寒 ショスタコーヴィチ 交響曲第11番

寒いのでこれ書いてたら風が吹いてあったかくなってんの。

寒い音楽といえば
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ショスタコーヴィチ 交響曲第11番ト短調 1905年
その冒頭。

厳寒のロシア、うっすらと日は差しているのですが、空気も凍り付いて動かない・・何も動かないし、音も聞こえない・・・
弱音器を付け、ビブラートなしの弦のユニゾン、持続音、ふっと訪れる無音・・・調号はト短調だけど音楽はEとBに♮がついて怪しく光る。
登りきったところで持続音と半音でぶつかるところがショスタコだなって感じ。。
この後に起こること・・・このト短調ではなく怪しく長調的に響く音がかえって・・・うまくいえねーや寒いし。
これを初めて聴いたのは高校生のころ、FMでだった。
圧倒的な印象にやられて、ずっと耳に焼き付いたそれを自分で弾いてみていたのを思い出します。
その時の盤は ロジェストヴェンスキー指揮ソ連文化省交響楽団。そのCDを買い求めずっと聴いています。
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あとから聞いたいくつかの演奏が標準なのかもしれない。
この時代にはなかった重戦車が出てきちゃってるようなロジェストヴィンスキー盤、 最初に聞いたのがこれなので、これが刷り込まれてしまった。
一緒に買った交響曲第10番は聞くのが嫌になるほど音が悪いですがこちらは良くはないけど結構聴けます。
この人、来日した時アカデミアで楽譜あさってたってどこかで読んだけど本当?

ここ、弦はppだけどハープはp。ハープは結構聞こえなくちゃいけないと思う。
さっき聞いた別な盤はハープが弦に隠れすぎで、怪しい寒さが出てなかった。



Tag:ショスタコーヴィチ  comment:0 

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