ひどい事の前には静かないい時間が来る
入院中することもないからテレビをみると戦争系の映画をやっていて、みんな無慈悲に殺されていく展開の直前に置かれた静かでちょっといいシーンが印象的だった。
そういう対比は音楽にもあって表現の基本かもしれないけど、実際世の中悲惨なことと静かでいい時間は隣り合っていたりするものかもしれない。
そんな前置きとつなげるのもどうかと思うけれど私は今破滅もあり得る危機的状況なはずなのになぜか平日に自由な時間を得る。

そしてここは家からはかなり遠いところにあるカフェの前。
嫁さんはいなくて自分一人。
ほかの人は知らないけど私に限ってはこういう店に一人で入っていいような人間じゃないと思ってる。
けど入る。
失敗だのみっともないだのと言われ自分でもそう思い込んで40年余、無駄な限定でどれだけ損してき・・そんなのいいからいつもと違うところで心に休んだと思わせたかった。

2年くらい前に一度来たことがあるこの店、強く印象に残るものがあってまた来たいなんて思ってた。
入ると女性の一人客が二人。机は3つあるので私の場もあったし、とりあえず店主に向かい入れてもらえたらしいことを確認する。
注文時、店主からは不愛想というより私のことが嫌なのか腹を立ててるように見える表情と間合いみたいなのが返ってきた。
きました、宇宙人みたいな不愛想とか言って印象に残ってたけど予想よりすごかった。
この歳になれば悪気があるんじゃなくそういう人だというのもわかるし来たことがあって知ってるから腹も立たない・・ほんとはわかってるはずでもちょっとびっくりはした。
私は子供のころから人に虐げられてきたという意識が強すぎてそういうの過剰に読み取るところがあるんだけど、そういうのは感じなくて。

そして広がりましたよ今日これからの私の世界が。
腹に穴が開いた病人なのでこの前の昼食は少量しか食べてない。腹に痛みはないしここのケーキはそんなにでかさで勝負じゃなかった気がするので巨砲とシナモンのケーキを頼んでみる。
巨砲が生だったらやばいなと思ったけど焼いてあったから。
コーヒー系を飲むとどうも腹が痛む気がしてるのでチャイに豆乳。
シロップは普通のとしょうがのシロップだそうだ。
まずなしで飲んで次に普通のを入れてそのあとしょうがの・・と思ってたけど適当に入れたら逆だった。
まあいいじゃない。
ショウガが引き締めてくれる感じでおいしかった。
ケーキも素朴でおいしい。
なにより、静かでいい時間が流れてることが私にはとてもいいよ。
平日だからかな。

腹の病気のせいもあるし、どこか非日常的な空間でゆっくり休みたいと思ってきたのもあってゆっくり味わう。
一人のお客さんは帰り際店主と長く談笑してた。
店主も不愛想なんかじゃないなくいい感じで
後でレビューを見たら店主が不愛想すぎて不愉快だというのがたくさんあって笑う。

短い時間にも日の位置が動いて窓の雰囲気が変わる・・・そこまで写ってないけど。
特に何を考えるでもない、ゆっくりしてもういいかと思ったところで帰ることにする。
会計時にまたあの不愛想が来てもいいように若干の心構えもしていたけれど、優しいトーンですごく丁寧に送ってくれた。
レビュー絶賛の山なのにひどい店、嫌な店主というのはほかにいくつも知ってる。
それよりこれから嫌ななことがあったらここへ来ようか
かなり遠いけど。
https://www.youtube.com/watch?v=yHy64Bg_hGs
これからとかあったらってもう終わったみたいだけど、まだなんにも解決していないし道筋すらついていない。
またこの先真っ暗闇。
でもせっかく忘れた今は考えない。
周りには葡萄畑が広がって、ブドウのついてるところもあった。
写真でもと思いかけたけどなんだか満足してそのまま帰る。
前日、最悪な状況を保留にしたまま終わっていることに引きずられてこの日もぐだぐだになりかねないところだった。
でもこの前に立ち寄ったところを含めこの日少し穏やかでいい気分になれた。
真っ暗な中にもこんな時間があったという事で。
そういう対比は音楽にもあって表現の基本かもしれないけど、実際世の中悲惨なことと静かでいい時間は隣り合っていたりするものかもしれない。
そんな前置きとつなげるのもどうかと思うけれど私は今破滅もあり得る危機的状況なはずなのになぜか平日に自由な時間を得る。

