2021/12/21

境界線を越えたらパリパリだった

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鳥居があるけれど
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お寺なんですという照会文をやたらに読んでから行ったここ
豊川稲荷の名は昔から知ってたけどずっと神社だと思ってた。
うちの近所にもいろいろあるけれど、明治以前はお寺も神社もそんなに明確に分けずに一緒になってそこにあったりしたんだよね。
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お正月には大量の人間が押し寄せるんでしょう、その準備はもうできてる感じ。
いろいろ思うことがあってもいわない。
それより真面目にお祈りして。

中身がなく上手く行くはずもなかった就職活動ごっこの後、もういいやと入ったブラック企業みたいなところで寮生活をしていたのはここからもう少し行った先だった。
年末年始くらいしかなかった休日に偉い人の運転手として駆り出されここへ来るはずだったのだけど、察知して逃げた。
そんな話はいいけど20年以上たってやっと今、来れました。
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写真だとそうは写ってないけどこの狐様が私を見てるような気がしてた。
怖くはなくて写真で見るよりもっとずっと優しいお顔で何か話しかけてもいいのかなくらいの記憶が残ってて
この日天気悪化方向の予報。
広い境内の方々でお祈りして戻ってきたら本堂の上には厚い雲がかかっていた。
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映画で見たような雰囲気の門前町だけど平日なのであんまり人はいないし店も半分くらいしまってた。
うなぎ屋がたくさんあるのには理由があるんだろう。
やってる店に入ると案内の人と奥がひそひそ話した後、少しお待ちいただきますけどいいですか?
ああ嫌なんだなと悟ったけど反射的にはいなんて言っちゃって。言っちゃってからよく見るとまだ何も運ばれてきてないお客が何組もいるのが目に入りやっぱりやめた。
別な通りにあった鰻屋に入ってみれば今度は誰もいない。
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品書きにうなぎ丼とあるのを「うな丼ください」と頼むと
うなぎ丼ですね。
笑顔で静かにだけよく読めよちゃんと言えよというのが伝わってくる気がした。
鰻に関東風関西風というのがあるのは知っていたけどその境界線は天竜川あたりらしく、先ほど渡ってきた。
私の知ってるうなぎは皮までふっくら柔らかいもの。
一口目・・えっ!?あ、皮かぁ・・いまさらな初体験的衝撃が走る。
前の晩にこの辺りのうなぎ屋のレビューを読んでいて関西風とか皮がぱりぱり!みたいな予備知識は入ってたんだけど。
こっちにいた間に何度かうなぎ食った覚えもあるけどいつもひつまぶしだったかな。
後でもう一度店のレビュー読むと慣れ親しんでいる人は皆褒めてて、焼きすぎだとか薄っぺらいとか文句を言ってる人はたぶん関東から来て何も意識せず頼んだ人なのかな。
そもそもレビューなんて何のあてにもならないという話は今はおいといて。
人間、知ってるものが正いと思い込んでいてそれから外れると間違ってると感じちゃうもんだから。
いろんなものが楽しめるようになった方がいいですね。

クラシック音楽って同じ曲でも同じにはならないいろんな人のいろんな演奏を聴いてくものなんだけど、一つの録音ばっかりを馬鹿みたいに聴きこみすぎると頭がそれ以外を拒絶するようになっちゃって他が聴けなくなっちゃったりするのね。
それは大げさに言えば物事のほんの一部を見ただけで何かを知った気になってる馬鹿というかそこまで言わなくても多分損をしているんだけど、わたしはどうも昔からその傾向が強すぎるところがあって。
一番いいのは盤なんか聴いてないで実演行きまくりだと思ってるのにもう3年か4年行ってない。いいけど。
すぐにじゃないけどそれも復活の予定。その前の段取りを踏んでいるところでなかなかすすまないの。

https://www.youtube.com/watch?v=v9zCoKHqXr8
沈める寺。
行ったお寺は沈んでないけど。
昔コンサートに通った名残で今ホールから案内メールが来て、これを弾いてる人のコンサートが本人来日の目途がどうしても立たず中止だそうだ。誰も入れないわけだもんね。
楽しみにしてた人はつらいところでしょうね。
この人がというわけじゃないけど演奏家も人間だからどんどん年を取って今年あったはずのその人がいつまでもあるわけじゃないんだよなまた。

帰り、
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浜名湖を渡る。
一番奥のあのでっかい橋は完成してもう40年くらいだと思う。出来たばかりのころに父親の社員旅行についてゆきあの橋を・・それがどうしたでもないけれど、そういうのって忘れないものなのね。
モモも初めて登った山のそばを数年ぶりに通ったら覚えているらしくあそこに行きたいよーと小さく言ってくれた。
その後もう一度行けて、嫁さんがとってくれた写真を今何度も眺めてる。
最近、いけなくなる前にまたあそこへ・・と思ったんだけどな。
いろんな思い出を、モモさんも時々思い出したりしてくれたかな。

