850円と見られてる?

初めて入れたいかにも昭和な喫茶店、以前一度来たけど臨時休業でこの日は入口に貼り紙があってもうすぐ閉店時間。
縁がないなと帰ろうとしたら人が出てきて大丈夫いいですよ
最近疎外感拗らせてるのでありがたいというか申し訳ないというか

安くて肉が散々乗った焼肉定食、デミグラスソースが乗ってるところが喫茶店ぽいかな。
ごはんは少なめなのがまた私にとってはちょうどよくて
いかにも70年代な音楽が流れてるな・・誰これ?・・ちょっとふざけた感じが井上陽水っぽいけどこんな声だったっけ?
そのうち傘がないとか言い出して

窓の外は昔の東海道。写真でしか見たことないけど50年くらい前にはそこを路面電車が走ってたのを知ってる。
なんか読んだらここも常連さんに愛される店らしく、そういう感じの人が一人。
横目に視線以上のものを感じこれなにかしら答えるまで終わらないんだなと思ったので目を向けると、なんだおまえみたいな顔
昔よくあったなこういうの。何か気に入りませんでしたか?
でもそこでそれは終わった。

アイスコーヒーとデザートまで出てきて
最後、お店の人に美味しかったですといったら自然な笑顔を見ることができた気がして
だからいいか
https://www.youtube.com/watch?v=TvQGAleZZxQ
エロイカ変奏曲というのがあることは多分30年くらい前から知ってたのにずっと聴かないままだった。
いいですね。
パッサカリアっぽくはじまり最後に主題前半を使ったフーガがあったりするところにバッハのBWV532を感じるというか手本にしたんじゃないかと思ったりする。
おんなじ主題とコンセプトで別なことをやってる第3交響曲でもそうだけど、パッサカリア的な変奏がいくつか過ぎたなと思ったところでやっと

楽譜にもテーマと書いてあるほんとの主題が出てくるのが新しいというか面白いというか。
自身も指揮者であったマーラーがその主題以前の部分を重く大事そうに演奏する指揮者評してを何もわかってない馬鹿だというようなことを言ってるのをどこかで読んだ
いろんな考え方や演奏があっていいと思う。これじゃない別な超絶有名ピアニストはそこを重く大事そうに弾いてた。
なんでこれを聴いたかというと教本にこれのテーマを使った簡単な練習曲があって弾いているから。
ピアノの先生から次はこの楽譜でやりましょうという連絡が来たので注文した。
古典舞曲集というのでなるほどこれかと思うけれど副題にこどものためピアノ小曲集。
まだレッスンに2回行っただけで至極妥当実年齢がおっさんなこととは全く関係ないのはわかっているはずなのに、でも子供のというのがいちいち引っかかってるあたりに俺はまだまだわかっちゃいないんだなと思う。
ショパンとかベートーヴェンとか言っちゃってまずかったかななんて始まっちゃったけど、でも考えてみればなにがやりたい?ショパン?と言ってくれたのは先生なんだからそんなに自分がおかしいとか恥ずかしいと思わなくていいのか
今気づいたけど私は自分でどう思うかじゃなく人からどう見えるかばかりを気にしてるのかもしれない
あかんわ
こういうのを書いてると、先生にこれ見られたら・・
そういうのももうやめにしたい
いいから練習しよう
今練習したい