リセットしてがんばんなくっちゃな

レッスン前日、調子悪いんだから一刻も早く帰って練習を・・せず用をこなすため他所へ向かう。
原因を探り対策を見つけ取り組むんだというつもりでやってるけれど、実際は変なことを繰り返し取り返しのつかない方向へ自分で加速してしまうことはわかってる。
結局、取れる時間いっぱい必死にやっちゃって自分はやれば必ず失敗するという認識を刻みこんじゃったんだけど。
悪い癖や思い込みはすぐ定着しなかなか取れなくなる。
おかしいならやめた方がいいのだけど、じゃあやめてれば戻るのかと言えば・・先日2週間くらい吹かなかったらびっくりするようなリセットが出来た。でも毎回それでというわけにはいかないだろう。
今回のは今度こそ手が届くような気がしてたところからいきなり落ちたから動揺した。
私は今の自分の根底にある成長期の欠陥人間的認識の克服をここに重ねちゃってるので、自分に向かってダメなら死ねとか極端なことが口から出ちゃったり。

悲惨なことになることは承知の上でレッスンに向かう。
切腹する人が白い恰好で作法をひとつづ丁寧に踏んでく・あんなにすごくはないけど、覚悟しすぎるともう緊張もしないのね。
開口一番メールのことをお詫びして・・そんな話はいいか。
メールの字面とは別に私がほんとはどうなってるかが先生には伝わっていたんだろう、通常のレッスンは中止。
先週もらったリードはすべてすぐ捨てるように言われ、自分のリードをすべて吹いてチェックしてもらった結果10本以上が駄目だからすぐ捨てるように指示され・・それもいいか。
先生から先週いただいたリードや私が思うこれなら絶対大丈夫リードは楽に簡単に音が出るためいいようだけど私の吹き方だとすぐにリードをへたらせてしまう。そしてそこへ自分の口を合わせていくので自分がどんどん壊れる。
もう一つ、先週浅くくわえすぎ噛みすぎと言われたことを意識しすぎて深くくわえすぎのゆるゆる状態になってしまっていた。
そこで出てくる弊害を、別なところを動かして治そうとするのでどんどん壊れて・・という感じだったのかな。
見てもらいつつ得られた正しいリードの感覚と咥える位置などから、失われたあのいい状態がイメージできるような気がした。
そんなもんいい加減自分で感じて取得しろや!・・と確かレッスン通い始めて3回目くらいで言われたと思う。
今何回目だろう?
実際、小さな子供でも理屈じゃなく感じてバランスをとってあっという間にできるようになるようなことなんだろう。
それこそ箸を持つとか筆を持つとか。
あえて筆とか箸と書いたのは、私は46歳になってもそれができないからだけど。
飯も食うし鉛筆で字くらいは書くけどね。
それこそが最近の私の自分観の中心で、もっと恥辱的な数々のできないことをここに並べて書いたりしてた。
なんであれそれらがさっとできるんなら今頃楽器教室になんて通ってないだろうし今と違う人格の私であったかもしれないし今頃ブログなんて書いたりしてなかったと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=HoJWefFvoG0
ブラームスの第3ソナタはスケルツォを中心としたシンメトリー構成になっていて・・この曲作者二十歳くらいの作だと思う。
自分も二十歳の頃にCDを買ってきてこれをよく聴いた。
楽譜を買ってきてよく弾いた・・なら書いて様になるけどね。
当時からそう言うのは自分には関係ない話で空を飛べるとか手からビームが出るとかそれくらい遠いものだと感じてた。
感じてたけどどうにも諦められないので弾けるわけないのに楽譜を眺めたり・・
習いに行こうとは考えなかったのは、どうなるかがわかっていたから。
どうなるかも込みで、それでもやってやるんだうるせーなとか思えるようになったのがやっと今頃。
あの頃いい曲だなぁなんて思ったそれは今も変わらないけれど、今聴くといろんな意味でああ若いなぁと思う。
あのころはそんなことが感じられるわけもなかった。

楽器、どうなるかとかどうなったかはこれから。
私は楽器をやってる人じゃなくそこを目指してる人で、あるのは頑張ろうという気持ちだけ。
あとはなんにもないの。
それが無くなったら終わり。
あほかと思われるだろうけど私にとっては人間になろうと挑戦する最後のチャンスだとかいう思いを重ねてるので、終わったら本当に終わり。
今回のレッスンはレッスンに数えずもう一日別途レッスンを追加すると言っていただけ全く可能性がなく無駄だと思う人には多分そういわないだろうと思う事にする。
終わってなかったし終わらなくてもよかった。
よかった。
Comment
本当
ほんと良かった。
頑張れとか頑張らなくていいよとか
そんなんじゃなくて。
好き。
好きって10回書いたら、できそうな気がする。
好きなんでしょ。
それでいいの。
そう、今日あたりできる。
今夜あたりかめはめ波を出せそうです。
すごく助かりました。
幸せをありがとうございます。
うまく伝えられませんが
応援しています。
unagiさん、こんにちは。
楽器、難しそうですね。文面からもunagiさんが必死に真剣に一生懸命取り組んでいらっしゃる姿がひしひしと伝わってきます。
僕にとってはゴルフが一緒だなあ、と。あ、ごめんなさい。僕のゴルフはお遊びで真剣度合いが足りないかもしれないかもしれませんが。
でも、それなりにああでもない、こうでもない、と自分なりに努力しているんですが、いつまで経っても上手にならないし、始めたばかりの初心者の方にあっさり負けてしまったり。
すごく楽しみにしてラウンドに臨んだら、まったく違う結果に終わって、大げさじゃなく僕の人生なんなんだろう、って落ち込んだり。
でも、そういう具合だからいつまでも夢を持って続けている気もします。
というわけで、これからも頑張ってください。陰ながら応援しております。
しまぽよさん、こんにちは
コメントを頂けてとても嬉しいです。
好きという事はすごいですよね。
好きがなければいけない所があると思いますし、
だ取り付けずにもがいているだけでも
好きなことをめがけて体当たりしている間は
なんというか、生きてる気がします。
がんばります。
かめはめ波出たら教えてください。
どうもありがとうございました。
ばけぺんさん、こんにちは
ああわかります。
私はゴルフはわからないんですが、でもたぶん一緒ですよね。
体全部と全神経と心もみんな使って結果を求めていく当店でまったく一緒ですし、
よく耳にする脱力が大事・・とか。
音楽はスポーツじゃないんだから・・という話もよくありますが楽器演奏者って
アスリートなんだなと思う事がよくあります。
逆にスポーツも芸術なんでしょうね。
人生を底に感じちゃうというのも同感です。
うまくいかないと壊滅的にめげますが、
そういう物をもって生きていられるって
きっと幸せな事ですよね。
どうもありがとうございました。