田園

趣味で野菜を作っておられる方がいて、苦労もあるんだろうけど、楽しそうですね。
最後に美味しいもの食べれるっていうのがまたいいよなー
うちの向かいもおばあちゃんの趣味の畑です。
宅地として造成されたところに・・元々の地主さんなんだっけ・・その向こうには住宅。
向こうの家の人がこちらへ用があるとき、まともな道から来るとかなり大回りになってしまうため、畑の中を歩いてショートカットしてきます。
自治会のゴミ置き場掃除当番札みたいなの、つぎの家が空き家になったので向こうの家に置きに・・あっ雨だ・・
急ごうと畑の中に踏み出して気づいた・・俺ここ通るの初めてだ。
40年近く、自分は入ってはいけないのだと思って入ったことがなかった・・
この一歩は小さな一歩だが人類ににとっては・・みたいな・・
この畑の主のおばあちゃんは結構ご高齢だと思うんだけど毎日畑の世話をしにくる。
それはいいんだけど、最近強風で警報がでてるような日にたき火するんですよね。
火の粉とんでんの。
でまた火をちゃんと消さずに帰っちゃうんだよね・・風にあおられて火が吹き返してんの。
畑というか・・
今の自分の気分からすると、もう少しテンポ速くてもいいかなぁ・・
これがしっくりくる日もあるんだろう。
いっぱい貼ったってしょうがないけどね。
いい曲だよねぇ・・
田園ていうタイトルは作曲者じゃなくて出版屋がつけたんでしょう?
どの解説にもそればっかり書いてありますよね。
ベートーベンって頑固偏屈親父みたいなのにこんな世界も持ってるんだよね。
うちの向かいの畑はこんなに美しくないけどね・・・

ベートーベンの自筆譜って、ごちゃごちゃ書きなぐってて判別不能というイメージがあるけど、この余裕を持った楽譜の風景は作者の心も現れたまさに田園でしょう?

第2主題を支える麦のざわめきみたいなのは略記・・そりゃそうだ書くのめんどくさそうだもん。
自筆譜でこういう×で撤回してある箇所はとても興味深いよね・・それよりいいと思った今がある・・今の理由というか・・・

2番括弧、嵐の予感・・

再現部、このオクターブを1拍ずらすのは嵐の後の心の余裕みたいで聴いてて豊かな気持ちになりますよね。

1楽章終結部、2小節くらい消した案がある・・
今みたいにかわいく終わるんじゃなくて、上品に消えていく案を一瞬は考えてた・・・
中学生のころこの曲を練習してるようなことを言っている女の子がいた。
でも気の強そうな自称「ピアノは私が一番うまいのよ」みたいな子と親友でその子に遠慮してるようだった。
一度も聴いたことなかったけど、なんで聴かせてって言えなかったのかなぁ・・・
そりゃ言えないよなぁ・・
もう会う事もないんだろうけど、どこかでもう一度会ってみたいなぁ。
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