相手が言わないからいいなんて思ってると取返しのつかないことになったり。

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先日、休みの午前中自転車で当てもなく走って踏切を渡った・・それだけ。

書いてる今も休日で曇り空。窓を開けると蝉の声
先ほどは近所の小さな子供の声とピアノの音が断片的に聞こえていた。
素敵な時間とかいえる人になりたかったけれど私にはどちらも聞こえてうれしいものじゃない。
ピアノな家は小さな子がいる家のさらに向こうにあり結構楽しそうだけど多分クラシックは嫌いだと思う。大きなお世話だなそんなの。
しかしうちは離れてるからいいけどあんなでかい音そのままだしてて隣家は文句を言わないんだろうか?
そういう自分はレッスンでゴミのような音だとか言われながらの楽器の練習をしているわけで、道を歩く人にああゴミのような音だなと思われるのは仕方ないにしろ一軒だけある隣家に迷惑をかけてはいけないと思ってる。
一番遠い部屋を閉め切り、時間も決めて・・時々笑顔で話をする機会があるけれど特に苦言を言われたことはない。
ないけど言わないだけかもしれない。もっとも、こちらも揉めてはいけないと言わずに抑えていることはある。
言いたいことはそんなことじゃなくて、今日も練習しましたよ。
まずゴミじゃない音を出せるようになれるまで。
ロングトーン、タンギングとか書いていいでしょうか。
できてませんけど。

小さな子のいる家の前を先日歩いていたら中からエリーゼのためにが聞こえてきて耳を疑った。
小さい孫に習わせようと電子ピアノか何かを・・だけどまだあんなのを弾く年齢じゃないだろう…お母さんはエリーゼのためになんかやる年代じゃないんじゃないか。そもそもお母さん見かけないし、じゃおばあちゃん?
テンポとかちょっとゆがんでるけど相当弾いた感は伝わってくる。何十年ぶりに触ったけど体が覚えてて・・
最近あんまり聞こえないけど、昔は街中で聞こえてたんじゃないかなああいうのが。
全然違うかもしれないし実際どうなのかを知りたくもないけど、そんなことを考えた。

ずっと休日はコンビニというわけにいかないので
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油淋鶏定食に見えるけど肉ではなく大豆を使ったもので吸い物のかつおだし以外はみんな野菜の何とかプレート。正直今の私にはちょっと多めで食べすぎな感じ。
あの紫色のはポテトサラダみたいだけど雑貨屋であるようなオーガニックな香りが効いてた。
ほんとは雑穀米が乗るんだけど今日は白米だとかいろんなメニューがもう終わりなことの伝え方が投げるようにぶっきらぼうなのがちょっと気になったけどおいしかったからいいか。
と思ったけどレジで間違った多すぎな金額を請求される。
違うというとお前が間違ってんだろう的な説明を繰り返し、間違いに気づいたようだから怒らずに紳士的に終わろうなんて思ってりゃ詫びる感じも浅く・・
とはいえ、あれ?とか思いつつ適当にいったん払っちゃった自分も馬鹿だと思い腹は立たなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=FV9B2yk8AxM
生涯にわたって書き続けたくさんあるベートーヴェンのピアノソナタのうちなんかこう悟ったかのような境地を見せる最後の3曲は特別なものとしてくくられ聴かれ演奏されてると思う。
その真ん中31番のフーガが頭の中で鳴ることがあったのでまた聴いてみた。
自伝だな・・これ。
嘆きの歌とフーガが交互にでてくるフィナーレ、嘆きの歌というとボロボロでろくなことがなかった悲惨なイメージばかりが浮かぶけれど聞いててそれだけじゃない気がする。
ブ男とか乞食と間違えられたとか言われるベートーヴェンだけど実際かなりモテた人で、身分とか立場があったからあれだけど、いろんなことがあったと思う。
お前らが思う俺の単一的なイメージだけが俺じゃねーんだよわからねーかもしれないけどなという事をうたってる気もする。
フーガは明らかに芸術家としての自分の仕事の象徴であると思う。積み重ね拡大して完成に向かう途中に突然断ち切られてしまいまた嘆きの歌。こんどは歌がつながらずとぎれとぎれで息も絶え絶え・・楽譜に自分で疲れ果て・・みたいなことを書いているらしい。
あのひと芸術家以前のところでもかなりの苦労人で苦悩した人だったしね・・それでもフーガーは再開し見事に完成されてゆく。
そう思うと子供の純粋な心が走ってるような第1楽章や、わらべ歌とも違うけど子供な遊びながら歌う歌のエコーが聞こえる気がするスケルツォも素直に入ってきて・・
それがどうしたってなもんでしょうけどそんなことを考えながらこの曲聴いたよという話です。
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また近所の(別な)おばあちゃんから野菜をもらった。

楽器練習してて昨日までここにあった基本がなくなっておかしなことをやってることに気づく。
新しいことをやろうとするとき余計な所を意識するからなのはわかる。
意識したのはどこかはわかるのだけどもう何が正しかったのかどうすれないいのかわからない。
まずい、あのパターンだ。
こういう時無理に直そうとすると永久に戻らないところへ落ちていくので問答無用的に楽器をしまう。
しばらく時間をおいたところでどうしてもやりたくなってまた楽器を出す・・おかしい・・
とやっていたら気づいた。
口の中を意識したため腹で吹かず口で吹いていた・・腹で吹くことが戻ってくるといろんなものが安定し元通りの・・
こんなだから一向に進まないけどまた明日一からやろう。
と書いてたけど後日また違う要素を発見する。めでたいようで抗すると良くなるなんて意識するとまた変なことをしはじめ・・
まあいいか。
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上に書いたベートーヴェンのソナタ31番、疲れ果てちぎれてボロボロだった人が再び立ち上がって行くところ・・
何も知らず何もわからず聴いてた頃は何でこんな何回も和音連打してんだなんて思ってた。
これすごく大事なことですね。

この記事最初はセルフネグレストとか孤独死とかそういうことを書こうとしてた。
そういうのやめられてよかった。

Tag:ベートーヴェン  Trackback:0 comment:0 

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2022年11月からピアノ習い始めました

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