鉄道と音楽

上司同行なので写真を撮って遊んでいるわけにいかない。
スマホ見るふりして撮ったこれだけ。
鉄道マニアな人はこれで何線のどの駅かまで判っちゃったりするんでしょう?
写ったこの景色を見たことがあるとかそういう事ではないんです。
ある改造を受けているこの車両
それが電化された駅にいる
バックを貨物列車が通過中
ホーム間に通過線がある・・でも使われてない
架線を吊ってるビームの形状で電化の年代もわかる
こ線橋の・・・
みたいなのを読み取ってそこからまた別な情報を得ようとする。
音楽にも同じ聴き方があると思う・・

出張先ではとてもよくしていただけて大変勉強になりありがたかった。
対策を打っていった心配ごとは無事何も起こらなかった。
対策なんてしなくても何も起こらないに決まってる・・と言えるのは無事に終わったからだ。
自分の体調が悪くでかなりつらかった。もう終わったからいいか。今日は医者へ行ってきた。
そんなことより、自分は旅行が好きなのだということを思い出してしまったかもしれない。
ビジネスホテルの部屋の鍵を開ける瞬間・・
早朝の知らない町をただほっつき歩く・・・
ローカル列車の車窓にみとれる・・
知らない町でたまたまみた誰だか知らない人の人生を想像する・・
変態みたいか・・
上司が調べた乗り換え案内では目的駅のかなり手前の駅から在来線を使うプランが表示されたみたいだ。タイミングとか料金優先で論理的に行くとそうなるんだろう。
のぞみがとまる新幹線の駅が目的地のすぐ近くにあるのにと思ってはいた。
でもその方がおもしろいので黙ってた。
そもそもそういう段取りは部下がするものだと思うんだけど、やりましょうか?なんて言えばそれはそれでまた余計なんだろう。
最近は効率化で田舎のローカル列車も短編成のロングシート車にすし詰めだったりすることもあります・・
今回は転換クロスシート車で1時間・・もっとか・・のんびりできた。
私が子供の頃、その車両が他線区のエースとして投入されたのを本で読んだ。
閑散区に回されて余生を送るその車両におっさんになってやっと乗ることができ感慨深い。
のんびりと見慣れない景色を見ながらぼーっと過ごす時間はよかった。
訳の分からないようなことを書いていますが、鉄道マニアはこれで私が何線のどのあたりでなんという形式の車両に乗ったかを当てられると思う。
こういう目の前に置かれた細かい情報を組み合わせ、別な意味を読み取る・・という点で私は鉄道趣味とクラシック音楽鑑賞は共通しているものを感じます。
子供の頃の鉄道趣味が中学に入り音楽趣味に切り替わっていったのですが、同じ延長にあるような気がしてる。
出張先の修業時間を知らせるチャイムが受けねらいみたいな音楽だった。
チャイムといえばこの曲
ヴィエルヌのウエストミンスターの鐘。
昔、学校のチャイムをウエストミンスターということはこの曲を聴いて知った。
この曲は組曲の一部だったと思う。
でもほかの曲は聞いたことがない。
オルガン交響曲のフィナーレもすごく有名だけど他の楽章はほとんど聞かない。
同じオルガン交響曲のフィナーレというのでヴィドールとヴィエルヌをよく間違える。
いまだにどちらがどの曲か覚えられない。

この人も盲目だったそうです。
点字楽譜というのが昔からあったようで読むほうは問題なかったみたいだ。
作曲したものを書き留めるのはどうしたんだろう?
自分で点字楽譜っていうのを打てるんだろうか?
助手が採譜したのか?
調子が悪かったせいか新幹線車内の冷房が寒くてつらかった。
歳をとったからかもしれない。
今後は着るものも考えないと。
Comment
中央線だ!でしょっ?!
と瞬間思いましたが直ぐに違う事が分かり、早とちりの化身だな自分、と笑いました。
のぞみ。で、橋。
どこだろう。西ですよね。岡山とか?
鉄道とクラッシック、似てますね。
推理する。
想像する。
自分なりにその中に物語を見て、感じて。
旅行先でフラフラする。
建物や住んでいる人のバックグランドを妄想。
変態ですね、私もやります(笑)。
unagiさんの体調、早く整いますように。
suzukiさん、こんにちは
いいですね中央線。前はあんな色一色のが走ってましたよね。
あの橋はもっと西のほうにあって義経の銅像があったりしました。
ふぐじゃなくてふくです・・みたいな。
旅行いいですよね・・
とくに美しい景色・とかじゃなくてもいいんですよ、
何か発見があれば。
鉄道ネタにも切り込めるsuzukiさんもすごいですよね。
ありがとうございました。
はじめまして、ばけぺんと申します。いつも弊ブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。僕もよくこちらを拝見させていただいております。
う~んと考えたのですが、山陽本線でディーゼル車(40?47?)が乗り入れて、橋のそばでのぞみ停車駅がさらに西にあると言うと、岩徳線の櫛ケ浜駅か、山陰本線の幡生駅。コメントから橋は関門橋なので、最初の写真は幡生駅でしょうか?
ぜんぜん見当違いかもしれません(笑)が、僕も先週火曜日に出張で新山口から宇部まで普通列車に乗りました。のんびりしてました。
ばけぺんさん、こんばんは
はじめまして。
以前からブログを楽しませてしませていただいております。
さすがですね、幡生駅 大正解です。
音楽とかオーディオとか鉄道とか論理的思考みたいなものでつながっていると思っていましたが、
まさか、ばけぺんさんからご指摘いただけるとは思いませんでした。
何だか私が大満足でうれしくなってしまいました。
私は水曜に新山口から幡生でした。
帰りは小倉を使いました。
ありがとうございました。
こんばんは。
たくさんヒントがあったので真剣に考えました。正解できて大満足です。
僕も小学校の終わりまで電車好きでした。特に時刻表が好きでしたが、マニアと呼ぶにはだいぶ半端で終わってしまいました。
unagiさんみたいに楽譜から音楽が読み取れると楽しいだろうなあと羨ましいです。マーラーの7番、スケルツォだけを何枚か聴いてみましたが、あれだけ楽譜に指示だらけでも指揮者によって解釈がずいぶん違って面白かったです。
ばけぺんさん、こんばんは
時刻表が好きというのは相当マニアなんじゃないでしょうか・・
私、何のデータも持っていないんですが鉄道好きに始まってーオーディオークラシックという方が実は結構いるんじゃないかと予想しているんですよね。
間違いじゃないのではないかと・・
私は気に入った盤をずっと聴き続けてしまう感じで来てしまったのですが、ばけぺんさんが複数の同曲異盤を聴いていらっしゃる記事を楽しく読んでいます。
同じ曲なのにいろんな世界を見せてくれて、どれが絶対というでもなくいろんな正解があるという・・
鉄道のダイヤみたいなものに自由な解釈というのは許されないと思うんですが、楽譜にはそれがあるというところが面白いですね。
オーディオはどうでしょうか?・・・
ありがとうございました。