人生が終わっちゃう前に あとロシアンティ

昨日の続きですけど今翌日。
ここへ行って触発されたからか今日はかなり久しぶりに専用部屋でじっくり音楽を聴きたいと思った。
音楽を聴いてたというだけで終わっていく自分が嫌で楽器を始めてみたら、音楽ごと嫌いになりそうになってるとかなにやってんだと自分で思うけれど
このお店メニューにはまずバッハブレンドとかショパンブレンドとかが並ぶ。
嫁さんはそれを頼めと騒いでいるけれどでも私は病気以降珈琲にがてになっちゃって
と思っていたらロシアンティーというのをみつける。
ちょうど音楽に興味を持つか持たないかくらいな頃日本でロシアにジャムティーというのがあることを知り、いつか飲みたいと思った。
飲んだのは多分それ~30年以上たってというか2年くらい前でここにも書いたような気がする。
けど気がする程度に忘れちゃうくらい大した印象も残らず。
更にアイスロシアンティーというのを見つけよしこれにしよう。

これがおいしかった。
なんのジャムだろう?
小さな実がいっぱい。
時々ストローの先をふさいで吸っても出てこなくなったりして。
吹いても息が入らない俺の楽器みたいだな

ラズベリーのムースもおいしかったけれど
困るのは、
いや困んなくたっていいんだろうけど私音楽をほんとに真剣に聴くんなら食べ物も飲み物も嫁さんも、マスターも全部消えて音楽だけが・・
でもここでそんなになっちゃったらまずいし飲めないし食べられないのでそうしても聴くが聞くになっちゃうというか
そんなこと言ってないでそこはうまくやれよというところだけど。

そして楽器はどうしても神に見放されたような
お前がちゃんとやんないだけだろと、他人は言うだろう。
経験上これを治すには1か月とか3か月とか全く吹かないところからやり直すというのがあるんだけどでも今までそれで治ったと思った瞬間から崩れてまた元に戻ったからそれじゃだめだし何年あったって進まない。
どっかで単発的なレッスンを受けてみようかなどと考えたりして
こういう書き方をするときは実際にはやらない時だけど。
もうどうしていいかわからない。
わかんないけど神様が辞めるなというからまたあしたもなんだかわけのわかんないままやるけど。
終わり際、息に全くスピードがなくもたもたした息を入れてるせいでいろいろ変になってるのかもしれないと気づく。
じゃあ勢いを付けてみたら何か解決したかと言えばそうでもなかった感じで終わった。
ネット上に手掛かりを求めたら楽器歴30年みたいな人の動画が出てきた。
ものすごいベテランだってところだろうけど多分俺より年下なわけで、ああもう俺そんなところなのかと。
私こんなだからここにも楽器名を書かずに楽器なんて伏せて書いているけれど、
でもマスターにはなんでか正直に楽器やってることを話してみた。
なんでかってクラリネット五重奏曲をかけてくれたからだけど。
一瞬失敗したかなという間があったけれど、でもマスターは何か言うでもなく暖かい反応を返してくれた。
奥さんがいいですね楽器が出来て・・なんていってくれて
いえ全然できるようにならなくて・・
でもだんだんねぇ・・
いえもう何年も・・は言わなかった。
諦めたら終わりだし、
あのお店にも行けないな。