客の一人なんでしょうね。

この後稚内へ行き次は帯広とめちゃくちゃな工程だったけど素晴らしい景色に包まれ最高だった。
誰とも会わず話さず呑まず人のいるところには近寄らずただいろんな景色を眺めて回ってるだけなのは誰かにとっては旅行なんかではなく、人間ですらないように見えるかもしれない。
他人がどう思おうがそんなの知らねーけど。

休みになると周囲の家々からバーベキューの匂いや声が聴こえてきたりする。
幸せ家族とか、楽しい若い時、友達、仲間・・
・・とまたいつものように私はそれができないダメ人間ですみたいなことを書こうとしちゃう自分に、それもいいけどマンネリ化して詰まんないですからなんか違う書きようを探してくださいと言ってみる。

そういえば俺は食堂車ってのに乗ったことがあったっけか?と考えてみると多分一回だけか。
大学に入って最初の帰省で乗った寝台特急で食堂車へ行ってみたのはちょうど八幡製鉄所が車窓に見えたじゃなかったか。
もう食堂車というのも末期でメニューはかなり限定されお客もいなくなあんまりきれいでもなくわくわく感もなく・・頼んだカレーは結構高価なのに器から味から学食より・・というもの。
だけど多分悪いのは食堂車の方じゃない。
あの頃病的な卑屈の塊が服を着て歩いているような状態だったから、子供のころからあこがれた列車に乗っても何を見ても何に触っても全く面白くなくすべてが・・
そんな人になっちまってたんだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=8liF-5JYnSg
これも山の農家の納屋カフェで流れてた曲。
その後は帰省もしなくなる。
海からかなり遠いところに住んでいたけれど、自転車で海まで行きポータブルプレーヤーで音楽を聴いたりしてた。
ものすごい炎天下で優雅とかとは違う、ちょっと頭のおかしい人だ。
理由は書けないけど、自分が日の光に当たらなくちゃならないからみたいなことを考えて・・ただ一人で。
イヤホンでオーケストラ音楽なんか聞けないのでピアノのCDをもっていった。
その時中にこの曲もあったのを覚えている。
亜麻色の髪の乙女という曲名は詩人の詩が発端になっているらしいけれど、日本語訳で台無しになってるものも多いらしい中で亜麻色って言葉はそれ自体が作品って感じでなんかいいですかね。
うちの嫁さんはむかしから髪を染めたりしなかったけど、真っ黒とも違う。
昔、艶のあるその髪を見ながら、今のこれはほんとに俺の俺なのか?
と思ったことがあった。
何を思い出しても自分はダメ人間ですみたいになってしまう・・とさっきまで思ってたけど、そんなに駄目じゃないんじゃないかと自分で自分に言ってみる。
バーベキューカーはもう廃車されちゃったようだ。
私は列車に乗れば流れゆく景色がごちそうで釘づけになっちゃうから目の前に焼き肉があっても全然食い終わらないうちに終点についちゃうだろうなぁ・・

日没の瞬間からしばらく続くちょっと明かりの残った時間も何だかいいんですよね。
今日、こじらせば長引き他のことまで引きずり低迷させることになりかねなかった不安要素を2つ解消できた。
あちがう、もうひとつ大きななことがあった。
嫌な事が立て続けに襲ってきて碌な・・という印象があるけど実際逆だ。
今日も生きてるし、多分明日も生きてく。
いいこともあるかもしれない。
Comment
こんにちは。
北海道、良い時期に出かけられましたね。
さんまさんや志村けんさん、意地悪しない笑いの取り方が大好きなのですが、さんまさんの座右の銘、「人生、生きてるだけで丸儲け!」、時々思い出してます。
yokoblueplanetさん、こんにちは
いいことも悪いことも、何かあるとすれば生きていればこそですね。
行きたいと願いながらかなわなかった人を見たことがあり
それを思い出せば本当に
いまありがたく幸せだと思いますね。
どうもありがとうございます。
unagiさんのブログと北海道の写真はすごくマッチしていていいですね。
今回はピアノもいい!
奥様は亜麻色の、艶のある髪なんですね。
おきれいで、素敵な方なのでしょうね(´▽`)
それだけで最高の人生じゃないですか!
こまちょんたさん、こんにちは
北海道も北の方に行くとちょっとヨーロッパみたいな趣があるんですよね。
ヨーロッパなんか行ったことないんですけどクラシック音楽が大好きとか言ってる人としては惹かれるものがあります。
隠したようなところのぽっとある景色がいいんですよね。
亜麻色ってどんな色か全然調べもしなかったんですがあまが甘栗みたいで栗色なのかと思っていました。
色々ありましたが、そんな自分にあるわけのないことがあると思うと
神様がいるんじゃないかと思わずにはいられません。
どうもありがとうございました。
お写真は美瑛というところですか?
ドイツの、わたしが住んでいた場所の風景にそっくりです!
牧草巻き巻きの写真なんて、ドイツ人に見せても
「うちの近所?」って言いそう!
いいなぁ、いま首都圏在住ですが、老後は北海道に住みたい。
はなこさん、こんにちは
そうですここは美瑛です。
日本離れした景色がいいですよね。
今は人がいっぱい来るので実際の景色は人だらけかもしれません。
私は逆に花子さんのいたドイツに行ってみたいなぁ・・
いつか行けるかなぁ・・
ドイツあんな感じなんですね・・
どうもありがとうございました。