Agnus Dei

この人生のこれからさきになにがあるのか、
知らないほうがいいと思う。
どうか、私を導いてください。
自分で歩きますから。
バーバーの弦楽のためのアダージョという曲があります。
オリジナルは弦楽四重奏曲の第2楽章だそうで、一度だけ聞いたことがあります。
和音感覚を含め聴いて印象的なので映画その他に乱用・・・ちがうか使われて有名です。
このYouTubeは誰の演奏かわかりませんが、
うちにはバーンスタインがニューヨークフィルを指揮したCDがあった。
こういうのをやると誰の曲でもマーラーみたいになっちゃうバーンスタイン・・
やっぱりちょっとそんな感じがした。
もしマーラーがこの曲をふったら、バーンスタインとは全然違う感じでやったんじゃないかと思ったりもする。
それより作者が合唱曲に編曲したAgnus Deiというこの音楽は何だろう。
昨日の夜から気持ちが落ちているのだけど、これを何度も何度も聴きました。
こういう合唱の響きって、嫌いな人は大嫌いでしょう?
舌打ちしながら早く止めろ!とかいうんでしょうね。
何をどう感じるか、人それぞれだもんね。
私も流行りの音楽や、人の楽しそうな声を聞くとその場から逃げ出したくなるようなことがあります。
それはまた別問題か。
大袈裟なことを書いてみたけれど、寒いのと雨が続いているからそう思うだけかもしれません。
ちょっと弱気になっただけだ。
紅葉でも見に行けば気が晴れるかと思っていたんだけど、今週末も雨ですね。
本当は別な記事を書いてあったんだけど、あまりにも気分が違いすぎるのでこれを書きました。
Comment
こんばんは。
バーバーのアダージョ、少し前にうちでもアップしたんですが、弦楽演奏だけだったので、合唱バージョンを聴いて、とても印象に残りました。
これは何度も聴きたくなりますね。
ブックマークしました。
ご紹介ありがとうございました。
ナカリママさん、こんばんは
この曲を聴いているとどこかへ連れて行かれちゃうような気がします。
既存の売れた器楽曲に歌詞を載せて・・みたいなのはなんというか便乗商売みたいで期待なのですが、
これはなんかそういう話じゃなくてとにかく衝撃的でした。
ありがとうございます。
こんにちは。
バーバーのアダージョが合唱曲になっているとは知りませんでした。
美しいですね~。
バーバーの声楽曲といえば、「ノックスヴィル 1915年の夏」が有名ですが、
このAgnus Deiもとってもいいですね。
東京カルテットが、作品11として、全曲演奏するCDが手元にあります。
MP3に変換したものを、一昨日も聴いておりました。
この第二楽章だけが独り歩きして、バーバーの「一発屋」と云うイメージが出来上がってしまいました。
私も初めてこの「弦楽のためのアダージョ」を聴いたのは、イ・ムジチが演奏する「リュートのための古代舞曲とアリア」に同梱されていたレコードでした。
今やマラ5のアダージェットと対を成す程の葬祭音楽として定着してしまった事を作曲家自身困っていたようです。
木曽のあばら屋さん、こんばんは
Agnus Dei、私も合唱曲になっているとは思いませんでした。
どうせ色物だろなんて思って聴いてみたら衝撃を受けました。
これが本命じゃないかと・・
「ノックスヴィル 1915年の夏」は知らなかったのですが聴いてみました。
初めてなのであれですが、一曲目が印象的でした。
ありがとうございました。
MKさん、こんばんは。
弦楽四重奏曲のCDは持っていないのですがYoutubeで聴いてみるとこれもいいですね。
もっとこちらも聞かれていいんだと思いますよね。
作者の気持ちも何となくわかる気がします。
売れればいいというものではないんですよね。
ありがとうございました。