雨音とピアノ

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起きたら雨の音。
台風が来るというから早めに投票に行ってきた。
窓から見える雨の向こうの柿の樹。
柿泥棒を目撃したこともあります。

ショパンのハ短調のポロネーズを聴く。


なんとなく嵐の中で聴く音楽は・・と考えたら頭の中でこれが鳴ったので・・
ずっと左手がオクターブで厳しいことを言うんだけど、途中一瞬変ホ長調に降りるんだよね。
そこがあるからこの人ほんとはあったかい人なんじゃない見たいな・・


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自筆譜があった。
始め、ほぼ同じことを繰り返すのでリピートかと思っていた・・・ら違うんだね。
最初はそっと歌い、2度目は f なんだ・・・ずっとちゃんと聞けてなかった・・
こういうのこうやって略記するんだね。
しかしこの曲もなんだか救いのない感じが悲しいなぁ・・

ピアオソロの録音も盤によっていろんなコンセプトを感じます。
ステージがあって、その中央にピアノ・・というのもあると思うけれど、今日聴いたルービンシュタインの録音はスピーカーの後ろに蓋を空けたグランドピアノが横たわっているという感じ。
ルービンシュタインは時々鍵盤に爪が当たるのか、曲によっては左奥から爪のカチャカチャいう音が聞こえることがります。
そこにルービンシュタインがいて、今部屋の中でピアノを弾いてくれていると感じる・・

オーケストラ音楽を聴くときにはその世界の中に入り込もうとするので、一切の外界ノイズが音楽をじゃまする敵となります。
雨の音、鳥の鳴き声、飛行機の音・・この世界の中でそういうものは聞こえてはいけないという事になっていて、聞こえれば世界をぶち壊されてしらける・・

でも、このピアノを聴いているとき、ふっと雨音が聞こえたけれど気にならなかった。
ピアノは今、目の前にありそこで音楽を聴かせてくれている。雨が降る中この部屋に来てくれて・・
だから部屋の外で雨音がすることに何の矛盾もない。
ピアノって元々こういう面も持った楽器なんだよね。


Tag:ショパン  Trackback:0 comment:0 

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