手抜き?解釈?

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マーラーの交響曲の第7番にはグロッケンがオクターブでトリルをやるところが何カ所かでてきます。
一人がバチでオクターブのトリルをたたくというのがどうしても想像できない・・たぶん不可能でしょう。
どこかにできる人もいるんだろうけど、そんな曲芸をみて喜ぶとかいう場面じゃないし・・
ラヴェルででてくるあのチェレスタみたいな鍵盤付きグロッケンなら・・でも実演にいったときあんなのあったっけ?

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と言うことでフィナーレの該当個所をみると・・いかにも二人でやってねと言う楽譜・・mit beiden handenは二人でと言う意味?

しかし映像作品みたいなもがたくさんでてくるけど、何でここ大事でしょってところが映っていないんだろう?
指揮者の表情が重要な部分ってのもあるけど、ここそれじゃないでしょってとこでもおやじが映っていて・・・
でブーレーズが指揮している映像をみると二人どころかグロッケンを2台置いてやっているのがしっかり映っています・・


へーこれ面白いよね!

もう一つハイティンクの古い映像ががあったんだけど・・・
記事上げる前に削除されちゃってみられなくなってしまいました。
一人でやっているところが映っていたんですよね。
たぶんトリルはやってなくてオクターブのトレモロで・・聴いていて違和感は感じなかった・・
楽譜通りではない訳ですが・・・これは手抜きと言うでしょうか?こういう解釈といえるでしょうか・・
よく、そういう風に聞こえればいいんだよ!と演奏者はいいます。
でもマーラーは目で聴く作曲家ですもんね。

1楽章にもあります。
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ここは二人でと言う楽譜になっておらず、ふつうに書いてあります。
ちがうか、5線は一段だけど縦の棒でつながってないところが二人でやってよという意味なのかな・・よく見ると休符も2パート分書いてあるのか・・
それじゃ一人でやってる演奏は楽譜通りじゃないってことなんじゃ?

ハイティンクのはやっぱり一人・・・って消えちゃってみれません。
ブーレーズのは映ってなくて解らない・・

マーラーが鍵盤付きグロッケンを知ったらやっぱりそれ相当の何かを書いたかな?
考えたってしょうがないか。

この曲、マーラーが自分で振ることのできた最後の曲ですね。
調べないで適当な記憶で書きますが、コンセルトヘボウだったっけ?
同じシリーズで何夜か降ってそれで終わりだったと思う。

この曲相当な自信作だったらしいし、突然の感染症による死がなければ何度も取り上げたでしょう。
このグロッケンみたいなところに対する具体的な解決策もスコア上に明確化されたと思う。
さらに、作者の期待とは裏腹に長年駄作扱いされてしまったこの曲の未来も違ったんじゃないかという気もします。
考えたって仕方がないことではありますが、
マーラーが好きだと思うとそんなこと言ってみたくなりますよね・・











Tag:マーラー交響曲第7番  Trackback:0 comment:2 

Comment

yokoblueplanet URL|面白い考察!
#- 2017.08.22 Tue19:33
こんばんは。
読んでいてちょっとワクワクするスリル感がありますね!
unagi URL|Re: 面白い考察!
#- 2017.08.22 Tue23:22
yokoblueplanetさん、こんばんは
わーありがとうございます。
励みになります。
またよろしくお願いします。
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