コメント

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unagiさん、こんばんは。
鰻一つにとっても西と東とでは、また地域地域では
食べ方が全く違うもんですね。
関東に長く住んでいる私には結構カルチャーショックです(笑)
鰻、食べてないなぁ(笑)

浜名湖と言えば、まだOL時代だった頃の会社の慰安旅行で
行きました。浜名湖の傍の大きな観光ホテルに泊まったんですが
もうどの辺りだか忘れちゃった(◎_◎;)
観光バスで通った時「デカいなぁ」と驚いたのが印象に残っています。
いつかまた行けるかなぁ。

モモちゃんはきっと思い出していますよ。

これもいい曲ですね♡
沈める寺、だとわたしはどうしても円覚寺(←ローカル)などを思い浮かべてしまいますが、原題はカテドラルなんですね。静める聖堂、だとまったく違う光景が浮かぶのがおもしろい。

人生最初のバッハがカール・リヒター指揮で、当時はそればっかり聴いていたので(CDそれしか持ってなかったから)、違う人の指揮だと違和感ありましたね~。その後いろんなのを聴くようになって、その後リヒターに戻るとやっぱり落ち着くというか・・・最初の、ってインパクト強いんですね。


Re: タイトルなし

godminaさん、こんにちは
鰻、あんなに違うと思ってなかったのでびっくりしました。
いろんなものがあるってことは楽しみが広がるということかもしれませんね。

浜名湖、でっかいですね。
入り組んでもいてなかなかあれは・・忘れちゃいそうですよ。
minaさんのお店も、いろんな人にとってわすれない思い出の場所なんですよねきっと。


どうもありがとうございました。

Re: タイトルなし

はなこさん、こんにちは
いい曲ですね。
放題に寺と付けた人はやるなっという気がします。
円覚寺行きましたよ私も。
寺と聞けば寺ですもんね。

最初の演奏ってホントにやきつきますね。
ひよこが最初にみたものにずーっとくっついていっちゃうのに似てるかもしれません。
なんでも最初って大事なんですね。

どうもありがとうございました。

豊川稲荷は昔よく行きました。
懐かしいです~~
お~うなぎが美味しそうです。
食事したこともあったけど何食べたか覚えていません。

写真を撮ろうと一度キツネの台座に乗ってしまった事があります。
その後、足の骨を折りました。・・罰が当たったんですね。(>_<)

こんにちは、

<物事のほんの一部を知って、何かを知った気になり損をしている>
解ります、私も今までやりがちでしたから。

有名なホール・演奏家・指揮者に拘らず生の音を聴くチャンスを
掴むことって結構大事なのかもしれません、
復活の予定ゆっくりでも前進させてくださいね。

もしかして、
私が美術鑑賞するのと同じで?感性や魂にダイレクトに響きますから。

Re: タイトルなし

☆AMEX☆さん、こんにちは
うなぎも高くなってしまいしたので遠出指摘が大きくなってる時でないと
なかなか入れません。
狐様はひとの念が入っているから触らない方がいいとどこかに書いてありました。
怖いですが、逆にちゃんとすれば守っといただけそうですね。

どうもありがとうございました。

Re: タイトルなし

MINAさん、こんにちは
音楽は楽譜で固定されているようですが、
演奏者も聞き手人間なので同じものが存在し続けるんじゃなくて毎回生まれてるし
生まれるものは同一じゃなくて無限の可能性を持っているというか・・と、
文字にしてしまうと陳腐ですが、
何百年も人が飽きずに愛で続けるものには飽きさせない理由があるんですよね。
せっかくこの世に出てきたんだからあるものをどれだけたくさん楽しんでいけるか
楽しみたいです。

どうもありがとうございました。

懐かしい、郷里が 近くです。訳あって 両親は 豊川稲荷に

行かず 五社稲荷に お参りしていました。一昔前に 父と

寒い中 初詣に行ったことが しみじみ思い出されます。

豊川稲荷には 中年になってから 門をくぐりました。

お狐さん たくさん並んでいると 見られていると感じます。

だから 私は 長居出来ません。

Re: タイトルなし

ぴのさん、こんにちは
そうなんですね。
私は五社神社を知りませんでしたが、今調べて小坂井の地名を見て
昔仕事で行ったなぁと懐かしく思い出しました。
思い出って大事ですよね。
あの狐様は絶対に見ていますよ。
なんか話しかけてきている気もしますが、あんまりわかっちゃうとそれも怖いですよね。

どうもありがとうございました。