そしてここは家からはかなり遠いところにあるカフェの前。
嫁さんはいなくて自分一人。
ほかの人は知らないけど私に限ってはこういう店に一人で入っていいような人間じゃないと思ってる。
けど入る。
失敗だのみっともないだのと言われ自分でもそう思い込んで40年余、無駄な限定でどれだけ損してき・・そんなのいいからいつもと違うところで心に休んだと思わせたかった。

2年くらい前に一度来たことがあるこの店、強く印象に残るものがあってまた来たいなんて思ってた。
入ると女性の一人客が二人。机は3つあるので私の場もあったし、とりあえず店主に向かい入れてもらえたらしいことを確認する。
注文時、店主からは不愛想というより私のことが嫌なのか腹を立ててるように見える表情と間合いみたいなのが返ってきた。
きました、宇宙人みたいな不愛想とか言って印象に残ってたけど予想よりすごかった。
この歳になれば悪気があるんじゃなくそういう人だというのもわかるし来たことがあって知ってるから腹も立たない・・ほんとはわかってるはずでもちょっとびっくりはした。
私は子供のころから人に虐げられてきたという意識が強すぎてそういうの過剰に読み取るところがあるんだけど、そういうのは感じなくて。

そして広がりましたよ今日これからの私の世界が。
腹に穴が開いた病人なのでこの前の昼食は少量しか食べてない。腹に痛みはないしここのケーキはそんなにでかさで勝負じゃなかった気がするので巨砲とシナモンのケーキを頼んでみる。
巨砲が生だったらやばいなと思ったけど焼いてあったから。
コーヒー系を飲むとどうも腹が痛む気がしてるのでチャイに豆乳。
シロップは普通のとしょうがのシロップだそうだ。
まずなしで飲んで次に普通のを入れてそのあとしょうがの・・と思ってたけど適当に入れたら逆だった。
まあいいじゃない。
ショウガが引き締めてくれる感じでおいしかった。
ケーキも素朴でおいしい。
なにより、静かでいい時間が流れてることが私にはとてもいいよ。
平日だからかな。

腹の病気のせいもあるし、どこか非日常的な空間でゆっくり休みたいと思ってきたのもあってゆっくり味わう。
一人のお客さんは帰り際店主と長く談笑してた。
店主も不愛想なんかじゃないなくいい感じで
後でレビューを見たら店主が不愛想すぎて不愉快だというのがたくさんあって笑う。

短い時間にも日の位置が動いて窓の雰囲気が変わる・・・そこまで写ってないけど。
特に何を考えるでもない、ゆっくりしてもういいかと思ったところで帰ることにする。
会計時にまたあの不愛想が来てもいいように若干の心構えもしていたけれど、優しいトーンですごく丁寧に送ってくれた。
レビュー絶賛の山なのにひどい店、嫌な店主というのはほかにいくつも知ってる。
それよりこれから嫌ななことがあったらここへ来ようか
かなり遠いけど。
https://www.youtube.com/watch?v=yHy64Bg_hGs
これからとかあったらってもう終わったみたいだけど、まだなんにも解決していないし道筋すらついていない。
またこの先真っ暗闇。
でもせっかく忘れた今は考えない。
周りには葡萄畑が広がって、ブドウのついてるところもあった。
写真でもと思いかけたけどなんだか満足してそのまま帰る。
前日、最悪な状況を保留にしたまま終わっていることに引きずられてこの日もぐだぐだになりかねないところだった。
でもこの前に立ち寄ったところを含めこの日少し穏やかでいい気分になれた。
真っ暗な中にもこんな時間があったという事で。